川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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裁判官の「良心」とは

2024年07月06日 | 法律・海外法務
1か月前くらいに読み終わっていたのに、ブログ化できておらず、、、

珍しい、現役裁判官・竹内浩史さんの本。

裁判官の良心とは。

いろんな視点があるでしょうが、この裁判官は、

  1. 正直
  2. 誠実
  3. 勤勉
を重視されている。

特に、最後の「勤勉」が、刺さる。

訴訟活動をする弁護士として、「勤勉」っぷりを裁判官に理解してもらうことも大切なんだな、と思わされました。

____________

他に、裁判官の出世ルートとして:

  1. 地裁左陪席
  2. 地裁右陪席・支部長
  3. 高裁左陪席
  4. 地裁部総括(裁判長)
  5. 高裁右陪席
  6. 地家裁所長
  7. 高裁部総括(裁判長)

って順番、ってのは、なんとなくは分かっていましたが、こう明確に言語化されると、なるほどな、と。特に:

高裁の右陪席様は、地裁の部長より偉い。
高裁の裁判長ってのは、地家裁の所長より偉い。

この辺は、弁護士を20年ちかくやっている私でも、明確に言語化まではできていませんでした。

 
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