山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

紫陽花

2015年06月30日 | 就労
事務局前の公園に咲いていました。



色とりどりの紫陽花です。

紫陽花をみると、やっぱり梅雨なのだなぁ~と思いますね。

さて、いよいよ明後日は、地域活性化事業のひとつになっていますが、
寒河江市の中央工業団地にあるA型事業所「マルシェ」さんと
同じく寒河江市平野にあるB型事業所「寒河江共労育成園」さんの
見学会になります。
働き方の違いや、就労先を決めるときのポイントなどを
勉強できるのではないかと思います。

ご参加のみなさまお気をつけておいでください。


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福祉大会での新しい試み!

2015年06月29日 | 行事
先日、山形県知的しょうがい者福祉大会の実行委員会が開かれました。
そして、その時に午後の部の大会式典の後に、地元の福祉事業所を
利用している本人さんたちの「ダンスサークル」の発表をやりたいとの話が出ました。

昨年は長井市在住のシンガーソングライターAKEMIさんのコンサートがありましたが、
今年は、プロではなく仲間たちが日ごろ行っているサークルの発表ということで
アットホームな大会になるようです。

そしてまた一つ、本人さんたちも楽しく参加できる催しが加わります。
こちらは、会場を飛び出しての体験教室です。


一夜干し体験への参加は限定25名!
参加人数に限りがありますので応募者が多数の場合は調整させていただきます。
            (基本、先着順です)


※こちらへの参加ですが、ダンスサークル発表と時間が重なります。
※一夜干し体験会場までは鶴岡市の福祉バスで移動できます。


本当はどちらにも参加できればいいのですが、
県内各地から福祉大会に集まってきております。
帰りの時間がどんどん遅くなってしまうと、地元に着く時間も遅くなりますし、
参加者の皆さんもとても疲れてしまいますのでどうぞご了承ください。

尚、イカの一夜干し体験は参加料金が別途必要になります。
当日、体験会場でお支払いいただくことになりますのでご注意ください。

イカの一夜干しが3枚で350円は安いですよね(*^_^*)
※一夜干しは、後日郵送になるそうですので、別途郵送料(着払い)もかかります。


福祉大会の参加申込書が出来上がりましたら
各市町村育成会支部にお送りいたしますのでどうぞよろしくお願いします。


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あつみは遠かったけど海はきれいでした!

2015年06月26日 | 業務
昨日は温海ふれあいセンターで山形県知的しょうがい者福祉大会の
第1回 実行委員会がありましたので、事務局全員で行ってきました。

鶴岡市温海となっていますが、もともとの鶴岡市からも結構遠いです。
鶴岡からあつみ温泉まで高速道路で向かったのですが、
トンネル率がそーとーなものでした。

ということで・・・・というわけでもないのですが、
帰りは7号線を通って鶴岡市内へ戻ってきたのですが、
やっぱり内陸にいる私は海をみるとテンションが高くなりますね!





お天気も良かったので、運転してても気分がよかったです。
本当はもっと景色のいいところもあったのですが、
車を運転中は撮影できないので、ちょっとしたパーキングを見つけて撮影しました。





私が子どものころは今のように高速道路などもありませんでしたし、
夏休みの一日、と~っても早起きして庄内浜に海水浴に来ていました。

山と山の間から青い海が見えてくると「ワァー!!海だ!」と
とても興奮したものでした。
とても高い位置に海が見えてくるのを見て、やっぱり地球は丸いんだな。
なんて、妙に納得した覚えがあります(*´▽`*)
懐かしい思い出です。

しっかし、私の車のナビはどうして来る時と、帰りは違う道を案内するのでしょう(´・ω・`)
さて、第2回目の実行委員会のときは、どこを案内してくれるのでしょうかねぇ。


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知的しょうがい者福祉大会実行委員会のため留守になります!

