山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

チャレンジフェスタ2015

2015年11月20日 | 本人活動
山形県福祉事業団よりチラシをいただきました。
アートフェスタ

これもまた11月23日(月・祝)の催しです。

23日は色々な場所でさまざまな催しが開催されているようですので
興味のある催しがありましたら是非、足を運んでみてください。

ご訪問ありがとうございます(F)


立冬を迎えましたので・・・芸術の初冬(*^^)v

2015年11月11日 | 本人活動
先日、ブログに体調が悪いと書きましたら数人の友人から
「ブログ読んだんだけど、体調大丈夫?」とご心配をいただきました。
いやいや本当に友人とはありがたいです。m(__)m

11月8日は立冬でしたので、暦の上ではもう冬ということになります。
確かに11月に入りましたので、今月末近くには初雪もあるかもしれませんね。

さて、初冬ではありますが現在、「文翔館」では特別支援学校の作品展を開催しているとの
情報を仕入れましたので、さっそく行ってきました。
作品すべてをご紹介はできませんので、お時間のあるかたは足をお運びください。


  

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これはお菓子の家という感じでした。
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学校のマスコットくん?
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これは段ボールを重ね貼りをして立体感がありました。
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説明によると、ぼくの夢は東京に行ってスクランブル交差点(渋谷でしょうね)
を渡ってみたい、と書いてありました。
実現すると良いですねぇ。



書道もありました。上手い!!
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私は何故かわかりませんが、この作品に惹かれました。
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文字と余白のバランスが好きなのかも・・・・


ミノムシ?可愛らしい!
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写真もありました。そしてこれは知り合いのお子さんの作品でした(^・^)




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立体感がある作品です。
修学旅行の事前授業で作成したという事です。



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あれ?これは見覚えがある文言・・・・
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と思って、学校名をみたら、
やっぱり、新庄養護学校でした。
校歌の歌詞を書いてくれたようです!
のん のん のん 日が昇る~懐かしいわ~


文翔館の正面の階段のところでは結婚式の写真を撮っている方もいましたよ。
(写真はありません)
中庭です。
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外のお庭の写真も撮ってきました。
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まだ紅葉はきれいでした。

こちらは文翔館から七日町をみています。
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※明日は南陽市で研修会を開きますので、
事務局は午前中の1時間くらいしか開局していません。
 その後は留守になりますのでご了承ください。



ご訪問ありがとうございます(F)

モンテディオふれあいサッカー教室のご案内

2015年07月16日 | 本人活動
今年も山形県知的障害者サポート協会主催のイベントのご案内をいただきました!
『モンテディオふれあいサッカー教室』
モンテサッカー1

サッカー大好きな本人さんは必見ですね!

日時:平成27年8月16日(日)PM 15:30~16:30
    第1 ゲート前集合(別紙)

  *雨天の場合は中止とさせていだきますのでご連絡先をお願いします。
   (午前中に、ご連絡申し上げます)
場所:NDソフトスタジアム山形  山形県天童市山王1-1

対象者:障がいのある方 30名程度
  締め切り:7月末まで、ご連絡ください。

(見学の方はピッチには入れませんので、ご注意ください)


もんてサッカー2

県内各地の手をつなぐ育成会事務局にもメールで資料をお送りしておりますので
興味のある方は地元の手をつなぐ育成会までお問い合わせください。
案内の資料をみることができます。

なお申込みは、各地手をつなぐ育成会から直接「山形県知的障害者福祉協会」へ申し込んでください。


尚、当日 18:00より、サガン鳥栖との試合があります。
終了後、観戦を希望される予定の方がありましたらご連絡ください。(@2,600 バックスタンド側)


モンテのコーチやスタッフの方と一緒にサッカーができるなんて
なかなかできない事かもしれませんね!



ご訪問ありがとうございます(F)


気になる、木になる、好きになる(アートツリーやまがた)

2014年11月06日 | 本人活動
先日のGH研修会の時に、講師の木村園長からチラシをいただいてきました。

アートツリー1
アートツリーやまがたvol.3 

アートツリー2


2014.12月11日(木)~2015.1月7日(水)
10:00~19:00 ※12/17(水)・1/1(木)休館
会場:寒河江市美術館(フローラ・SAGAE 3階)
入場無料


開催は少し先ですが、素朴な作品たちが
スタッフさんのセンスある展示の仕方で、
本当に素敵なアートとして存在感を出しています。

今年で3回目になるのですね(^-^)
私は毎回お邪魔させていただいていることになります。


開催期間中はさまざまなイベントも準備されています。
お近くにおいでの際は是非足をはこんでみてください。

ご訪問ありがとうございます(F)

◆アートツリーやまがた 開催間近!

