毎日HAPPYDAY

いくつになっても人生これから

フェルメール

2012-07-08 06:27:09 | 読書メモ
昨日は 7月7日(土)

一日中雨が降り続いた。

七夕でもあったけど、これでは年に一度しか会えないという

織姫と彦星は残念でしたね。


TVで、さかんにフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が来日するという

宣伝をやってます。長い期間公開されるようです。

何年か前に、フェルメールの作品を一度に展示するという企画があったのだけれど、

フェルメール人気はずっと続いているのでしょうね。

そこで、本を買ってみました。

「フェルメール ~ 謎めいた生涯と全作品」

著者 小林子 (日本におけるフェルメール研究のスペシャリスト)

謎めいた生涯というところに惹かれました。まだ途中です。

読んでみると、謎と言うほどのものはないのですが、

一時的に栄光を手にしたものの、晩年はパンを買うお金もない生活でした。

どちらかというと、フェルメールの人気の謎のほうに納得したのですが、

その一つに 「17世紀の画家の作品であるにもかかわらず、日常がすぐそこに

感じられる」ということが書いてありました。

宗教画と違って、一目見てわかるのですね。

それと、「すぐそこに」というのは単なる比喩ではなくて、

光と遠近法を駆使した画法で、物理的な「すぐそこ」も含めてだそうです。

3Dってこと??

17世紀の人々とフェルメールの絵を通して、気持ちが通いあうのでしょうね。

昔から、水を汲んだり、手紙を読んだり、おしゃべりしたり、国は違っても

同じようなことをしていたのですから。

本には 「私たちが昔の浮世絵を観賞するよりはずっと身近に感じられる」

とありました。

確かに、宗教画や浮世絵では共感できないですよね。

いつから公開なのかも調べていないのですが、

もし、行けるところだったらぜひ本物を観賞したいと思います。




my名言ノートから


仕事を預けられたら、できるだけのことをしようと頑張るのは

年齢も、性別も関係がない。

人間本来の姿かもしれません。


by 田原総一郎


私もそう思ってました。ずっと長いこと。

でも、田原さん、それ違ってますよ。悲しいけど