Heal-log

つれづれなるままに。

サイパン日和。

2005年10月21日 | 
旅行の醍醐味。
それは旅自体を楽しむことと、旅の思い出を楽しむことにあると思う。

サイパンから帰ってきて1ヶ月。
日常に追われて旅のことを思い出すことも少なくなってきたけれど、今日はサイパンの余韻に浸れた一日だった。

「あーっ、ボージョーボー人形だ!!」
会社の自分の席に飾ってある人形を見て、先輩が言った。
『願いごとが叶う人形』であるボージョボー人形は、最近TVで放映されたこともあり、人気はうなぎ上りらしい。
もっとも、TVと言うものを殆ど見ない私は知らなかったけれど。

現地で見つけたボージョボー人形を一目見たとき、私の頭には侍魂というサイトの中国のロボットの顔が浮かんだ。
「かわいいのかどうか」
この根本的な議論は他者に譲るとして、『願いごとが叶う』などという触込みに弱い私は、買って願掛けをしている。

そんな訳で、ボージョボーは自分の中でかなり熱い。
その対象に、他の人が関心を示してくれるのは、何だか嬉しかった。
願いが叶えば、言うことはないのだが・・・。


その後、少しサイパン気分で帰宅した私を待っていたのは、1通の封書。

これは4日目に訪れたバンザイクリフでお会いしたご夫婦からの手紙だった。
あの日、ご主人に本格的なカメラで撮って頂いた写真を、送って頂いていたのだ。

写真と言うものは、写す人の腕によってこんなに違うのか。
とても綺麗に撮られた写真を見て、またしばし、旅の余韻に浸る。
そして、旅先での「写真送ります」という約束をきちんと守って下さったご夫婦の心遣いを、とても嬉しく感じた。
この手の約束事は、忘れ去られてしまうことが多い中で、きちんと届いた写真と手紙。

帰って来てから、あの時の出会いはいいものだったと気付く。
それも、また大きな旅の醍醐味。

本当に、ありがとうございました。