はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

ホシガラス北印旛沼へ行く

2010-12-30 14:23:04 | Weblog
 12月27日  晴れて日中は暖かく気楽に考えれば幸せです。

 出歩いているので今年はまだ年賀葉書の印刷もしていません。その前に吹き矢の
連絡事項と連絡網を22日に休まれた方に送らなければならず急遽発送します。
 町へ出て買い物をしてから、いよいよ年賀状の作成に取りかかります。

 今年は4月に出掛けた立山室堂平のライチョウとカヤクグリを写真にしました。
 4種選び250枚を作成しました。後は宛名と添え書きです。29日にします。

 12月28日  朝は大分冷え込みましたが日中は暖かく汗ばむ程でした。

 5時に起きて6時半出発です。横須賀線で成田まで行き、成田から成田線で
二つめの駅で降りてタクシーで現場へ向かいます。家を出てから約4時間近い
道程です。
 それでも厭わず、たった一羽のサバクヒタキを見に行くのが鳥見魂でしょうか。

 サバクヒタキは1995年1月に荒川土手で初めて見て以来、翌年の4月にも
能登沖の舳倉島で見て以来です。14年ぶりのご対面で胸が躍ります。

 現場に着くと直ぐに居ました。然し、逆光ですが折角なので写します。









 これまでは総て逆光の撮影です。チュウヒが飛んで来ました。





 チュウヒの飛来を機に順光の場所に移動しました。





 小さな低いチリチリと言うような声で控え目に啼きます。



 後ろ向きになるとヒタキ類特有の格好になります。



 サバクヒタキは体長約15Cmで、雀より少し大きめです。我が国には迷鳥として
稀に荒れ地に飛来します。今日も乾いた土の山を中心に飛び回っていました。
 正に名前の通り砂漠好みです。

 傍をセグロセキレイとハクセキレイが争っています。



 たった一羽の鳥なので一時間も眺めていると、その総てが判った気持ちで移動
します。
 印旛沼の北部なので、水面が拡がっています。カンムリカイツブリが浮いて
いました。



 木の枝にカシラダカが止まっています。



 きらきらと光る湖面には多くの鴨達に混じってミコアイサも見えました。



 空には魚を狙ってミサゴが飛んでいました。





 再びカンムリカイツブリが現れました。優美な姿です。



 初見では無いまでも久しぶりの珍鳥に満足して4時間程の滞在でしたが満足して
15過ぎの電車で成田へ向かい帰路に就きました。
 4時間をかけて18時半過ぎに帰宅しました。佳い一日でした。

 12月29日  昨日に続き晴天です。

 午前中に年賀状の宛名書きと添え書きを終えて郵便局へ投函してやれやれです。
 遅い投函なので或いは元旦に配達されないかも知れませんが三が日には届く事と
思い若干の失礼はご寛容して頂きます。

 帰りに正月用品を買って帰り、曲がりなりにも門松を立て仏前にお供えをして
正月を迎える形だけは出来ました。

 後は四角い部屋を丸く掃く程度の掃除をして大晦日を迎えるだけになりました。



 

ホシガラスの酒匂川定例探鳥会

2010-12-30 12:53:08 | Weblog
 12月26日  快晴の下、15名の参加でホシガラス自身100回を超える
マイフィールド探鳥会が始まりました。

 富士山の頂きは雲に覆われています。午後から風が出そうですが今の処、小春日和です。



 河川敷は相変わらず9月の台風で荒らされた儘です。葦原はすっかりとなぎ倒されて
います。キジの♂二羽が先月同様ちらりと現れ直ぐに僅かに残された葦の中に隠れた儘
出て来ません。

