カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

於:ペパン(目白)

2007年10月14日 | 隣人(カレー)
「気遣いからの触れ合い」



目白の笛屋に行く途中の喫茶店。

カレーを食べていたら、後ろの席のおばあさんが、
「すみませんー、席を引きますねー」
とわざわざ言ってこられた。
十分な余裕があるので、私に一声かける必要は全くないようだけど、やっぱり声をかけられると「ふれあい」のようなものがあって嬉しいものだ。

昔、新幹線に乗った回数がまだ少ない頃、飛行機にも乗りなれていない頃、座席のリクライニングを後ろに倒すときに必ず「倒してもよろしいですか?」と後ろの席の人に尋ねていた気がする。
私がダメになってしまったのか?世の中が一般的にそうなったのか?
今では私も一声かけない、世間でも声をかけている人をそんなに見かけない(気がする。私のせい?)。

おばあさんのちょっとした気遣いで、そんな気持ちを思い出した。





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