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ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

祝!「細川紙」ユネスコ無形文化遺産

2014年12月14日 | 水汲み
いつものように東秩父村の深宗水を汲みに行ってきました。
ですが、いつもの村ではないのです。
ジャン!



深宗水のご主人が掲示板を作ったことは前に書きましたが、この掲示板には、山里情報として、
小川町・東秩父村の伝統の技「細川紙」がユネスコ無形文化遺産に登録決定!
と報じられた埼玉新聞が貼ってありました。

そうです、この村で作られている和紙がユネスコ無形文化遺産になったのです。
めでたいことです。

小さい声でいいいますが、実はボクはまだこの村の和紙を見たことがなかったので(小川町の和紙は道の駅にありましたので見ておりましたが・・・)、本日は、「東秩父村和紙の里」に寄って参りました。





メインの建物では製作工程がわかるようになっていまして、和紙の製作実演も行われていました。




次回は紙すき体験をやってみようと思います。



記念に一筆箋としおりを買いました。


また、この村には、みかんの栽培北限地として知られ、大内沢みかん観光農園というところがあります。ここも初めて。対向車が来たらどうしよう、というくらい狭い急坂をぐいぐい上って、山の中腹に来ましたら、みかん園が何軒も。



その中のみかど園がまだ営業中というとのことで、みかん10㎏(2,500円)を購入。



甘くて、かつ酸っぱみがあるみかんです。甘いだけのみかんは昨今いくらでもありますが、ここのみかんは小粒ながら甘味が濃くて、おいしいんです!
この日、東秩父村に向かう途中、川越の先の道の駅で、地元産だというみかんを買っていたのですが、大内沢のみかんのほうが断然おいしい!

山の斜面にはまだみかんがなっておりまして、まだみかん狩りができます。



プチハイキング

2014年09月27日 | 水汲み
先週の日曜日でしたので、1週間経ってしまいましたが備忘のために書きます。

今月の水汲みは御殿場・沼田の湧水に。
富士山ってすごいね、よくもまあ涌いてくるものだ、と感心するほど豊富な水量。汲む時間はあっという間。


車止めから少し離れているので、運ぶのが大変。
水汲み場の上が水源の池。真ん中になにか祀られています。


前回の水汲みでぎっくり腰になったので、今回は細心の注意を払い、切り抜けました。20キロのタンクはボクにはもう無理かも。


水汲み前に、暑さも和らいだし気分を変えたい、山から富士山の眺めを楽しみたいと思い、箱根・金時山に連なる長尾峠から少し歩いてみました。

プチハイキングです。

長尾峠から歩いて約25分、芦ノ湖と富士山が同時に見える場所に到着。残念ながら富士山は雲の上から少しだけ顔を覗かせただけ。こんな日もありますね。


後ろに見える大涌谷や芦ノ湖はくっきり。眼下のゴルフ場の美しさがなんとも贅沢に映る。(ボクはゴルフをやらないので)


ここ10年、膝に水がたまり、調子が良くなかったけれど、8月上旬、八方尾根と栂池を歩いてきたら、まだ大丈夫歩けるとわかり、水汲みと合わせて、奥武蔵の低山ハイクでもやろうかなと考えています。

有機野菜レストランのランチは美味しかった

2014年06月16日 | 水汲み

14日(土)は毎月恒例の水汲み。東秩父村の深宗水を汲んだあとは、せっかく遠出したのだから、美味しいものを「食べる」ことと、この季節ならではの「観光」、言い換えれば「寄り道」が最近のテーマとなっています。

毎回立ち寄るのは、ときがわ町の名物となっている「豆腐工房わたなべ」。
第3駐車場まで整備されたようにとても流行っています。


ここでも少しなら水汲みはできます。

豆腐は水が良いと美味しいのでしょう。ここの豆腐は値段は高いけれど、それだけの価値はあります。
豆乳ソフトクリーム、このトロリ感。味はさっぱりしていて最高。


今回の「食べる」は、ときがわ町にある有機野菜レストラン「ボン・レギューム」。レストランの裏手にある自家菜園の有機野菜を中心とした素材を楽しむレストランです。

営業時間はランチタイムの11時半から3時まで。ご夫婦でやっている、ウッディでいい感じの空間です。


看板に偽り無し。有機野菜の料理は味が濃くて美味しい!

