はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

暑さ寒さも彼岸まで。

2008-09-29 17:49:50 | Weblog


 暑い暑いと言っていましたが、彼岸になると流石に秋です。
 所々に曼珠沙華が燃えるような花を忽然と咲かせて秋の到来
を告げています。

 24日  気持ちの良い朝を迎えました。暑からず寒からずの
一番佳い季節です。

 知人が所属している写真グループが開催している、湘南の歳時記
をテーマにした写真展を見学に行きました。

 湘南と言うと海を連想するので、知人は湘南の火祭りをテーマ
にして曽我、鎌倉の火祭りの写真3点を展示していました。
 何時も立派な作品を発表している方なので、今回も素敵な作品
でしたが、ここでは残念ながら掲載出来ません。勿論フィルムに
よる写真です。



 25日  佐渡島のゲージの中で飼育されていたトキ10羽が
放鳥されました。

 これまで人工的にゲージの中で生活していたトキが野生で生き
て行く事は大変なことです。

 島内の道路建設が伸びて、自動車も多くなり、田畑が減少して
いる現在、残された自然の中でこれから自分で採餌して生きて行
かなければならない事は大きな苦労が伴います。

 無事に生きて来春、繁殖に成功する事を祈らずにはいられません。

 静かに見守って行きたいと思います。

 佐渡島も安易にトキを観光資源に利用して貰いたくないものです。

 26日  年一回の定期健康診断に行きました。
 結果は一ヶ月後とのことですが、今回も恐らく無事だと思います。

 最近は行政のサービス低下で、以前ほど詳しく調べません。
 検尿、採血、心電図、X線、問診だけになり、眼底検査、胃の
X線は別になりました。
 最近、目は人並みに悪くなりました。加齢なので仕方ありません。

 27日  4時に起きて勤めていた会社の社有林のボランティア
植林に参加しました。

 銀座の本社前6時50分は、とても無理と思って新横浜7時40分
で出掛けましたが、早過ぎて一時間前に着いてしまいました。
 これなら本社前でも楽々間に合いました。

 バスは総勢30名ほどで、現地の工場から20人参加して約50名
で富士山の山梨県側の朝霧高原にある朝霧山林216ヘクタールの、極々
一部に昨年植栽した杉の手入れです。

 ままごとのような植林ですが、皆さん一生懸命に作業しました。

 昨年植栽地の下草刈りです。



 活着が悪く枯れた箇所には補植し、近くの大きくなった木は
枝落としをしました。作業をしていると曇り空の上、標高800m
の高原でも軽く汗が出ました。

 草刈り後は綺麗になりました。



 お昼は30Cm四方もある大きなお弁当が出ました。
 刺身、豚カツ、鰻、煮付けが入って豪華ですが、高齢者には
少し多すぎました。

 午後は林内の樅の造林地を見学して14時半頃、現地を後に
帰途に就きました。

 樅の造林地です。



 会社は国内に大阪府に匹敵する19万ヘクタールの森林を保有し
海外にも現在18万ヘクタールの造林地を持って資源確保に努力して
いるとの事でした。

 私も在職中は、その一助を担って来ましたので森林を見ると
親しみを感じます。

 28日  少しは晴れるかと思っていましたが、曇りでした。

 7、8月と暑いので中断していました酒匂川の定例探鳥を
再会しました。

 曇り空のせいか参加者も9名と少なく、また例年以上の
暑さの為、この時期になっても鳥の姿は少なく一寸拍子
抜けの感でした。

 土手に昇ると曇り空の下に矢倉岳が黒く見えましたが富士山
は雲の中でした。

 鴨宮駅を降りて川に向かう途中で3羽のサシバを見つけました。

 ここでは始めて見た事になりましたが、今まで気付かなかった
だけかも知れません。

 矢倉岳は、サシバの渡りを観察するポイントなので、酒匂川
上空に飛んでいても当然です。

 新幹線の鉄橋越しに矢倉岳です。



 モズが啼いていました。





 まだアオジは早く、鴨類もごく僅かでした。
 例年なら早いヒドリガモも2~3羽の状況です。

 仕方無いのでゴイサギの成鳥とホシゴイと言われる若鳥を
写しました。ゴイサギの成鳥は羽繕いでもした後なのか、嘴に
羽を銜えていました。それを若いホシゴイが興味深そうに眺め
ていました。餌かと勘違いして欲しそうに眺めていました。





