7月11日
「まさか、まさかの貸切・・状態?」
「ターミネーター」の次に栗林慧の「アリのままでいたい」と言う昆虫の世界を描いた子供向けの映画を観て来ました。


この人のスチール写真展を以前観た事があり、昆虫の、どアップのシーンや虫たちが見る世界の映画版という事で、面白そうなので観たわけなんでありますが、なんと・・・141席とこじんまりとした会場ですが、私一人でありました。
昔、箕面の109シネマズで「陰陽師2」も一人だった時から2度目の経験であります。
まさか、平日とは云え、大阪駅の上の「ステーションシネマ」で、誰も観ないというのは、信じられないですが、この映画の人気がないと言う事なんでしょうか?。
でも、私が観たのは、3Dだったので、2Dの会場は人が入っていたかもしれません。
「ターミネーター」の3Dはわかりづらいですが、この昆虫のゆっくりした動きの3Dは、迫力がわかりやすいと思いますね。
逆に、虫の苦手な人は、ちょっと気持ち悪く感じるのかもしれませんね・・・3Dだから、よけいに入らないのかな・・?
ホント映写機係りの方には、私一人のために上映しなければならないので、申し訳ない気がしますが私は、なんか貸切みたいで気持ちよかったですね。
指定席に関係なく、自由に好きな処に座わりました。
一番3Dのよく見える場所を探して・・・・
この映画は、栗林が独自のカメラを工作して虫たちの世界を描き続けている作品で、その迫力さはすごく面白いと感じました。

ただ、自作のカメラだけにちょっとピンぼけがあったりと、素人感があり、BBCの映像をよく観ているだけに、ちょっと物足りなさを感じますが、でもよく撮れている方だと思います。
カブトムシが樹液を求めて、ハチを蹴散らすシーンやカマキリのオスがメスに食われるシーンなど面白いシーンが満載であります。
カマキリのメスは、オスが交尾をしようがしまいが、動くものは餌と思っているらしく、オスが交尾に近づくのを見つけたら、瞬時に頭からムシャムシャと食べる習性らしいですね。
でも、オスは、頭を食べられて無くなっていても、交尾するお腹は動いてるんですね。
メスは、オスに交尾されながらオスの頭からずーっと食べ続けているんですね。
そんなメスも産卵場所を探す旅に出ます。
道端を歩いていると猫に襲われるシーンがあり、なんとか逃げるんです。

産卵を終えるとむなしく死んでいく様子は、はかないものであります。
この間、街の駐車場にちょこっと生えている草に、小さな1cmくらいのカマキリを見つけました。
両腕のカマを持ち上げる姿なんかも、小さいながら一生懸命に生きているんだなぁっと思いながら見ていた事がありました。
虫って、ほんとに変わった形をしてますよね。
見慣れているから、そんなもんだと思っていますが、我々動物とはまったく違う形で、宇宙生物的な気もします。
幼虫からさなぎになって、成虫と全部形が違うでしょう・・・これってすごい身体のシステムですよね。
さなぎから、成虫になる時って、一旦、身体の内臓を神経、心臓以外、ドロドロにして、新たに組み直すんですよね・・・こんなシステム誰が考えたのか、ほんと生命の神秘に脱帽します。
宇宙人ってどんな形だろうと人間が考えても、二本足の人間みたいな姿・・・貧困な発想・・・それに比べ、人間の創造をはるかに超えた生き物・・・昆虫たち・・・
そんな昆虫・・・昆虫は6本脚なので、虫ですね・・・たかが虫、されど虫、気持ち悪いけど神秘的な生き物・・・・そんな映画でありました。




「アリのままでいたい」公式サイト(予告編)」
「たまには、映画館もいいもんだ!」 インデックス
「まさか、まさかの貸切・・状態?」
「ターミネーター」の次に栗林慧の「アリのままでいたい」と言う昆虫の世界を描いた子供向けの映画を観て来ました。


この人のスチール写真展を以前観た事があり、昆虫の、どアップのシーンや虫たちが見る世界の映画版という事で、面白そうなので観たわけなんでありますが、なんと・・・141席とこじんまりとした会場ですが、私一人でありました。
昔、箕面の109シネマズで「陰陽師2」も一人だった時から2度目の経験であります。
まさか、平日とは云え、大阪駅の上の「ステーションシネマ」で、誰も観ないというのは、信じられないですが、この映画の人気がないと言う事なんでしょうか?。
でも、私が観たのは、3Dだったので、2Dの会場は人が入っていたかもしれません。
「ターミネーター」の3Dはわかりづらいですが、この昆虫のゆっくりした動きの3Dは、迫力がわかりやすいと思いますね。
逆に、虫の苦手な人は、ちょっと気持ち悪く感じるのかもしれませんね・・・3Dだから、よけいに入らないのかな・・?
ホント映写機係りの方には、私一人のために上映しなければならないので、申し訳ない気がしますが私は、なんか貸切みたいで気持ちよかったですね。
指定席に関係なく、自由に好きな処に座わりました。
一番3Dのよく見える場所を探して・・・・
この映画は、栗林が独自のカメラを工作して虫たちの世界を描き続けている作品で、その迫力さはすごく面白いと感じました。

ただ、自作のカメラだけにちょっとピンぼけがあったりと、素人感があり、BBCの映像をよく観ているだけに、ちょっと物足りなさを感じますが、でもよく撮れている方だと思います。
カブトムシが樹液を求めて、ハチを蹴散らすシーンやカマキリのオスがメスに食われるシーンなど面白いシーンが満載であります。
カマキリのメスは、オスが交尾をしようがしまいが、動くものは餌と思っているらしく、オスが交尾に近づくのを見つけたら、瞬時に頭からムシャムシャと食べる習性らしいですね。
でも、オスは、頭を食べられて無くなっていても、交尾するお腹は動いてるんですね。
メスは、オスに交尾されながらオスの頭からずーっと食べ続けているんですね。
そんなメスも産卵場所を探す旅に出ます。
道端を歩いていると猫に襲われるシーンがあり、なんとか逃げるんです。

産卵を終えるとむなしく死んでいく様子は、はかないものであります。
この間、街の駐車場にちょこっと生えている草に、小さな1cmくらいのカマキリを見つけました。
両腕のカマを持ち上げる姿なんかも、小さいながら一生懸命に生きているんだなぁっと思いながら見ていた事がありました。
虫って、ほんとに変わった形をしてますよね。
見慣れているから、そんなもんだと思っていますが、我々動物とはまったく違う形で、宇宙生物的な気もします。
幼虫からさなぎになって、成虫と全部形が違うでしょう・・・これってすごい身体のシステムですよね。
さなぎから、成虫になる時って、一旦、身体の内臓を神経、心臓以外、ドロドロにして、新たに組み直すんですよね・・・こんなシステム誰が考えたのか、ほんと生命の神秘に脱帽します。
宇宙人ってどんな形だろうと人間が考えても、二本足の人間みたいな姿・・・貧困な発想・・・それに比べ、人間の創造をはるかに超えた生き物・・・昆虫たち・・・
そんな昆虫・・・昆虫は6本脚なので、虫ですね・・・たかが虫、されど虫、気持ち悪いけど神秘的な生き物・・・・そんな映画でありました。