2013年12月10日 | 本人活動
以前にもこのブログでご紹介しましたが、アートでつながる人と、人。
総合アート展「アートツリーやまがた」の開催日が近づいてきました。


2013.12月12日(木)~2014.1月7日(火)
10:00~19:00 12月18日と1月1日は休館です
寒河江市美術館(フローラ・SAGAE 3階)入場無料


五感を刺激する「とびっきりの世界」と出会う

表現方法を問わないフリースタイル舞台、総合アート展示の第二回目。
「アートツリーやまがた」は様々な表現という可能性と多様性、そしてその表現を作り出す
「人」にスポットをあて、「アートでつながる人と、人」を探るアクションです。
伝統や慣習、定まった常識にしばられない表現は自由の精神そのもの。
そんなぴちぴちの遊びごころ、実験的なチャレンジ精神、独創性がたっぷりつまった
アートとの出会いをお楽しみください。
にじみ出る「とびっきりの世界」がお待ちしています。


このアート展では、ただ単に作品を展示するだけではなく
作者のミニトーク 12月12日(木)14:00~

ワークショップ 木のまち、ぼくのまち 12月15日(日)14:00~

福祉施設の製作品展示販売 12月15日・16日 1月5日・6日

など、さまざまな催しも行っています。

私も昨年お邪魔させていただきましたが、作品自体のもつ暖かな雰囲気、
その作品を引き立たせてくれる展示方法など、スタッフのみなさんの
センスのよさも感じさせてくれるものでした。
今年も都合のつくときにお邪魔させていただこうと思います。(F)

この催しについてのお問い合わせは、さくらんぼ共生園内 
アートツリーやまがた実行委員会事務局 0237-86-0160
までおねがいします。

◆クリスマス会にお邪魔しました

2013年12月09日 | 本人活動

8日(日)山形市霞城公民館で行われた知的障害者福祉協会
村山地区 スタッフ部会 のクリスマス会


施設の利用者、作業所の利用者、グループホームで生活をしている方などが
集まり、ゲームやレクリエーションなどを通して仲良くなるための会です。


クリスマスツリーもありましたよ。


まずは、知る見るプログラムです。
実行委員の3人(ファシリテーター養成講座の受講者さんです)が
みんなで守るルールを読み上げています。


真剣に聞いています






これはなかなか意見が分かれていました。
支援者からも意見を聞いてみたかった気もします(私ってイジワル?


実行委員のみなさんが質問を考えてくれました。
どうです?なかなか良い質問ばかりですよね!


○か×を出して、自分の考えを発表します


こちらはサイコロトーク


サイコロをころがして、出たワードのカードから一枚を引いて
その質問に答えます。なかなか面白かったです。




さて次は、荷物をだして・・・


サンドウィッチを作るグループ


ケーキを作るグループに分かれて調理します






包丁さばきがほんとうに上手でした




出来てきましたよ




出来ました~~


適当に分かれて、みんなで作ったサンドウィッチとケーキ、
オードブルを食べながら”ビンゴゲーム”で盛り上がりました。


ほとんど食べるものが無くなってきたところで
今日参加した感想を発表してもらっています


私はこれまでは地元の育成会でおこなうクリスマス会にしか参加した事がなかったのですが
今回、福祉協会さんから「知る見るもやるので見てみませんか?」
と声を掛けていただきましたので見学させていただきました。

知る見るプログラムの○×クイズでは、みなさん活発に自分の意見が言えていましたし、
なるほどな、という意見もありみんなスゴイな~と思って聞いていました。

それに、なかには初めて会った方々もいたようなのですが和気あいあいと参加していて
サンドウィッチ作りもケーキ作りも協力し合って作っていたのが印象的でした。
ヘルパーさんと一緒に参加していた方もいて、「なるほど、お休みの日はこんな風に利用するのか!」と
私も勉強させていただきました。

最後に「来年、実行委員をやってみたいという人はいますか?」との問いかけに
「ハイッ」と手をあげてくれた方もいて、
とっても素晴らしいな~と思いました。

それにしても驚いたことがありました。私は(たぶん)初めて会った本人さんから色々と
質問攻めにあっていたのですが、「子どもの名前はなんていうんですか?」と
聞かれたので、「○○ですっ」と答えたら、その方が
『古澤○○くん、新庄養護学校、小学部です!』といきなり言ったのでビックリ
「◇◇さんも新庄養護学校だったの?」と聞き返したのには答えてくれませんでしたが
きっとそうなのでしょうね。
「もう卒業しちゃったよ」と言っても「新庄養護学校です!」と何度も言ってました
本当に記憶力がハンパない
福祉協会の八柳さんも「昭和○○年生まれ」と、いつ教えたのかさえも定かでないことを
言い当てられ、「なんで、なんで知ってるの?」と焦っていました

とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
そして、ごちそうさまでしたとても美味しかったです(F)

◆アートツリーやまがた Vol.2

2013年11月13日 | 本人活動
来月12月から年明け1月にかけて開催のものですが「アートツリーやまがた」のご紹介です。


昨年に引き続き、第2回目の開催です


アートでつながる人と、人。総合アート展


2013.12/12(木)~2014.1/7(火) 10:00~19:00

寒河江市美術館(フローラSAGAE 3階)入場無料 ※12/18(水)・1/1(水)休館

作者のミニトーク 12/12(木)14:00~ 無料

ワークショップ 木のまち、ぼくのまち 参加費無料

福祉施設の製作品を4日間限り展示販売
12/15(日)・16日(月)・1/5日(日)・6日(月)10:00~16:00
場所:花の花(フローラSAGAE 3階)


主催:アートツリー実行委員会
問合せ:アートツリー実行委員会事務局/さくらんぼ共生園内 TEL:0237-86-0160

アートツリーやまがたHPクリックしてください


昨年のアートツリーやまがたには、私もおじゃまさせていただきましたが、
どの作品も心が温まるような、暖かさが感じられる作品でした。

作品の展示の仕方もとても工夫されていて
とても素敵な空間でしたよ

開催まではあとひと月ほどありますが、今から予定をたてて
是非、足を運んでいただきたいアート展です。

ちなみに、今年の山形県手をつなぐ育成会の会報の表紙には
この展示会に出品されていた「柏倉 治忠さん」の作品を
使わせていただいております。

山形県手をつなぐ育成会会報クリックしてください


この催しのご紹介は、さくらんぼ共生園の職員さんで
先日も、長井市でのアート展や、「わお!展」をご紹介していただいた
近藤柚子さんから情報提供をいただきました。
いつも本当にありがとうございます。

私は今年も是非お邪魔したいと思っていま~す(F)

映画「パンクシンドローム」本人たちのいらだち

2013年10月14日 | 本人活動
 今日(平成25年10月14日(月))も映画「パンク・シンドローム」を話題にする。
 3日間連続しての紹介となる。

 フィンランドの知的障がい者4人がバンドを組んだ、パンクロッカーのドキュメンタリー映画。
 昨日も山形国際ドキュメンタリー映画祭で、2回目(平成25年10月13日(日)山形市中央公民館6階、16時半から17時55分)の上映がなされた。
 私が見たのは1回目(平成25年10月12日(土)山形市民会館大ホール、19:30~20:55)
だった。
 思った以上に入場者がいたし、監督との質疑応答の場にも多く(50人ぐらい)が残った。
 大ホールいっぱいというわけにいかなかったが、500人弱(大ホールは1200人ぐらいの客席がある)ぐらいは入っていた。

 どんな興味で「パンクシンドローム」に集まったのだろう。
 私は、女房と一緒にこの映画を見た。
 シルバー割引使って2人で2000円のチケット購入して入場。
 
 女房はドキュメンタリー映画に興味があるわけでない。
 もっぱら、韓ドラが趣味。
 ビデオに録画して一日何本も見ている。
 俺だって、特別ドキュメンタリーが好きというわけでない。
 ただ、俺の場合は障がい者をテーマにして、それがパンクロックをやっていると特異な題材に興味惹かれるものがあった。
 当たり前でない映像が展開されているのでないかと期待したのである。
 女房は、ただ、夫から誘われたからおつき合いでついてきただけである。
 特別、おもしろい映画なんて期待したわけでなかった。
 ところが、上映後の女房はすなおにおもしろかったと、感想を述べた。
 私にとって、それは予想外の感想だった。
 なぜそう思ったか。
 障がい者があれだけの演奏ができることに対しての驚きだった。
 それが、すごかったというのだ。
 なるほどそう言うことか。
 そういう感想があってもいい。
 でも、私にはそうした感想に対してなんか違和感を覚える。
 障がい者だって、いろんな可能性があるし、今までそうしたことに障がい者自身が挑戦してこなかったし、あるいは初めから無理だろうと挑戦させてこなかった事実を突きつけている気がする。
 映画は、4人の日常(18か月間)をたんたんと描く。
 それはドキュメンタリーの限界かもしれない。
 いや、現実の限界といっていい。
 そこに私としては、この映画に対する物足りなさを感じる。
 無いものねだりである。
 4人のロッカーが叫ぶ、「くそったれ!ばかにすんな!」”Fuck you!”という社会の現実があるのだ。
 自分たちに対するいらだちでもある。
 フィンランドという高度な福祉社会においてさえ、障がい者が満足を得られない現実がある。
 逆に言えば、そうした現実があるからこそ、パンクロッカーは成り立つ。
 