2015年06月24日 | 業務
平成27年8月30日(日) 午前10時~午後3時
会場:鶴岡市温海ふれあいセンター
第27回 山形県知的しょうがい者福祉大会
が開催されます。

そして明日、25日(木)山形県知的しょうがい者福祉大会実行委員会が
鶴岡市温海の温海ふれあいセンターで開かれます。

山形県手をつなぐ育成会からは、理事長、副理事長はじめ
庄内地区の育成会(親の会)の会長や事務局などは
もちろん、大会会長や実行委員として出席いたします。

アレンジフラワー2

その他、山形県障がい福祉課や庄内地区の健康福祉課、
山形県社会福祉協議会、庄内地区の社会福祉協議会からも
実行委員を派遣していただいております。
さらに、鶴岡地区の障がい福祉サービス提供事業所からも
実行委員としてご参加いただきます。

ということで、明日は県手をつなぐ育成会事務局は留守になります。
ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。

実行委員のみなさまどうぞよろしくお願いいたします。

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ともに生きるNHKハート展

2015年06月23日 | 日記
アレンジフラワー1 ← クリックすると拡大します!
夏っぽいビタミンカラーがたくさん使われていて、元気になりそうですね!
向陽園の玄関に飾ってあるアレンジフラワーです。本人さんの作品です!

昨日は夏至だったそうです。
昨日は私的な事でバタバタしておりましたのでそのようなことはすっかり頭から抜けておりましたが
暑さはこれからが本番になっていくのに、どんどん日が短くなっていくのか・・・
と思うと、なんだか少しさみしい気持ちがしてきます。



さて、NHK厚生文化事業団からのお知らせです。
毎年開催されておりますが「NHKハート展」の詩の募集のご案内です。






募集内容
障がいのある方が書いた100時程度(短くても可)の詩
・詩のテーマは自由です。必ずタイトルをつけてください。
・自作の未発表(インターネットなども含む)の詩に限ります。
※作品は応募後、選考結果発表まで未発表であること、
 さらに入選した場合、「NHKハート展」の巡回開始まで未発表であることが条件です。
・応募はひとり5編までです。
・点字による応募も可能です。

応募方法
・郵送による応募
 チラシの裏面が応募用紙になっています。
 または、A4サイズの用紙(ホームページからもダウンロードできます)
誌の他、1.詩のタイトル 2.名前(ふりがな) 3.生年月日(西暦)
4.年齢 5.性別 6.障害者手帳などによる障害の種類
7.郵便番号、住所 8.電話番号 9.FAX番号 10.E-Mailアドレス
11.何をご覧になって応募されたか(ポスター、案内チラシ、HP など)を
明記のうえお送りください。

応募先 
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-4-1 第七共同ビル
       NHK厚生文化事業団「NHKハート展」係
※(学校)など(団体応募)の場合は、連絡先(住所・電話番号など)を
 (団体)に統一し、担当者名もあわせて明記ください。
 また、1作品ごとに必要事項を明記してください。

インターネットによる応募もできます。
専用応募フォームに必要事項を入力してご応募ください。

「NHKハート展ホームページ」

応募締切 平成27年9月7日(月)当日消印有効

お問合せ
NHK厚生文化事業団「NHKハート展」係
電話03-3476-5955(平日 午前10時~午後6時)
メール:info@npwo.or.jp


障がいのある人が書いた詩に、著名な方が絵を描いてくれたり
なにか作品を作ってくれたりするのですよね。
毎年、素敵な作品が生まれています。

応募用紙が欲しい方は県育成会事務局に何部か届いておりますので
ご連絡ください。ホームページからも応募できるようですので
ご都合のよい方法でお送りください。



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福島尚さんの絵画展に行ってきました

2015年06月20日 | 日記
寒河江八幡宮で開催されている「福島 尚」さんの絵画展に行ってきました。
福島尚 絵画展


絵画展は撮影禁止ですので作品のご紹介はできませんが、
明日まで絵画展は開催しておりますし、今日・明日は福島さんご本人も
会場にいらっしゃることになっております。

実際に描いていらっしゃる様子もご覧になることができるようですので、
是非足をお運びください。(^◇^)

ということで、八幡宮の写真でご勘弁ください!(^^)!




