(注意)
この記事は「特定健診(人間ドック)」として数回にわたり記したものを少し加筆・訂正して再掲したものである。これにより以前のこのシリーズはすべて削除した。
同様の記事として過去に
特定健診(人間ドック):1
今日12月15日は朝から特定健診(人間ドック)。特定健診だけならば、市の補助が有って無料である。その特定健診に若干のオプションを付けて、街の医者での特定健診的人間ドック。最近気になる胃と内臓の検査もそれだとできるので、最近はそれに。
勿論検査項目数が少ないのであるが、受信者負担は3千円也。非常に安い。大病院の約五分の一である。
その医院はお医者さん一人、事務補助の女性一人の小さな医院である。せめて看護師さんくらい雇えば先生も楽になるだろうと思うが…。
と言う訳で、人間ドックは普通の開業時間は9時からであるが、8時から始まる。日にちも先生の経験から一番患者が少ない曜日が選ばれるようだ。
八時前、先生は自転車でお見えになった。私は約30分ほどの徒歩で、到着。事務員は未だ来ていない。先生が電灯をつけたり、カーテンを開けたりと準備をされている。何処となく医院と言う感じがしない。個人営業のお店と言う感じがする。
先生から直接に受診の用紙を頂く。ここでも恐縮してしまう。
2011年12月15日
特定健診(人間ドック):2
特定健診と本来の人間ドックとで検査項目がどれくらい異なるのか分からない。又、その医院での特定健診項目と特定健診項目(人間ドック)とでどの程度の検査項目が異なるのか?これも良く分からない。いずれにしても、どちらも最低限の検査項目であろう。
特に特定健診(人間ドック)の価格から見て、最低限の検査項目であることは疑いがない。その個人医院での検査を辿ってみよう。
まず最初に昨日述べたように、受診に必要な項目の記述から始まる。健康状態・日常生活のほかに、受診の根拠となる項目の記載が必要である。その部分は医院にとって重要なことであろう。必要な費用請求の手続きに必要だ事柄である。と同時に、市の補助対象となる証明書の添付が必要となる。その証明書を忘却するとか紛失するとかになると、大きな病院では、その日の受診は断られるそうである。それらはさて置き、本来の検診に触れて行こう。
書類提出と同時に検尿のコップが渡される。前日の夜から余り食べていないので、いささか尿の出が悪い。そんなことも若干気にかかる。そして、問診と診察に移る。血圧で通院している医院であるので、その辺りの基礎データは先生のパソコンに出て来るので、先生の問診・診察はそれを見ながらである。この辺りは、街の医院として、掛かりつけの主治医の意味がある。
特定健診(人間ドック):3
そして、体重・身長・腹回りの測定。昨年との比較で先生の講評が若干あるが、昨年と余り変わらない。検尿はすぐに結果が出る様で、問診診察等の後直ぐに、「特段の異常は有りません。」の説明。
次はその診察室で、超音波による内臓検査。先生は非常に慎重で、一番長くかかる。余りにも時間がかかるので、異常があるのか?とその間あまり気分は良くない。結果は昨年と同様に腎臓のどこかに約2ミリほどの石があるとか。どうも画像は昨年の結果と比較出来る様になっているようだ。その超音波の画像を見ていると半分は昨年の結果が写されているようで、それとの比較をされているようだ。先生の「大きくもなっていないので今の所心配は無用。」「特に治療も不要」との説明。他の臓器は全く異常なし。街の医院での検診は取り敢えずの結果が直ちに伝えられるので安心と言えば安心である。
2011年12月17日
特定健診(人間ドック):4
別室で心電図検査。これがどうもよく分からない。心電図の検査器具は別室にある。しかし、その結果はオンラインで診察室の先生のパソコンに自動的に入る仕組みの様だ。
測定が終わると先生は「うまくデータが取れているか確認します。」と言ってパソコンのある診察室に戻って、測定がうまく行われたかを確認する。その測定結果は後ほどの先生の説明でこれも特段の異常なし。
次は胸部レントゲン。そして、採血。どうも年齢の加減か最近血管が浮き出てこないのであろう。先生は四苦八苦している。右手は途中で採血できないので、左手に変更して採血。
視力検査。酷い近眼ではあるが、今回はかろうじて一番上だけは何とか判別出来た。若い頃は最初の一番大きい記号が見えないので見えるところまで前進したものだ。
2011年12月19日
特定健診(人間ドック):5
