梅田の金権ショップで、「昭和幻風景ジオラマ展」のチケットを見かけました。
ジオラマや模型など、ちょっと興味をそそがれる物がありましたので行ってまいりやした。
京都の高島屋で2月28日からの展示なんですが、1月に大阪の難波高島屋でこの展をやっていたんですよね。
もうちょっと、早く知っていれば、京都まで行かなくてもよかったのに、と思ったのでありますが、せっかく京都まで行くのであれば、気になっていた神社、御金神社と河合神社にも行ってみようと出掛けてまいりました。



ジオラマ展は、NHKの連続テレビ小説の「梅ちゃん先生」のオープニングで使われていた(私は、このドラマ観てないんですが・・)山本高樹氏の作品展であります。
昭和初期の東京の下町の風景が主で、道頓堀や通天閣などもありました。
本物を縮小しただけのようなリアルさが、凄い、そして、私よりも前の世代の人が喜ぶようなノスタルジックな昭和の街並み、人、人、人・・・
建物の精巧さもさる事ながら、人物の表情、髪型、服装、動きのあるポーズと同じものがないくらい、丁寧に、しっかりと造ってあるのに魅入ってしまいます。
また、その人形の数が半端でないくらい多い・・
建物にあかりが灯り、夜の繁華街が煌めき、酒場で一日の疲れを癒すかのようにワイワイと呑んでいるサラリーマン。
ずーと眺めていると、今にも動き出すような気がします。


「梅ちゃん先生の町」
2011年作 W200cm × D140cm × H50cm

「川っぺりの町」
2006年作 W103cm × D93cm × H60cm
お風呂あがりの右下の女性、細かい仕草や表情、カンジがよく出てますよね。

「路地奥の井戸広場 本郷」
2005年作 W45cm × D52cm × H45cm


「夢町楽天地」
2007年作 W93cm × D75cm × H70cm


高架下の呑み屋さん、左下のお店の中の奥にいる男性、中はご覧の通りポスターや字、机の上のビールやつき出しなど、細部にまでこだわって、雰囲気を醸し出しておりまする。

「ガード下パラダイス 有楽町」
2003年作 W100cm × D37cm × H50cm

電車や中の乗客もリアルに一人一人違っています。

お風呂屋さんであります。
男湯、女湯が細部に渡って観れます。
風呂上りに縁側で涼んでいる親子、お浴場のタイルの絵、桶などリアルですね。


「明神湯 大田区雪谷」
2007年作 W85cm × D91cm × H68cm
駄菓子屋さん、今みたいにコンビニがなかった時代、ある意味では、子供たちのお菓子のコンビニだったかもしれません。


「あの日の駄菓子屋」
2006年作 W46cm × D46cm × H45cm
この他、ビデオコーナーがあって、山本高樹氏の人形の製作現場の様子や、下町の路地裏を散歩する処など、人柄の一部が垣間見る事が出来る映像でありました。
路地裏を今時、下駄を履いてカランコロンと音を立てながら歩く様子は、古き良き昭和の初期の時代、この下町をこよなく愛するカンジがよく出ておりました。
っと言っても、この方、1964年生まれなので、東京オリンピックも知らない方なんですけどもね・・・・
この展は、3月11日(月)迄で、晩は20時まで(最終日は16時半まで)やっているそうであります。
入場料は¥800ですが、午後6時からは半額(トワイライトサービス)だそうであります。
京都の方、お仕事帰りにでも寄ってみられてはいかがでしょうか?


「山本高樹氏のHP(模型日和下駄)」
次の目的地、御金神社に行きます。
ここ河原町から地下道で烏丸まで行き、烏丸通を北に歩き、御池通まで進み、西の二条城方面へ歩いて行きます。
ここからなんですが、Yahooの地図では、古いし、この「御金神社」が載ってないんですよね。
Googleマップだと載っています。
しかし、現場では、なんの表示もないので、迷ってしまいます。
目印は、御池通りの北側で、「京都地方合同庁舎」から東に歩いて次の角(角には自転車屋があります。この自転車屋は、Google マップの映像では、古くて載っていないみたいです。)その角を目印にして北へ20mくらいでしょうか?歩いた所にありました。

「御金神社」でございます。

鳥居は、キンキラキンの金色の鳥居でございます。
黄金好きの豊臣秀吉が現代で生きていたら、この神社をもっとハデにして、大きくしていたでしょうね。


この神社「おかね」とは呼ばず、「みかね」と呼ぶそうでございます。
本来は、鉱山、鉱物の神で農器具などの金属類の事だそうで、広い意味では、お金なども入るので、現代では、このお金を中心とした神になってしまい、崇め奉られる事になったそうでございます。