 モズの♀が杭の上に止まっています。



 東海道線の線路下を潜るとカワアイサ♀二羽が見られました。羽ばたいています。





 ダム湖ではゴイサギが気持ち良さそうに眠っています。



 ヨシガモも折角の綺麗な羽を見せることもなく一心に眠っています。



 河川敷の枯れ枝にジョウビタキの♀が休んでいます。



 鳥影も少ないので少し早めに休憩場所にしている勝福寺に着きました。昼食にします。
 飯泉橋の上流にカワアイサ11羽の群れが泳いでいます。♂は2羽ぐらいです。



 100mが限度で更に上流の方へ飛んで行ってしまいました。後は鴎達が群れて
いるだけです。警戒心の強いことに改めて感心しますが残念です。



 荒れた釣り堀には釣り人も疎らでカイツブリが泳いでいました。



 上流からの土砂が堆積してダム湖の水深は大部分が10Cm位になっているので
藻が育たず鴨の餌が無いので嘗ては水面を覆っていた鴨が今では一部分にぱらぱらと
見えるだけです。鴎が中洲に群れています。



 鴎はウミネコ、ユリカモメ、セグロカモメが大半で稀にオオセグロカモメが見え
ます。



 嘴の赤黒いのがウミネコで、小さくて目の回りに黒いシミが見えるのがユリカモメ
翼が黒いか灰色で嘴に黄色い点が見えればセグロカモメです。
 ここには稀にカモメやシロカモメが見られますが、ゆっくりと腰を据えて見ないと
発見出来ません。

 岸にはイカルチドリ(体長22Cm)がちらりと見えます。



 河口付近でヒドリガモの群れに会いました。やっと酒匂川らしくなって来ました。



 そして珍しくも有りませんがカルガモの群れです。



 このカルガモと一緒にトモエガモが一羽入っています。見過ごす所でした。
 目の良い参加者が教えて呉れました。目の良い事が羨ましくなります。
 80歳を超すと、めっきり視力が落ちて来ましたが耳はまだ、良く聞こえますので
まだ当分は鳥見が出来そうです。それはさておきトモエガモです。
 ここでは私の記録では17年前の1993年12月に見て以来です。



 カルガモをお供に連れて悠然と泳いでいます。





 暫しトモエガモに視線を集中しました。そして転ずると今度はハシビロガモです。





 最後に中洲へ上がったトモエガモを見て鳥見が終わりました。鳥合わせをすると
56種で先月を2種上回りました。



 9時から14時40分まで5時間40分の探鳥会でしたが、鳥が少ない少ないと
愚痴った割には最後のトモエガモで全員慰められました。発見者に拍手です。

 

ホシガラス秦野丘陵を歩く

2010-12-30 09:16:07 | Weblog
 12月24日  昨日に続いての晴天です。

 秦野丘陵の弘法山公園の権現山(243.5m)へ行きました。
 風も無く快晴です。JR平塚駅に集合して秦野行きのバスで約30分乗ります。
 室川橋で下車して歩きました。

 空には鴉にモビングされている鷹がいます。鴉より小さいのでハイタカと判定しました。
 オオタカとハイタカは単独で空高く飛んでいると、なかなか判定が難しいのですが傍に
比較する対象が有ると楽です。

 鴉の56Cmに対してオオタカは♂50Cm,♀57Cmと、ほぼ同じ大きさですが、
ハイタカは♂32Cm.♀39Cmと小型です。単独での判定は胸が赤ければハイタカに
なりますが、光線の具合や高度によっては双眼鏡でも難しくなります。

 最初は平坦な道を歩きますが徐々に登りになります。我々の山散歩はひたすら登るので
無く鳥を探しながら極端には1Kmを1時間のペースで歩くので楽です。

 丹沢山塊の大山が見えます。3回登っているので身近に感じ親しみが湧きます。



 近くの畑にツグミが姿勢良く胸を張って立っていました。



 最前より少し高い場所からの大山です。



 権現山の頂上で昼食休憩となりました。近くにバードサンクチュアリが有り一人の
カメラマンが覗き窓から鳥の来るのを待っていましたが聞くと、シメが一回水場に来た
だけですとの事でした。休憩後、243.5mから下山します。

 日溜まりに蝋梅が咲いており仄かな香りが漂っていました。



 鳥も時折現れますが、枝の中だったり高い空だったりで撮れません。
 残った紅葉が逆光に映えています。





 斜面には住宅がびっしりと建っています。下りは佳いけれども登りは大変と思います。
 若いうちは、こんな坂と思って住み着いたのでしょうが年取ると共に苦痛になって来る
のでは無いでしょうか。棲めば都も考え物です。余計な心配をしました。