 川の水を引き込んだ釣り堀に、ほていそうが繁茂して花を
咲かせていました。



 ダイサギ、チュウサギ、コサギと勢揃いです。



 右の3羽はコサギ(体長61Cm 足先に黄色い靴下を履いて
いるのが特徴です。嘴は通年黒です)

 その左がチュウサギ(体長69Cm 脚は通年黒色で嘴が
夏は黒、冬になると黄色くて尖端が少し黒ずんでいます。
 関東では夏にしか見られません)この鳥はぼつぼつ南へ
帰ります。

 更に左がダイサギ(体長80~104Cm 脚は通年黒色
嘴が夏は黒で目元から嘴の付け根にかけて淡いブルーが走り、
冬になると黄色くなります。チュウサギより長い嘴をしてい
ます)

 対岸にキジの♂が出て来ました。この時期では啼かないの
で、出て来ないと存在が判りません。



 一日中、曇りでしたが雨が落ちないだけ幸運と思いました。

 河口へ出ると魚群が集まっているのか無数のオオミズナギドリ
が沖に群れていました。

 最後にイソシギがサーヴィスして呉れました。



 少ない少ないと言いながらも纏めて見ると不明のワシタカ類、
カワラバト(ドバト)を含めて40種になりました。

 この時期としては標準の数ですが、個体数は何れも少ない日
でした。少しだけ満足して帰りました。

 29日  9月も後一日になりました。めっきり涼しくと
言うよりは寒いくらいの雨降り日です。

 こうなると勝手なもので暑かった夏が恋しくなります。

 市の講座で、医薬品の正しい使い方 を受講しました。

 20年ほど前までは患者の上に医者が居て、医者は偉い人
になっていましたが、発想の転換で患者の下に医者が居て
医者を薬剤師と看護師がサポートするようになったとのことです。

 その為、40歳より下の医者はそのように教育されたので今は
患者本位で治療に従事しているが、年配の医者は今でも自分本位
で患者を診るきらいがあるようです。

 サブリメント、健康食品はあくまでも薬では無いので説明書を
信用して自己判断で使用してはいけませんとのことです。

 また医薬品には主作用と副作用があるので、使用に当たっては
副作用のことを医者や薬剤師に相談して服用するべきと言われま
した。

 最近の薬はアルミシートと透明なプラスチックで包装されて
いますが、出始めの頃はこれをこの儘、服んだ人が全国で900
件近い信じられないような事例があったとの事でした。

 数種の薬を一度に服む場合は医師なり薬剤師に相談してから
服むようにして下さいと言っていました。
 薬の相互作用が恐ろしいようです。

 市の講座は秋、冬、春に開催されて何時も有益な話が聴けますが
最近は応募者が多くて抽選になりました。

 今日はこれまで。またまた纏め書きです。






スポーツ吹き矢 第六回湘南オープン大会

2008-09-24 16:23:42 | Weblog


 23日お彼岸の中日は快晴でした。その上湿度が低いので気持ち
の良い朝を迎えました。

 20日、21日と予定があり、23日はこの大会の為、ご先祖様
には申し訳無いことながら22日に秋のお彼岸参りに行って来まし
た。
 どちらが大事と言われても困りますが許して頂きます。

 その為かどうかは判りませんが成績は、ぱっとしませんでした。

 小田原市の体育館に県内の湘南地区から31支部 291名が
参加して9時から16時まで、6mは初心者、8mは二段までの人、
10mは三段以上の人に分かれて、30レーンで4ラウンドづつ
プレーをしました。

 会場の準備風景です。



 審判団の打ち合わせです。



 プレー風景です。



 私の所属している支部からはM氏が10mの部で同点決勝を3人で
競い惜しくも2位になりましたが嬉しいことです。

 もう一つの支部の方は、6mの部でまだ始めたばかりの人が入賞し
8mの部でも1位に入りました。
 ここは4人の参加で効率良く二人も入賞し、喜ばしいことです。

 天気が良かったので行きには西湘バイパスへ入る手前から富士山
が黒く見えました。気温が高いので大島は霞んで見えませんでした。

 成績は悪くても気持ちの良い一日でした。

 

