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寿命時計は、午後8時8分24秒です!

私の平均余命83.846歳(厚生労働省H28年度データ)を24時として、私の生きて来た人生は上の通りです。後残り時間は?

「オルセー美術館 至宝のリマスターアート展」大丸ミュージアム神戸店2017.10.16.

2017年10月16日 22時00分00秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ



      ~オルセー公認の高精彩技術の複製名画の数々~





                              





                              




元町にあります神戸大丸9階のミュージアムに行って来ました。
神戸大丸は初めてです。






金券ショップで昼得キップを買い290円で大阪から元町まで行けます。
通常は410円ですから、金券ショップに寄った方がお得であります。
ただし、10時から17時平日と休日は全時間帯OKなので気を付けましょう。









さてこの展は誰もが知っている名画60点が勢揃い・・・
本物だったら凄い展になるでしょうが、デジタル処理の複製です。


          


          


          








               




でも本物を横においても、専門家でないと見分けが付かないほどでしょう。
この展のもう一つの楽しみは、写真が自由に撮れて自撮りも可能だと云う事です。



名画といっしょに撮れるのもこのリマスターアート展ならではの事でしょう。
本場のオルセーで撮ったとブログに載せる人もいるかもしれません。



しかし・・・ガラスの映り込みがハンパじゃない、照明も入るし、これを綺麗に撮るなんて至難の業!これじゃ、いくらリマスターで精巧に再現できても無理・・・



まぁ、一通り撮りましたが、鑑賞だけの方がいいかもしれません。
超有名画なのでそれだけでも、心がうずきますね・・・


               





               
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エレン・アンドレ、ドガの「アブサント」では暗いやつれた女性に映っていますが、ルノワールでは明るい女性に描かれていますね。






































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こういった、リマスター版で本物を復元している美術館がありますよね。
四国にある「大塚美術館」であります。



陶板での展示で同じく写真が撮れる所であります。
ここに行けばモナリザといっしょに撮れるんですね。


世界の名画がここだけで鑑賞出来ます。
昔一度行った事がありまして、朝から夕方まで居ました。
それでも、まだ時間が足りないくらい多い点数のの絵でありました。


また、行ってみたいと思います。(^-^)





          「安らぎを求めて、美術・博物館へ」 インデックス







「源信」奈良国立博物館 & 「なら燈花会」 2017.08.14.

2017年08月16日 21時43分48秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ




            ~ 極楽浄土へ行きたい・・? ~



          





前日、お墓参りをしてきました。
霊園なんですが、また、墓終いできれいに並んでいるお墓が、一段と歯抜けになって来ていますね。



お墓参りで先祖供養という何百年の永き風習が、この現代から徐々に考え方が変わって来ているように思えますね。



結局、亡くなった人たちの為と言いながら、残った人たちが供養と言う自分たちの気やすめでやっているのかもしれません。



故人が生きている時には感じなかったのが、亡くなると、もっと何かをしてあげればよかったのに・・・っと云う後悔が気やすめ供養をしているんでしょうね・・・私の場合は・・・



さて、そう云ったお盆の季節に、誰もがもれなく死を経験する際に、「極楽浄土へ行きたい・・」っと云う、古来からの信仰を作った「源信」の展を観てきました。



          




源信は、942年奈良で生まれ、比叡山で修業をつんだ僧侶。
興味深いのは、「六道(天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道)」などを用い、「往生要集」で具体的な死後の世界を説いた絵などが面白いですね。



主に地獄の話が多いですが、そこで、「極楽浄土」へ行ける信仰が始まったんですね。
当時の民衆は、極楽浄土を信じ、死ねばそこへ行きたいと願ったんですね。



庶民は、死ねば最終的に極楽浄土で永遠に過ごす夢を信じて生きていたんですね。



決して、地獄には行きたくないとも思った事でしょう。
それが、この源信の狙いだったんではないでしょうかね・・・?



