毎日HAPPYDAY

いくつになっても人生これから

今年は読書19ー八丁堀おゆう大江戸科学捜査

2021-09-06 19:11:12 | 読書メモ

大江戸科学捜査

八丁堀おゆう-両国橋のご落胤

宝島社 2016年

 

江戸と現代で二重生活を送るOLの関口優佳ーおゆう

全部で5冊出ているみたいで、これは2冊目。

祖母から受け継いだ古屋には200年前の江戸時代に通じるタイムトンネルがあり

仕事に行き詰まったかして、そのタイムトンネルをくぐり

江戸での生活と現代の生活を両立させているらしい。

 

さて、2巻では江戸でも有名な小間物問屋の主から、息子が実の子かどうか

調べてほしいと依頼される。

おゆうは知恵を働かせて、二人のDNAを現代に戻って鑑定すると

実の親子であることがわかったが、江戸では反対の方向にどんどん話が進んでいく。

好意を持っている同心とともに謎を解いていく。

 

タイムスリップ物ですが、ちょっと変わっていておもしろいです。

異次元の通路が押し入れの中にあり、そこで現代の衣装に着替えたりできます。

こんな余裕のあるタイムスリップってなかった。

 

図書館の「新刊案内」のコーナーに置かれていましたので、

はじめて新刊を1番で借りました!!!

他のも読みたいなと検索しましたが、1冊しかないみたい。

最初目次を見た時は短編が最後につながるパターンのようでしたが長編でした。

でも、江戸の生活、現代の生活、粋な同心(たぶんイケメン)など

楽しめる要素がたくさんあって、最後まで楽しく読めました。

 

同心を勝手にイケメン認定してる・・・

 

イケメン枠がないとね~

 

 

 

 


今年は読書18ー失踪.com

2021-08-27 08:35:36 | 読書メモ

失踪.com ~ 東京ロンダリング

原田ひ香

集英社 2016年

 

 

事故のあった部屋(自殺、事件)は直後の入居者には

事故物件であることを知らせなければいけないという決まりがある。

けれど、1度人が住めば次の入居者には伝えなくていい。

この隙間で仕事が発生する。

事故物件に1か月だけ住み部屋をロンダリングする。

家賃はただ、1日5000円の日当が出る。

 

様々な事情でこの仕事をしようとする人、やはりやめる人。

斡旋する不動産屋さんや、失踪者の捜索のプロがかかわって話は進む。

短編でありながら、つながっていくパターン。

 

東京すみっこぐらし。

 

前に読んだ「ランチ酒」もちょっと変わった仕事だった。

あれもすみっこぐらしだったなあ。

 

2011年に「東京ロンダリング」という著作を出しているというので

それも読んでみよう。

 

あと2冊で20冊。がんばろう。

 

ちょっと目的が違ってきちゃってるけど・・・

 

 

 


今年は読書17ーおしまいのデート

2021-08-25 05:42:00 | 読書メモ

おしまいのデート

瀬尾まいこ

集英社 2011年

 

 

ブロ友さんが紹介してくれた作家さんの本。

デートにまつわる短編集。

デートといってもいろいろ、退職したおじいさん先生と元不良高校生など。

いつの間にか始まって、終わりを迎える出来事ってあるなと思った。

その間が暖かいこともあるなあ。

おしまいなんだけど、おしまいじゃないこともあるなあ。

なんてことを考えました。

 

図書館で何冊か借りてきました。

 

 

夏休みの宿題でっか?

 

 

 


今年は読書16ー呉漢

2021-08-22 16:18:13 | 読書メモ

今年は読書年間としてい停滞中です。

読書好きと自認していましたが、脱落しました。

本を読むには集中力がいりますね。

 

呉漢  宮城谷昌光

中央公論社 2017年

 

中国、後漢の始まりに貢献した偉大な武将呉漢の一生を描いた上下2巻

前から気になってはいたのですが、上下2巻で小さい字だし

読み切れないとスルーしていました。

 

でも、コロナでどこにも行かれないし家にこもる毎日ですからね

少しづつ読めるかもと図書館で借りてきました。

 

中国ドラマをよく見ているせいか、案外すんなり読めました。

女性が全く出てこなくて、ものすごい成功物語なのに妙に淡々としています。

それが、かえって胸に迫るというかリアリティがあって本を読んでいるというより

ドラマを見ているようでした。

 

挿絵が版画で迫力ありました。

子供の頃に読んだ本てこんな感じで挿絵があったなあなんて思いながら読みました。

 

中国の映画、ドラマはスケールが大きくて案外任侠です。

いいセリフがたくさんありました。

ただ困ったのは漢字が多くて読めない。読めても意味が分からない。

その辺は飛ばしました。

妄想力は韓国ドラマで培っていますので万全です。

 

久しぶりに何冊か借りてきましたので、頑張って読みます。

 

 

読書年間で 8か月で13冊16冊・・・・

・・・・なんも言えねえ・・・

 

 


ことしは読書15ーじじばばのるつぼ

2021-06-07 08:30:32 | 読書メモ

じじばばのるつぼ

群ようこ 新潮社 2019年

 

雨が上がって散歩できそうでしたので、久々に図書館へ。

片道25分。

途中に大きなマンションができて、住民が通り抜けできるような

小道を作ってくれたので、ちょっと近くなった。

 

ブロ友さんが数多く紹介してくれている作家である群ようこさんの本を

1冊選んでさっそく読みました。

 

じじばばのるつぼ・・・・タイトルからして面白エピソードが満載な予感!

で、確かに面白エピソードなんだけれど、慎みを忘れたじじばばも満載でした。

 

それにしても面白&迷惑じじばばの遭遇率がすごく高いねこの人。

私の前の職場がまさにじじばばのるつぼだったけど、これほどの遭遇率ではなかった。

ということは、おもしろじじばばが増殖したのであろうか。

 

最近はコロナを警戒しているのか、おもしろじじばばの姿が見えない気がする。

今、るつぼになっているのは集団ワクチン接種会場だろうから、そこに取材に行けば

相当数の面白事件をキャッチできるはず。

行かないけど。

 

こういうおもしろじじばばの話を聞いたり読んだりするたびに

こうはなりたくないな~と心の底から思うけれど、実際はどうだろう。

電車の乗り降り、レジ前、スーパーのサッカー台前、

スローテンポになるのは仕方ないとして、自分のせいでほかの人が困ってないか

気にして行動できるだろうか。

 

本を読んで気が付いたのですが、おもしろ行動はじじ率が高い。

 

レジの人に文句をいうじじは私も見たことある。

「これが東証1部上場会社がやることか!」なんて言ってたっけ。

そこまで言うなら、あんたは大株主なんだろうな!と言ってやりたくて

近ずこうとしたら、店長さんがやってきて事務所に連れて行った。

よかった。ほんとに大株主だったら私が事務所に連れていかれるところだった。

 

なんでも首を突っ込もうとするのが、ばばの入口

 

******

感想を書いていないけど

13ーほどほど快適生活百科

14ー悪口の技術