おかしなところで一時中断をしてしてしまったが、所要のため不在中でした。前回からの続きです。
そこで、休憩。今日の予定最後の胃の内視鏡の検査は(実はこれが一番気がかりであるが)は引き続き行わないで、他の患者さんの診察などをして、約一時間後。このあたりが大きな病院の流れ作業と言う訳にはいかない個人医院の特徴であろう。昨年も睡眠中にやってもらったので、今年もそのようにお願いした。下らない話であるが、催眠をしてもしなくても、ここの医院では値段が変わらない。胸部レントゲンは総合病院で、年二回受診しているので、余り心配はないが、胃の検査は相当心配である。寝ている間に検査そのものは終了。意識がはっきりするまで、少しの時間、ベッドで休憩。しばらくして、診察へ入るようにとの話。胃の方はこれも昨年とほとんど変わらずで慢性的胃炎が見られるとのことである、これも治療は不要。痛くなったりしたときに、胃薬を飲む程度との話。ほっとした。
最後に、ここが総合病院のドックと違うところであるが、大腸がん検査用の採便器具を頂き、採れ次第持参するようにとのこと。採血と採便の結果は数日後になるとのこと。
採血結果で大きな異常が有れば直ぐに電話をするとのこと。
取り敢えず今日の所は悪性腫瘍の明らかな兆候はなかったので一安心。
2011年12月24日
特定健診(人間ドック):終わり
血液検査と採便の結果を聞きに行ってきた。先生から特段の至急の電話もなかったので、それらの検査で悪い結果が出ていないと思っていた。実は、1月に旅行に行く予定で、万が一この検査で悪いところが見つかるとキャンセルしなければならない。そのキャンセル料の関係がるので、急いだのである。その通りで、大腸がん検査・血液検査共にほぼ良好との結果で取り敢えず一安心。
先生は、それぞれの結果の数値の説明をしてくれた。中には昨年の結果よりも良好な数値もあったようで、現在、治療を要するのは例の高血圧のみとのことであった。総合病院での人間ドックでは、異常が有れば直ちに連絡が有るのは同じであるが、特段の悪い数値でない場合は、その数値とその評価が送付されてくる。やはり対面で先生の話を聞く方が同じであっても良いような気がする。
2011年12月25日
この記事は「特定健診(人間ドック)」として数回にわたり記したものを少し加筆・訂正して再掲したものである。これにより以前のこのシリーズはすべて削除した。
同様の記事として過去に
特定健診(人間ドック):1
今日12月15日は朝から特定健診(人間ドック)。特定健診だけならば、市の補助が有って無料である。その特定健診に若干のオプションを付けて、街の医者での特定健診的人間ドック。最近気になる胃と内臓の検査もそれだとできるので、最近はそれに。
勿論検査項目数が少ないのであるが、受信者負担は3千円也。非常に安い。大病院の約五分の一である。
その医院はお医者さん一人、事務補助の女性一人の小さな医院である。せめて看護師さんくらい雇えば先生も楽になるだろうと思うが…。
と言う訳で、人間ドックは普通の開業時間は9時からであるが、8時から始まる。日にちも先生の経験から一番患者が少ない曜日が選ばれるようだ。
八時前、先生は自転車でお見えになった。私は約30分ほどの徒歩で、到着。事務員は未だ来ていない。先生が電灯をつけたり、カーテンを開けたりと準備をされている。何処となく医院と言う感じがしない。個人営業のお店と言う感じがする。
先生から直接に受診の用紙を頂く。ここでも恐縮してしまう。
2011年12月15日
特定健診(人間ドック):2
特定健診と本来の人間ドックとで検査項目がどれくらい異なるのか分からない。又、その医院での特定健診項目と特定健診項目(人間ドック)とでどの程度の検査項目が異なるのか?これも良く分からない。いずれにしても、どちらも最低限の検査項目であろう。
特に特定健診(人間ドック)の価格から見て、最低限の検査項目であることは疑いがない。その個人医院での検査を辿ってみよう。
まず最初に昨日述べたように、受診に必要な項目の記述から始まる。健康状態・日常生活のほかに、受診の根拠となる項目の記載が必要である。その部分は医院にとって重要なことであろう。必要な費用請求の手続きに必要だ事柄である。と同時に、市の補助対象となる証明書の添付が必要となる。その証明書を忘却するとか紛失するとかになると、大きな病院では、その日の受診は断られるそうである。それらはさて置き、本来の検診に触れて行こう。