 理屈ぽい話になった。
 多くの人が見られるように、一般の映画館で上映したり、テレビでも放映されたりするといいのだが。
 (ケー)
 
 

「パンクシンドローム」俺たちロッカーだぜ、ばかにするんじゃねえ!

2013年10月13日 | 本人活動
 今日(平成25年10月13日(日))も映画「パンク・シンドローム」を話題にする。
 
 用事が立て込んでいてちょっと無理かなとおもっていたら、なんとか時間確保する事ができた。
 万障もすごく繰り合わせてなんとか映画「パンク・シンドローム」の上映時間(19:30~20:55、山形市民会館大ホール)に間に合った。
 山形国際ドキュメンタリー映画祭「インターナショナル・コンペティション」部門の出品映画。
 ここには、世界中から1,153本もの長編作品の応募があった。
 その中から15編が選ばれたうちの1本。
 フィンランドの作品。
 それが、「パンク・シンドローム」。

 4人のパンクロッカーが悲喜こもごもの感情をむき出しにした18か月間を追ったドキュメント。
 言語障がい(吃音・書字障がい)がある。
 服の縫い目に異常なほどの執着をみせるくせを持つものもいる。
 くせは強いし、頑固だし、ときおり訳分からないこともあるが、心を許せる魅力的なキャラクターの4人。
 学習障がい、自閉症、ダウン症の障がいがあって、4人の仲間で衝突も繰り返しながらライブまでこぎつける。
 ライブやステージの緊張が重なって、弱気になったり、後片付けする気力もなくなったりする。
 それでも、いざステージに立つと、自分たちの怒りをロックにのせて、ぶちまける。
 まあ、時には4人の呼吸が合わずやり直しなんて事もある。
 そこは、悪びれずもう一度やり直し。
 ボーカル、リードギター、ベースギター、ドラムの演奏がライブ会場で爆発する。
 自分たちが今暮らしているグループホームに対する不満。
 自分たちの時間を束縛するなと訴える。
 世の中の人たちが自分たちをもっと尊重しろと叫びまくる。
 政治家はもっと自分たちにわかるようにしゃべろと声限りに叫ぶ。
 それにのって観客ものりのりだ。

 下着をウンチついたままではいている。
 周りににおっている。
 マネジャーから「下着は毎日かえて」と言われると不満たらたらで、シャワーを浴びるリーダーの老け顔のペルティ。

 グループホームで無視すると言って神経質なカリはサミに悪態をつく。
 ふとっちょのサミはそんなことにいちいち構っていられないとひょーひょーとした態度で接する。
 サミは選挙ボランティアとして、党首とも仲良くできる社交家だ。
 しかし、応援していたその政党は、選挙で惨敗。
 その報道に接したサミの後姿はもの悲しそう。

 カリは結婚したい女性のためにがんばると、35歳になって結婚にこぎつける。
 結婚式には多くの仲間に祝福されて大満足。
 彼女を幸せすることが本当にできるだろうか。

 一番若いトニは、自分のことで精一杯。
 父母と同居していて、グループホームには行きたくないと言っていたが、気に入った女の子のいるグループホームを見学して、グループホームに入居してもいいと言い出したりする。
 しかし、その女の子には別なボーイフレンドがいる。

 上映後には、監督とのひざをまじえてのトークもあった。
 50人以上の人が残って次々と話が盛り上がった。

 私も3つ質問した。
 1 このパンク・ロッカーたちは、ライブ等のギャラで生活することができるのか。
 2 その結果として、税金は払っているのか。(この質問したら、周りから笑いが起こった)
 3 この人たちの魅力を一言で言うとどういうことか。

 通訳が中に入っていたので、思うような答えではなかったが、私なりに解釈すると次のとおり。

 1 生活の基本は年金(予想したとおりの答えだった)。ただ、作曲しているベルティ、作詞のサミには著作権料が入る。また、ライブの出演料はそのたびに出る。

 2 税金はそれ相応のものは支払っている。

 3 「ベルティ」という答えだった。監督の答えを私なりに解釈する。
  ベルティは自分の周囲で巻き起こることに翻弄される。
  それを不満は不満として、喜びは喜びとしてその時々で表現できる人たちが魅力的。 

