勝沼・麻屋葡萄酒の一升瓶ワイン「サンデーワイン」。
弊社の一升瓶ワインの販売数が第1位です(赤ワイン、白ワインとも)。
このワインを、麻屋葡萄酒より紹介された時、そのネーミングに驚き、価格にも驚き、1度は採用を見送りました。
断りましたが、国産葡萄100%で、この価格、どうやったら売れるだろうかと考える日が続きました。
どうして「サンデーワイン」なのか。
リラックスしている日曜日に飲もう、という意味だろう事は推測できましが、ネーミングがズバリすぎる、ラベルもちょっと恥ずかしいなあ。
麻屋葡萄酒に聞いたところ「当時、ビューティフルサンデーという曲が流行していて・・・」。
え、何十年前の話?
その頃から、名前変えてないの?
世の中、物に溢れていますが、中身は変わらなくても、パッケージは常にモデルチェンジするでしょう。食べ物、飲料、調味料なんでもそうですが、常に目新しく。
時々、これまだ販売してるんだー、というレトロなものがありますが、一升瓶ワインはレトロのものばかり。
30年、40年、ラベル変更無しは当たり前の世界です。
そのサンデーワイン、取り扱い当初はあまり売れませんでした。
ところが、NHKで麻屋葡萄酒が紹介され、ブレイク。
麻屋葡萄酒の一升瓶ワインはどれも売れるようになりましたが、サンデーワインの売れ行きは別格です。
一升(1.8ℓ)840円。驚きです(白の甘口のみ現行920円)。
720mlでも国産葡萄100%で、この価格は見当たりません。
そして、ついに値上げが決定しました。平成24年4月1日より、990円です。
仕方ありません。3年程前より、原料の醸造用葡萄の価格は上がっています。
山梨の各ワイナリーが毎年値上げする中、麻屋葡萄酒は価格据え置きで頑張ってきました。
しかし、値上げ後、一升瓶ワイン最安値の称号は、北野呂醸造(ウインワイン)の黒ラベル(デラウエア、白ワインのみ)に移ってしまいます。