6月21日(金)~6月22日(土)
山形市総合福祉センター 交流ホールに於きまして
ドキュメンタリー映画「普通に生きる」の山形上映会が行われ
大盛況のうちに終了することができました。
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私は記録係ではなかったので、写真はまた後日UPさせていただきますが
昨日、上映会終了後に「上映会の事は、明日あたりには育成会のブログには
出るのではないかと思います」と上映会事務局からプレッシャーをかけられ
メールで感想を送ってくれた友人からは、まだブログはUPしてないのか
と
突っつかれたこともあり
・・・
中途半端ながらUPさせていただきます
土曜日は「でら~と」の小林所長さんの
トークショーがありますし
家族会の方々も土曜日に来るとの事でしたので、土曜日は観客の方が
多い事は予想が付きましたが、金曜日はひょっとしたらガラガラかも・・・
という予想もしていました。でも、蓋を開けてみたら
金曜日の午前中、
準備した椅子が足りなくなるのでは?
というくらいにたくさんの方がおいでくださいました。
午後からのために、急きょ椅子を追加して並べたりもしたのですよ。
最終的な人数はハッキリしていませんが、
目標としていた400名は超えたようで本当に良かったです。
観に来てくださった方々も本当に様々な方に来ていただいたようです。
私が存じ上げない方も沢山いらっしゃると思いますが、
医療関係者や学校関係者、行政の方もいらっしゃいました。
もちろん、手をつなぐ育成会関係の方もいらっしゃいましたし
映画の中の方々のようなお子さんをお持ちの「重症心身障害児者を守る会」の方々
施設の職員さんもいらっしゃいました。
前売り券を購入せずに当日券を求めてくれた方もたくさんいました。
私の知り合いも、障がいのあるご本人を連れて家族みんなで観に来てくれました。
感想の方は、こちらも私はアンケートの係ではなかったので読んではいないのですが
私にメールで感想を送ってくれた友人は(掲載は許可とってますよ
)
お母さんパワー、見習わないといけないと痛感しました。
できないんじゃなくて、やらないだけなんだ!と気づかされました。
トークも良かったあちこちメモ取りながら・・・勉強になりました。
子どもが利用している事業所の職員さんたちにも観て欲しかった。
もっと、宣伝すれば良かった。との事でしたよ。
上映とトークショーが終わってから、私に声を掛けてくれた方(医療関係)
この映画、私の高校の先輩が撮ったのよ。面識はないのだけれど
ずっと見たいみたいと思っていたの。山形でも上映しないかな~と思っていたら
やるんだと知ってうれしかった。これに携わっていたのね
いつ声かけようかと思ってたのよ。と言ってくれました。そして
似てる人は似てる人を呼ぶのねぇ(笑)と言ってました。
どうも、上映会の言いだしっぺなのに上映会当日は他の用事が入って
県内にいることができなかった、福祉協会の井上博会長と小林所長の事を
言っているみたいでした
午前のトークショーでは「これからどんな事業展開をしようかワクワクしている」
とおっしゃっていましたから、そのあたりが井上会長と重なったのでしょうね
それにしても、でら~との小林所長さんは、素敵な方でした。
(このブログを見てくださっているということで持ち上げている訳では決してありません)
前日も、実行委員と一緒に食事をしてくださったのですが、
優しい語り口ながら信念は明確で分かりやすかったです。
親御さんの気持ちをつかむのも本当に上手だと思いました。
私も親なので、つかまれました
親御さんの負担を「大変だろうから、こちらで代わりにやりますよ」
という言葉を使うのではなく、
『親御さんの仕事を、どんどん取っちゃうんです。
そうすると、親御さんはやることがなくなっちゃって、
「仕事でもやろうかな」と自分の事を考える事ができるようになるんです』
というように、子離れが難しい親子関係を、イヤミなく子どもから
離れる事ができるような配慮をしています。
(歯科通院も、散髪も日中活動の中に組み入れているという事でした)
午前中のトークショーの中でおっしゃっていた事は
「支援の仕方は、生まれてからずっと子どもを育ててきた親御さんに勝てる訳がない
教科書で習うより、親御さんに教えてもらった方がずっと良い支援ができる」
という内容のこともおっしゃっていましたが、この言葉は親御さんの気持ちを
ググッと掴みます
なにせ、これまでは親がやるのは当然だ!ということで
誰からも褒めてもらった事が無い子育てを、全面的に認めてくれている言葉ですから。
これで、親御さんたちは小林さんを信頼して所長にぜひ!と引きずり込んだ
(言葉がわるいですね)のだと思いました。
それから、私は親の立場なので事業所経営に関してはさっぱりなのですが
小林所長のところの事業所は給付のみで運営しているとの話もありました。
それって、とてもすごい事なのだと思います。
だから、モデルになるのだとおっしゃっていました。
山形だってできるはず
ともおっしゃっていました。
ぜひ、親御さんたちの願が叶い、子どもなりの人生、
親自身の人生、充実した人生をそれぞれ送れるような
社会になって欲しいと思います(F)
追記
わざわざ山形までおいでいただいた小林所長さん、
フリーアナウンサーの前川さん、職員研修として
映画を観にきて、いろいろお手伝いをさせられた
愛泉会のみなさん、本当にありがとうございました。
そして、休憩室で障がいのあるご本人の見守りをしてくれた
学生ボランティアのみなさん、大学でそう言うように指導が
あるのかどうか分かりませんが、お子さんを保護者さんに
お返しするときに、「とても楽しかったです」と言ってくれたこと、
親としてはとってもホッとする言葉です。
学生ボランティアさんにご迷惑をおかけしているのでは?
と観覧席も端の方に座り、トークショーの余韻もそこそこに
お迎えに行った親御さんは、その一言でその日いちにちがハッピーに終れます。
「大丈夫だったのだろうか」と心配している親御さんに
「大丈夫でしたよ」と答えるのも、もちろん良いのですが
「とても楽しかったです」と言ってもらえるというのは
自分の子を対等に扱ってもらえたというような妙な安心感が生まれます。
そして、とても嬉しい気持ちになります。
友人もおそらくそうだったのではないかと思います。
だから私にも教えてくれたのだと思います。
学生ボランティアさんも、どうも有難うございました。
そして、実行委員のみなさんありがとうございました。
そのうちに反省会?慰労会?があるようですので
大いに語らいましょうね!