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毎日HAPPYDAY

いくつになっても人生これから

今年は読書⑫女神のサラダ

2021-05-01 13:33:39 | 読書メモ

女神のサラダ

瀧羽麻子

光文社 2020年

 

全国各地の農産物をモチーフに描かれた若い女性たちの生き方。

セリフが各地の言葉で親近感がいっぱい!

主役となる人々が若くて清々しい。

心に風が吹くような1冊。

 

ブロ友さんが紹介されていた本が図書館にあったので借りてきました。

 

癖がなくてとっても読みやすい。

ほかのも読んでみようかな。

 

しばらく停滞してたけど、復活できた。

読書で集中力を養おう!

 

 

 

 


今年は読書⑪ショートショートドロップス

2021-03-23 09:55:17 | 読書メモ

ショートショートドロップス

新井素子編 キノブックス 2019年

 

女性作家15名による15のショートショート集

どれも独特の世界があって面白く読めました。

15のお話の中に、「山崎ぶたぶた」さんというぬいぐるみのぶたさんが

登場するお話があります。

新井素子さん一押しみたいなことをあとがきで書かれていました。

ブロ友さんの愛読書シリーズの登場人物(?)なので

かなり興味深く読みました。

シリーズ読んでみたくなりました。

 

 

私のショートショートの原点は星新一の「ボッコちゃん」です。

著作はほとんど読みましたが、ほとんど忘れてしまいました。

私のイメージしたショートショートとは少し違っていて、

印象的なオチみたいなものはなくて、まさに短編です。

 

星新一という人はすごかったんじゃないの!

 

 

 


今年は読書⑩縁結びカツサンド

2021-03-17 12:01:29 | 読書メモ

縁結びカツサンド

冬森灯 ポプラ社 2020年

第1回 おいしい文学賞最終候補。デビュー作

 

駒込裏商店街にある一軒のパン屋さんにかかわる人達の話。

パン屋さんなので、豪華な料理は出てきませんが、

それぞれのお話とそれぞれのパンがいい具合にマッチしていました。

こんなパン屋さんがあったら立ち寄ってみたい。

 

おいしい文学賞っていうのがあるのね!

まとめて読みたい気もする。

 

 

 


今年は読書⑧正妻 全2巻

2021-02-15 13:47:10 | 読書メモ

正妻 慶喜と美賀子 全2巻

林真理子 講談社 2013年

 

徳川最後の将軍慶喜に嫁いだ美賀子が見た徳川の最後。

ブロ友さんのお勧めで図書館で借りてきました。

幕末物と言ってもいいのかもしれないですが、すんなり読めました。

今年始まる大河ドラマが同じ時代なので、ドラマでは描かれないであろう

慶喜のほうの事情もわかったつもり。

長いのも読めるようになってきた!

 


今年は読書⑦六条御息所源氏がたり 全3巻

2021-02-08 15:56:51 | 読書メモ

六条御息所源氏がたり

林真理子 小学館 2012年

 

林真理子さんの本てほとんど読んだことありませんでした。

何かのコラムを読むくらい。

ブロ友さんのお部屋で話題になっていたので図書館で借りてきました。

 

六条御息所は光源氏と恋人同士になりながら、ほぼ捨てられてしまい

生霊となり、その身を憂いて悲しみながら死すとも成仏できずに

切々と源氏を語る・・・・ということで二人のお話なのかなと

まず1冊目を読み始めました。

目次を見ると、見覚えのあるタイトルがずらりと並び

これは、林真理子編集の源氏物語なのかと始めて気が付きました。

今まで、ちょっと飛ばして読んでいた物語も、林さんの手にかかると

飛ばすなんてとんでもない、なるほどこういうことだったのかと

今ごろ理解できました。

複雑な人間関係もやっと理解できた気がします。

 

宮廷というのは案外狭い世界なのかもしれません。

自分の血縁、妻の親戚の間でぐるぐる回っているようです。

それにしても、最後に光源氏って見かけは100点、中身0点の

女たらしのおっさんみたいに思えてきて笑ってしまいました。

六条の御息所が語ると最後はそうなるよな~なんて思ったりして。

 

光源氏は相当な地位についているらしかったけど

仕事するヒマあったのでしょうか。