
CGも映画などで見慣れてきて、そう珍しくもない時代になって来ましたね。
ただ、お金と時間がかかるそうで、それなりに大作映画では見ごたえがありますよね。
ドラマでは、そうお金もかけられないのでしょうが、さすがNHK,国民から無理からに視聴料をふんだくってるので、いい物が出来るんですね。
「精霊の守り人」なんかも、映画並か以上の出来栄えでしたよね。
そんな、NHKが「荒神」という宮部みゆきの作品の映像化をしたんですね。
「あさイチ」でゲストに内田有紀が出ていて、裏話をしておりました。
時代劇に怪獣が出て来ると云う設定の物語で、関ケ原から100年後で、対立する村から生贄で怪物を生み出し、封印したはずの怪物が甦り村を襲う話。
呪いで怪物を生み出した一族が皆殺しに会うが、生き残って逃げた兄妹の隠された禁断の思いが明かされ、怪物を退治すると云うお話。
怪物から一滴の涙が印象的。
怪物という表現よりも、時代設定から魔物とした方が合うような気がするんですけどね、怪物というと現代的なイメージがしません?
撮影現場では、怪獣に見立てて十字の棒を持ってイメージしたそうで、なかなかその処が難しかったと内田有紀は言っておりました。






怪物をCG化作業に4か月かかったそうで、その中で怪物のイメージを監督が事細かく注文したそうであります。
自らが怪獣になって動きを見せたという事で、あの怪物の動きは監督の動きだそうです。



この怪獣に追われて全力疾走をするのに、この時代の着物で走るのは小股でちょこちょこと走る為大変だったそうであります。
だから着物の女性は、早く走れないのではしたなくても、裾をまくりあげて走るのがいいのでしょうね。
この時代の着物は、男女とも速く走れないから逃げられないのでしょうね。
まして、侍は重たくて長い刀を腰にぶら下げてれば、無理!
だから、忍者は背中に刀を付けてるんですね。・・・なるほど
人がボールをかかえた怪獣は、ちょうど人が怪獣に跳ね飛ばされるアイデアだそうです。






昔の役者と違って現代では、CGありきの時代なので、無い物をイメージする能力、感情移入をしていかなければならないので、大変ですね。
内田有紀も棒に向かって涙したそうであります。





このドラマ、たぶん深夜の地上波でも再放送があるかと思いますので、観られてない方は要チェックですね(^-^)
