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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

*道具を使う猿*再掲

2008年08月04日 | 自然と生き物の話題
道具を使う猿
お断り:
この記事はあるSNSの日記に書いたものであるが、
ブログ記事として後ほどまで残しておきたいので、再掲する。


テレビを見ていたら、「道具を使う猿」を放映していた。
放映はこれが初めてではなかったように思う。
南米に広く分布する「何とか」猿の或るグループの様だ。

その猿は「台」に乗せた「クルミ」を
相当大きな「石」を両手で持って、
勢いをつけて、「クルミ」に打ち下ろす。

で、割って食べる。

三つの要素、
ここでは「石」、「台」、「クルミ」であるが、
を利用することは相当な知恵がないと出来ない事らしい。

オランウータン・チンパンジーは別にして、
別にする中には頭脳明晰の「ホモサピエンス」も入るが、
猿には出来ないと考えられていた。
しかも、
「石」と「台」も何でも良いと言うことではない。
適当な「石」と「台」が必要である。
打ち下ろす時には、その身体的コントロールも必要である。


その大きな石(やっと猿が両手で持てるくらいである。)は
その周辺にはないそうで、
相当遠くの山から両手でその石を持って運んで来るらしい。
その運ぶ時にも、二足歩行になる。

学問的にこの二足歩行と道具を使うことが
セットになっているところが、面白そうだ。

ところで、
「さいら」は少し異なる点に興味を持った。

「クルミ」はそれぞれの猿が探してくる。
そして、苦労して割ったクルミも
完全にその猿のものであり、他の猿に分け与えようとしない。
例え親子であってもである。

ところが、
「台」と「石」は猿の群れの共有物と言うか、
どの猿も利用しているようで、
特定の猿がその所有権を主張し、
排他している様には見えなかった。

「さいら」ならば、
その「台」と「石」の所有権を主張して、
その所有する権利を行使することになろう。

他の猿がそれらを使って割ったクルミは
堂々とその分け前として頂戴することになる。


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