 オナガが群れて飛んで来ました。少しもじっとしていません。やっと捕らせて呉れま
した。





 空にはノスリが舞っていますが遠くてこんな有様です。
 今日は山歩きなので小型のカメラにしたので余計不利です。



 手前の線は電線です。



 14時15分にバス停に着き、24分にバスが来る予定になっていましたが25分
遅れて来ました。平塚から秦野折り返しで平塚市街を抜けるのに渋滞で時間がかかった
とのことでした。帰りは40分近くかかりました。矢張り年末です。皆さん忙しいよう
です。我々は鳥を探してのんびりと幸せです。

 駅ビルのレストランで軽く忘年会をして別れました。

 12月25日  晴れですが風が強くなりました。

 22日から3日間出ていたので今日は専ら雑用の整理です。それでも就寝は23時に
なりました。明日は酒匂川の定例探鳥です。準備をして早々に寝ます。




 


ホシガラス葉山海岸を歩く

2010-12-29 21:41:39 | Weblog
 12月23日  快晴です。

 毎月最終日曜日に開催される探鳥会が今月は年末でもあるので天皇誕生日
の休日になりました。

 良く晴れて集合地の横須賀市長者が崎は個人の所有地とのことです。それでも崖ばかり
で家も建てられません。景観だけです。



 崖斜面の枝でミサゴが大きな魚を朝食にしていました。
 


 岩場ではアオサギが、のんびりと日向ぼっこです。



 ミサゴの朝食は、まだ続いています。大分な大物です。30分はかかっています。



 伊豆の山々の向こうに富士山がくっきりと浮かびます。富士山はどこから見ても
美しい山です。太宰治が富士が美しいのは周りに高い山が無いからだと作品、富嶽百景
で述べていますが、そうかも知れません。



 大島は霞んで見えます。



 太宰治が、そうは言っても矢張り何回見ても飽きません。所変えて見れば新しい
美しさが現れます。



 長者が崎は一本で無く、途中で切れています。活断層で割れたようです。



 葉山御用邸の海岸を歩き少し内陸に入りますと、栴檀の実を食べにムクドリ
が来ていました。



 黄色い菊には黄蝶がとまっていました。



 葉山海岸では岩の上にシノリガモの♀若鳥が暖かい湘南の冬日を浴びて休んでいます。
 雄は目の後ろの白い斑点の更に奧の右下に縦型の白い線が有りますが雌には有りません。





 岩の上が飽きたのか、やがて泳ぎだしました。シノリガモは冬鳥で関東では
稀に見られます。体長43Cmで歌舞伎俳優のような隈取りがあります。



 遠くの岩には全身真っ黒なクロサギ(体長62Cm)もいます



 ウミウが翼を乾かしています。ウミウは尾の脂が少ないので翼を乾かさないと
飛べなくなりますので、こうして時々乾かしています。



 日射しが強く歩いていると汗が出ます。逗子の森戸海岸へ向かいます。
 町並みに面白い郵便ポストが有りました。塀の中に嵌めこまれた形ですが立派に
正式のポストです。



 森戸神社近くのファミレスで簡単な忘年会をして別れました。今日見られた鳥は
特に珍しい種はなく29種でした。

 家の近くの商店街が冬まつりをしていました。知人が主催しているので挨拶に寄り
帰ると鹿児島の知人から心尽くしの年末用品がごっそりと送られて来ました。
 毎年の事で何時も感謝感激です。佳き知人が居て幸せをひとしお感じます。

 さー今年も後、一週間です。やらなければならない事、山積でうろうろします。

 




ホシガラスのお勉強

2010-12-29 17:35:47 | Weblog
 12月20日  午前中曇っていましたが次第に晴れて来ました。

 久しぶりにゆつくりと7時の起床です。 午前中は堪りに堪った雑用の整理に終わり
ました。

 81歳にもなると、それでなくても小さい脳内の抽出が一杯になり知識の入る余地が
無くなります。無理に詰め込もうとすると眠くなって来ます。

 今日は平家物語の講座です。夕方出掛けます。
 頼朝は後白河法皇に国内に守護地頭制度を確立する事を進言するのに直接は申し入れ
出来ませんので吉田大納言経房郷を通して奏聞しました。
 この吉田大納言は平家全盛の時も源氏に世の中が変わっても、どちらにも組みせず
絶えず中立の立場を取っていました。生来利発な人で12歳で父を失いましたものの
宮廷に仕えて次第に昇進し遂には大納言の位にまで登り詰めた程の人です。