ボクの実家は専業農家。亡くなった兄はニラやトマトを栽培していました。普段食べるものは畑でいっぱい作っているので、きゅうりやなす、ピーマン、じゃがいも、玉ねぎ、とうもろこしや枝豆など夏場にクール宅急便で送ってくれたり、帰省した時大量にもらってきて近所に配ったり。いまも義姉が送ってくれますが、採れたての野菜は本当に美味しい。

その兄が、25年くらい前から約10年間、大地を守る会に参加して野菜作りに取り組んだことがありました。ここは農薬を使う基準が非常に厳しいのだそう。いわゆる低農薬。それすら難しいのだから、無農薬=有機野菜づくりなんてとてもと、帰省した折、酒を飲み交わしながらよく語っていたことを思い出しました。消費者は曲がったきゅうりを好まないのだから、有機野菜ではメシは食えないと。

ボン・レギュームの有機野菜をメインにした日替わりランチは野菜の旨味がわかって美味しかったですね。人参が入った自家製パンもふわっと焼きあがっていて、これまた。ボリューム的には僕ら年配者にはちょうどいいくらいです。
また来よう。

次は、宿根草などを販売している「木ごころ」というお店。


ときがわ町のメインの通りからは少し入った高台にありました。ボクの住んでいるところで売っている草花はプランターで楽しむ人たちをターゲットにしているので、様々な宿根草を見る機会は多くありません。ここはいろんな種類がおいてありますので、季節季節に来てみると花の咲き具合がわかりますので、時々寄ってみようと思いました。

本日はアスチルベなどを購入。

本日の最後は、「ときがわ花菖蒲園」。ときがわ町役場のそば、ホールがあるアスピアたまがわの裏手に広がる大きな菖蒲園です。


バリアフリーの遊歩道が整備されていて、車いすの方が大勢きておりました。


盛りは少し過ぎていたものの、側を流れる都幾川と緑を背景に素晴らしい眺めです。


そんなわけで、水汲みの帰りに寄ってみたいところ、探せばあるものですね。


桜に、水汲み

2014年04月30日 | 水汲み
27日(日)は水汲みに。

ただし、この日はいつもより少し足を伸ばして長瀞の「通り抜けの桜」を見物。

場所は宝登山ロープウエイ乗り場のすぐ隣で、いろんな種類の八重桜がまだたくさん咲いていました。





「鬱金(うこん)」という名の淡い黄色の桜がいいですね。



ここに咲いている桜は、パッと一斉に咲いて急ぐかのように散るソメイヨシノとは違う、おっとりとした大和撫子のような桜であります。




続いて東秩父村の「深宗水」を汲みに。
ちょうど庭先に持ち主の足立宗助さんがおられて、ニコニコ笑顔で、

「こんな山の中の村に汲みに来てくれてありがとう」

とんでもない、恐縮です。
「こちらこそいつもお世話になっております」

見れば、5~6メートル離れたところに汲める場所(蛇口)が増設されておりました。今年2月ごろ、車が列をなした時があって、せっかく汲みに来てくださったのに待たせては申し訳ないと増設したとのこと。





いまどき、こういう方がいらっしゃるとは。もう感謝の言葉もありません。

これからもよろしくお願いいたします。

微力ですが、宣伝します。
東秩父村は埼玉県唯一の村なのです。相次ぐ市町村合併のなかで、それを選ばなかったことは立派。村長さんはこの足立宗助さんのお兄さんの足立理助さん。その村長さんに昨年の今頃頂いた芽吹いたばかりの七変化のもみじは、植え付けに失敗しました。すみません。

目の前にある中学校のグランドのそばに立つその紅葉の葉は、まだ緑ではなく黄色っぽい色でした。




一富士、二水、三モニカ

2014年01月04日 | 水汲み
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


お正月2日は水汲みに行こう、富士山を眺めようと富士吉田、山中湖へ。

富士山。





出かけるときは快晴でしたが、山中湖に着いた頃には山頂下に雲がかかってしまいました。
それにしても雄大。雲のめまぐるしい変化に飽かず眺めておりました。

富士五湖付近は年末に雪がだいぶ降ったらしく、冬の気分満喫。


道の駅富士吉田の水汲み場は相変わらず大勢のひとが汲んでおります。


一番手前が私のポリタンク。しばらくぶりに来てみたらポリタンク3個までと制限されたようです。気が引けつつも汲んでまいりました。

さて、今日の締めくくりは北口本宮富士浅間神社への初詣。NHK紅白が終わって「ゆく年くる年」の年が明けた時間に中継されておりました。この神社の前をいつも通り過ぎるばかりでお参りしていなかったなと思い、行ってきました。



由緒ある神社で、富士山の世界文化遺産構成のひとつだそうです。
杉も立派です。樹齢はいったい何百年になるんでしょう。そんな立派な富士太郎杉や夫婦杉から離れたところに、もっと太い杉がありました。


山川草木に神が宿ると言いますが、まさにそんな気がしてきますね。
なんだかこのところ、神社仏閣いたるところで拝んでいます(かつてはそうではありませんでした)。ついに神様仏様にすがるようになってしまったと我ながら苦笑しております。

友人に富士山の写真をメールで送ったら、「一富士、二水、三モニカ」と返事が返ってきました。うまい、座布団一枚。
でも、ハーモニカを一番頑張ろうと思います。