山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

研修会「子ども期支援の重要性」新庄市で開催 

2015年10月30日 | 研修会
10月30日(金)新庄市「ゆめりあ」を会場に、地域活性化事業の研修会
「子ども期支援の重要性~安定した大人期を迎えるために必要な事~」を開きました。

PA301947.jpg

PA301948.jpg
まだ始まる前の様子です。
申し込みをもらっていない方の参加も何名かいらっしゃいましたので、
予定よりも大勢の方が参加をしてくださいました。
そして今回は事業所のスタッフさんの参加が思いのほか多くて驚きました。

PA301949.jpg
事務局より資料の確認や時間割などの説明がありました。

PA301950.jpg
講師の佐藤恵美子氏 はとぽっぽ倶楽部の代表です。

PA301952.jpg


PA301953.jpg


PA301954.jpg

講師の佐藤さんのお話しを真剣に聞く参加者さんたち

来月に山形市でも同じ研修会を予定していますので
研修の内容については触れませんが、アンケートに自由に書いていただいた感想を
少々ご紹介したいと思います。

☆たくさん たくさん感動しました。講演会で素直に泣けたのは初めてです。
 あったかい言葉がたくさんありました。
 わが子が産まれてからずっと頭を下げてきた生活でした。それが当たり前であると思っていました。
 そういう親の気持ちを理解していただいて、言葉にしていただいて嬉しいです。

☆お母さんは「療育者にならなくていいよ」との先生の言葉に肩の荷がおりました。
 涙がでました。ついつい先生から「~をお家で練習を!」の言葉を真面目に受けて
 一生懸命にさせるもうまくいかずだったので・・・

☆子ども期、しかってばかりいたこと反省しました。
 母の心の安定・・・ゆとりが大切なのですね!

☆今日の講師の方は、親の気持ちをとても理解していて、きょうだいのことや
 家族のことも考えてくださっていると思った。

この辺りが親御さんの感想ではないかと思います。
そしてここからおそらくスタッフさんではないかと思われる方の感想です。

★先生のお考えに共感できました。
 常におもっていることや、やっていることなどのお話しが大変参考になりました。
 
★利用者のできること、できないこと、頑張れそうなこと、
 バランスよく支援していこうと思いました。

★実際 仕事をしていて心に響くお話が聞けて良かったです。
 日々のスキルアップにいかしていきたいです。

★今関わっている子どもたちが大人になっていく時にスムーズに安定した社会に
 出られるように、今できる役割をたくさん経験させてあげられるように
 たくさん褒めて、自信をつけていけるよう 毎日を楽しみながら
 子どもたちと過ごして行けるようにしていきたいと思いました。


感想をよんでいると、親御さんは、講師の佐藤さんが実践している
制度にとらわれない事業を行っている理由や、障がいのある本人のエピソードなどに
感動しているように思えますし、スタッフさんたちは日々子どもたちと接するときの
心構えなどを参考にしようとしてくれていることがわかります。

おなじ話を聞いているのに、親御さんと支援者さんはやっぱり視点が違うのだなぁ~
ということを再確認でき、私自身もとても勉強になりました。

さて、この「子ども期支援の重要性」の研修会は来月11月26日(木)にも
山形市総合福祉センターで開かれます。

講師の佐藤さんは帰り際に「今日も1人反省会だな!」とおっしゃっていました。
ということは次回はさらに良いお話が聞けるということですよね!(プレッシャー掛けてます?)
次回も大変楽しみになってきました。どうぞよろしくお願いします。


そして、午後からはウチの次男の出身校の新庄養護学校の茶話会に
誘っていただきましたので、行ってきました。

PA301956.jpg
こんな美味しそうなケーキが何種類も準備されていました。
あ、1人で全部食べたのではありませんよ、もちろん(汗)

PA301958.jpg
私はこちらをいただきました。

寄宿舎の集会室での茶話会でした。
午前中の研修会に参加してくれた保護者の他に
文化部担当の先生も2名ほどいらっしゃいました。
やっぱり在学中の子どもの心配は卒業後、
いつになっても変わることはないのでしょうね・・・

いろいろと考えることができた1日でした。

ご訪問ありがとうございます(F)