私は、宗教やこの極楽浄土は信じないんですが、「阿弥陀如来來迎図」のように、死んだら大勢の菩薩さまや如来さまが迎えに来てくれたら、一人寂しく死んでも、さぞかし不安なく導き連れて行ってくれるだろうな・・っと、死の不安もなくなるような気がします。



そこなんですね、この信仰が民を虜にする由縁なんですね。



本当は49日を経てから・・・つまり、閻魔さんの裁判が終わって極楽へ判決が決まった時なんですね・・・そう甘くはない・・・



宗教って、何百何千年も人々に根着き、努力しても何の御利益もなく、精神論だけで現代まで人の心を虜にするのは、現代科学や物理を生み出した人間とは思えないですよね。



科学や理論を信じているが、まだ未知なる自然界の営みが解明されていない事への不安が、宗教へ走らせるんでしょうね。



人間の弱さを巧みに突く宗教、報われなくても、それは、自分の修業が足りないんだ思わせるのが宗教の負のスパイラル現象なんですね・・・東洋西洋問わず同じです。



でも、嘘でもそう信じる事が、自分にとって楽になる、希望が持てるっと、生きる気力が生まれるのも宗教ならではの事で、「信じる者こそ救われる」っという言葉の由縁なのかもしれません。


















          

         

          


          







          


          


          


          


          


          


          


          













じっくり鑑賞すると3時間くらいかかりましたね。
意外とこの展なのか、たまたまの旅行客なのか中国の人が多く鑑賞してましたね。


熱心に青年たちが、中国語で話し合っているグループもいました。
書物の展示などは、漢文なので私たちはよくわからないですが、彼らは理解出来るんでしょうね。


自国の中国からの仏教伝来が、どのように日本で広まったのかも興味があるんではないでしょうか?


普通はこの館は、17時で閉館なのですが、お盆時は19時迄で、金土は21時までと、博物館にしては珍しく遅くまでやるのに驚きます。


「正倉院展」などは長蛇の列でなかなか前に進めないくらいですから、遅くまでの時間設定が必要なのかもしれません・・・・ただし、基本は普通の博物館のように17時迄で、HPで確認が必要ですね。



19時前に館を出ると、毎年この時期に行われるイベント「なら燈花会」が始まります。
何千何万?と用意したカップにロウソクを灯します。



十年前くらいにも来た事があるんですが、昔と比べると外国人の多さに驚きますね。













          






































          


          











          








          


          


          


          











          


          





          





          


          


          












































「安らぎを求めて、美術・博物館へ」 インデックス



「怖い絵展」兵庫県立美術館 2017.07.27.

2017年08月11日 02時40分58秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ




          企画物としてはヒット? 夏休み親子で鑑賞!


          




夏の定番の涼しさは、怖い物語ですね。
私は、子供心に「四谷怪談」「牡丹燈籠」「耳なし芳一」などの話で怖がった物ですが、今の子供たちは、伝統怪談噺はたぶん知らないでしょうね・・・



映画も昔は「恐怖映画」とか「スリラー映画」って言っており、今みたいにオカルト、ホラーなんて言葉なかったですもんね・・・



そんな子供の頃から怖い物好きの成長しない私は、この絵画展は飛びつきました。
場所は、阪神電車「岩屋」駅より海に向かって徒歩10分くらいでしょうか、この10分間が、夏場は・・・暑くて辛い!・・・・













会場には、夏休みの自由研究?なのか、子供たちが大勢いましたね・・・しきりに、絵の解説板をメモしていましたね・・・あっち行ったり、こっちうろうろと、うっとしいでしたが、まぁ、宿題なので仕方ないでしょう・・・でも、やらされている感じゃなくて、興味深い物だけをメモすればいいのでしょうにね・・



この展は、もともとドイツ文学者の中野京子氏が2007年に発表した「怖い絵」が元なんですね・・・今年で10年目という事らしいです。




この展の目玉となるメインの絵がひと際、哀しみと刹那さを感じさせる一番の感動作品?・・・・であります。












欲深い大人たちによって、政略結婚、そして王位継承に引っ張り出されたレディ・ジェーン、女王即位9日目に反対派のメアリ派により囚われ、1554年2月に夫と共にロンドン塔で処刑されました。
わずか16歳の少女の末路の姿でありました。





















目隠しをされたレディ・ジェーンが、司祭の導きにより前の首切り台をまさぐっている様子が描かれています。



取り乱す事無く司祭の導きに沿って処刑されようとする少女・・・胸が締め付けられるますよね









台の前に藁が散在しているのは、処刑の時の出血を吸い取る役目を果たしているという。
藁が多少赤く染まっているのが、印象的で先に逝った?夫の血?・・かもしれません。
純白の衣装をまとった少女と残酷な事が行われる対比が、この絵の本性なんでしょうね。








左には、二人の侍女が泣き崩れている。






右手の男は、処刑人である。






右手に斧を持って、これで首を切り落とすのであろう。
そして、この男の腰にはナイフがあり、音声ガイドの話では、スパっと一気に首を切り落とせない時に、このナイフでゴリゴリと切断をする為の物だそうであります。


