毎日HAPPYDAY

いくつになっても人生これから

読売新聞のCM

2012-07-28 20:01:40 | CMウォッチャー

ものすごい暑さで、24時間エアコンを付けっぱなし。

罪悪感が多少あるけれども、倒れて救急車を呼ぶことを考えると

エアコンのお世話になったほうがましな気がしている。

その代わり、TVは番組表を見てオリンピック関係にしぼっている。

結構ある。


オリンピックを意識したと思われる読売新聞のCM

学校のグランドを一斉に走る若者達。

何人かが立ち止まる。その中から抜け出して走り続ける若者達。

また、何人かが立ち止まり、ユニフォームからスーツ姿になる。

怪我で立ち止まる人もいる。

最後まで残って走り続けた一人が、みんなの夢を背負ってゴール!

スポーツにはストーリーがある

と キャッチフレーズが出る。

このCMが大嫌い。

走るのを辞めた人を挫折した人みたいに扱っているところが

ほんとにキライです。

息子の高校の進学説明会でのことですが、ある先生の発言に深くうなずきました

「これから、進路を決めなければなりません。進路を決めるということは

残酷な面があります。それは自分の能力を正確に測り、認めるということが

必要だからです。」

人は生計をたてて生きて行かなければなりませんから

どの道で働くかを決める時、より自分を生かせる道を探していくのは当然です。

だから、そのスポーツから離れるのは挫折ではなくて選択だと思うのです。

読売新聞のCMが、フィールドに残った人達が全員スーツ姿でなくて

様々な姿で、みんなの肩のあたりにスパイクがちょこんと乗っていたりしたら

それで、最後にゴールした彼と同じようにみんなも懸命に生きていて、

自分の果たせなかった夢じゃなくて、彼の選択を応援している風に作ってくれたら

よかったのにと思います。

新聞社のCMなんだからさ、うすっぺらいストーリーはやめてほしい。




MY名言ノートから


でも、金メダル、金メダルと言い続ける必要があるんです。

私たちが望まなければ、誰もくれはしないんです。


by 吉原知子 (元日本女子バレーチーム キャプテン)



今回のオリンピックに、女子バレーボールチームが出場していますので

応援しています。

もう一人、福原友子選手(柔道)も応援しています。

彼女は、北京オリンピック代表選考でヤワラちゃんに勝ったにもかかわらず

選ばれなかったのです。

今、試合が始まっていますので、部屋の中をうろうろしながら

落ち着かないです。勝って笑顔を見せてほしい