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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

五右衛門風呂

2008年08月01日 | 今日の話題
日記@BLogRankingに応募していましたが、メインに掲げるのは中止して、末尾に小さく投票マークを載せることにしました。
皆様のおかげで、ブログ数が少ない和歌山県内のランクではありますが、それなりのランクになりました。厚くお礼申し上げます。
今後ともよろしくお願いします。

五右衛門風呂(2008年8月1日)
sakakuraさんのコメントに五右衛門風呂の話があった。
「お題ちょうだい」と言うことで、忘れないうちに
五右衛門風呂の記事である。

今は、銭湯へ行くことは少なくなったが、
「さいら」が幼い頃の「都会」では、
ほとんどの家は銭湯へ行った。

内風呂がある家庭は少なかった。
少なかったと言うのは
「内風呂がある家は小金持ち以上」と言う意味である。

小金持ちの親戚があった。

家の造りも「京都町家的」であった。
祇園祭の鉾もでた。

そこには本当の「掘りごたつ」があった。
ずいぶん前からテレビがあった。
そして「内風呂」があった。

当時はほとんどが内風呂と言えば
五右衛門風呂で有った。

その五右衛門風呂は苦手であった。

大体「底板」が気になって仕方がなかった。

今では想像もできないが、
当時はスリムで体重も軽かったし、
かさもなかった。

五右衛門風呂は直接窯に設置されているので、
底は熱くて「底板」がないと、入浴できない。

そのために底板に乗って、と言うのか、
「底板」を「踏み板」にして、
自分の重みで底板を沈めるのである。

その底板の大きさは、丁度底に着いた時に、
好い塩梅になる大きさである。

と言うことは、浮かんでいる状態では、
随分と隙間がある。

うまくその踏み板の中心に乗らないと、

踏み板がそこに着くまで
ユラユラと揺れる。
時にはひっくり返りそうになる。

それがまず問題であった。
一苦労で有る。

底に着けば、大人は何ともないのであるが、
体重がないので、そして、
座ると背が低いので、口までお湯が来る。

やっぱりグラグラして
何んとも入り具合が悪い。

「ゆっくりとお風呂」と言う雰囲気はない。

「ひやひや」
「ドキドキ」
しながらの入浴である。

「湯冷めせんようにユックリお入り」と
言ってくれるが、

早々に五右衛門風呂から
退出するのが常であった。

日記@BlogRanking


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