goo blog サービス終了のお知らせ 

高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

チュニジア旅行(4):入出国カード 再掲

2012年11月08日 | 外国旅行:三題
お断り
この一連の記事は一度投稿したものですが、若干加筆・訂正などをして再掲するものです。

入出国カード
入出国カード(1)
ドバイ・チュニス間の搭乗中に久し振りにしなければならない大きな仕事があった。それは「入出国カード記入」である。最近は我が国の出入国でも不要であり、EUでも不要である。それで、私も妻も暫くご無沙汰していて、少々困ってしまう。旅行手引書などを見ていると、チュニジアの入出国カードの書式が航空会社によって異なるような記載もあって、「変な国」と思ってしまう。
その書式の中で「パスポート発行地」を記入するところが有る。添乗員さんがくれた模範記入例では、「大阪」とされていた。多分、大阪在住の添乗員さんであろう。それから類推すると、私は和歌山県の出先で申請書を提出するので「和歌山県」と思う。しかし、和歌山県はパスポート発行の権限を直接には持たないので、外務省のある「東京」とも思う。更に、発行地は「翻訳の綾」で、国名・地域名かも知れない。その時は「日本」と思う。それやこれやで後ろの席の旅行慣れされた方にお聞きすると、「そこは余り神経質にならなくても良いですよ。」「そこまで見ていませんから。」とのお返事があった。正に入国審査官になりきられたアドバイスであった。それで一番差し障りがないと思う「日本」(当然“JAPAN”)と記載した。
機内で配布される入出国カードは、機内のカードの枚数がすっくなかったために今回何人かの同行者に行き渡らなかった。同じようなことは随分前であるが、カンボジアからベトナムへ再入国する時にもあった。このような事態が何故発生するのは不思議に思う。国際線で出入国カードが必要な乗客が搭乗する路線は、言わば「常備薬」の様なものだ。航空機の客室乗務員の始業点検の項目にこの入出国カードの「在庫管理」がないのであろうか?まあ、確かに備え付けの義務はないと言えばないのであるが…。今回の同行者は非常に慣れておられて、入国審査室のデスクに置かれているカード(さすがにここまで来ると非常にたくさんのカードが置いてある。)に手際よく書いておられた。もし私たち夫婦がこのようなことになったら、確実に「パニくる」のは間違いない。
入出国カード(2)
チュニジアに入国する前に、ひと時、コーヒータイムで、直接チュニジアと関係がない思い出話を一つ。そして、明日一日入国準備のためにお休みを頂こうと思う。
入出国カードの記入は有料で旅行会社が代行してくれた。今もその有料サービスが有るのかどうかは分からない。
初めてパックツアーに参加したとき、その有料サービスを利用しないのは旅行会社や添乗員さんに悪いような、不利益扱いをされるような気がして依頼した。ところが、実際に行ってみると、依頼していたのは私ども夫婦他数組だけであった。中には夫婦であるが、ご主人だけが代行記入を依頼され、奥様は飛行機の中でご主人の記入されたカードを見乍ら、記入されているカップルもおられた。成程節約はその様にしなければならないと私はそのとき思った。しかし、殆どの同行者はカードを客室乗務員から貰い、狭い機内で旅行本等を見乍ら、自ら記入されている。「それでも良いのだ。」と思った。次の時に旅行会社に聞いてみた。「入出国カードは代行記入を願いしなくても良いのでしょうか?」その時の答えは意外であった。「そんなに難しいことでないので、」「皆さん機内で自分で記入されています。」「決して気になさる必要はありませんよ。」と言うことで、それ以降、自分たちで記入することとした。
前項で触れたベトナム再入国の時の話であるが、機内でそのカードを貰えなかった方が、審査室で記入しようとしているのであるが、完全に「パニックッテ」進まない。それで添乗員さんが本当に止むを得ずアドバイス・お手伝いをした。それを見ていた記入代行を依頼していた同行者の方から添乗員さんに相当なクレームがついた。「代行料金を出していないので、教える必要はない。」同行者も色々で添乗員さんもその時は大変だと感じた次第である。
更にまた、或るパックツアーの同行者から聞いた話である。そのカードの記載要領が或る時変わったそうだ。旅行会社がそれに気付かないで、代行記入を依頼されたお客様のカードを旧の書式で記入して渡したらしい。当然、その方々は何の疑いもなくそのカードを審査官に提出されたそうだ。その時に、入国審査官が非常に怒って、怒って、数時間入国出来ないで留め置かれたことが有ったそうだ。非常に真面目な審査官であったと言うか、何か他の原因でその審査官の虫の居所が悪かったのかはしかと分からない。勿論機内で客室乗務員から貰って自ら記入した人は何ら問題はなかったらしい。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。