カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

於:満満堂

2007年10月04日 | 隣人(カレー)
用事があり、降りたったJR西日暮里駅、初めてである。

北口を出て気の向くままに歩いていくと、お寺の前を通り、さらに進むと階段を下りたところに商店街が出てきた。

「谷中銀座」

一歩足を踏み入れると、とっても穏やか、東京のど真ん中にいることを忘れさせてくれすような時間の流れと空気がある。

「チャリチャリーン」
こういう商店街には徒歩か自転車が似合う。

和風でいて珈琲屋の満々堂でキーマカレーを食べる。
ほんとに味噌が入っているのかわからないが、和風味噌キーマカレーである。これは京都のカレー屋さんにある味の流れである。

残念ながら写真撮影は遠慮頂いているとのことだった。

替わりに、満々堂の隣の隣あたりにあったお肉屋さん「すずき」を載せておきます。ここはメディアにも有名で、なにやら有名人の写真がたくさん貼ってあるが、なかでもマッキーのファンなのか、マッキーの写真が別格で貼られている。

日本人が考え出し確立した洋食というジャンルにおいて、
「洋食界の腕白小僧」というキャッチフレーズを掲げているメンチカツが一番商品だ。

揚げたてがうまいんだな、これが!

商店街を闊歩しながら食べ歩きです。


商店街の終点で、上を見上げると商店街のゲートがある。
そこには、
「ひぐらしの里、谷中銀座」
と書かれていた。

「ひぐらし」とは「日暮し」か?

いい意味でその日暮し、明日とか将来の難しいことを考えずに、
今この昼下がりを楽しくゆったりと生きる。

そんな空気に溢れている谷中商店街にぴったりだと僕はうなづいていた。




★和風味噌キーマカレー880円

★すずきのメンチ165円