goo blog サービス終了のお知らせ 

高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

チュニジア旅行(3):エミレーツ航空 再掲

2012年11月07日 | 外国旅行:三題
お断り
この一連の記事は一度投稿したものですが、若干加筆・訂正などをして再掲するものです。

エミレーツ航空
エミレーツ航空(1)
チュニジア旅行の航空会社はエミレーツ航空であった。出発は日が変わる直前の23時過ぎ。聞くところによるとエコノミーでは非常に評判が良い航空会社と言う。確かに少し席の間隔が広いように見えた。エミレーツ航空で私が知っていることと言えば、客室乗務員の非常に特徴的な制服であった。あの目立つ制服を全ての客室乗務員が着用していると思っていたが、どうも?階級?によって、ごく普通の黒の制服の方もおられるように見受けた。多分その方はパーサー的なお立場かも知れない。
待合室で興味深げに観察していると、その黒の制服の方の号令と言うか合図で皆さん移動などをされていた。
関空発の便であるので日本人の客室乗務員も搭乗されている。彼女も当然のことながらその特徴ある制服着用である。アラビア語が堪能なのかと要らぬ心配をする。
評判が良いと言っても、所詮エコノミークラスはエコノミークラスであって、航空会社の間でそんなに違いはない。出発の便は少し混んでいたが、帰国の便は空き席が多く有って、3人掛けの所を一人で占有した。疲労が溜まっていた帰国便では嬉しい話であった。帰国便で爆睡できたことで我妻は非常にお気に入りであった。航空会社にとって必ずしも喜べる話ではないが、乗客にとって最大のサービスはその搭乗した便が空いていることである。

エミレーツ航空(2)
エミレーツ航空の細やかなサービスを二つ挙げておこう。帰国便では客室乗務員との記念写真のサービスがあった。今時もう珍しいと思うが、インスタントカメラで写した写真をその場でくれる。結構女性たちには人気があったようだ。これはあの特徴的な制服の故であろう。客室乗務員は当然慣れているような「微笑み」であったが、我妻は緊張していているのが明らかな顔かたちで醜い顔がますます…で「微笑み返し」とはいかなかった様である。
私の主たる興味である客室乗務員の容姿端麗は悪い印象を与えなかった。それよりも、なくて元々と「日本酒」の希望を言うと、引出しから出してくれた。「日本酒」は数本持参しているが、旅行期間中はどうしてもワインベースになるので、変に「日本酒」が気になる。エコノミーでは日本酒のサービスがないことも結構ある。航空会社の評判なんてものは実に他愛無いものである。



エミレーツ航空(3)
エミレーツ航空での特筆すべき事柄は機内預け荷物の重量制限・個数制限等が他社に比較して緩やかであると言うか、大幅に重たくても良いことである。確か、エコノミーでも30キロまでOKであった。
妻のスーツケースはその体格に合して非常に小さい。そのために私のスーツケースは非常に大きい。しかも、私のスーツケースは安物である。そんなに頻繁に使用するものでもないし、或る国での荷物の扱いの乱雑さを見て、一番安いスーツケースにした。安物で後々気が付いたのであるが、風袋の重さが重いことである。だから、重量制限が厳しいと実質の荷物は余り詰めることが出来ない結果となる。
以前は二人の合計とかで、それはそれでうまくバランスが取れていたのであるが、最近は夫婦合計とかツアー合計とならない。一つの荷物の重量制限と個数制限が厳しいのである。出来れば風袋別の賞味重量でお願いできないものかと何時も最近思っている。
これは、重たいから燃料がかさむと言う理由もあるかもしれないが、機内荷物を上げ下げ・運搬する方の腰痛防止と言う労働衛生上の理由もあるらしい。幾らベルトコンベアー式になっていても、手作業の部分が有るのであろう。中近東の方々は体格も良いので、少々の重たい荷物も大丈夫なのであろう。
それで、荷造り専門係の妻は心置きなく、私のスーツケースに水・お茶・日本酒・その他液体ドリンク類を詰め込んでいた。何時もより非常に重たいが、それでも30キロには及ばない。これは隠れたサービスと言えよう。
と言うような話を同行者の方としていると「私の所は」「私の荷物は私。」「主人の荷物は主人。」「主人のスーツケースの中身は知りません。」「奥様は大変ね。」と仰る夫人がおられた。

燃料サーチャージャー
この項目はエミレーツ航空にのみ関係したことでないことをお断りしておこう。航空機などでは燃料の価格変動に応じて、運賃とは別に徴収される費用のことである。言い方は幾つか有るようだ。例えば、燃油特別付加運賃、燃料油価格変動調整金、燃料サーチャージ、フューエルサーチャージなどである。今回のチュニジア旅行でも燃料サーチャージャーが旅費の3割ほどのウエイトを占める。
日常使用する車でも最近ガソリン代が異常に高くなっている。経費の内訳として、燃料がそれなりの比重を占めるであろうと思われる航空機には必要な制度かも知れない。この制度自体はそんなに文句を言うことはないのであるが、最近の様にこれが常態化し且つ異常に高くなって来るとやはり一言言いたくなる。旅行の最後に返却されるE-チケットを見ると、それに記載されている運賃よりもこのサーチャージャーの方が格段に高い。正規の運賃には何が入っているのか疑問に思う。又、一人当たり同額で徴収されるのも腑に落ちない。ファーストクラス・ビズネスクラスでもエコノミークラスでもその額は同じである。上級がなければそれだけ多くの乗客を運べるので、やはりここは専有面積割にすべきではないだろうか?と貧乏人は考える。
一度、中国へ行ったときにこのサーチャージャー料金の割り戻しがあった。航空会社が新たに申請するのを忘れたために乗客から徴収できなくなったためである。こういう物忘れは歓迎である。
中には燃料サーチャージャー込の価格で売り出している商品もある。こんな場合旅行会社のリスク管理はどうしているのか少々気になる。
肝心なことを書き忘れた。エミレーツ航空は「アラブ首長国連邦」の会社である。以前は大きな産業はなかったが、現在では名だたる原油・天然ガスの産出国である。と言うことでこの燃料サーチャージャーは是非とも原価主義を採用して頂き、格段のサービスをお願いしたいものである。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。