ですから、絵馬には、お金の事ばっかり、ほとんどが、宝くじなどのロトの願いが多いでありました。



しかし、絵馬の中には、宝くじが当たったというお礼参りの絵馬があるかと、ちょっと期待をして、探していたのですが、見つかりませんでした・・・・やっぱりネ・・・
この神社、ほんと小さく、マンションに囲まれた一角にたたずんでおります。
境内には、神社関係の人は誰もいなく、おみくじなどのお守りなんかも無人で、金銭箱が置いてあるだけという寂しい神社であります。
奥に「御用の方」というボタンがありました。
だけど、ちょろちょろと人が途切れる事なく、参拝者がありました。
中には、地元の方なんでしょうか、チャリンコで来て、鳥居前で一礼をして参拝している人もおられました。
そういう意味では、地元の人に親しみ、愛されているんでしょうね・・・・みんな、一攫千金を狙っている下心のある人ばっかり??・・・
っと云う事で、私も下心を隠しながら、お願いを致しました。
願い事は、やはり・・・「ロト6」、当然ですね。
\300を金銭箱に入れて、おみくじを買いました。




「大吉や!・・」


YouTube「御金神社(2分14秒)」
さて、ここから河合神社を目指すのでありますが、結構歩くのに遠く、夕方近くになって来るので、バスに乗ろうとしました。
しかし、出町柳方面行きが見あたらないです。
銀閣寺行きはあったんですが、岡崎方面まわりなので出町柳には行く様子もなく、仕方なく、とりあえず歩きました。
ちなみに、河合神社は、下賀茂神社がある「糺(ただ)すの森」の中にあり、出町柳が近いのであります。
烏丸通を北上して、丸太町、京都御苑を通り、今出川通までやっと来たのですが、足が棒になり時間も夕方になって来ました。
今出川通まで来れば、出町柳方面のバスはいっぱい来ると思って、その場ですぐさまバスに乗り込みました。
あー、楽チンであります。
出町柳に着き、急いで、また歩き始めたのですが、Yの字になっている鴨川の右側沿いを歩いて途中、橋を渡ったのですが、河合神社を通り過ぎてしまい、下鴨神社の中ほどで境内に入れたのでありました。
もう一つ手前の橋を渡ればよかったんであります。
広い境内の中で位置がわからず、とりあえず下鴨神社本殿の方へ歩いて行きました。

下鴨神社の大きな楼門をくぐり、中門の方へ行きます。


中門を入ると言社(ことじゃ)があり、七つの社に十二支(えと)を守る守護神さまがおられるという事であります。
それぞれの干支の神様にお願いするといいそうであります。



河合神社に行こうと楼門をくぐると、右手に「相生社(あいおいのやしろ)」があります。


縁結びの神様だそうで、人との相性(あいしょう)が良いとか悪いとかいうこの相性、実はこの神社から来た言葉だそうでございます。

また、ここの御神木が二つの木が一つの木になっている処から、「連理の賢木(れんりのさかき)」と呼ばれており縁起ものとされているそうであります。


表参道を南へ行くと、「河合神社」が右手に見えます。

いろいろと難しい事が書いてありますが、祭神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)が、女性の守護神であり、美の神様?っと言われている処から、美顔(願)絵馬なるものが、人気を出しているんですね。
いやー、神様も商魂たくましいですね・・・
河合神社ってひょっとして「かわいい」から来ているとか?・・・・
現代だったら、天才美容整形外科医の方が、神様と呼ばれるんでしょうね・・・







こんなにズラーっと並ぶと、首だけが並んでいるみたいで、ちょっと怖い気もしますね。
さすがに、男性の顔は見あたらないですね・・・あっ、女性の神様でしたよね
美顔になる事は、良縁祈願の為の一つなんでしょうね・・・ご苦労様です。


YouTube「下鴨神社 河合神社(3分43秒)」
様々な神社仏閣があり、いつの世の時代も神頼みはなくならないもんですよね。
絵馬などに願いを書いて祈願するのは、よくみかけますが、実際、その祈願が叶えてもらったかどうか、別コーナーで絵馬をお礼参りみたいに飾ってあれば、人々の共感を呼ぶんではないかと思うんですが・・・
そして、お寺、神社毎に成願ランクづけなるものをやってみたら面白い気がするんですが、いかがでしょうか・・?
お前は、バチあたりや・・・っと言われるかもしれませんね・・・
今日は、結構歩いたんですが、家に帰ってから、食事をして、ポケットの中の万歩計をとりだしたら、なんと、2が勢揃ろいしているではありませんか・・・わざと、仕組んだんではないですよ・・・なんか、いい予感がします・・・よネ