天気予報は難しいことです。

2008-09-22 16:09:53 | Weblog


 予測方法が格段に進歩している現在でも天気予報はいつまで
経っても確実には予測できないほど、自然界は人智の及ばない
難しさがあるものです。

 それでも可愛い女性予報官が謝ると許してしまいます。
 昔の、いかつい男性が間違えるとついついしっかりしろ
なんて言いたくなります。

 台風の動きも気まぐれで困ったものです。

 16日 蒸し暑い一日でした。体操教室も9月に入ると
行政の施設ではクーラーを止めてしまうので尚更です。
 窓を開けて体操をしていると汗が出ます。

 午後は翌日の句会に備えて発句です。
 いつも一夜漬けで、これは学生時代から変わりません。
 それだけに何時も及第点すれすれの俳句で、お茶を濁して
いる次第です。

 夜は日本書紀の講座ですがろ、丁寧な講義で安閑天皇の
10行進んだだけでした。

 17日は、吹き矢と句会で一日が終わりました。
 吹き矢は練習の時はまずまずのスコアなのに本番では
散々でした。それほどガラスで出来た心臓でもないのに
不思議です。おそらくプラスチックぐらいかも知れません。

 18日は雨降りで久しぶりにのんびりと過ごしました。
 それでも何やかやと雑用の片付けで一日が終わりました。

 19日は台風13号の接近で落ち着かない日ですが、
雨の用意をして東京へ。

 毎月恒例の鳥切手の仕入れです。目白駅で降りた頃は
まだ曇り空ながら雨にはなっていませんでした。



 コレクションと言うものは際限がありません。
 何処まで続くか、おそらく最後まででしょう。
 その後、どうするか判りません。生きている間の楽しみです。

 今月も約30種ほど仕入れました。
 午後は東劇で上映している、シネマ歌舞伎 鼠小僧 を
観ました。
 先月の、ふるあめりかに袖はぬらさじ からシネマ歌舞伎
についています。

 舞台で観るのと違ったカメラアングルが大好きです。
 舞台ではオペラグラスでなければクローズアップ出来ない
描写がカメラで鮮明に表現される所が舞台劇を引き立たせて
います。

 来月から、山田洋次監督の 文七元結 が上映されるので
楽しみです。これは落語の人情噺にもなっている物語で、
これがシネマ歌舞伎ではどのように表現されるか見物です。

 外に出ると遂に雨になっていました。歌舞伎座も雨に光って
います。



 勤めていた会社のビルを懐かしく眺めました。
 あのビルの窓ガラスの何枚かは私の働きで出来ているのでは
無いか?それとももっと重要な土台の部分に私の働きが埋もれ
ているのではないかと思って眺めていました。



 夜は東京落語会です。
 中入り前は余りたいしたことありません。
 中入り後の菊丸師匠の厩火事は、髪結いのおかみさんの演技
が引き立ちました。
 トリは圓歌師匠の滅多に演じない、電報違い を面白く聴き
ました。
 昔の電報文は簡略に打電するので良く間違いがありました。
 句読点をつけないので、区切りを気をつけないととんでも無い
文章になりました。
 この噺も、字の書けない庭師が旦那の使いで電報を打ちに
行って最後に自分の信太と言う名前を入れたばかりに受け取った
方が、死んだ と勘違いして大騒ぎになる筋書きでした。

 初代の圓歌師匠が遙か昔に演じて以来、途絶えていた噺を
三代目の現在の圓歌師匠が久しぶりに世に出したものでした。

 円熟した圓歌師匠の聴き応えのある演技で終わりました。

 外は雨が少しひどくなっていました。
 何時も満席で断られていた店もさすがに客足が少なく楽に
入れて友人と食事をして終バスで帰ると日が変わって1時近く
になっていました。
 雨はざーざーで靴もズボンもびしょ濡れでした。

 20日は台風一過で天気は良くなりましたが湿度が高く蒸し
暑い朝です。
 高台から大島がくつきりと見えました。
 午前中は吹き矢ですが昼の予定があるので早退して
奇数月の第三土曜日に集まる町内の会合に出席しました。
 この日は、90歳を迎える会員のお祝いも兼ねての集まり
でした。私は後、11年です。

 終わってから自然保護団体の集まりに出席。昼の酒のおかげ
で流石に眠いことでした。

 21日は定例の探鳥会です。今日は多摩川河口で対岸に
ジェット機の発着を見ながらの探鳥会でしたが、ジェット機
の方が多いくらいでした。

 天気は日中は曇りで夕方から雨との予報を頼りに行きましたが
昼頃から、ぽつぽつと来てやがて本降りになりました。
 干潮が14時過ぎなので、せめてその頃まで思ったのに残念
ながら引き揚げました。

