さて、昨年の冬真っ只中で開始した私の「肌断食」ですが、
「宇津木式スキンケア事典」を頼りに、朝晩ぬるま湯だけで洗顔し何もつけずに
1~2日だったと思いますが、人生最大のお肌の荒涼期がやってきました。
化粧品の力をまったく借りずにいる、私のお肌の実力だったのですが、ボロボロです。
顔全体に粉がふいて触るとうろこでもついているかのようです。
鏡を見ると・・・・何とも言えない顔があって挫折感満載です。
このままでは外にも出られないのでココナッツクリームを付けてマスクをしていました。
マスクができる季節であったことはよかったです。
つづく
肌伝説の崩壊④
クリームなどの害はあるにせよ、有効成分には期待できる
・・・・・答え かえって炎症をおこすことがあります。
クリームは肌バリアを壊しますが、「ハリをもたらす、美白する、潤いをあたえる」
という有効成分には期待してしまいがち。
実際には、界面活性剤、油、有効成分は毛穴やバリアのひびわれからすこしづつ皮膚に
浸透していき、組織はこれを異物をみなして炎症をおこします。
何も塗らないと肌がつっぱり、ばりばりになってしまうという状態のほうが異常なのです。
なにか塗ると肌が滑らかになるような気がするのでつけづづけるとクリームや美容液で
おおわれた肌はその下で、バリア機能が壊されますます乾燥します。
肌表面がぬるぬるとしたものにおおわれていると、古い角質がいつまでもとどまり、
基底層から新しい細胞が生まれなくなり、新陳代謝が停滞します。
古い角質が一つ離れると基底層に伝わって、一つ新しい細胞が生まれる仕組みになっているからです。
ますます肌は乾燥し、薄く、弱くなりテカりも出てきます。
そして、解消のために(なってはいないのですが)クリームを塗らずにはいられないという
負のスパイラル (化粧品会社の仕掛けたワナ)に陥ってしまうというわけです。
有効成分というネーミングがすでに「だまし」だと思うのですが、
それがなんであれ、自前の角層以上の保湿、バリアができるものはないのです。
前にも書きましたが、「人工では作れない」のですから。
近未来的には 「美容用人工皮膚マスク」ができるかもしれませんが、(皮膚移植か!)
そんなものに、大金をつぎ込まなくても、自前の角層を大切にすればいいだけです。
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最近の中高年向けの高額化粧品のCMは本当に悪質だと思います。
あのCG映像のようなことは起こらず、実際のお肌で起きているのは
↑ のような事なのです。
有名な会社だし、この日本で悪いものをあのように堂々と売ることはないだろうと
思ったら大間違い。サプリでもいいかげんなものばかり有名メーカーが堂々と売ってます。
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信じて何十年も使っていたものが、使わないほうが良かったなんて
一気には無理でも、考え直します・・・
化粧品会社のいうことを信じて私もせっせとスキンケアしていました。
高いものは使っていませんでしたが、それでもショックでした。
もう少しシリーズを続けますので、読んでみてください。
私の体験も入れてもうすこし記事を書きますので読んでみてください。
サプリもあまり頼りすぎるのも良くないかもしれませんね。
マメでなかったのは、大変にラッキーでした。
マメでないことがお肌には一番よいことなのです。
この際、一切やめてしまっても大丈夫なのですが。