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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

チュニジア旅行(終章) 買い物

2012年12月09日 | 外国旅行:三題

お断り
この一連の記事は一度投稿したものですが、若干加筆・訂正などをして再掲するものです。

買い物
買い物
今回の旅行の圧巻は女性たちの購買意欲の旺盛さであった。その女性たちの中には我妻もちょこんと鎮座していた。チュニジアについた時に添乗員の全般的な説明・注意があった。その中に買い物に関することが若干あった。一つはスーパー・ホテル空港内の店など定価が明確に記されている店では値引きは出来ないこと。従って、高いと思っても値引き交渉はしないこと。もう一つはそうでない一般的な店、特にメディアの中の商店では値引きが当然であること。そこは売る人と買う人との駆け引きであって、その駆け引きを楽しむのも旅行の楽しみであること。同じ品物が店によって、同じ店でも買う人によって価格が異なる。決して隣の人よりも高く買ったと文句は言わない様に。
私の買い物
良く言うことであるが、国内旅行・外国旅行を問わず、自分自身への土産はCD数枚である。中国の田舎町ではてっきり日本と同じ録音形式だと思い購入したが、再生不可能と分かってからは中国では博物館か空港の免税店で買うことにしている。
何時ものことであるが、CDは目につくところに有るとは限らないし、出来ればその国・地域の民族的なものが良い。それで、現地の案内人に添乗員を通じて聞いてもらうことにしている。
今回も、博物館で2枚購入した。所謂民族音楽で、数枚の中から博物館の店員が進めてくれたCDを購入した価格はどこでもそうであるが日本が一番高いように思う。

旧市街地での買い物
散策の出番は勿論ご婦人方々である。呼子の「マダーム」。例え明らかな夫婦連れであって、財布のひもを旦那が持っているとしても、決して「ムッシュ」とは呼びかけない。「マダーム」である。又、不思議と「マドモアゼル」とも呼びかけない。まあこれは当然と言えば当然のことであろう。ただ、御一方だけ同行者の中に「マドモアゼル」と呼ばれても良さそうな方がおられた。後ほど少し触れることもあろう。店頭には「ワン ディナール」の掲示もある。カタカナで書かれているものもある。これらの掛け声と表示に釣られて、店の中へ入ると、色々と品ぞろえが有って、当然のことながら「ワン ディナール」なんて安いものはない。言葉は全く通じることはないが、そこはご婦人方の度胸の産物で堂々と値切りをしている。用意周到に少し大きめの電卓を片手にして、JPY換算価格や算盤よろしく、電卓に数字を入れて「OK?」とか言って交渉をされている。値段の折り合いがつかないと、そそくさと店を出る仕草、引き留められなかったら、出て、次の店へ…。
帰路でその店に再度立ち寄ると、再び呼び止められて、値段を聞くと、先ほどよりもさらに安くなっている。「それじゃあ 仕方がないね。」とか言いながら、購入。
なんて話で、バスの中は買い物の価格とその品物とでもちきり。添乗員さんも同行者の余りの旺盛な購買意欲に感心されること頻り。我妻も、娘に言われていた革製品を中心に何点か購入した模様。このチュニジア旅行はフランスなどの高級ブランド商品の買い漁りが目的でないので、買う方もお遊び半分の気分である。正に買い物は「売り手と買い手のゲーム」である。そして、ご婦人方は「ゲームなら、楽しまないと損。損。」
こういうところでは、出来ることならば、男女別行動をお願いしたいところである。日本にいるときには私は精神衛生上の理由から妻の買い物に例えそれがスーパーであっても、決して同行しないのが常である。
なんでも売っている。写真の右下は子亀他に苗とか石もある。


スーパー(1)
最近のパックツアーも必ずスーパーマーケットかその様な店を紹介してくれる。中国やアジアでは強制的に外国人専用の土産店へ毎日一回ほど案内されるが、ヨーロッパではそうではない。せいぜい旅行中に一回ぐらい土産物店へ案内される程度である。その国の土産も全くないと困るので、それは特別抵抗はないのは確かである。
と言う訳で、チュニジアでも最後の日に、スーパーマーケットへ出かけた。確か、そのスーパーはフランス資本系であったように記憶している。お陰様で外国でのスーパーマーケットの買い物要領も妻は板についてきた。通りへ出ると非常に多くの人が歩いているのが目につく。翌朝、添乗員もその人通りの多さに何か感じたのであろうか?現地案内人に聞いたようである。その原因は各店の衣料品の大バーゲンが始まる最初の日であり、そのために買い物客で通りが人であふれているとのことであった。バーゲンセールに弱いのは日本人だけではない。そうして、日本のご婦人方は外国まで行ってもバーゲンセールに弱い。これはひょっとすると我が日本人固有の修正かも知れない。そう言えば、ポロシャツなどはスーパーでも赤札が付いていて、妻は大喜びで孫と娘と娘の旦那と私のために数着購入した。他に、小物で帰国して使えるようなものを数点。実はこれが妻の隠された習性である。自宅でそれらを使っていて、ご近所の人に何気なく「これは…。」と話題のきっかけをつくる小道具である。
スーパーでの買い物はいつも大体決まっている。急に所帯じみた話になるのであるが、チーズ・バターである。今回もチーズが安かったようだ。チュニジアであるので、ひょっとしたら羊のドレらかも知れないが。どこかで土産でなく自家消費のために買ったものが、結構皆さんに評判だったためである。

スーパー(2)
最近は、外国のスーパーでもクレジット決済が出来る場合が多い。それで、まず、クレジット使用可能かどうかを添乗員に確認しておく必要がある。最近ヨーロッパではクレジットは署名方式でなくて、ピン入力方式である。これは非常に安心である。チュニジアでは残念ながらカードは使用できなかった。それで、手持ちの現地通貨を確認しながらの買い物となった。
支払いを済まして、外へ出ると、入った時と全く外の雰囲気が違う。どうも、支払カウンターが大きく2か所あるようだ。いつも行く店ならば困ることはないが、初めての店で、そこからホテルへ帰る道順が不明である。慌てて、買った荷物をもって、再度入店し、入った時と同じカウンターへたどり着いた。そこでレジを通らずに店を出ようとするとブザーが鳴る。どうも品物にタグが付いているようだ。そして、その原因はどうも私ども夫婦の様である。多分支払わないでそこのカウンターを出ようとしたためらしい。止むを得ず、レジ横に有る店の人が確認をしているカウンターで、購入した品物と領収書を見せて、無事出店できた。実のところ非常に心細い思いをした。



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