行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

9月の草の花

2017-09-18 20:00:58 | 花,植物
9月8日、
小山田緑地と長池公園にて、
タコノアシやサワギキョウなどの草の花。


ユキノシタ科タコノアシ。
蛸の足をひっくり返したような形のおもしろい花です。
湿地や休耕田などに生える多年草、
秋も深くなると赤く色づき、ゆで蛸になります。
実は環境省のレッドリストで準絶滅危惧種、
小山田緑地にはこの草を見にきました。


タコノアシと同じ湿地に咲いていた紫の花、
キジカクシ科コバノギボウシのようです。


これも小山田緑地、
谷道は草刈りがされていましたが
この草は残されていました。
イラクサ科カラムシ、
アカタテハの食草として意図的に残していると説明がされていました。


尾根幹線を車で長池公園に向かう途中、
道端の草むら一部分がピンク色になっていました。
タデ科ベニイタドリです。


長池公園の湿地、
にわか雨に濡れて、サワギキョウが花をつけていました。
山野に自生するキキョウ科の多年草。


オトコエシ。
オミナエシ科の多年草、
白い花を白飯に見立てて、オトコメシ、
それがオトコエシに変化したとのこと。
オミナエシは黄色の花を粟飯に見立てて、女飯なのだそうです。


そのオミナエシ、
黄色の小さな花がたくさんつき鮮やかです。
秋の七草の一つ、かつては山野に普通に見られたとのことですが
いまは自生株はほとんど見られなく、
園芸店で売られたものが庭などに植えられています。
写真は長池公園の駐車場の植え込みに咲いていたもの。


春の七草つながりでススキ。
長池公園外周、穂が目立ち始めていました。
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