会員さんのブログをご紹介します(*^_^*)

2015年10月29日 | 日記
今日は、あるブログのご紹介をしたいと思います(*^_^*)
9gatu23 (3)


ある日、たまたま見つけたブログでした。
自閉症の男の子のママさんで、ダウン症のお子さんを亡くしていらっしゃる方のものでした。

その内容はいつもやさしく、そして前向きで元気いっぱい!
いろんな催しにもとてもフットワーク軽く飛び回って参加しています。

私はそのブログが更新されるのをとても楽しみにしていました。
ある日のブログに、地元の育成会(親の会)に入会したばかりで
はじめてその集まりに参加することにした、ということが書かれていました。

私はとても\(◎o◎)/!驚いてしまいました。
まさか、育成会の会員さんがブロガーだとは思わずに読んでいたからです。
でも、驚いたと同時にとても嬉しくもなりました。

今日はそのブログをご紹介したいと思います。
ブログにリンクすることも快く承諾していただきました(*^_^*)

けせらせら☆なるようになるや~ブログトップページです

先日行われた「障がい者差別の研修会」に参加したことを記事にしてくれていますm(__)m


http://nodoka20020603.blog117.fc2.com/blog-date-201509.html←クリックしてみてくださいね!

http://nodoka20020603.blog117.fc2.com/blog-date-201508.html←温海で行った福祉大会の記事も!


良かったら「ブックマーク」や「お気に入り」に登録してチェックしてみてくださいね!



さて、明日11月30日(金)は、新庄市の「ゆめりあ」を会場に
活性化事業の研修会「子ども期支援の重要性」を行います。




明日の資料です!

ということで、明日30日(金)は、午後3時近くまで事務局は留守になります。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


ご訪問ありがとうございます(F)

あおぞら教室(天童市手をつなぐ育成会)

2015年10月28日 | 日記
10月25日(日) 天童市手をつなぐ育成会では毎年恒例の「あおぞら教室」を行いました。
写真をいただきましたので、少しご紹介します。
あおぞら1

今年のあおぞら教室は、東根市の空港ボールでボーリングを楽しんだ後
天童市に戻り、本格インド料理のナンカレーのセットをいただくことになっています。
参加費は一人500円です。

あおぞら2
おぉ~カッコいい!

DSC_0379.jpg
よし、やるぞ~!とボールに念を入れている・・・のかな?

あおぞら4
ボーリングの後は表彰式!
野菜の詰め合わせもあったとか?
Mさん、いろいろと段取りをありがとうございました。

DSC_0385.jpg
拍手~~~~!
そして参加した方全員への参加賞はレタスだったそうです!
なかなかナイス!な商品です。


それから、昼食会場へ移動しての昼食なのですが・・・
みんな(父ちゃんも、母ちゃんも)食べることに夢中になり
写真を撮ってないとか・・・・・(ーー;) オイ!どーすんの!

仕方がないので、私が以前に撮った写真を載せましょう!
スルターン

結構大きなお皿からもはみ出しているでっかいナンをみて、
みなさん大興奮していたというお話でした。
しかも、やっぱり男性陣は、ナンもライスもおかわりをしたそうで・・・
食い意地・・・いやいや食欲旺盛な人がたくさんいたようです!(^ム^)

写真を送ってくれたかたの感想です。
「参加費500円で、ボーリングやって、参加賞もらって、たらふく食べて超お得です。
準備が大変だとは思いますが、ありがたいです。
クリスマスのアンケートもとっていたので、次回がまた楽しみです!」

との事でした。本当ですね。

でも、みんなで楽しそうに食べている写真が無いのは残念ですね~

と、嘆いておりましたら、いろいろと今回の行事の準備をしてくれたMさんから
私が撮ったので良かったら(´・ω・`)と送っていただきました!サスガです。
あ、でも食べている写真はなかったけど・・・・

あおぞら2
お~参加賞のレタス(美味タス)がありますね!
ハロウィンのお菓子もあるようです。

あおぞら4
こちらは、天童ひまわり園で作っている「焙煎コーヒー」と
リハビリセンターで作っている「おてんば米姫(まいひめ)」
私、これだ~いスキなんですよねぇ(*'▽')
これも、ボーリングの商品なんですね。



そして、これが実際に食べたナンカレーです。
ナン、でっかいでしょう?!