参道のわきに咲いていた紫陽花です、雨は降っていませんでしたが・・・季節を感じます


















福島さんの絵画展は昨年もお邪魔しましたが、
相変わらず素晴らしい作品の数々でした。
記憶したそのままを描くだけではなく、ご自身の記憶の数々を組み合わせて
アングルも考えて描くことができるということがすごいことだな~と思います。



そして、今年はさらに嬉しいことがありました。
いつもお世話になっております「S原さん」を介して
宮司さんの奥様とお話しすることができました。
とっても素敵なかたで、絵画展の入り口のところでおもいっきり話し込んでしまいました(*´▽`*)

S原さん!育成会のブログをご紹介していただきありがとうございます。
たいへん気恥ずかしいですが、どうもありがとうございます。
これからも本人と親や保護者の気持ちに寄り添った思いや
情報を発信していけるように心がけたいと思います。



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茶話会に行ってきました(天童市手をつなぐ育成会)

2015年06月18日 | 日記
昨晩は天童市手をつなぐ育成会の茶話会がありました。
この時期は「さくらんぼ」の最盛期でもありますので
みなさん忙しく、参加できない人や少々遅れてきた人もおりましたが
いつものようににぎやかに茶話会は行われました。

来月、鶴岡市に講演に来ることになっている「東田直樹さん」の話題になったのですが、
東田さんの書いた本を読んだ方から、
「あんなにきちんとした文章能力があるのに”重度”って判断されるのは不思議」
「東田さんが重度ならうちの子なんてもっと重度だと思うんだけど」
とうような話が出され、東田さんの見た目と文章力のギャップについてや
判定基準の話にしばらく花が咲きました。

他には、先週行われた「きょうだいと親のコミュニケーション学習会&相談会」の
はなしにもなり、参加した方からは「とても良い研修会だった」といっていただきました。
ただ、参加した方の相談内容を聞くと、女の子のきょうだいの方が難しい、と感じたそうです。

たまたま先日参加された方々のおこさんだけだったのかもしれませんが、
前半の学習会の内容をおもいだすと、やはり男性の脳の仕組みと
女性の脳の仕組みの違いがこういうところにも表れてくるのかもしれないと私も感じていました。
ウチは男の子だったからそれほど深刻な問題は起こらなかったのかなぁ(ーー゛)

最後に、県の事務局にわざわざ寒河江八幡宮の方が持ってきてくださった
チラシをみなさんにお渡ししました。

まずは、現在開催中の福島 尚さんの絵画展

写真のような繊細な絵を是非ご覧になって、その繊細さと迫力を体感してみてください。
今週末で終了ですし、福島さんご本人もおいでになりますので実際に描く様子なども
見学することができると思います。


そして、こちらは今や大変有名な金澤 翔子さんの書品展です。

こちらは7月に入ってからの開催です。
今回は第5回目の開催になっておりますが、寒河江八幡宮での書品展は
今年が最後になるというお話でしたので必見ですよ!

さてさて、今回もだいぶ話は盛り上がりまして時間ギリギリになってしまいました。
来月は私が茶話会の当番です。どんなお菓子を準備しようかな~
っとその前に、総会もありました、会費の準備しなくっちゃ!!(^_^)/


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障害者権利条約  外務省

2015年06月17日 | 権利擁護
全国手をつなぐ育成会連合会を通して、外務省で作られた
「障害者権利条約の啓発パンフレット」が届きました。


ページを開くと、まずは「わかりやすい版」から書かれています。
「障害者の権利に関する条約」の締結
★障害者の権利に関する条約(障害者権利条約)とは
★障害者権利条約ができるまで
等々・・・漢字にはすべてルビがふってあり、
文章もわかりやすく書かれているようです。

そのあとに、一般向けの説明のページに入り
条約の主な内容の説明があったり、
条約に関する日本の取り組みについての説明もあります。

そして、そのあと条約が書かれていますが、
日本語と英文と両方同じページに並べて書かれてありました。

障害者権利条約についての詳細は下記のホームページからご覧いただけます。

     障害者権利条約 外務省



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天童市手をつなぐ育成会総会のご案内

2015年06月16日 | 日記
先月より県内の支部育成会で次々と総会が開かれておりますが、
天童市手をつなぐ育成会からも総会の案内が届きました。
ブログへの掲載希望とありましたので、掲載させていただきます。



