埼玉県手をつなぐ育成会の創立60周年記念誌が届きました。
その中に副理事長さんが書かれた「親からのメッセージ」がありました。
要約して書かせていただきます。
なぜ、障害のある子供たちが生まれるのだろう?
たくさんの父や母や、家族がそう考えたことでしょう、きっと、何百年も前からずっと。
そして、どれほど多くの無垢な罪の無い命が、障害があるというだけで、むごく悲しく消えていったことでしょう。
2011年になって、ようやく『知的障害者虐待防止法』ができました。
なんと長く待たされたことでしょう。でも、ようやく、今年の10月から施行されます。
10年前、『50年目のメッセージ』の中に
『障害があることは、不幸でも、かわいそうでもありません。
障害のある子の親であることは、つらいことでも、悲しいことでもありません』
というセンテンスが、凛として書かれていました。
60年目のメッセージを読む私は、残念ながらそんなに強い母親ではありませんでした。
それでも、泣きながらでも、地団駄踏みながらでも、前を見つめることを知りました。
それは、育成会と出逢い、同じ悲しみ、同じ不条理を抱える人たちと、共に歩むことができたからです。
そこで確実に知り得たこと、それは『親が幸せでなければ、子供も幸せになれない』という事です。
私たちは、この子と自分たち家族が、どうしたら幸せに暮らせるかを考えて、そのために出来ること、やりたいこと、やらなければと思うことを、一歩ずつ、地道に、歩んできただけです。
『障害があっても1人の人間。幸せな人生を全うできる社会にしていきましょう!』
それが育成会の原点です。
障害があっても無くても、人は皆、幸せになる権利があります。
生まれ育った地域で暮らす権利があります。
でも、その権利を振りかざすのではなく、普通にあたりまえに、地域の中に溶け込んで暮らせる時代が、すぐそこまで来ています。
理解と支援を一方的に与えられるのではなく、私たちと私たちの子供たちが、社会の中で何らかの役割を担いましょう。
どんなに小さな貢献でも奉仕でも、それはとても大切な『初めの一歩』です。
さあ、手をつないで、新しい時代の扉を開きましょう。
要約しきれなくて随分長くなりました。
知的しょうがいがある為に、義務教育さえも受けることができず
家の中に居るしかなかった子供たちに、なんとか教育を受けさせたい!
偏見や差別をなくしたい!という思いから始まった育成会活動は、
同じ思いの親たちを巻き込んでどんどん全国に広がっていったと聞いています。
そして、このメッセージからは、文章にはできないほどの大変な活動を
会員同士力をあわせ行ってきたことが読み取れます。
私たちは、こういった先輩方の地道な活動のおかげで制度化された
サービスを利用できているのだと改めて思いました(F)
その中に副理事長さんが書かれた「親からのメッセージ」がありました。
要約して書かせていただきます。
なぜ、障害のある子供たちが生まれるのだろう?
たくさんの父や母や、家族がそう考えたことでしょう、きっと、何百年も前からずっと。
そして、どれほど多くの無垢な罪の無い命が、障害があるというだけで、むごく悲しく消えていったことでしょう。
2011年になって、ようやく『知的障害者虐待防止法』ができました。
なんと長く待たされたことでしょう。でも、ようやく、今年の10月から施行されます。
10年前、『50年目のメッセージ』の中に
『障害があることは、不幸でも、かわいそうでもありません。
障害のある子の親であることは、つらいことでも、悲しいことでもありません』
というセンテンスが、凛として書かれていました。
60年目のメッセージを読む私は、残念ながらそんなに強い母親ではありませんでした。
それでも、泣きながらでも、地団駄踏みながらでも、前を見つめることを知りました。
それは、育成会と出逢い、同じ悲しみ、同じ不条理を抱える人たちと、共に歩むことができたからです。
そこで確実に知り得たこと、それは『親が幸せでなければ、子供も幸せになれない』という事です。
私たちは、この子と自分たち家族が、どうしたら幸せに暮らせるかを考えて、そのために出来ること、やりたいこと、やらなければと思うことを、一歩ずつ、地道に、歩んできただけです。
『障害があっても1人の人間。幸せな人生を全うできる社会にしていきましょう!』
それが育成会の原点です。
障害があっても無くても、人は皆、幸せになる権利があります。
生まれ育った地域で暮らす権利があります。
でも、その権利を振りかざすのではなく、普通にあたりまえに、地域の中に溶け込んで暮らせる時代が、すぐそこまで来ています。
理解と支援を一方的に与えられるのではなく、私たちと私たちの子供たちが、社会の中で何らかの役割を担いましょう。
どんなに小さな貢献でも奉仕でも、それはとても大切な『初めの一歩』です。
さあ、手をつないで、新しい時代の扉を開きましょう。
要約しきれなくて随分長くなりました。
知的しょうがいがある為に、義務教育さえも受けることができず
家の中に居るしかなかった子供たちに、なんとか教育を受けさせたい!
偏見や差別をなくしたい!という思いから始まった育成会活動は、
同じ思いの親たちを巻き込んでどんどん全国に広がっていったと聞いています。
そして、このメッセージからは、文章にはできないほどの大変な活動を
会員同士力をあわせ行ってきたことが読み取れます。
私たちは、こういった先輩方の地道な活動のおかげで制度化された
サービスを利用できているのだと改めて思いました(F)