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100年使っていない物は

2019-11-14 05:36:56 | 断捨離

世の中、まだまだ断捨離ブームは続き

私もそのブームのしんがりあたりにくっついている訳ですが。

 

先日、亡くなったばあちゃんの実家にお世話になった挨拶に行った時のこと。

ここのおっさん(家を継いでいる、70代)が

 「断捨離とかいって、5年使わなかったら捨てましょうというけれど

100年使わない物はどうしろっていうんだ」と

ほぼ冗談だと思われる発言をしておりました。

 

うーーん、確かに。問題は骨董品ですな。

この家は17代続く薬屋さんで、漢方薬品をずっと作ってきて

羽振りの良かった時期があったらしく、びっくりするようなものが蔵に保管されています。

いい物は区の美術館に寄贈したり、貸したりしているそうです。

おっさんの言うように、100年やそこら蔵から出ていないものもあるかも。

 

挨拶に行った時、「芭蕉展に行った」と自慢げに知ったかぶり丸出しで話したら

なんとか田中(でんちゅう)作の「芭蕉像」を見せてくれた。

(苗字を忘れてしまって・・・・櫛田だったかな平櫛だったかな)

まあ、これも使ってないと言えば使ってない。

 

芭蕉と与謝蕪村の話も出て、与謝蕪村の「ほうき図」というのを見せてくれた。

普通、ガラスの向こう側にあるやつだね、これ。

年末に飾るものらしいけれど、数年飾ってないそう。

真贋がはっきりしないので、美術館には見せてないんだって。

ジーッと見て、先日見た蕪村の絵や字を思い出そうとしたけれど

なんせ、箒の絵なのでちーっともわからん。字も読めないし。

 

ここで私は考えた。

5年使ってなければ、100年持ってみたらどうだろう。

そうすれば「逆お宝」になるのではないか。

蕪村は最初から評価されていたわけでもなかったみたいだし。

 

バカも休み休み言おうね。

 

だってさ、もしかしたら有名になるかもしれないじゃない?

 

いやいや、それくらいの予測はできる

 

まあ、そうだね。比べる物がまちがっていました。

先祖が買い求めて100年とっておいたけど、結局ガラクタだったということもあるよね。

(↑ なんでも鑑定団でよくあるケース)

 

この家は継ぐ人がいないので、様々なお宝は美術館などにいくことになるみたい。

ということで親戚のおっさんの「100年使ってない物」は

後継ぎがいれば引き続き保管する。

後継ぎがいなければ、家から出て美術館にいく。

美術館に行かれない物(贋作とか)は、さてどうなる?

 

昔のゴミの山「貝塚」を考えるとね~

 

埋めてみようってか?

 

 



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
芭蕉像 (るり)
2019-11-14 07:25:01
過日、芭蕉展で蕪村の絵も見ましたね。多才なんだと驚きました。お宝がありますね。
「なんでも鑑定団」に見てもらうのがいいですね。
もしかしたら、芭蕉展に展示されたかもしれないですね。
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こんにちは(^^) (jun-sweets)
2019-11-14 10:48:35
骨董等は素人には価値がわからないから困りますね。
私も鑑定団で見てもらうのがいいかなと思います。
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こんにちは~ (keito2)
2019-11-14 12:57:16
モノの値打ちってわからないですよねぇ
美術館に寄贈できるくらいのものはやっぱり「お宝」ですよね。
蔵に入っているような100年物はお宝があるかもしれませんが、一般人の押し入れにあるものはやっぱり「ガラクタ」かも?
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るりさんへ (アガサ)
2019-11-15 08:01:49
鑑定団でコケるお宝が多いですよね。
自分で「お宝」だと思っているのがいいのかも。
美術品て、見方で価値が変わりますね。
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jun-sweetsさんへ (アガサ)
2019-11-15 08:03:01
骨董品はなぜか愛着があるみたいです。
本当の価値がわからないほうが幸せかも。
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keito2さんへ (アガサ)
2019-11-15 08:04:44
有難がってくれる人がいるうちは「お宝」なのでしょうね。
いってみれば、古い掛け軸ですがね。
うちの押入れの物は100年熟成させてもお宝に昇格にはなりませんね。
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