  平成27年度 天童市手をつなぐ育成会総会

日時:6月28日(日) 受付午前9時30~  総会:午前10時~12時30分頃まで

場所:天童市総合福祉センター (天童市老野森)

議題  1.平成26年度 事業報告、収支決算報告
    2.平成27年度 事業計画(案)、収支予算(案)
    3.役員改選
    4.その他

申込先:事務局     大 槻(天童ひまわり園 TEL654-6560)
            東海林(きらり TEL674-6881)
            武 田(のぞみハウス TEL656-8754)
            阿部(天童ひまわり園) 大泉(村山特別支援)

※当日、年会費(3,000円)を頂戴させていただきます。
※お弁当も準備しておりますので、楽しく懇談しましょう♪
※託児室も用意してあります。(利用料:1人当たり200円)


出欠の連絡は6月22日(月)まで、事務局にお願いします。

南陽研修 (2)



先日、役員会が開かれて打ち合わせを行ったようです。

他の支部育成会から、会員名簿にはたくさんの名前があるのに、
総会に出席したのはとても少なかった、というような残念な話も聞こえてきております。

総会に行かないと、自分の会ではどのような活動をしているのかさえも
解らずにいる場合が多いとおもいます。
是非、会員の方々には出席をお願いしたいと思います。



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やまがた受動喫煙防止宣言

2015年06月15日 | 日記
今日はもう一つ投稿します。


山形県社会福祉協議会を通して山形県からのパンフレットをいただきました。






平成29年度には、県手をつなぐ育成会が入居しております
山形県総合社会福祉センターの建物も敷地内も全禁煙になるそうです。


受動喫煙防止3   受動喫煙防止4

ということで、手始めに先日からは県総合社会福祉センターの
現在の喫煙所から「灰皿」と「椅子」が撤去されました。

喫煙されるかたは、各自が携帯灰皿を持参
吸い殻などは持ち帰ることになりました。

※会議などでセンターを訪れる方も同様になりますので、
携帯灰皿をご持参のうえおいでいただくようお願いいたします。



私はたばこは吸わないので痛くもかゆくもありませんが、
愛煙家の方々にとってはどんどん肩身が狭くなってきますね。
でも、まあこれが世の中の流れなのでしょうから仕方がありませんね。


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知的障がい児・者のための劇場体験プログラムのご案内

2015年06月15日 | 日記
全国手をつなぐ育成会連合会を通して国際障害者交流センターから
ご案内をいただきましたのでご紹介します。

知的障がい児・者のための劇場体験プログラム
   「劇場って楽しい」

このプログラムは厚生労働省から委託を受けて
国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)が事業を展開しております。

このたび、知的障がい、発達障がい児・者。および支援者・家族を対象に
劇場における鑑賞ポーズを学んだり、各演目などを慣れ親しむ機会として
ビッグ・アイ多目的ホール(最大1500名収容)を使用した全3回の
劇場空間の体験学習を行います。

期間:平成27年7月1日(水)~8月21日(金)



詳しくはビッグ・アイのホームページをご覧ください。


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きょうだいと親のコミュニケーション学習会&おしゃべり相談会

2015年06月12日 | 研修会
今年度の手をつなぐ育成会地域活性化事行の初回
「きょうだいと親のコミュニケーション学習会&おしゃべり相談会」が
山形市の総合福祉センターで開かれました。




講師には、昨年も来ていただいた
臨床発達心理士で、ご自身が”きょうだい”の有馬桃子先生です。
おとなりは家族支援、きょうだい支援にとても興味をもっていただいている
障がい者福祉サービス提供事業所の職員さんです。
(親の会の研修にも興味をもっていただき本当にありがたいです)
個人的には、親たちってこういう研修をやっているのか!ということを知ってもらうだけでも
意義があるようにおもっています。
有馬先生も「良い感性を持っていらっしゃる方ですね」とおっしゃってましたよ。