 さて、今日(平成25年10月13日(日))も「パンク・シンドローム」は上映される。
 山形市中央公民館6階、16時半から17時55分。

 また、東京でも一部上映される。
 10月17日(木)18時から20時。
 上智大学7号館14階特別会議室。
 「欧州ドキュメンタリー映画の今:パンク、フラメンコ、移民、難民」と称したカンファレンス。
 監督とも話ができるチャンス。

 (ケー)

山形国際ドキュメンタリー映画祭「パンクシンドローム」The Punk Syndrome

2013年10月12日 | 本人活動
 第53回手をつなぐ育成会東北ブロック大会(9月28日~29日、秋田市)の報告をずっと続けてきている。
 
 1日休んで、別な話題を取り上げる。
 映画の話題。

 山形国際ドキュメンタリー映画祭2013(平成25年10月10日(木)~10月17日(木))が開催中。
 http://www.yidff.jp/2013/program/13p1.html#t10

 「パンクシンドローム」という映画が「インターナショナル・コンペティション」部門にノミネートされている。
 応募総数は、117の国と地域より1,153作品の中から15作品が選ばれ、上映される。
 「パンクシンドローム」は15作品の中の一つ。
 本部門は、長編ドキュメンタリー映画の最高賞が選ばれる。

 作品の概要は次のとおり。

********************************************

【引用始め】

「パンクシンドローム」The Punk Syndrome

フィンランド、ノルウェー、スウェーデン/2012/フィンランド語/カラー/85分
監督:ユッカ・カルッカイネン、J-P・パッシ Jukka Kärkkäinen, J-P Passi

フィンランドの、知的障がいをもったトニ、サミ、ペルティ、カリの4人で構成されたパワフルなパンクロックバンド。パンクに魅了された彼らの音楽は、自由への欲求や社会への怒りをシンプルかつ力強く表現し、多くのパンクファンに愛されている。カメラは彼らの日常に寄り添い、バンドの練習、リハーサル、ライブの成功、楽曲発売に至るまでを中心に記録する。4人それぞれの際立った個性と魅力、彼らの間に生まれる感情の揺れ動きが、軽やかに描き出される。

【引用終わり】

*********************************************

 上映日程は、次のとおり。

10月12日(土)19:30~20:55山形市民会館大ホール
10月13日(日)16:30~17:55山形市中央公民館6F

 15作品の中からこの作品が「賞」をとれば、再上映(平成25年10月17日(木))されることになる。

 注目の一本。
 
 私は二日間とも予定がいくつか重なっている。
 見に行くには万障繰り合わせないと無理。

 知的障がい者のパンクロックバンドというのも興味深い。
 私にとってロックそのものに興味があるわけでない。
 知的障がい者がどんなロック調の音楽表現するものか見てみたい。
 ハチャメチャ度がどの程度のものか。
 それが受けているんだろうと思うが。
 実際見てみないとなあ。
 
 バンドメンバーは4名。
 学習障がい、自閉症、ダウン症の障がいがある。
 彼らの日常生活に対する不満がパンク音楽で爆発するのを、映画で描写している。
 不満は、グループホームでの生活のこと、コーヒーが飲めないといったささいなことだが、彼らにとっては深刻だ。
 ロックといえば、政治色の強い反体制的な色彩が定番だが、障がい者の立場を訴える異色のバンドを描いている。
 この映画、国際的にも様々な賞をもらっている評判の映画だ。
 主な賞は以下のとおり。
 http://www.ds21.info/?p=6024

・タンペレ映画祭 観客賞 2012
・フィンランド映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞 2013
・ビジョン・ドゥ・リール スイスニヨン国際ドキュメンタリー映画祭 最優秀イノベーションフィルム賞 2012
・SXSW映画祭 観客賞 2013

 「パンクシンドローム」が、山形国際ドキュメンタリー映画祭インターナショナルコンペティション部門で、最高賞に輝くかどうか。
 審査が見もの。
 (ケー)

◆積み重ねってすごい(知る見るP第3回目)フォト追加

2013年09月30日 | 本人活動
9月29日(日)山形市総合福祉センター研修室にて
「知る見るプログラムファシリテーター養成講座」の第3回目が開かれました。


最後の記念撮影


今回が最終回という事もあり、みんなで守るルールなどは
「読みたい人!?」「ハイ!!」という感じで、皆さんの自主性にまかせて
読んでもらいました。3回の研修会で仲良しになった3人が手を挙げてくれました。


