すき焼き(14): 台所(2)ガス台
玄関から見て、台所の一番手前にガス台が有った。
ガス台は一つだけであった。
我が家は一応都会であったので、都市ガスが来ていた。
その隣にはかまどが二連あったように思う。もっぱら、飯炊きに使っていた。
多分ガス台は相当後に取りつけたのであろう。
とは言え、おかずの煮炊きはガス台を使うのが常であった。
そのかまどの次に炊事場と言うか
水道の蛇口が付いている「流し」があった。
今流に言うならば「シンク」の様なものもあった。
食器類はそこで洗うのである。
食後そこまで食器を運ぶ作業があった。
洗った食器は然る後に水屋に並べて置いた。
そこで、洗い物をしたりする他に、朝は洗面場になっていた。
台所以外にいろんな用途に使っていたということである。
何しろ水道の蛇口はそこしかなかったのである。
日本の家は本当に多目的に使われていたことになる。
飯炊きがかまどからガス炊飯器になったのは随分と後であった。
そして,
多分母親の好みであったと思うが、
電気炊飯器に結局のところ取って代わることはなかった。
玄関から見て、台所の一番手前にガス台が有った。
ガス台は一つだけであった。
我が家は一応都会であったので、都市ガスが来ていた。
その隣にはかまどが二連あったように思う。もっぱら、飯炊きに使っていた。
多分ガス台は相当後に取りつけたのであろう。
とは言え、おかずの煮炊きはガス台を使うのが常であった。
そのかまどの次に炊事場と言うか
水道の蛇口が付いている「流し」があった。
今流に言うならば「シンク」の様なものもあった。
食器類はそこで洗うのである。
食後そこまで食器を運ぶ作業があった。
洗った食器は然る後に水屋に並べて置いた。
そこで、洗い物をしたりする他に、朝は洗面場になっていた。
台所以外にいろんな用途に使っていたということである。
何しろ水道の蛇口はそこしかなかったのである。
日本の家は本当に多目的に使われていたことになる。
飯炊きがかまどからガス炊飯器になったのは随分と後であった。
そして,
多分母親の好みであったと思うが、
電気炊飯器に結局のところ取って代わることはなかった。