書類提出と同時に検尿のコップが渡される。前日の夜から余り食べていないので、いささか尿の出が悪い。そんなことも若干気にかかる。そして、問診と診察に移る。血圧で通院している医院であるので、その辺りの基礎データは先生のパソコンに出て来るので、先生の問診・診察はそれを見ながらである。この辺りは、街の医院として、掛かりつけの主治医の意味がある。
特定健診(人間ドック):3
そして、体重・身長・腹回りの測定。昨年との比較で先生の講評が若干あるが、昨年と余り変わらない。検尿はすぐに結果が出る様で、問診診察等の後直ぐに、「特段の異常は有りません。」の説明。
次はその診察室で、超音波による内臓検査。先生は非常に慎重で、一番長くかかる。余りにも時間がかかるので、異常があるのか?とその間あまり気分は良くない。結果は昨年と同様に腎臓のどこかに約2ミリほどの石があるとか。どうも画像は昨年の結果と比較出来る様になっているようだ。その超音波の画像を見ていると半分は昨年の結果が写されているようで、それとの比較をされているようだ。先生の「大きくもなっていないので今の所心配は無用。」「特に治療も不要」との説明。他の臓器は全く異常なし。街の医院での検診は取り敢えずの結果が直ちに伝えられるので安心と言えば安心である。
2011年12月17日
特定健診(人間ドック):4
別室で心電図検査。これがどうもよく分からない。心電図の検査器具は別室にある。しかし、その結果はオンラインで診察室の先生のパソコンに自動的に入る仕組みの様だ。
測定が終わると先生は「うまくデータが取れているか確認します。」と言ってパソコンのある診察室に戻って、測定がうまく行われたかを確認する。その測定結果は後ほどの先生の説明でこれも特段の異常なし。
次は胸部レントゲン。そして、採血。どうも年齢の加減か最近血管が浮き出てこないのであろう。先生は四苦八苦している。右手は途中で採血できないので、左手に変更して採血。
視力検査。酷い近眼ではあるが、今回はかろうじて一番上だけは何とか判別出来た。若い頃は最初の一番大きい記号が見えないので見えるところまで前進したものだ。
2011年12月19日
特定健診(人間ドック):5
おかしなところで一時中断をしてしてしまったが、所要のため不在中でした。前回からの続きです。
そこで、休憩。今日の予定最後の胃の内視鏡の検査は(実はこれが一番気がかりであるが)は引き続き行わないで、他の患者さんの診察などをして、約一時間後。このあたりが大きな病院の流れ作業と言う訳にはいかない個人医院の特徴であろう。昨年も睡眠中にやってもらったので、今年もそのようにお願いした。下らない話であるが、催眠をしてもしなくても、ここの医院では値段が変わらない。胸部レントゲンは総合病院で、年二回受診しているので、余り心配はないが、胃の検査は相当心配である。寝ている間に検査そのものは終了。意識がはっきりするまで、少しの時間、ベッドで休憩。しばらくして、診察へ入るようにとの話。胃の方はこれも昨年とほとんど変わらずで慢性的胃炎が見られるとのことである、これも治療は不要。痛くなったりしたときに、胃薬を飲む程度との話。ほっとした。
最後に、ここが総合病院のドックと違うところであるが、大腸がん検査用の採便器具を頂き、採れ次第持参するようにとのこと。採血と採便の結果は数日後になるとのこと。
採血結果で大きな異常が有れば直ぐに電話をするとのこと。
取り敢えず今日の所は悪性腫瘍の明らかな兆候はなかったので一安心。
2011年12月24日
特定健診(人間ドック):終わり
血液検査と採便の結果を聞きに行ってきた。先生から特段の至急の電話もなかったので、それらの検査で悪い結果が出ていないと思っていた。実は、1月に旅行に行く予定で、万が一この検査で悪いところが見つかるとキャンセルしなければならない。そのキャンセル料の関係がるので、急いだのである。その通りで、大腸がん検査・血液検査共にほぼ良好との結果で取り敢えず一安心。
先生は、それぞれの結果の数値の説明をしてくれた。中には昨年の結果よりも良好な数値もあったようで、現在、治療を要するのは例の高血圧のみとのことであった。総合病院での人間ドックでは、異常が有れば直ちに連絡が有るのは同じであるが、特段の悪い数値でない場合は、その数値とその評価が送付されてくる。やはり対面で先生の話を聞く方が同じであっても良いような気がする。
2011年12月25日