今回のワークは「自分地図を作ってみよう」
自分ってどういう人に囲まれながら生活しているかを考えながら
自分地図を完成させます。自分の地図を仲間にみせたり
仲間の「自分地図」を聞いたりしながら
自分はいつかこんな生活がしたいという事を発見します。


もちろん、支援者さんもやっています。






午後からは、チャレンジワークを2つやりました。
このワークは新しい自分に挑戦するためのワークです。
この3回の研修会で、一番難しいワークになっています。


各グループに書記として支援者が入りました。

司会は本人さんたちの中から自主的にやってくれる人をみんなで選びます。
吉川先生と羽村さんがグループを回り、フォローをしてくれましたが
事務局の澁谷さん八柳さん、私は皆さんのグループでの話し合いのようすを
みながら、なんだか感慨深い思いを抱いていました。

今回の研修会は全3回という事で行う事になっていましたから、
第1回目から3回目までの研修プログラムは決まっていました。

第1回目の研修会の時に集まった皆さんは、最初は「何をやらされるんだろう」と
不安げな顔をしていました。ワークが始まると、それがだんだんイキイキとした
顔に変わってきてはいましたが、お互いにそれぞれの行動をしていました。

でも、目の前でグループワークの話し合い活動をやっているみなさんは
ちゃんと、自分の役割を理解し自分の意見を言ったり、人の意見を聞いたり
本当に1回目の頃と比べたら別人のような成長ぶりでした。








グループの中の一人を選んで、その人のやりたい事が
どんなステップを踏んでいけば実現できるのかをみんなで考え
最後に発表します。みなさん素晴らしい話し合いができていたようでした。


ここのグループは一人に絞れずに二人の夢を実現させるための
ステップを考えてくれたようです。


そして最後に記念撮影・・・っと、そのまえに


支援者、本人さんの有志によるAKB48のダンス
「恋するフォーチュンクッキー」をノリノリで踊ってくれました。


そして、今回は1人ひとり全員に参加した感想を発表してもらいました。

みなさん、とても楽しく参加して下さったようでした。
サスガに今回は難しかったという感想もあったのですが、
何人からも「またやりたい」「来年も来てください」「来年は米沢でやりたい」
「今度は、みんなで東京に行ってやりたい」という声がたくさん出ており
吉川先生も羽村さんも、とっても嬉しそうでした。

初回の時は(能力が高いだけに)なかなかワークに参加してくれなかった人が
最終回の今回は、受付の時からとってもフレンドリーに話してくれて、
羽村さんに抱きついたり(男の子です)してきたそうで、本当に心を許して
くれたのだな~と、ここでも回を重ねた事の意義がみえ、とても嬉しい思いになりました。

今回の研修会で、支援者の方々も本人さんたちの変わっていく姿を目の当たりにして
自分自身の支援の仕方を見つめなおすことができたようでした。

この「知る見るプログラム」は本人向けではありますが、
支援者も同じワークをやってみることで、本人さんのホンネも知ることができ
また、自分自身をも振り返る事ができるとても素晴らしいプログラムなのが実感できました。

この素晴らしいワークショップを今回限りで終わらせることなく
続けていく事がとても重要な事なのだと思いました。
今後もちょこちょここの話題に触れていきたいと思います。(F)

【追記】
置賜地区の事業所では、すでにバーベキュー大会と抱き合わせで、
「サイコロトーク」をやってみたそうで、とても楽しかったという報告もありました。

10月20日(日)の手をつなぐ育成会の福祉大会の時も、本人分科会で
本人同士仲良くなりましょうという程度のワークをやろうと思っております。
今回、このファシリテーター養成講座に参加してくれた村山地区在住の本人さんと
支援者さんにもお手伝い願う事になると思います。
どうぞよろしくお願い致します。




◆「障害者による書道・写真全国コンテスト」作品募集

2013年08月26日 | 本人活動
山形県身体障害者福祉協会からのご案内です。

「第28回障害者による書道・写真全国コンテスト」の作品募集です。
このコンテストは、障がいをもつ方々の文化・芸術活動の促進と
技術の向上、またそれらの活動を通した積極的な自己実現と
社会参加の促進を目的に開催しております。



応募資格:「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」の
   いずれかの交付を受けている方(但し、当コンテストの各部門において
   3回以上入賞されている方は審査の対象外)

応募内容:書道部門  写真部門

その他:書道部門審査結果は、全国身体障害者総合福祉センターより
  連絡が入り次第、通知します。
  写真部門は、電子データで周知される場合は下記アドレスになります。
  http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/contest.htm

応募締切:山形県身体障害者福祉協会へ9月24日まで必着ということですので
  県育成会事務局へご提出される場合は、9月19日(木)までお持ちください。
  取りまとめのうえ、県身体障害者福祉協会へ提出させていただきます。

第28回障害者による書道・写真全国コンテスト詳しくはこちらのHPをご覧ください。

◆知る見るプログラムが国際的にひろがる!?

