カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

愛媛でホッと一息

2007年04月05日 | 隣人のしおり
仕事が終わり帰る駅のトイレで見かけた風景。
こういうのってなんだかとっても落ち着きます。

その後乗車した高松行き特急いしづちからの車窓から流れる四国の山並みもえもいえぬ美しさ。

季節は春
春は桜

一年の中でもこの時期を奇跡の時間と僕は思っている。
だってこの目に映る風景の何割がピンクで埋まっているんですから。だってピンクですよ。
普通そんなに自然界にない色でしかも目立っちゃう色。そんなピンク色で世界が染まっちゃうなんて普通は許されない。でもそれがこの一週間だけは許される。それが僕が「奇跡の時間」と呼ぶ理由。

この前バスに乗ってたら後ろの席にいた子供がふたりで話していた。
窓に映る風景を「風景の映るテレビ」と言って遊んでいた。「ほらーコンビ二が出てきたよー、次は何かしらー」といった具合で遊ぶのである。「風景の映るテレビ」としてしまうその想像力の豊かさとリアルの風景すら液晶画面にまとめられてしまう時代の哀しさをふと感じた。

でも僕も素直に子供達の想像力を真似しよう。まもなくに迫る日没までもう少し「四国の山並み風景の映るテレビ」を楽しんでいる。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