 それでも熱心なグループは雨も厭わず観察し、いい加減な私も
含めて約半数の8名を羨ませたり残念がらせたりして呉れました。

 こんな天気でも27種の鳥をウォッチングしたことになりました。

 今日の目玉は最初に出て呉れたスズガモの夫婦です。



 シーズンがら彼岸花が随所で綺麗に咲いていました。



 セスジスズメガの幼虫が堤防のあちこちで動いていました。
 踏まれては可哀想と草むらへ避けてあげました。



 今日、参加者を喜ばせたのは12~3羽のトウネンの群れ
です。僅かな干潟に集まって来ました。







 体長13~15Cmの雀くらいのシギの仲間です。

 こんなことで一週間が終わりました。

 19日から始まった阪神巨人の三連戦は阪神が三連敗で
明日の新聞は見ないことにします。

 


思わぬ珍鳥に出会えました。その2

2008-09-15 19:19:51 | Weblog


 14日も暑い日ですが、昨日の珍鳥をぼけぼけ写真でしか
撮れなかったので、再度県央へ出掛けました。
 今度は、400mmレンズと三脚を持って出掛けます。
 カメラだけで4Kgで三脚が3Kg、リュックに付属品を
入れると3Kgになるので携行品が10Kgになります。
 それにこの暑さでは余程でも無ければ出掛けられません。

 それでもまだ良い方で600や800mmのレンズを持つ
人は、全部で15Kgになり、体力が勝負になります。

 現地へ行くと昨日と打って変わって休耕田に水が沢山張られ
ています。その為、昨日あれだけ居たチドリ類が全然寄りつき
ません。

 その替わりカモの仲間のシマアジの夫婦が来ていました。
 まだ、夏羽から冬羽に移る、所謂エクリプスなので綺麗では
ありません。
 繁殖期になると、頭部の目の上にくっきりと白い縞が出ます。

 体長38Cmと鴨の仲間では小型です。
 シマアジのシマは江戸時代では、変わったものと言う事で
そんなにざらに見られる鳥でないので付けられたようです。
 アジは小さい事の接頭語で、コガモも古くはそのように
言われていたようです。それにしても変わった名前です。





 エクリプスの時は雌雄がはっきりしませんが手前が♂で、一羽
だけは♀です。

 さて問題の珍鳥、アメリカウズラシギは今日もいました。

 昨日よりは少し良く撮れました。





 そして今日はヒバリシギ(15Cm)もいました。

 どこの休耕田も水が満々と張られているので、採餌の場所
が限られてしまったので畦の縁の狭い場所しかありません。

 最初はアメリカウズラシギもヒバリシギも仲良く餌を採って
いましたが、なかなか餌が思うように採れないので、どうして
も大きいアメリカウズラシギが小さいヒバリシギを追い払い
ます。なかなかな厳しいです。



 単独のヒバリシギです。一羽だけでした。
 勿論、アメリカウズラシギもたった一羽です。



 一応、珍鳥が少しましに撮れたので満足して帰りました。

 一時よりは大分涼しさを感じられるようになりました。

 15日は敬老の日とのことですが、元気でいられる事に感謝
して、じっとしていません。

 この次ぎの21日に多摩川河口の探鳥会があるので担当では
有りませんが、ちょっと下見がてら行って見ました。

 例年であれば渡り鳥の季節ですが、今年は酷暑のせいか
この河口干潟には、まだ何も来ていませんでした。

 干潟は蟹だけが動いていました。

 バーダーも少なく閑散としていました。知人に会ったので
聞くと、さっぱりとの事でもう帰る所でした。

 本当に何もいません。見えるのはカワウ、カルガモ、ウミネコ
が目立ち、飛んでいるのはムクドリ、遠くにいるのはコサギ、
ダイサギ、アオサギだけ、声が聞こえるのはセッカでした。





