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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

チュニジア旅行(5):通貨 再掲

2012年11月10日 | 外国旅行:三題
お断り
この一連の記事は一度投稿したものですが、若干加筆・訂正などをして再掲するものです。


通貨
通貨(1)
チュニジアの通貨は「ディナール」である。規模が小さい関空では両替が出来ない。「ディナール」は通貨としては我が国の「JPY」と同様にマイナーな通貨である。添乗員さんの最初の電話か、関空での説明か覚えていないが、概ね次のような説明があった。
チュニジアの通貨は「ディナール」であること。「ディナール」は関空では両替できないこと。一般的にチュニジアではドルやユーロは使用できないこと。ただし、チップ等の小銭に使用しても良いこと。従って、ドルやユーロはあれば便利なときもあること。もちろん「JPY」も使えないこと。チュニスに到着したら、お手洗いの次にまず両替えすること。両替所はその時に案内し、その時間は取ること。[JPY]から「ディナール」への両替は問題ないこと。チュニジア国内であっても「再両替(ディナールからJPYへ)」は困難であること。ディナールを国外に持ち出すことは出来ないと考えておくこと。デナールはチュニジア国内で使い切る(感じでいる)こと。JPYからディナールへの両替はホテルでは可能であること。)従って、ミネラルウオーターやドリンク代金等必要最低限だけしか取り敢えず両替はしないこと。

通貨(2)
チュニスの空港で最初の仕事「両替」である。以前は私の親切心から私と妻の分を合計した[JPY]を小遣い管理主体の我妻から頂いて、私が両替していたのであるが、日常生活でいつも財布を握っている妻、そして旅行中も[JPY]の管理は任されている妻は面白くない様子であった。妻も両替に参加したいらしいと気付いたのは割合最近であった。それで、荷物の番もあるので交代して関空或いは現地で両替をする習慣がついた。所によっては、パスポートの提示を求められることもあり、時には面倒なので、妻に二人分の両替をして貰うこともある。今回は添乗員さんの説明と、更に何となく高価な買い物はしないであろうと推察して、取り敢えず、日銭として5千円ずつの両替にした。両替は我妻も慣れて来たと言えば慣れて来たのであるが、実はここでは5千円札を両替所に出すだけである。一応明細書はくれるし、それを保管しておく必要が有ることは有る。ただ、未だそのレートがどうなのかは買い物をしていないので全く分からない。
女性3名のグループの方がおられた。家族でなくてお友達のグループである。その内の一人が、代表で3人分の両替をされていた。別にそのグループの会計幹事役でもなさそうだった。5千円札を3枚持っての両替である。その方は五千円札3枚を一枚ずつカウンターに並べて、英語で何やら話しかけておられる。遠目で見ていて、一人分の5千円ずつを両替して、3つの封筒に入れて欲しい様であった。残念ながら、それは通じなかった様で合計1万5千円の両替になってしまった。その方は、非常に困った様子であった。バスの中で3人でその両替金額を三等分しよう色々と計算などをされていたが、総額は間違いないのであろうが、硬貨も入っていて、まだそのディナールに慣れていないので、うまく三等分できない様子であった。ホテルでゆっくりと三等分することになったようだ。
この項目と全く関係がないが、後で触れることもないと思うので、ここで触れておくことが有る。それは、空港での荷物の番である。格安のパックツアーであるので、機内預け荷物をバスまでのポーター料金が入っていない。それで止むを得ず、荷物の番をしなければならないと言うことである。ごく最近格安のパックツアーのパンフレットを鑑賞していて驚いたことが有る。空港でのポーターは兎も角として、ホテルにおいてもポーターの費用は含まれていないとの赤書きの注書きがあった。玄関から各部屋へ各部屋から玄関へのスーツケースの運搬は自分でしなさいと言うことらしい。どこでどうコストダウンして、旅行会社の儲けを増やすか興味がある所である。

通貨(3)
誰でもそうであるが、当然外国へ行けばその国の通貨を使う。アジアなどでは一時、ドルや円が喜ばれたことがあった。中には「円で払った。」と日本の国力を誇らしげに言う吾人もおられるが、それは如何なものか?と思う。チュニジアでは添乗員さんの説明の通り「ディナール」が当然のことながら幅を利かせていた。
添乗員さんの話と少し違って、大都市のメディナではドルやユーロが使える店もあった様だ。ドルでの表示の店もあり、「ドル OK?」と冷やかし半分で聞くと「OK」と返事が有る。しかし、これは両替のルートを(正規・闇は斟酌しないが)持っている店、或いはそれなりの買い物の額の場合である。添乗員さんが説明したような「チップ」的な場合はそうはいかない。そんな少額の外貨を頂いても、又、それを両替するルートを知らない人にはそれは貨幣でない。尤も枕銭は誰に渡すかも不明であるので、まあ、そんな気遣いは不要であろう。
添乗員さんの説明ではチップはドルでもOKとの話だったので、ラクダ乗りのチップで妻は丁度ディナールを使い果たしたところだったので、止むを得ずドルを出したらしい。しかし、そのラクダ曳きは「ドル ノー」と言って、執拗にドルを拒否して「ディナール」でのチップを求めたらしい。それで止むを得ず同行者に立て替えて貰ったそうだ。我妻の近くに私がいなかったことについては、「ラクダ乗り体験」で後々少し触れよう。まあそうであろう。自分でも我が国内で何かのお礼で1ドルを貰ったところで、どうしようもない。単なる紙切れに過ぎない。と私は考えるのであるが、その立て替えてくれた同行者は妻に言ったそうだ。「ドルも落ちたものね。」「そんなに嫌われるとは。」丁度その頃のドル円相場は80円をはるかに切った円高ではあった。



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