あおぞら1
ナンが苦手な人は普通にライスでも大丈夫でした。
ですが・・・このお姉ちゃん、お母さんのナンを試食したところ、
すぐさま自分のライスと交換させたそうで・・・( *´艸`)
ホント、ここのナンは美味しいです!!

また食べたい!という人がたくさんいたそうですよ(やっぱりね)(*^。^*)



さて、今夜は茶話会です、楽しかった話はもちろん、
これからの行事の打ち合わせ(クリスマス会)もあるようです。
みなさんよろしくお願いします!

ご訪問ありがとうございます(F)


連絡いろいろ・・・

2015年10月27日 | 業務
すっかり秋になってしまいましたねぇ~~~
blog_import_52a833962adac.jpg


ひと 学校 地域 輝け 未来
山形県手をつなぐ育成会地域活性化事業

子ども期支援の重要性
安定した大人期を迎えるために必要な事

この研修会の第一弾が今週末30日(金) 午前10:00~12:00
新庄市のゆめりあ(新庄駅併設)で行われます。

手をつなぐ育成会は知的障がい者の当事者と親の会ですので、
当初はもちろん親御さん向けの研修会と考えていました。

ところが、参加申込をくださったかたは事業所の職員もたくさんいらっしゃいます。
手をつなぐ育成会としては、親の研修会にも興味を示して下さる事業所さんがいることは
たいへん嬉しいことだと感じています。

知的障がいと言っても、ひとくくりにすることはできず、
それぞれにあった支援が必要ですので、講師を引き受けていただいた佐藤さんには
講演内容を考えるのに、ご苦労をおかけしていると思いますが、
研修会後は明るい気持ちで会場を後にしていただけるような研修会に
きっとなると思います。(講師にプレッシャー掛けてます?)

現在、山形県手をつなぐ育成会では、知的障害者福祉協会やその他の団体と合同で
家族と支援者が共に学ぶセミナーを企画しておりますが、
新庄市でのこの研修会では一足早くその機会が訪れたように思います。

活性化後半

さて、その「家族と支援者が共に学ぶセミナー」ですが、
これまで2回の実行委員会が開かれております。
そして、明日が第3回目の実行委員会が開かれます。

そのあと、セミナーへの参加案内を作成し、県内各支部や関係団体へ
メールを基本にご案内をさせていただきます。

ということで、明日の午前中は第3回目の実行委員会に出席しますので
事務局は午前中は留守になります。午後からは通常どおり開局しますので
どうぞよろしくお願いいたします。


ご訪問ありがとうございます(F)

アンケートより(地域活性化事業 鶴岡市で開催)

2015年10月26日 | 研修会
先週の22日に行われた「障がい者差別の研修会」へ
ご参加いただいた方からいただいた方々からご自由に感想を書いていただきましたので
そこから少し抜き出してご紹介します。



☆考えてみれば、障がい者差別を受けていたことを実感しました。
 やっている側は気づかずにしている場合もあるかと思うので、
 言った方が良いのだとおもいますが、わが子が利用している施設には
 なかなか言いにくい(気まずくなるのも嫌ですし・・・)

☆私自身も含めて”差別”を感じていない、あるいは”差別”があっても
 わが子たちには仕方がないとあきらめている場合が多いのではないかと思った。
 何か手だてを考えていければ良いと思う。

☆差別と感じていなかったことが差別に当たることを知りました。
 改めて子どもへの接し方を考えてみようと思いました。

☆知的障がい者の合理的配慮はきびしいのかと思います。
 やはり、世間に出て「障がい者」は当たり前にいるのだという世の中にしないといけないと思う。
 もっとがんばりましょう、生きているうちは、(笑)

☆事業者側から差別ではないかと思われることを受けたが、来年からは話をすることが可能になると知った。
 勇気はいりますが、話をしてみたいと思います。

☆障がい者差別解消法の中身が大変良くわかりました。
 この法律は差別を言い合うだけでなく、
「自分の子がどのようにしたら笑顔で生活できるのか」を
話し合い、親も笑顔になれるようにできていると思いました。
 