 対岸は羽田空港で、ひっきりなしにジェット機が着陸しています。
 空はどんよりと今にも泣きそうです。

 河口の近くまで行って見ましたが何も発見がありません。



 ベンチが有り、休んでいる人がいました。グループで
談笑している組もありました。

 収穫何もなしで2時間で引き揚げました。

 帰りにふと見るとウミネコが大きな魚を銜えて難儀して
います。欲張って大きな魚を拾ったのか、銜えて見たものの
処分に困っていました。



 遠いのではっきり撮れませんでした。

 明日から21日までは、予定がびっしりです。

 どうしてこんなにやる事があるのでしょう。

 歳なんてとってはいられません。














思わぬ珍鳥に出会いました。

2008-09-15 18:21:52 | Weblog


 9月11日は少し涼しかったが、湿度が高いのでグラゥンド
ゴルフをしていると汗ばむ程でした。
 午後は来月出掛ける白馬行きの特急座席指定券を取る為、
集まれるメンバーだけ集まって、どうせなら纏まって行きたい
ので、みどりの窓口で購入することにしましたが3連休の初日
のせいか、完全には出来ませんでした。
 それでもこれで安心して座っていけます。後は天候だけです。
 こればかりは、運を天に任せるしか有りません。

 12日は、またまた真夏日です。家の中で静かに写真の整理
をPCで始めましたが一部しか出来ません。
 果たして完全に出来るかどうか判りません。

 外付けのディスクには、約4万カットの写真が入っています。
 その中から使える鳥の写真をセレクトするのは容易では有り
ません。どんどん不良品は消すべきなのでしょうが、一度
シャッターを押すと愛着が残り、そんな簡単には捨てられませ
ん。フィルムカメラの頃はスライドのマウントに入っているので
選別も容易ですが、デジタルになるとPCが頼りだけに大変です。
 便利なようで不便なものです。
 特に最近のように画素数が高くなると処理に時間がかかり
善し悪しです。

 13日は、またまた真夏日です。気温31℃を覚悟して県央
の休耕田へ出掛けました。
 
 風が少し有るので幾分凌ぎ易い感じでしたが、暑かったです。

 古代米とでも言うのでしょうか?赤い稲穂が垂れています。





 普通の稲も、もうすぐ収穫を迎えます。



 休耕田は水が多くてシギやチドリのように脚の短い鳥には
採餌が出来ず集まりませんが、幸い一番奥の田は水が少ない
のでコチドリやシギの仲間が集まっていました。

 この時は、納得しないながらもウズラシギとして観察して
いました。
 この日は、情報から鳥影も少なく余り成果は期待出来そう
も無いと聞いていたので三脚も持たず、300mmレンズに
1.5倍のコンバンターを装着して手持ちで撮ることにして
出掛けました。

 矢張り、写真はすっきりしません。

 ウズラシギと思っていたシギです。





 ウズラシギにしては、少しスマートで腹部の白が強すぎる
感じでしたが、それでは何と言うほどの決めてが有りません。
 まだまだ勉強不足、経験不足です。

 コチドリは良く判ります。胸の帯と目の周りの金環が特徴
ですが、若鳥の場合はまだ金環が目立ちません。



 カルガモは暑いのか、稲穂が食べられる高さまで垂れ下がる
のを待っているのか、畦にずらりと並んでいました。



 ギンヤンマでしょうか?♂の腰回りの青が目立つトンボが
♀の産卵を助けていました。



 仲良く飛んで行きました。貴方100迄、わたしゃ99迄の
風情です。



 オニヤンマと言う人がいましたが、腰の青が気になります。

 再び、ウズラシギに今度はキリアイが傍に来ました。



 キリアイ単独です。ウズラシギの22Cmに対して17Cmと
小柄です。嘴の尖端が下に湾曲しているのが特徴です。



 もう一度、ウズラシギとキリアイのツーショットです。



 ハクセキレイの若鳥なので綺麗な白では有りませんが
寄って来たので撮ってあげました。



 若いのにポーズだけは一人前です。

 余りの暑さに12時に解散しました。

 夕方、今日のウズラシギは滅多に来ないアメリカウズラシギ
でしたと知らされました。

 神奈川でも記録が稀な鳥です。これまで10例ぐらいしか
見られていない鳥で、秋の渡りの時に稀に立ち寄るとのことです。
 春には記録が有りません。また全国的にも少ない鳥です。

 今年の夏は、ここでコアオアシシギを見、東京港野鳥公園で
シベリアオオハシシギを見て、今回アメリカウズラシギです。
 3種も珍鳥に出会えました。

 あまり長くなるので、ひとまずこの辺で。