「ぶらり散歩」履歴インデックス
ジオラマや模型など、ちょっと興味をそそがれる物がありましたので行ってまいりやした。
京都の高島屋で2月28日からの展示なんですが、1月に大阪の難波高島屋でこの展をやっていたんですよね。
もうちょっと、早く知っていれば、京都まで行かなくてもよかったのに、と思ったのでありますが、せっかく京都まで行くのであれば、気になっていた神社、御金神社と河合神社にも行ってみようと出掛けてまいりました。



ジオラマ展は、NHKの連続テレビ小説の「梅ちゃん先生」のオープニングで使われていた(私は、このドラマ観てないんですが・・)山本高樹氏の作品展であります。
昭和初期の東京の下町の風景が主で、道頓堀や通天閣などもありました。
本物を縮小しただけのようなリアルさが、凄い、そして、私よりも前の世代の人が喜ぶようなノスタルジックな昭和の街並み、人、人、人・・・
建物の精巧さもさる事ながら、人物の表情、髪型、服装、動きのあるポーズと同じものがないくらい、丁寧に、しっかりと造ってあるのに魅入ってしまいます。
また、その人形の数が半端でないくらい多い・・
建物にあかりが灯り、夜の繁華街が煌めき、酒場で一日の疲れを癒すかのようにワイワイと呑んでいるサラリーマン。
ずーと眺めていると、今にも動き出すような気がします。


「梅ちゃん先生の町」
2011年作 W200cm × D140cm × H50cm

「川っぺりの町」
2006年作 W103cm × D93cm × H60cm
お風呂あがりの右下の女性、細かい仕草や表情、カンジがよく出てますよね。

「路地奥の井戸広場 本郷」
2005年作 W45cm × D52cm × H45cm


「夢町楽天地」
2007年作 W93cm × D75cm × H70cm


高架下の呑み屋さん、左下のお店の中の奥にいる男性、中はご覧の通りポスターや字、机の上のビールやつき出しなど、細部にまでこだわって、雰囲気を醸し出しておりまする。

「ガード下パラダイス 有楽町」
2003年作 W100cm × D37cm × H50cm

電車や中の乗客もリアルに一人一人違っています。

お風呂屋さんであります。
男湯、女湯が細部に渡って観れます。
風呂上りに縁側で涼んでいる親子、お浴場のタイルの絵、桶などリアルですね。


「明神湯 大田区雪谷」
2007年作 W85cm × D91cm × H68cm
駄菓子屋さん、今みたいにコンビニがなかった時代、ある意味では、子供たちのお菓子のコンビニだったかもしれません。


「あの日の駄菓子屋」
2006年作 W46cm × D46cm × H45cm
この他、ビデオコーナーがあって、山本高樹氏の人形の製作現場の様子や、下町の路地裏を散歩する処など、人柄の一部が垣間見る事が出来る映像でありました。
路地裏を今時、下駄を履いてカランコロンと音を立てながら歩く様子は、古き良き昭和の初期の時代、この下町をこよなく愛するカンジがよく出ておりました。
っと言っても、この方、1964年生まれなので、東京オリンピックも知らない方なんですけどもね・・・・
この展は、3月11日(月)迄で、晩は20時まで(最終日は16時半まで)やっているそうであります。
入場料は¥800ですが、午後6時からは半額(トワイライトサービス)だそうであります。
京都の方、お仕事帰りにでも寄ってみられてはいかがでしょうか?



次の目的地、御金神社に行きます。

ここ河原町から地下道で烏丸まで行き、烏丸通を北に歩き、御池通まで進み、西の二条城方面へ歩いて行きます。
ここからなんですが、Yahooの地図では、古いし、この「御金神社」が載ってないんですよね。
Googleマップだと載っています。
しかし、現場では、なんの表示もないので、迷ってしまいます。
目印は、御池通りの北側で、「京都地方合同庁舎」から東に歩いて次の角(角には自転車屋があります。この自転車屋は、Google マップの映像では、古くて載っていないみたいです。)その角を目印にして北へ20mくらいでしょうか?歩いた所にありました。

「御金神社」でございます。

鳥居は、キンキラキンの金色の鳥居でございます。
黄金好きの豊臣秀吉が現代で生きていたら、この神社をもっとハデにして、大きくしていたでしょうね。


この神社「おかね」とは呼ばず、「みかね」と呼ぶそうでございます。
本来は、鉱山、鉱物の神で農器具などの金属類の事だそうで、広い意味では、お金なども入るので、現代では、このお金を中心とした神になってしまい、崇め奉られる事になったそうでございます。