最後の方が書いてくださった事がこの法律ができた本来の理由だと思います。
この法律は、障がい者を差別した人を罰するための法律ではありません。
障がいがあってもなくても普通に社会で生活できることが目的になっていますので、
私たちの方からも、こういう配慮をして欲しいという事を上手に発信していく必要が
あることを学ぶことができたのではないかと思います。


来年度(平成28年4月)からこの法律が施行されるわけですが、
実際に施行された後の実態がわかる研修会を今後して欲しい、
というようなご要望も何名かの方から出ておりました。

さて、この障害者差別の研修会は、来月の12日(木)に
南陽市の「えくぼプラザ」でも行います。
こちらの講師は:平間みゆき氏 サポートセンターおきたま相談支援専門員
となっております。
置賜地域の方のみならず、村山地域の方も是非参加をお待ちしております。


ご訪問ありがとうございます(F)

障がい者差別の研修会(鶴岡市)

2015年10月23日 | 研修会
昨日、10月22日(木)鶴岡市 にこ♡ふる を会場に
手をつなぐ育成会 地域活性化事業の研修会として
障がい者差別の研修会が行われました。




まずは鶴岡手をつなぐ親の会の橋本会長のお話し


黒木事務局長からは、来年度から施行される「障害者差別解消法」について
県はどんな動きをしてるのか、県育成会はどうかかわっているのかという説明がありました。



とても元気な印象のある講師の佐藤幸美センター長です。



これは講師の佐藤幸美センター長が準備してくださった資料です。


差別解消法はこれから施行される法律で、厚労省のほうでも
こういう行為は差別です!と、まだ明確にはしていないのだ、という説明でした。

今回の参加者の方々に配布させていただいた、県で作ったパンフレットです
sabetu2.jpg
このパンフレットをみても、”好ましくない行為”と書いてありますが、
これは差別です、とは書いてありませんでした。

だからなのだと思いますが、研修会後のアンケートには
法律が施行された後の現状を知ることができるような
研修会をもう一度開いてほしい。というようなことを書いてくださった方が
何名かいらっしゃいました。



みなさん真剣に聞いていらっしゃいます。( ..)φメモメモ


今回の研修会の資料として、以前に県育成会が県内の会員さんに
これまで差別だと感じた体験と、また、これは合理的配慮だと
思われる体験をしたことをまとめたものをお付けしたのですが、
佐藤センター長はそれも事前に読んでくださっていて、
「お母さん方は本当にこんな嫌な思いをたくさんしてきたのだろうな」と
私たちの気持ちを思いやってくださいました。
ここに私たちを解ってくださっている方がいる!と大変嬉しくおもいました。
それから、全国手をつなぐ育成会連合会が発行している「手をつなぐ」
個人的にご購読してくださっています。
ですので、育成会のこれまでの業績なども知ってくださっておりますので、
私たちとの話もとてもスムーズでした。


講演の終わりのほうには、鶴岡市で実際に障がい者理解を進めるために行った事業として、
ダウン症の子どもを持つママたちが、かわいい我が子の写真展を開いたこと、
児童民生委員さんたちに向けて、重度重複障害児をもつお母さんが
かわいい我が子をスライドで紹介したことをご紹介くださいました。

そして今年一番の大きな事業だったと思いますが、
会話の難しい自閉症の作家としても有名な、東田直樹さんの講演会の
ご紹介と、その時の資料を今回の参加者の方にもご準備いただきました。

アンケートにも、「参加して良かった」
「もっとたくさんの方に聞いてほしい研修会でした。もったいないですね」
ということを書いてくださった方が多く、私たちも大変うれしかったです。

そして、今回の研修会に鶴岡市以外から参加してくださったかただと思いますが
「鶴岡市は恵まれているなと思った」と書いてくださっていたかたがいらっしゃました。
おそらく、障がい者を理解してもらおうと開いているイベントのことを
いっておられるのかもしれないと思いました。
自分の地域はまだまだだと思ったとも書かれておりました。