P6111713.jpg   P6111715.jpg

参加者さんは未就学児の保護者さんから成人したお子さんをお持ちの親御さんまで
比較的若い親御さんたちが多かったです。

きょうだいについての悩みは、育っていく時期により違ってきますが、
小さいお子さんをお持ちの親御さんの話を聞いて、
ウチはこんなことがあったわよ、こんな風にやって乗り切ったのよ
というお話をしてくださる先輩お母さん。

そして、思春期の難しい年ごろになっているきょうだいへの接し方については
有馬先生から、どんな反応が返ってくるのかわからないけれど
「あなたのこともちゃんと見ているのよ、あなたのことも心配しているのよ、
だからいつでもなんでも話してくれていいのよ」というメッセージは
投げかけておくことが重要なのだ、というお話がありました。

そしてきょうだいの年齢が成人をすぎた人の場合は、
親の老いがみえてくる時期になるので、親亡き後のことは
きょうだいにはどこの部分を頼みたいのかを考えて欲しいとのことでした。

考えてみたら、障がいのある子がどんな手帳を持っていて
どんなサービスをどのくらい利用しているのか、
サービスを利用するための受給者証というものはどんなものか
障害年金はどの通帳にどれくらい入金されてくるのか
いつも飲ませているお薬は何なのか・・・・
そして、それらはいつもどこに保管されているのかを
きょうだいに、ちゃんと話していない親御さんが多いのではないでしょうか。

有馬先生のお話によると、親から「あなたには何も迷惑かけないから」と言われても
「そんなことあるわけないでしょ!」ときょうだいたちは思っているそうです。

万が一、親になにかあった場合、まずは自分がなんとかしなくちゃならなくなるわけですから
障がいのある自分のきょうだいのことをどこの誰に相談すればいいのかくらいは
教えていて欲しいのだそうです。

考えてみれば当たり前ですよね。
迷惑をかけないからと何にも教えてもらっていない状態の時に
親に何かがあった場合、何も知らないきょうだいはどうなってしまうでしょう。
とんでもなく大変な思いをさせてしまうことになってしまいます。

そう考えるとやはりコミュニケーションというものはとても重要なものです。

親がきょうだいになかなか話し出せないという心のハードルがある方、
そのハードルを下げるためには何が必要なのかを
考えてみることから始めてみることなのだと思います。

皆さんのお話を聞いて、本当にいろいろなことを考えることができました。
もっと時間をかけてお話したかったくらいでしたが、
とても良い時間をもつことができたのではないかと思いました。

そして、最後にお隣の人とお互いに声を掛け合った言葉
「いつもとてもステキですね」(#^.^#)
みんなとても恥ずかしがっていたけれど、
でも、みんなとてもいい笑顔になっていましたよ!(^^)!



そして、事務局に帰ってきてパソコンを見たら、
なんとなんと、先ほど研修に参加してくださったかたから
早速、感想を書いてくださったメールが入っておりました。
さすが若いママさんです。

そして参加して勉強になった。
先輩たちのお話も聞けてとても参考になったというような
とてもうれしい内容のメールでしたので、
私も本当にうれしくなって、講師の有馬先生のアドレスにも転送させていただきました。

あ、そういえば有馬先生は、紅の蔵で、さくらんぼ、
十字屋で、こんにゃくと漬物、マックスバリューで笹巻もゲット!したそうですよ。
みなさんの自己紹介の時の山形の美味しいものを聞いて
お土産がどーんと増えたかもしれませんね( *´艸`)


※最後に、自分の気持ちを盛り上げる時にとても有効なこと!
 鏡を見て「いつもステキだね!」とか「大丈夫、私はできる」
 さあ、恥ずかしがらずに自分自身に声をかけてみましょう!
(心理学では、これが一番自己肯定感を作るのに効果的なことが証明されているそうです)



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「知的障害者理解と権利擁護」 警察版

2015年06月10日 | 権利擁護
さて、今日はもう一つ投稿です!
全国手をつなぐ育成会連合会 権利擁護センターで作った冊子が届きました。

知的障がい者は、その障がい特性により犯罪に巻き込まれたり、犯罪を犯したり
ということが少なくありません。
刑務所の中に服役している人の中にも知的障がい者が多くなっているそうです。
冊子の中に書いてありましたが、新受刑者の23%の人がIQ70未満といわれており、
ボーダーと言われるIQ80未満まで広げると46%にもなるそうです。

