すき焼き(15): 台所(2) かまど
諸般の理由でこのブログも今年の末で閉鎖の予定である。
書き残したことを急いで記事にしていこうと思っている。
二つある「かまど」の内一つは
「飯炊き用」であって、もう一つは余り記憶にない。
飯は未だ電気炊飯器とかガス炊飯器がなかった頃
そのかまどを使って薪で焚いていた。
窯で飯を炊くのであるが、
今にして思うとやはり面倒であった。
飯を炊く手順は、まず米を量って、それを洗う。
今の様に少ない量と言う訳にはいかない。
だから、夏には
「すえたご飯」或いは「糸を引いたご飯」を
食することになる。
この残飯整理は率先してやらないと機嫌が悪い。
次に肝心なのは水の量である。
竈を水平において、手を立てて、水の量を量る。
手首に目印を書いておくわけにいかないので、
大凡目分量になるのは仕方がない。
そして、竈に火を入れる。
被を入れるのは、結構難しいので、そこからやったことはない。
上手く火が起こると、選手交代となる。
窯には大きなと言うか
重たいと言うか蓋が付いていた。
ご飯がうまく炊ける一つの要素は
この蓋であろうと幼心に思っていた。
火加減は「はじめ何とか…」
途中で安易に蓋を取ってはいけない。
今の炊飯器も普通の鍋の様な蓋と違っている。
これは飯炊きの基本であろう。
と言うようなそのかまどの火の番を時々やらされた。
そして、
沸々として、暫くすると、火を引くのであるが、
なかなかのタイミングと技術が要ったように思う。
焚けたご飯はおひつに移す。
おこげの出来具合でその日の勤務査定がされる。
諸般の理由でこのブログも今年の末で閉鎖の予定である。
書き残したことを急いで記事にしていこうと思っている。
二つある「かまど」の内一つは
「飯炊き用」であって、もう一つは余り記憶にない。
飯は未だ電気炊飯器とかガス炊飯器がなかった頃
そのかまどを使って薪で焚いていた。
窯で飯を炊くのであるが、
今にして思うとやはり面倒であった。
飯を炊く手順は、まず米を量って、それを洗う。
今の様に少ない量と言う訳にはいかない。
だから、夏には
「すえたご飯」或いは「糸を引いたご飯」を
食することになる。
この残飯整理は率先してやらないと機嫌が悪い。
次に肝心なのは水の量である。
竈を水平において、手を立てて、水の量を量る。
手首に目印を書いておくわけにいかないので、
大凡目分量になるのは仕方がない。
そして、竈に火を入れる。
被を入れるのは、結構難しいので、そこからやったことはない。
上手く火が起こると、選手交代となる。
窯には大きなと言うか
重たいと言うか蓋が付いていた。
ご飯がうまく炊ける一つの要素は
この蓋であろうと幼心に思っていた。
火加減は「はじめ何とか…」
途中で安易に蓋を取ってはいけない。
今の炊飯器も普通の鍋の様な蓋と違っている。
これは飯炊きの基本であろう。
と言うようなそのかまどの火の番を時々やらされた。
そして、
沸々として、暫くすると、火を引くのであるが、
なかなかのタイミングと技術が要ったように思う。
焚けたご飯はおひつに移す。
おこげの出来具合でその日の勤務査定がされる。