やはり、自分の地区だけでなく、他の地区にも目を向けることで、
自分たちが求めていること、自分だちができることなどにも気づくことができるのだと思いました。

佐藤幸美センター長、本当にありがとうございました\(^o^)/

さて、話はいきなり飛びますが、内陸育ちの私Fですが、
今回せっかく鶴岡にきましたので、庄内版の芋煮が食べられる
「秋の限定セット」なるものをお昼に一人で食べました(*^^)v
PA221945.jpg

庄内の芋煮は、みそ味だと知っていましたが、お~厚揚げが入っている!
人参も! えぇっ!シイタケも?なんて心の中で驚きながら美味しくいただいて、
午後からの研修会に備えたFでございました。( *´艸`)


ご訪問ありがとうございます(F)


会報「手をつなぐ親たち」42号

2015年10月21日 | 業務
今年度前期の会報「手をつなぐ親たち」42号が出来上がってきました。



今年の表紙は絵ではなく、ブロックで作られたものです。
なんか男の子っぽくていいですよね。

そして、こちらは裏表紙



手をつなぐ育成会東北ブロック大会(岩手県)のオープニングセレモニーです。
花巻市立宮野目保育園の子どもたちによる「こども鹿踊り」です。

会員の方には発送準備が整い次第発送いたしますので、しばらくお待ちください。


ご訪問ありがとうございます(F)


事務局が留守になりますm(__)m

2015年10月21日 | 研修会
明日、10月22日(木)は地域活性化事業として
鶴岡市の「にこ♡ふる」を会場にして「障がい者差別」の研修会が開かれます。


事務局は全員その研修会に出かけますので、明日22日は留守になります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞご了承お願いいたします。


ご訪問ありがとうございます(F)

遊楽焼織展~たのしいおもいでにしよう!今年もやるぞー展~

2015年10月20日 | 日記
寒河江市育成会の事務局をやっていただいている
さくらんぼ共生園・ころころ遊園 さんからのご案内です。



開催は、2015年10月23日(金)~25日(日) 今週末ですね!
時間は、午前10時~午後3時 

昨年、お邪魔させていただきましたが、素敵な作品がたくさん展示されており、
ほとんどの物を購入できるようでした。
お人で何点も購入していらっしゃる方もいらっしゃいましたし、
特別支援学校の先生方は、以前担任していた方の作品を購入しているようでした。

この案内をご覧いただくとお分かりになるように
本人さんたちが主体となって開催されております。

お時間が合う方は是非、お立ち寄りになってみてはいかがでしょう。


ご訪問ありがとうございます(F)

第3回権利擁護セミナーのお知らせ(全国手をつなぐ育成会連合会)

2015年10月17日 | 研修会
全国手をつなぐ育成会連合会権利擁護センター主催
(担当:兵庫県手をつなぐ育成会)
第3回 権利擁護セミナーを開催します。




今回の権利擁護セミナーでは、虐待防止に向けて育成会として何ができるのか
何をしなければならないのか知的障がいの権利擁護支援活動について
議論を深めたいと考えています。
権利擁護センターで作成しました『知的障害理解と権利擁護』の冊子で紹介していること、
各地に啓発活動の取り組みをシンポジウムと疑似体験で研修していただき、
それぞれの地域で実践できる啓発活動のヒントを見つけていただきたいと思います。
一人でも多くのかたのご参加をよろしくお願いいたします。

日時:平成27年11月25日(水)10:00~16:00
場所:栃木県教育会館 小ホール(宇都宮市駒生1-1-6)

プログラム 10:20 開会
     【午前】講演「障害者への虐待防止と育成会の役割」
     講師: 野澤 和弘さん(毎日新聞論説委員)
     【午後】育成会ミッション 「知的障害と権利擁護を考える」
    第一部/シンポジウム
     「育成会の親だからできる知的障害理解・啓発活動」
     市川市親の会啓発活動とキャラバン隊「空」 村山園さん
     大田区心のバリアフリーすすめ隊 佐々木桃子さん
     滋賀県警察官への研修 崎山美智子さん
    第二部/知的障害の疑似体験・たつの市育成会他
    16:00  閉会

参加費:2,000円 (資料代、警察向け冊子代含む)
     ※昼食代は別途徴収 (要事前申し込み/600円お茶付き)