          



日本刀みたいに一発で切り落とせないのでしょうか・・・想像するだけで惨い!
人を助ける宗教者、司祭が自ら処刑の手助けをする・・・・カトリックとプロテスタントの争い・・・キリスト教って異教徒を認めず、すぐ排除しようとする傲慢さが嫌いですね・・・・宗教裁判、魔女狩りなんて神を利用した強欲な人間の思い付きなんでしょうけどね。



まぁ、日本でも武器を持った坊さん、お金や権力を持った坊さんがえらそうに飲み食い、女欲とむちゃくちゃをしていた時代に信長の怒りが爆発、比叡山焼き討ちにした歴史がありましたね。



古今東西、集団で権力を持つと、悲しいかな人間の欲の性にみまわれるんでしょうね。
宗教は、少ない人数でひっそりと、民の為にお祈り願うのが本来の筋のような気がします。





作者のポール・ドラローシュは、より恐怖と悲劇を強調する為に演出をしております。






屋外よりも室内の狭い空間が、リアルな恐怖を生み出しているそうであります。
実際は・・・・・






















黒い服のはずが純白なドレスにして少女の哀れみを装い、周りの人間よりも小さな身体で描いてあります。









舞台演出のように、照明も上からの光で主人公の少女をクローズアップさせ、特に断頭台をまさぐる手が一段と明るくしてあるんですね。
処刑人も哀れな目で少女を見ている様子も、運命のはかなさを醸し出しているんですね。





この絵のいきさつですが、1928年7月1日のテムズ川の氾濫で、多くの作品と共に行方知れずになっていたのが、発見される事となったそうです。



しかし、ターナーなど多数の重要作品の修復が優先され、この絵は後まわしになり忘れさられてしまいます。



そして、1959年には破壊された価値の無い絵と断定されてしまい、絵は丸められて無造作に置かれることになったそうです。



その後、1973年に再発見され、ロンドン・ナショナル・ギャラリーに戻って来たそうで、今やこの館の人気の絵となり、観客がこの絵の為に大勢観に来るそうであります。



この絵の展示は、美術館最後の「第6章 歴史」にあります。



          




処刑と言えば、この人の処刑も衝撃的だったでしょうね。
王侯貴族の世界しか知らないとはいえ、贅沢三昧で民衆がパンも口にできなかった恨みが悲劇を招いたんですね・・でも、刹那さを感じてしまいます。



ギロチンで首を切られ、その首を自身の脚を広げた又の間に見せしめにさらされたなんかは、残酷な気もします。






「残酷の4段階」
1750~51年 ウィリアム・ホーガス作


          



「残酷の第1段階」
自分の楽しみの為に犬の肛門に矢を突っ込むトム少年。(図録より)


          



「残酷の第2段階」
トム少年は大人になって辻馬車の馭者(ぎょしゃ)になる。
馬車代をけちる代議士3人がトムの馬車に乗ったが為に、馬車が横転し馬が脚を折ってしまう。
怒ったトムは、代議士に文句を言うのではなく、ケガをした馬をなぐり眼をえぐる。(図録より)


          



「残酷の完成」
馭者を辞め強盗になったトムは、自分で物を盗るだけでなく、愛人にも雇い主の物を盗らせていた。
罪を悔いるようになった女を疎んで墓場で殺したのがトムの運の尽きである。(図録より)
女性の首が、ざっくりと大きく割れているのが印象的。


          



「残酷の報酬」
死刑に処せられたトムの死体は、当時の制度に基づき、外科医の為の解剖講義に供せられる。
この講義は見せしめの為に公開されるのが常だったが、ここでトムは生前の動物や他人への仕打ちの仕返しを受けている。(図録より)


          



男の性と云うか、オスの本能で、かわいい、放漫な胸の女性の虜になり、食べられてしまうと云うマン・イーター・・・騙されてはいけないと思いながら、ついつい心を許して餌食になってしまう・・・・



若い人ならずとも、高齢者の婚活で騙され、毒を盛られて遺産を盗られてしまうという事件が多いでしたよね。



男はいくつになっても、悲しいかな、やすらぎと本能をごっちゃにしてしまう生き物なんですね。







甘美な歌声で船乗りたちを魅了し、海に引きづりこむと云う海の魔女セイレーン。
オデュッセウスだけが、セイレーンの歌声を聴きたくて耳栓をしないで、身体を船につないで頑張った。