どうしてそんなことになっているのでしょう。

実際に犯罪を犯した人のほとんどは不起訴・起訴猶予・
略式手続による罰金で終了し、公判請求されるのは7%に過ぎないのだそうです。

ではどうして知的障がい者の受刑者が多いのか・・・
問題は、軽微な犯罪を何度も繰り返していることにより
実刑が課せられていることが多いようです。

執行猶予になる人たちは、財力(被害弁償)、人脈(身元引受人)、知能(謝罪表現)
がある人、つまり家族や仕事があり、経済的に豊かで、弁護士に頼みやすく
被害弁償で示談を得やすく、コミュニケーション能力がたかくて
自己弁護や必要な謝罪ができる人たち。
≪「2円で刑務所、5億で執行猶予」浜井浩一-2009年≫

つまり、自分を守ることが苦手で、軽微な犯罪を起こしてしまい
同じ行動を繰り返す、家族の支援が弱い知的障がい者は
実刑になってしまうという事だそうです。


見出しを貼りましたが、見にくいですね・・・
第1章 共通理解のために
第2章 警察に「知ってほしい」こと
第3章 親として「知っておきたい」こと
第4章 連携先・さまざまな活動例・資料等

となっています。

第4章には、滋賀県警察官研修への協力として
2012年の「取り調べの可視化」以前の2010年から
育成会の役員が、警察学校の「新任警察官研修」等で、
知的障害に対する理解を求めてお話をさせていただいていることが載っていました。


軽微な罪を重ねて実刑判決をうけている知的障がい者が多い
ということが分かりましたが、はたして刑務所に入ることで
知的障がい者の更生ははかれるのか?という事だと思います。
刑務所に入れば、法を守ることを理解するようになれるのでしょうか?

「共通理解」のところには、
刑罰?福祉?どちらが知的障がい者のためになる?
との見出しもあります。
本人の更生になり、社会も理解するにはどうすればいいのかを
考える事ができるように書かれている冊子です。


さて、全国手をつなぐ育成会連合会 権利擁護センターからの通達ですが
この冊子を県内の警察署へ、各市町村の育成会の方が直接訪問し、
冊子の趣旨を説明して渡すようにとの事です。

という事で、さっそく県手をつなぐ育成会では、本日、佐々木副理事長と黒木事務局長が
山形県警察本部にお伺いし、担当の方とお会いして冊子をお渡しする段取りをとりました。

今後、各警察署がある山形市、上山市、天童市、村山市、寒河江市、尾花沢市、新庄市
庄内町、酒田市、鶴岡市、長井市、小国町、南陽市、米沢市、
の各育成会あてに
冊子2部(1部を警察署に、残りの1部は育成会用)と共に依頼書をお送りいたしますので、
各警察署に訪問し、冊子の説明と共に担当の方にお渡しいただきたいと思います。

なお本日、佐々木副理事長と黒木局長が県警察本部にお伺いした際に、
各警察署のどの部署に行けば対応していただけるのかをお聞きしてくるつもりでおります。
その情報をもとに警察署への訪問をお願いいたします。


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明日11日午前中は研修会のため事務局が留守になります!

2015年06月10日 | 研修会
いよいよ今年度の地域活性化事業研修会が始まります。
活性化H27

明日は、山形市総合福祉センターを会場に
「きょうだいと親のコミュニケーション学習会&おしゃべり相談会」
を行います!