定員:160名 ※定員となり次第、締め切ります。

申し込み・お問い合わせ
全国手をつなぐ育成会連合会権利擁護センター
担当:兵庫県手をつなぐ育成会
TEL:078-242-4644  FAX:078-242-4069
Eメール:h-ikusei@cyber.ocn.ne.jp


個人的には、知的障害の疑似体験ってどんなことをするのかとても興味があります。
以前に宮城県の前事務局長と話をしたことがあるのですが、
手先の不器用さとかなら、軍手をはめて細かい作業をやってもらうとかできるけれど
人の話を理解するのが難しいということを体験してもらうには
何が良いのか、なかなかいい案がありませんでした。

例えば、誰かに流ちょうな英語を話してもらって
それをどれくらい理解できるかどうか、ということなら似ているのだろうか?
とか、そんな話をしたように思います。

午前中の講師の野澤和弘さんもお子さんが重度の自閉症です。
これまでにも色々な体験をされ、いろいろな活動を行っていらっしゃいますので
大変興味深いところです。

たくさんの方に興味をもっていただきたい内容ですので
みなさまふるってご参加ください。



ご訪問ありがとうございます(F)

障がい者差別の研修会を開催します(鶴岡市)

2015年10月15日 | 就労
後半の最初の研修会が来週の22日(木)に迫ってきました。



会場は鶴岡市の「にこ♡ふる」です。
来年度から施行される「障がい者差別解消法」という法律、
施行される前に、私たちはどんな事を差別だと感じてきたのか、
実際にどんなことが差別にあたるのか、そして合理的配慮とはどんなことか。
というようなことを学べる研修会になると思います。

育成会(親の会)の会員さん以外の方の参加ももちろん大歓迎です!
興味のある方はどうぞお申込みになってください。
資料の準備もありますので、参加ご希望の方はご連絡をお願いいたします。

※鶴岡市以外で開催される研修会の申し込みも受け付けております!



ご訪問ありがとうございます(F)

とうとう我が家にも訪れてきたのかぁ・・・・・・?

2015年10月14日 | 日記
タイトルだけ見るとなんだかわかりませんよね・・・
でも、私の先輩ママさんたちもたくさんの方々がおそらく直面している
親の介護と、障がいのある子どものお世話・・・
私自身にもとうとうやってきてしまったという感じがしています。



障がいのある子は平日は愛泉会さんにお願いしているおかげで
こうやって育成会の仕事もやっていられるわけですが、
これまで、日中の留守を守ってくれていたおばあちゃんが
介護認定を受けることになりました。

これまで自分の事はもちろん自立できていましたが、
玄関先で転んで骨折してしまい入院・・・
その結果、よく言われておりますが「年寄りは入院すると一気に歳をとる」ということが
まさしく本当の事なのだと実感させられることとなりました。

2ヶ月の入院を経て、完治とは言えないけれども、痛みも少なくなってきたということで
退院のめどが立ってきました。
でも、以前の体調に戻ったわけではありません。
今月に入ってから、介護保険の申請、本人への聞き取り調査、地域包括支援センターへの連絡・・・
とバタバタと動き回っております。

この介護保険の介護区分が決定するまでには約1ヶ月かかるという事です。
このあたりは、障害者の支援区分が決定するまでの時間と同じなのでしょうか?
いやいや、支援区分が決定される審査会は、山形市は毎月行われるけれども、
私が住んでいる天童市は3ヶ月に1度だということなので、
介護保険の認定についての審査会も市町村により違うのかもしれませんよね。


それはさて置いて、これまで自分の事は自分でできていた人が
他人の支援を受けないとまともに生活できなくなるのだと、
自分自身納得しなければならないおばあちゃんは、自分のことながら情けないだろうな・・・
などと、私もおばあちゃんの気持ちを想像するとなんとも言えない気持ちになっています。
「支援を受ける」と簡単に言いますが、自分の思った通りの支援をしてくれるとは限りませんものね。
それって、障がい者がサービスを選んで支援を受けていることとも共通するものがあると思います。
本人の思った通りのサービスなのか、かゆいところに手が届くような支援なのか、
と考えると、違うのだろうな~なんて思ってしまいます。