セイレーン、半人魚の姿が海から上がると人間の姿に変わり、必死に船乗りたちを攻撃する。



耳栓をしているとはいえ、船員の恐怖におののいている姿の絵なのでしょうね。
ちなみに、セイレーンは、警報のサイレンの語源だそうです。


          




セイレーンは、半人魚か半鳥と云われていたそうで、こちらは鷹鷲のような鋭い爪を持っている。


このベッキー似の女性、口や羽、爪に血のりがついて、お食事中だったんでしょうか・・?
美女と野獣と云うか、一体化した生き物は、謎めいていて興味がそそがれますよね。
おっさんと野獣だったら、誰も見ないでしょう・・・ね



          



酒を飲まして、杖を振り下ろすと動物に変えてしまう魔女キルケー
足元の豚は、キルケーに変えられた男たちの姿である。


鏡の中には、オデュッセウスの姿が・・・
先に部下たちをこの島に偵察にやったが、豚に変えられてしまった。


オディュセウスは、解毒剤を呑んでいたので、キルケーの魔術にはかからなかった。
・・・・・部下は、無駄死に・・・?


そして、なぜかキルケーと恋仲になるとか・・・・?
そこで、部下たちは突っ込む・・・「なんでやねん・・・」っと・・・








この絵の驚きは、えっ、セザンヌってこんな絵も描くの?っと言う事でしょうか?
二人で押さえつけて、今まさに刃物で殺すとする瞬間である。


何を言いたいのか、意味不明である。
若い頃は、暴力的な絵も描いたらしい・・


イメージのギャップが、「怖い絵」なのかもしれません。



          



貧困にあえぐ母娘、練炭自殺をはかり、娘は先に逝ったのか?母親は、哀願するように壁に張られた聖母子を見つめている。


娘と共に導いてもらう為に・・・・
この画家も自殺をしている、宗教画家として描きたいのが、センチな風俗画小品ばかりを求められたとかで・・・?








この一枚の絵で、ドラマのクライマックスが描かれている。
赤子の所有権をめぐって、ソロモン王の裁きが下される。


王は、この赤子を真っ二つに切り裂いて、各々女性に分け与えよっとお裁きが下り、刑吏がまさに子供を引き裂こうとしている。


左の女は、半分でもいいから貰おうと布を広げて待っている。
右の女性が、やめて欲しいと哀願、子供はいらないから、子供の命だけは助けて欲しいと必死で手振り身振りで訴える。


それを見た、ソロモンは刑吏に待ったをかけやめさせる。
そして、「どちらが本当の母親かが、わかった!」っと言ったそうである。







西洋版三途の川。
古代ギリシャ人は、太陽が沈む西の彼方の地下に冥界が存在すると思われていた。


冥界に行く途中のこの世とあの世を結ぶ川が5本あり、死者がこの川までたどり着くと、船に乗って渡るのである。


しかし、船賃が要り、払えないとこのほとりでずーっとさまよう事になるらしい。
地獄の沙汰も金次第・・・・昔、日本でも棺の中に沢山の寛永通宝をひもに通して遺体に握らせて葬ったものでした。







「第7の圏谷(たに)の第2の円は自殺者の森で、自殺者たちはひね曲がった樹木に変えられている。ダンテがウェルギリウスの指示で棘のある大樹の枝を折ると、その自殺者は自らの身の上を語り始める。彼は皇帝フェデリーゴ2世の家臣、ピエール・デルフ・ヴィーニャだった。(図録より)」




          



生贄にされた女性を三日月の兜をかぶり、ヤギの頭蓋骨を身にまとった悪魔が味わう。
苦痛に顔が歪む女性、その上で骸骨の天使が見ている。




          



線路に横たわっている骸骨は死神で、この場所を通る列車に大事故を起こさせるのである。







「戦争の惨禍」エッチング集
一組の男女が衣服のはがれた死体の山を前に口元を覆う。
耐えがたい腐敗臭が立ち込めている。(図録より)








これ見よがしに切り刻まれ、木の枝にくくられ、串刺しにされた亡骸が、強靭な精神力によって描きとめられる。画家は弄ばれた人間の肉体だけでなく、戦場においていともたやすく鈍磨する無用な人間理性を見つめている(図録より)





的当て遊戯のようにして人間が撃ち殺されようとしている。表情を失った銃を構える男。画面の奥からこちらを見つめる黒い目をした男。彼らは、はたして今まだ人間と呼べるに足る存在たりえているのか(図録より)



          



神より二人の天使が使わされたが、欲の塊の人間たちが言い寄って来る。
それを助けてもてなしたのが、ロト老人。


神は怒り、このソドムの町に硫黄の雨を降らせた。
助かったのは、ロトと娘二人であった。


神の使いの天使は、容赦なく神の命令通りに動く兵隊のような物。
ソドムの町を空中から見下ろすカンジは、攻撃前の偵察機みたいなもの・・・?