ですから、絵馬には、お金の事ばっかり、ほとんどが、宝くじなどのロトの願いが多いでありました。



しかし、絵馬の中には、宝くじが当たったというお礼参りの絵馬があるかと、ちょっと期待をして、探していたのですが、見つかりませんでした・・・・やっぱりネ・・・
この神社、ほんと小さく、マンションに囲まれた一角にたたずんでおります。
境内には、神社関係の人は誰もいなく、おみくじなどのお守りなんかも無人で、金銭箱が置いてあるだけという寂しい神社であります。
奥に「御用の方」というボタンがありました。
だけど、ちょろちょろと人が途切れる事なく、参拝者がありました。
中には、地元の方なんでしょうか、チャリンコで来て、鳥居前で一礼をして参拝している人もおられました。
そういう意味では、地元の人に親しみ、愛されているんでしょうね・・・・みんな、一攫千金を狙っている下心のある人ばっかり??・・・
っと云う事で、私も下心を隠しながら、お願いを致しました。
願い事は、やはり・・・「ロト6」、当然ですね。
\300を金銭箱に入れて、おみくじを買いました。




「大吉や!・・」



さて、ここから河合神社を目指すのでありますが、結構歩くのに遠く、夕方近くになって来るので、バスに乗ろうとしました。
しかし、出町柳方面行きが見あたらないです。
銀閣寺行きはあったんですが、岡崎方面まわりなので出町柳には行く様子もなく、仕方なく、とりあえず歩きました。
ちなみに、河合神社は、下賀茂神社がある「糺(ただ)すの森」の中にあり、出町柳が近いのであります。
烏丸通を北上して、丸太町、京都御苑を通り、今出川通までやっと来たのですが、足が棒になり時間も夕方になって来ました。

今出川通まで来れば、出町柳方面のバスはいっぱい来ると思って、その場ですぐさまバスに乗り込みました。

出町柳に着き、急いで、また歩き始めたのですが、Yの字になっている鴨川の右側沿いを歩いて途中、橋を渡ったのですが、河合神社を通り過ぎてしまい、下鴨神社の中ほどで境内に入れたのでありました。
もう一つ手前の橋を渡ればよかったんであります。
広い境内の中で位置がわからず、とりあえず下鴨神社本殿の方へ歩いて行きました。

下鴨神社の大きな楼門をくぐり、中門の方へ行きます。


中門を入ると言社(ことじゃ)があり、七つの社に十二支(えと)を守る守護神さまがおられるという事であります。
それぞれの干支の神様にお願いするといいそうであります。



河合神社に行こうと楼門をくぐると、右手に「相生社(あいおいのやしろ)」があります。


縁結びの神様だそうで、人との相性(あいしょう)が良いとか悪いとかいうこの相性、実はこの神社から来た言葉だそうでございます。

また、ここの御神木が二つの木が一つの木になっている処から、「連理の賢木(れんりのさかき)」と呼ばれており縁起ものとされているそうであります。


表参道を南へ行くと、「河合神社」が右手に見えます。

いろいろと難しい事が書いてありますが、祭神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)が、女性の守護神であり、美の神様?っと言われている処から、美顔(願)絵馬なるものが、人気を出しているんですね。
いやー、神様も商魂たくましいですね・・・
河合神社ってひょっとして「かわいい」から来ているとか?・・・・
現代だったら、天才美容整形外科医の方が、神様と呼ばれるんでしょうね・・・







こんなにズラーっと並ぶと、首だけが並んでいるみたいで、ちょっと怖い気もしますね。
さすがに、男性の顔は見あたらないですね・・・あっ、女性の神様でしたよね
美顔になる事は、良縁祈願の為の一つなんでしょうね・・・ご苦労様です。



様々な神社仏閣があり、いつの世の時代も神頼みはなくならないもんですよね。
絵馬などに願いを書いて祈願するのは、よくみかけますが、実際、その祈願が叶えてもらったかどうか、別コーナーで絵馬をお礼参りみたいに飾ってあれば、人々の共感を呼ぶんではないかと思うんですが・・・
そして、お寺、神社毎に成願ランクづけなるものをやってみたら面白い気がするんですが、いかがでしょうか・・?
お前は、バチあたりや・・・っと言われるかもしれませんね・・・
今日は、結構歩いたんですが、家に帰ってから、食事をして、ポケットの中の万歩計をとりだしたら、なんと、2が勢揃ろいしているではありませんか・・・わざと、仕組んだんではないですよ・・・なんか、いい予感がします・・・よネ