そして、私自身の母親も現在、実家で一人暮らしになっています。
毎週金曜日の夜は実家に行って様子をみながら泊まってきています。
実家の母は自分で車の運転もできますので、介護保険は非該当となっていますが、
足腰が悪く、杖なしでは歩くのは難しいのです。
でも、気持ちだけは前向きでいようと頑張っているようです。

そして、ウチのおばあちゃんも退院のめどが立って帰ってきます。
さらに土日は障がいのある次男が帰省してきますので、
私の生活もまたまた変わらざるを得ない、ということになってきます。
う~ん、私の週末のお休みは本当の休みではないです・・・・・・・・・(@_@)

でも、考えてばかりいても仕方がないので、なるようになるさ~!
と前向きに考えようと思っています。
介護区分認定が、要支援の場合は「ソーシャルワーカー」さんに
要介護になった場合は「ケアマネージャー」さんに、どんどん相談をして
おばあちゃんも私たち家族も納得できるサービスを考えてもらいましょ!(*^^)v



ご訪問ありがとうございます(F)

重度の知的しょうがい者はETCカードを作れるのか?

2015年10月13日 | 権利擁護
2ヶ月ぐらい前になってしまいますが、このブログでETCカードの障害者割引について
触れたことがありました。

その時は、ETCカード以前に、二十歳を過ぎた知的障がい者が自分名義の口座を作ることが
できるのかどうか、という事も問題になっていました。

ある、大手の銀行さんからは、『「成年後見人」でないと、親でも口座開設はできない!』
と言われたことがキッカケでした。

アレンジフラワー1

でも、さまざまな金融機関に問い合わせたり、
県外の育成会事務局にもご協力いただいたところ、
本人名義の口座は、親が代わりに開設することはそう難しくはないことが分かってきました。

さて、次の段階にすすみますが、、ETCの障害者割引を受けるには!
という問題に入っていきます。
未成年のときは家族名義のETCカードでも障害者割引が適用されていたのが、
二十歳を過ぎると、障害者本人の名義のカードが必要だ、ということになります。

カードを作るということになると、今度は銀行ではなく、カード会社(クレジット会社)の
審査が必要になってきます。
そこで一番の問題はカード申込書は本人の『自署』が前提だということです。

さて、自分でカードの申請書に自署で書き込んで申込みできる知的障がい者はどれほどいるでしょう。
おそらくホンの少人数ではないかと思います。
そして、そこまで自力でできる本人さんは、知的障がい者だと分からないくらいの人だと思います。
その他の知的障がい者は、他人の支援なしでは無理だと思いますし、
文字の書けない人もかなりの人数になると思います。
実際にこの時点で、申請を諦めているご家族がほとんどのようでした。

ETCカードの障害者割引を利用しなくても、高速の料金所で療育手帳を提示すれば
障害者割引はしていただけますが、これからどんどんETCカードを普及させて行こうという
社会の流れに乗れないことになってしまいますし、実際に療育手帳を提示して
本人確認と申請されたナンバーの車かどうかの確認をしてもらうことは少々時間もかかります。

ある県の育成会でもこの話題を取り上げてくださったそうですが、
人によっては、県外の医療機関に通院している場合もあるので、
ETCカードで割引が利用できるととても助かるのだけれど・・・
という声も結構あったそうです。

アレンジフラワー2

前置きが長くなりました( ^^) _旦~~
それで、結局カードは作れるのか?ということになりますが、
作れるようです!

ここの事務局の近くにある郵便局の局長さんにこの話をしたところ、
「ちょっとFさん、私にこの話追いかけさせてもらっていいですか?」
と言っていただきました。

そして、JPカードへ問い合わせをしてくださったとの事です。
そこでは、VISAカード・マスターカードを取り扱っているという事で
そこのカード会社について、ということになりましたが・・・

結論としては、「家族会員」という制度があるようで、
それだと引き落とし口座は家族名義になるけれども、
カードの名義は障がいのある本人の名義で作れるのだそうです。

ただ、それは郵便局の窓口で申請するということはできずに
専用の申し込み用紙を郵送していただいて、それに書き込んで(もちろん代筆で大丈夫)
書類を送り返せば、カードは作れるという事でした。

