山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆元気が出るセミナー参加申込み締切りました

2012年09月24日 | 研修会
先週の21日(金)が締め切りとなっておりました
10月5日(金)開催「山形県手をつなぐ育成会元気がでるセミナー」は
申込みの締切をさせていただきました。

大変ありがたい事に、育成会会員の他、学齢期の保護者さん
通所施設の職員さん、児童支援施設の職員さん、学校の先生など
たくさんの方から申込みをいただきました。
ありがとうございました。

10月5日の当日は、楽しくてためになるセミナーになるように
スタッフ一同頑張りますので、どうぞ楽しみにしてください。

         


また、今週末の28日(金)山形県特別支援学校PTA連合会研修大会が
上山高等養護学校を会場に開かれますが、第1分科会「子育て支援」で
ワークショップをやらせていただく事になっております。

テーマが「生活習慣の確立」ということでしたので、ワークショップは
「可能性を見るために」ということでやらせていただきます。
おそらく若い保護者の方々の参加になると思いますので
未熟なファシリテーターではありますが、有意義な話し合いができるよう
頑張ってサポートしますのでよろしくお願い致します。

        


事務局からのお知らせです
26日(水)は、山形県知的障がい者レクリエーション大会が開かれます。
明日の25日の午後からは前日準備として、事務局全員で会場となる
山形県総合運動公園サブグラウンドに出かけますので留守となります。
26日(水)は大会当日ですので、朝から留守になります。
ご用の方は、メールFAXをご利用いただけるとありがたいです。
よろしくお願い致します(F)






参加メンバーが集まりにくい

2012年09月24日 | 本人活動
 「本人の会」を開催するにしても、参加するメンバーの都合に合わせるのが難しい。
 本人たちそれぞれの事情が異なる。
 それをどう乗り越えるのかが、「本人の会」を運営するには大きな課題である。
 そのことについて紹介する。
 
以下は、美作大学紀要論文からの引用(2010, Vol. 55,p.99)である。
 その第13回目。

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【引用始め】

 5.まとめと課題及び今後の展望

 1)まとめと課題

 (1)参加メンバーが集まりにくい

 多くのメンバーが参加できやすいように、日程についても配慮を行った。
 日中仕事をしているメンバーや、週末に福祉サービスを利用したり、休日に仕事があるメンバーもおり、活動は主に平日、18:00から「本人の会」を開催した。
 しかし、参加メンバー全員の要望には応えられず、メンバーはなかなか増えなかった。
 また、交通の便が悪いため、公共交通機関を利用して大学まで来ることが難しいというメンバーもいた。
 他にも、送迎等で保護者の負担が大きい場合もあった。(p.99)

http://www.mimasaka.ac.jp/intro/bulletin/2010/pdf/435510091G.pdf

美作大学・美作大学短期大学部紀要 2010, Vol. 55. 91 ~ 100
知的障害者における本人活動への支援~「本人の会」立ち上げに向けて~
Supporting self-advocacy for people with intellectual disabilities:a report of establishing a self-advocacy group
薬師寺明子、杉谷 理絵*、竹内  瞳*、富澤 真菜*、新延 優子*、真壁かおる*、山本 詠美*、吉元めぐみ*
美作大学生活科学部福祉環境デザイン学科

【引用終わり】

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 参加メンバーが集まりやすい日程調整、会場設定が「本人の会」を開催する場合、一番の課題となる。
 交通の便がいい、費用もかからない会場で、みんなの都合が付く日程であれば理想的。
 そう簡単にはいかないのが実情だろう。
 そうした難しい課題をなんとかして、「本人の会」を開催することにはそれ以上の意義がある。
 仲間が集まってわいわいやることによって、毎日の決まり決まった生活とは異なるものを経験できる。
 本人たちにとって生活の質を向上させることにつながるはず。 
 (ケー)