権力保持の為に力を注いできたクレオパトラ、しかし、命運尽きたと自殺を図る。
ミルク風呂など美容にも研究したが、自殺の時も死にざまを考え、コブラを選んだ。
ただし、そこまでに至るに数々の実験的奴隷で効果を試したという。







前代未聞、墓から掘り起こして裁判をするという異様な光景。
しかも、白骨化した教皇の亡骸で、何も語らない、一方的な裁判である。


当時の教皇は、言いも悪いも幾多の政権争いに巻き込まれ、殺し合いが行われていた。
裁判も形だけで結果は決まっている。
この白骨化した教皇も、毒殺されたそうである。






この他、まだまだ面白い物があるので、行って見てください。
吉田羊の音声ガイドが便利で解説板以外の情報やエピソードもあるので、利用してみるといいでしょう。


私は、字の小さい解説板を読むのに苦労するので、いつも音声ガイドを使っています。
また、重たいですが図録の解説も面白いので、興味のある方は買われてみてはいかがでしょうか?




          


          


          


          


          


          


          


          


          


          


          


          



          「兵庫県立美術館」HP






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「遥かなるルネサンス」と「世界を変えたレコード展」2017.07.07.

2017年07月07日 22時00分00秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ




       ~ 日本から若手4人が使節としてイタリアへ ~




          





今日は、神戸の博物館へ行き梅田のグランフロントのレコード展に行ってみようと思います。


















1582年2月20日、長崎からイタリアに向けて4人の若者の使節団「天正遺欧少年使節」が出発したんですね。





          



この展は、彼らが訪れたイタリアの各都市を見て人々の歓迎を受け、感じて、日本へ戻って布教活動をしたんですね・・・・企業でいう研修?キリスト教研修でしょうか?


戻って来たのが1590年7月21日ですから、8年半という月日を要したんですね。









使節のリーダーは、伊東マンショ・・・マンションと読みお間違えそうですが、「マンショ」洗礼名で古代のエヴォラの殉教者から来てるとか?


          


          


          

















          














          




ここから梅田に戻り、グランフロント北館にあります「世界を変えたレコード展」に行きます。



入場無料という事で、チョロっとした展示だと思ったら、けっこう本格的な展でじっくり楽しめました。

































































































































          





          














          














          

















          




















          


          










































































































































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「第93回 白日会関西展」あべの近鉄アート館 2017.06.20

2017年06月20日 22時00分00秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ



      「写実画・・いいですね、そして撮影OKも!」


          




新聞記事で「写実飽くなき追求」と書かれた紙面に目が止まり、行ってみる事にしました。











写実と云う言葉に弱いですね・・・この会は初めてで東京を皮切りに名古屋を廻って大阪に来ました。



ハルカスは展望台に行った事はあるんですが、この近鉄百貨店は初めてで館が分かれていて、ちょっと迷いましたがちゃんと着きました。




          






最終日に行ったんですが、そこそこの人が来ており、びっくりしたのが、フラッシュを炊かなければ撮影OKっと云う事でした。



いつもリュックに傘とデジカメと薬入れは持ち歩いているので、ラッキーでした。
大阪市立美術館での「デトロイト美術館」展で写真撮影を全作品した事がありましたが、今回は個人的に目に留まった作品を撮ってみました。



しかし、数が多いので上下2段展示の絵もあり、もろに照明が反射して見にくい作品もあり、写真もほとんどうまく撮れませんでした・・・まぁ、仕方ないですよね



上に展示されている画家さんは、不満でしょう・・・・ね。


          


          


       


       


       


       


       


       


       





       


       








       





       














       





       


       




















       


       


       








       








       


       





       


       








       


       


       





       


       


       





       


       




















       


       


       


       


       





       











       





       








       





       





       





       













   ほんと、写実的な絵画は、美しくて目の保養になりますよね。
   写真のように見えるんだけど、写真では映らない光や影、色、濃淡など作者の創造が描かれ、それが現実の物としっくり来て、リアル感が増すんでしょうね。(^-^)




    「第95回 白日会関西展」 ~近鉄アート館~2019.6.12.
   

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