申込用紙はどこに連絡して送ってもらえばいいのかをお聞きしたところ、
郵便局の窓口で、「ETCカードの障害者割引をしたいので『家族会員』の申し込みの
書類を取り寄せて欲しい」といって、我々を利用してください。

と言っていただきましたヽ(^。^)ノ有難い話です。

今回のことで感じたのですが大きな銀行とか、中央郵便局のように大勢の職員がいて
大勢のお客さんを扱っている所よりも
地元に密着している、小さい郵便局などの方がずっと親切に対応して下さる。
ということでした。それは、他県の育成会からも聞こえてきた話です。

ということは、お住まいの地域にある近くの郵便局や職員さんのそれほど多くない銀行で、
自分たち家族を知ってもらっているということが重要になってくるのかもしれません。

今回はVISAカードとマスターカードということで調べていただきましたが、
他のカード会社だって同じ制度はあると思われます。

窓口で簡単に手続きできない事は残念ですが、
こんな手続きをとおして、障害者家族が地域に住んでいるという事を
知ってもらうことも出来ますし、そのあとちょっと目をかけてもらえるかもしれませんので
手続きに行ってみるのも悪くないかもしれませんね。

ご協力いただいた各県の育成会さん、郵便局の局長さんありがとうございました。



ご訪問ありがとうございます(F)


あおぞら教室のご案内(天童市育成会)

2015年10月10日 | 行事
天童市手をつなぐ育成会より「青空教室」のご案内です。

日時:10月25日(日)
場所:山形空港ボール、スルターン(インド料理 ナンカレー) ※現地集合・現地解散
内容:親子で2ゲーム、トータルして表彰します。
参加費:1人 500円(ボーリング代、昼食代 込み)
日程: 9:00  空港ボール集合、受付
    10:00  ボーリング大会
    11:45  スルターンに移動
    12:00  昼食
    13:30  解散

★ナンが苦手な人は、カレーライスに変更できます。

◆申し込み  10月13日(火)まで、事務局へお願いします。
 ≪事務局≫
天童ひまわり園  大槻    023-654-6560
  きらり    東海林   023-674-6881
のぞみハウス    武田   023-656-8754
阿部(天童ひまわり園)  大泉(村山特別支援学校)

※スルターン (旧長崎屋から西へ、メガネのパリミキ跡地)
お店の方は本場のかたですので雰囲気も満点です!

毎年恒例の「青空教室」ことしはボーリングで体を動かしてから、
本格的なインドのナンカレーを食べることに決まったようです。

個人的なことですが、この日は私は別の行事が入ってしまっていて
どうしても参加することができなくなりました。残念です!((+_+))

でも、このナンカレーはとっても興味がありましたので、
これだけ食べに行ってきました!(*^^)v


私が頼んだのは「レディースランチ」でプラウンカレー(エビが入ってました)のセットです。
写真ではよくわからないかもしれませんが、ナンのデカさといったら・・・驚きでした。
しかもこのナン、とっても美味しい(#^.^#)マジで!

カレーも美味しいし、なんとナンはおかわり自由だそうです。
大きいので私は1枚で十分でしたが・・・
食べ盛りの男性なら食べ放題のナンは嬉しいですよね!

じゃあ、天童市育成会の皆さんふるってご参加ください!



ご訪問ありがとうございます(F)

障害者差別解消法啓発パンフレット

2015年10月08日 | 障害者施策
平成28年4月(来年です)から施行される「障害者差別解消法」の
啓発パンフレットを山形県の障がい福祉課からいただきました。











そして県では、この法律が施行される来年の4月に合わせて
障害者差別解消の条例を作っています。

山形県手をつなぐ育成会では、知的障がい者の当事者団体として
この条例づくりにももちろん協力しています。

しかし、法律が施行されようと条例が作られようと
一般の方々にその存在を知っていただかなければどうにもなりません。

法律があることを、条例があることを一般の方々に知っていただく啓発活動も
これからは重要になってくるのだと思います。

このパンフレットは、これから開催される地域活性化事業に参加される方々に
配布できるように県の方からいただけることになりました。

ご訪問ありがとうございます(F)