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ペットブームの中、毎日967匹(2006年)全国の自治体施設で処分される犬、猫たち

2011年11月09日 14時28分04秒 | 日記
TUTAYAで、準新作100円だったので、13枚ほど借りた内の中で、ドキュメンタリー映画を借りた一枚がこれであります。

「犬と猫と人間と」と言う映画で、愛犬家のお話と思えば、飼えなくなって、捨てられた犬や猫たちの行く末をレポートした映画でありました。

何の罪もなく、人間の都合、わがままで、いとも簡単に捨てられ、自治体に殺処分される犬猫たち。

それをなんとか、民間などの愛護施設などが頑張っている。
しかし、限度があり、限界とわかりながらでも、なんとか少しでもと頑張っている人々の苦悩がよくわかる映画であります。

自治体の施設に連れて来られた犬は、5日までに飼い主が現れなければ、殺処分。
飼い主が持ち込めば、翌日殺処分。
猫に至っては、数が多いという事で翌日に殺処分。

しかしながら、生後二ヶ月以内の子犬子猫は、譲渡施設に回され、飼いたい希望者にあげているという。

しかし、譲渡率は、千葉の愛護センターで2004年、犬3.7%、猫1%という現実。
後は、殺処分。

殺処分は、炭酸ガスで窒息死させる事で、密閉された金属の箱に入れられ、その箱がベルトコンベアに載り、動いてトラックの中に入る。

トラックは、犬猫を乗せて走り出し、その中で、殺処分が行われる。
そして、トラックは、火葬場へ着くという事らしい。

施設内での処分は、周りの民家から苦情が来るという事で、移動中のトラックでの処分らしい。

そう言えば、ペットの火葬する業者も、車で移動しながら火葬してましたね。
火葬場って、人間の場合でも絶対に必要なんだけれど、自分の家の近所だと嫌がるんですよね。
人間って理不尽なもんであります。

動物愛護の先進国のイギリスでのお話も出ておりましたが、それでも日本の半分が処分され、ただ、日本の場合みたいにホームセンターや大型スーパーなど、どこでも買える環境、乱売に近いんじゃなく、ブリーダーなどの専門店で買うか、人から貰う、そして、施設でもらうとかで、家族を迎える気持ちみたいですね。

イギリスの施設の方が言うには多少病気でも、覚悟の上で引き取る人もいるといいます。
そして、野良猫、野良犬が街で見かけないそうであります。

イギリスの愛護団体も犬や猫だけにかかわらず、生き物全体を気にしている人たちも多く、肉は食べないで、ベジタリアンになる人も多いそうであります。

たしかに、牛や豚、鶏の生肉工場のドキュメンタリー映画も見ましたが、うわべだけの人間の傲慢さがよくわかる映画で、悲惨でありました。

ペットを捨てるから問題で、人間のように住民記録みたいな物をつくり、管理し一匹に付き1万円以上の毎年の税金をかければ、安易にペットを飼わなくなるし、その財源で、捨てられた動物の餌代、管理費に当てればどうかなっと思いますね。

殺人者で死刑宣告された人間は、何年も先に執行されるに比べ、何の罪もない子犬や子猫たちは、有無を言わさず、すぐ殺される現状、あなたはどう思いますか?

っという事で、この映画、お勧めであります。


映画「犬と猫と人間と」予告編

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