当初、講師の有馬先生は、障がいのない”きょうだい”の年齢が
おおよそ30歳代くらいの親御さん向けに学習会の内容を考えてくださっていたようですが、
申込みをしてくださった方は、未就学児をお持ちの親御さん、
学校に在学中のお子さんをお持ちの親御さん
学校を卒業して間もないお子さんをお持ちの親御さんがほとんどでしたので、
学習内容を若い人向けに内容を少し変えてくださったようです。

私も家族支援のワークショップを何度か開きましたが、
今回のように障がいのない”きょうだい”だけに焦点をあてたものは初めてです。

それに、親だけでの話し合いでは”きょうだい”の本音はどうなのかを
想像することしかできませんが、実際に”きょうだい”である有馬先生の
お話をきくことで、違う考えがあることなども知ることになるのかもしれません。
私もとても楽しみです。
ただ、親の性格も違うように”きょうだい”の性格や考え方も違うと思いますので
おしゃべり相談会では、参加者同士が話し合って、
自分の家庭にあったコミュニケーションの取り方を考えていければ良いな~と思っています。

明日の午前中、事務局が留守になりますので
ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いします。


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自尊感情を育む  手をつなぐ6月号より

2015年06月09日 | 日記
昨日ブログでお知らせした「手をつなぐ」6月号は
先日発送しましたので、県育成会を通して購読いただいている方は
今日中にお手元に届くと思います。
6月号縮小版

さて、私も昨日ブログでも触れましたが、袖ケ浦の障害者施設での虐待死亡事件と
山口県の障害者施設での虐待事件については、愛泉会「向陽園」の庄司園長もブログに
取り上げてくださっておりました。
ありがたいことだと思います。

先日、会員さん向けに行った「差別」のアンケートの中にこんなものがありました。
「子どもを守るのは親しかいません。しかし、親がいなくなった後、
どこか(施設)にお願いすることになるかもしれません。
その場所でのスタッフや仲間のいじめが心配です。
でもそれもお願いするのだから仕方ないとも思っています。」


施設に入ればスタッフからのいじめはあるものだ、との前提です。
そしてそれも仕方がないと思う、と諦めの気持ちまで持っているのです。
どうして、親からこんな言葉がでてくるのでしょう。
それは、それだけそのような事件が起きて、そして報道されているからです。
事件が発覚して報道されているのは氷山の一角で、どこにでもあることなのだろう
という気持ちが根底にあるからなのです。

こんなことを最初から思われているなんて、実際に本人たちの幸せを考えて
一生懸命に仕事に従事しているスタッフさんにとっては、
はなはだ心外な事だろうと思いますし頭にくる話ですよね。
どうぞ私たち親の心の中から、このような悲しい考えを拭い去ってください。
本当によろしくお願いします。

ちょっと、長くなりすぎましたが「手をつなぐ」には、自尊感情を大切にしましょう。
というようなことも書かれています。
自尊感情とは、「自分には尊重されるべき価値がある」と思えることです。
この感情は、障がいがあろうが無かろうが、親だろうが支援スタッフだろうが
必要な感情だと思います。

現代では、親が子どもに与えられる最大の贈り物は「自尊感情である」と
いわれるほど、子どもにとっては大切なものだそうです。
そして、それは自尊感情のある親に育てられることが一番効果的なのだそうです。

でも、親としても育たなければならない時期に障がいを持った子を授かった場合、
社会から感じる重圧は結構なものです。
個人差はありますが、罪悪感、否定感、他責感、強い悲しみ、
積極的になれない喪失感などのストレスがあり、
親にとっては自尊感情にも大きな影響があります。

では、どうすればいいのでしょうか。「手をつなぐ」にはなるほど!
と思える親の自尊感情を育むよい言葉が載っていました。

(少々言葉を変えて引用させていただきます)
親ごさんは、心身共に障がいのある子の世話をし、
深い愛情で子どもの事を親身に考え、尽くし、愛を与え
子ども優先の生活を営まれてきました。
また、子どもを理解する際には長所をまず探し、認め、
誉めてこられました。
そして人一倍子どもの気持ちを察し、理解することができるのだと思います。


わお!こんなことを言われたら泣いちゃう親がたくさんいそうです。
自分も尊重される価値があるのだという気持ちになれそうです。
自分自身を認めることができると、誰でも気持ちが安定します。

そういえば、家族支援プロジェクトの中に「自己肯定感を高めるワーク」というものがあります。
自分の良いところを見つけてみんなに褒めてもらうのです。
あのワークをやったあとは、みなさん良い笑顔で会場をあとにしていたなぁ~


ご訪問ありがとうございます(F)