2013年08月24日 | 本人活動
本人向けワークショップとして作られた「知る見るプログラム」は
全日本手をつなぐ育成会の開発委員により開発され、
昨年、西日本と東日本とでファシリテーター養成講座が開かれました。



山形県からは知的障害者福祉協会さんのご協力もあり、
仙台市で行われた東日本会場に3名の本人さんと
私と黒木局長を含めて3名の支援者と参加してきました。

その後、山形県知的障害者福祉協会さんが本人活動の
リーダー養成に「知る見るプログラム」を利用したいとの事で
県内に広く案内をだし、ファシリテーター養成講座を開催しています。

第1回目が6月30日に開かれ、第2回目が8月18日に開かれました。
養成講座としては今後9月29日に第3回目が開かれますが、来週29日・30日
知的障害者福祉協会の地域支援部協議会の東北大会(天童市開催)の
本人分科会でも東北各県から来県した本人さんたちと
「知る見るプログラム」をやることになっています。

そして、山形県手をつなぐ育成会としても10月20日に寒河江市で
開かれる山形県知的しょうがい者福祉大会の本人分科会で、この
「知る見るプログラム」をやることにしています。

先日のブログでも少し触れましたが、置賜地区でも
この「知る見るプログラム」をやりたいという声も出ています。

開発委員長で、今回のファシリテーター養成講座にも講師としておいでいただいている
吉川先生と、開発委員の羽村さんの話によると、
1つの県でこれだけの回数をやっているのは
山形県が一番だとおっしゃっていました。

そして吉川先生からの情報ですが、本日、早稲田大学を会場に行われる
国際学会で「知る見るプログラム」の発表を行うのだそうです。


今年の初めに、韓国の大学から学生と先生が全日本育成会を訪れた時に
吉川先生が「知る見るプログラム」の紹介をした時にも、
とても興味を示してくれたという話しもありました。



きっと、各国から来た先生方も「知る見るプログラム」には
興味を示してくれるだろうと思います。
先日行った養成講座の時に、吉川先生も皆さんの写真を
撮っておられましたので、ひょっとしたら山形の本人さんたちが
イキイキとワークをやっている姿も一緒に紹介されているかも
しれませんよね

楽しくて、自分自身の障がいの事も知ることができ、勉強になる
このプログラムは、きっと外国の方々にも受け入れていただける
ものだと思います。

本人向けの「知る見るプログラム」は知的障害者福祉協会さんと
協力し合い、親向けの「家族支援・障害認識プログラム」は
育成会の事業として、本人も家族もこの社会で普通に生きるために
心に栄養を与えてくれるプログラムとしてどんどん県内に広めていきたいものです(F)


◆第2回 知る見るプログラムファシリテーター養成講座(フォト報告)

2013年08月19日 | 本人活動
8月18日(日)山形市総合福祉センター 研修室1・4を会場に
第2回目となる本人向けワークショップ「知る見るプログラム」の
ファシリテーター養成講座が開かれました。

今回も、全日本育成会理事で明星大学教授の吉川かおり先生と
プログラム開発委員の羽村龍さんにおいでいただき、
楽しくて勉強になるファシリテーター養成講座となりました。


山形市総合福祉センターから山形駅方面を見たところ


考え方を知るワーク「サイコロトーク」


手作り感満載のサイコロ


サイコロを振って、出たテーマの質問カートを引いて答えます
テーマは家族・仕事・余暇・友達・障害・夢
みなさん一人一人の考えを聞くことができます。


障害を知るワーク「障害ってどんな感じ?」
障害のイメージを絵や言葉、色紙などを使って
自分なりに表現しています。


この方は色紙を使って考えています。


この方(支援者)は折り紙にして表現しています。
説明を聞いて「おぉ~なるほど」と思いました。


こちらはみなさんに説明をしているところです。
いじめられた経験を表した色や、障害を理解してもらった時の気持ちを
表した色など、様々な気持ちを表していました。


こちらの二人は本人さんと支援者さんですが、偶然にも
障害について同じようなイメージの絵を書いていてビックリでした。


可能性を見るワーク「イヤっていってみよう」で利用した役割のカード


これは、自分が「イヤだな」と感じていてもなかなかイヤだという事を
言えずにいる場合が多い本人さんたちが、
劇をしながら、しっかりと「イヤです」と
自分の気持ちを相手に伝えることを学びます。
でも、みんな優しくてなかなか「イヤです」と言えないんですよねぇ
「はい、わかりました」なんて言っちゃう