 この頃の平家物語には、既に義経の記載はどこにも見当たりません。義経は吉野で
この物語からは消えています。他の義経記(ぎけいき)にその後の経緯が記されてい
るとの事ですが浅学のホシガラスは読んでおりません。

 国内に守護地頭職を設けた事は頼朝の数少ない功績の一つとなっています。
 これによって租税の徴収制度が確立し公平さが出てきました。当時の租税専ら米に
よっていましたが地域によって凄く適当になっていたようです。

 12月21日  曇りですが暖かく夕方から雨になりました。

 今年最後の体操教室になりました。講師がクリスマス間近なので、それようにダンス
を体操に取り入れますが、申し訳有りませんがどうも男性は苦手です。この先生はダン
スが好きで後半には必ず踊りを入れた体操になります。好きなだけに先生のは結構、様に
なっています。女性は楽しく踊っていますが男性は参加者15名なので後ろの方で適当に
お茶を濁して終わりの時間を待ちます。

 夜は日本書紀の講座です。物部氏が蘇我氏に滅ぼされましたが物部の側近に捕鳥部万
(ととりべのよろず)と言う人がいました。彼は物部滅亡後も100人ほどの部下を率
いて山に隠れました。今や朝敵扱いで、やがて見つかり防戦しますが何しろ多勢に無勢
で遂に自害します。その死骸に彼の愛犬が付き添い、やがて万の頭を銜えて墓に埋め、、
その傍で犬は飢え死にします。このことを河内の国司が朝廷に届け出ると、これまで
朝敵扱いで冷遇していたのに急に厚遇する所謂、朝令暮改の最たる政治は昔から行われ
ていたようです。
 日本書紀に余り大事でも無いような事実が突如として現れたのは何故なのか不思議に
思いますが、作者の朝廷に対する皮肉が有るのかも知れません。

 講座が終わって外に出ると雨になっていました。それも吹き降りでした。

 12月22日  夜来の雨が上がって暖かく晴れました。

 今年最後の吹き矢の日です。女性12名、男性13名と指導員さんで26名の参加
です。年末なので恐らく少ない参加と思っていましたが盛会です。

 月例の記録会も和やかに賞品も盛り沢山?に奮発しました。

 終わってから有志で近くのファミレスで、これ又和やかに食事会となりました。
 これで来年1月12日まで3週間のお別れです。

 友人の誕生日祝いに横浜へ出掛けます。まずは横浜美術館で、ドガ展を見学します。
 有名な、踊り子 の前は流石に渋滞です。実物は小さな絵です。配色は流石です。
 パリなら写真OKですが、日本では貴重品扱いで拝借物だけに慎重です。
 全部で200点近い作品が展示されていました。

 館外は既に夜の帷が降りていました。



 みなとみらい のコスモワールドの観覧車は17時27分を指しています。



 私たちも観覧車に乗りました。一般車は10分待ちでシースルークルマは45分待ち
でした。シースルー車は数が少ないようです。勿論、一般車に乗りました。
 夜景は素晴らしい事です。ランドマークが近くに見えます。



 コスモワールドのお化け屋敷が有るイヴェント館が並んでいます。



 帆船の日本丸も見えました。



 観覧車の高さは110mとの事で、最高点では足下が震えます。隣がシースルー車で
女子高校生が4人ほど乗っているらしく足下が見えるのでキャーキャー言って怖がって
いました。
 ここのジェットコースターは、凄い急降下でプールの中へ入って行くので、ここでも
絶叫です。年寄りには向いていないようです。心臓に悪そうです。

 最後は中華街で四川料理と行きましたが日本人向けなのか余り辛くなく少し不満でし
たが、佳い誕生日祝いとなりました。