「課長」・「Aさん」・「Bさん」になりきって演じています。
実際の場面で、イヤなことを「イヤです」といえる人はどれだけいるのでしょう。
ファシリテーターから、支援者さんに対して「あなたの事業所では本人さんがイヤと言えないような
雰囲気はありませんか?」と質問がでていました。


こちらは「お母さん」と「子ども」です。
みなさん役を交代して演じて、どちらの気持ちも経験してみます。

私も演じてみて、親の方が「イヤなんて言うなよ~~~」と無言のオーラを
発していることが多いのではないのかな?なんていう事も感じましたが
みなさんはいかがでしょうか?


これも可能性を見るワーク「ほめ言葉リストをつくろう」
付箋紙に自分が言って欲しい褒め言葉を一つ書いて、
どんどん机に貼っていきます。


ほめ言葉を考えているときはみなさん笑顔です
そして、最後に自分が一番言って欲しい「ほめ言葉」を選び
グループのみんなから一斉に言ってもらいます。
みなさん笑顔がはじけます


最後に感想を発表してもらいました。
イヤって言ってみようの劇をやったことで、
お母さんの気持ちも少しわかった。というような言葉も聞こえていました。



前回の養成講座のときは、恥ずかしさからかあまり積極的には参加できなかった本人さんが
今回は別人のようにほとんどのワークに参加して、仲間と打ち解けていたり、
支援者からマイクを向けられると「イヤだ!言いたくない」と反発していた人が
同じ本人の仲間から劇の役割を指名されると、「え~っ」といいながらも
それは拒否しないでロールプレイに参加しているのを目の当たりにしました。
それは、どうしてなんでしょうね。
理屈では語れない仲間としての行動なのかもしれませんね。
親の立場の私としては、その光景を見て何故だかわからない感動を覚えました。

講座が終わり私たちは後片付けをしていると、部屋のあちらこちらで
本人さんたちが連絡先の交換をしている光景が見られました。
同じ事業所の仲間だけでなく、もっと広い地区にも友達を作れるという
本人さんたちの力に、なんだか私もうれしくなってしまいました。

次回の「知る見るプログラム」ファシリテーター養成講座は9月29日(日)になります。
また、みなさんとお会いできるのを楽しみにしています(F)

追記:置賜地区から参加している支援者さんは、この「知る見るプログラム」を
   置賜地区でやりたいとおっしゃっていたそうです。
   是非、実現していただきたいです。
   本人さんたちの持っている力に驚いてください。



◆リニューアルオープンイベント!!

2013年07月09日 | 本人活動
本日はもう一つご案内いたします!!

社会福祉法人 愛泉会 向陽園 「ぎゃらりーら・ら・ら」
リニューアル オープンイベントのお知らせです




「ぎゃらりーら・ら・ら」がこの度、展示スペースを移動して
リニューアルいたしました。
この機会に多くの方々に新しくなった「ぎゃらりーら・ら・ら」を
見学していただきたくリニューアルオープンイベントを開催いたします。

是非お立ち寄りいただきまして、それぞれのアート作品の素晴らしさを
感じて頂きたいと思います。

       


先日、個人的な用件で「ぎゃらりーら・ら・ら」にお邪魔したのですが
ちょうど、大移動を行っている最中でした
そしてこの度オープニングイベントを行うのですね。

開催日は7月13日(土)午前10:00~午後15:00

特別企画展ということで、るんびにい美術館(岩手)「Borderless Art Collection (ボーダレス アート コレクション)」
があるようです。もちろん地元のアーティストの作品も展示されています。
今月のアーティストは「加藤 仁美」向陽園:たんぽぽ工房 &「築達 隼人」生活塾アイアイ
他の作品も展示しております。

他には、向陽園製品の販売、たんぽぽ工房 実演販売 飲食コーナーもあります。
あと、向陽園といえば「馬」ですよねぇ~
来ますよミニチュアホース「やぎお」がやってきます!!

ぜひ、みなさまお誘いあわせの上遊びに行ってみてくださいね(F)