山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆機関紙「手をつなぐ」3月

2013年02月28日 | 日記
全日本手をつなぐ育成会発行の元気の出る情報・交流誌
「手をつなぐ」の3月号の見本誌(事務局分)が届きました。



今月の特集は
東日本大震災から2年 被災地のいまと育成会がすべきこと
ということで組まれています。
今回は約4割強がこの特集に使われております。

特集の中には、東北被災3県の会長達の座談会が記録されています。
発災当時の事や、被災地の現状、これからの育成会の取組みなど
語りつくせないほどのご苦労があったことと思います。

ただ、今回のことで全日本手をつなぐ育成会という
大きな組織の結束力と実践力を感じ、全国各地の育成会に対して
大変感謝していると3県の会長さんたちはおっしゃっています。

特集の最後には、田中正博常務理事の書かれた記事があり、
今後は、被災した方の心の問題も大きな課題だと記されています。
「一人では耐えられないけど、応援してくれる誰かがいれば前を向ける」
知的障害のある人やその家族の置かれた状況に思いを至らせ
そこに寄り添いながら長期的に応援を続けていく必要がある。としています。

その他には、今月の問題「障害者優先調達推進法がスタートします」
ひびき「子どもの病気や障害にかかわらず働ける社会へ」
障害者制度改革のいま(最終回)
「制度改革議論を振り返る」・・・等などがあります。

県育成会を通してご購読いただいている方の分は
まだ事務局に届いておりませんが、数日中には届くと思いますので
しばらくお待ちください(F)

追記:先ほど届きました。準備が整い次第発送します

被災児童生徒等の学校への受入れ

2013年02月28日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)2月28日(木)もその続き。
 その第74回目となる。

 震災により就学等困難となった特別支援学校の幼児児童生徒の就学支援が、次のようにきめ細かく行われている。 
 
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【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第5章 住みよい環境の基盤づくり

1 障害のある人の住みよいまちづくりのための施策

(東日本大震災への障害のある人たちへの主な支援)

<4> 被災地における障害福祉サービス等の再開支援について

 ◦文部科学省では、障害のある幼児児童生徒も含め、
 児童生徒等の教育機会確保のため、各都道府県教育委員会等に対し、
 被災児童生徒等の学校への受入れ、
 就学援助等を弾力的に取り扱うよう要請するとともに、
 義務教育諸学校における教科書の無償給与の弾力的な取扱いについて周知。

 ◦さらに、平成23年度第1次補正予算において、
 震災により就学等困難となった特別支援学校
 及び特別支援学級等の幼児児童生徒に対し就学支援を行うための経費や、
 障害のある幼児児童生徒も含め、
 被災した幼児児童生徒等の心のケアの充実を図るため、
 スクールカウンセラー等を緊急派遣する経費に加え、
 平成23年度第3次補正予算において、
 特別支援学校における学習活動の充実を図る
 外部専門家の活用のための経費を措置したところであり、
 障害のある幼児児童生徒の就学支援の確保を図っているところ。

 ◦独立行政法人国立特別支援教育総合研究所は、
 「震災後の子どもたちを支える教師のためのハンドブック
 ~発達障害のある子どもへの対応を中心に~」を作成し、
 ホームページに掲載(http://www.nise.go.jp/cms/6,3758,53.html)するとともに、
 関係機関に配布。

 ◦文部科学省及び厚生労働省では、
 被災した障害のある子どもの状況把握及び支援、
 教育委員会、学校等が支援を必要とする子どもを把握した場合に
 保護者の意向を確認した上で市町村障害児福祉主管課に
 連絡するなどの教育と福祉との連携、
 障害児支援に関する相談窓口等の周知について、
 各都道府県教育委員会、障害児福祉主管課等に対し要請。

 ◦内閣府では、障害者施策ホームページにおいて、
 障害のある人への情報提供ページへのリンクが容易になるように
 東日本大震災関連情報のコーナーを設けているところ。

【引用終わり】

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 東日本大震災によって被災した障がいのある学齢児の山形県内への受入もあった。
 山形県内特別支援学校への転入者は7人(平成23年10月1日現在)であった。 
 県内への幼稚園・小学校・中学校・高等学校を含めての全体の転入は1,542人である。
 平成25年1月10日現在の統計でも、特別支援学校の転入は7人と変わっていない。7人全員が福島県からの転入である。さらに、全体では1,707人と増えている。
 (ケー)


◆県育成会会報「手をつなぐ親たち」 編集委員会

2013年02月27日 | 業務
2月27日(水)午前10:30~
山形県手をつなぐ育成会事務局において
会報第37号「手をつなぐ親たち」の編集委員会を行いました。


今回の会報は、育成会の成り立ちから
今後の育成会の方向性を考えるところまで
どっぷり育成会浸けの話題になっています。

この会報を資料にし、3月14日(木)に開かれる
支部育成会会長・事務担当者研修会を開くことになっています。

印刷屋さんからの校正依頼が来ましたら
編集委員の皆さんへお送りすることになりますので
よろしくお願いたします。

それにしても、編集委員のみなさんと話していると
とても勉強になる事がたくさんあります。
今日も色々な話がでました 

会報は来月半ばには完成し、研修会終了後にはお送り出きるはずですので
お楽しみにお待ちください。(F)

「心のケアチーム」避難所を巡回

2013年02月27日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)2月27日(水)もその続き。
 その第73回目となる。
 
 東日本大震災直後に「心のケアチーム」が避難所を巡回した。
 さらに、長期継続的に心のケアを行う専門職が、仮設住宅等を訪問し、心のケアにあたっている。
 具体的な内容は次のとおり。
 
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【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第5章 住みよい環境の基盤づくり

1 障害のある人の住みよいまちづくりのための施策

(東日本大震災への障害のある人たちへの主な支援)

<4> 被災地における障害福祉サービス等の再開支援について

 ◦また、心のケアについては、災害救助法に基づき、
 精神科医、看護師、精神保健福祉士等4、5人程度で構成される
 「心のケアチーム」が、
 市町村の保健師と連携を取りながら避難所の巡回等を行った。
 被災者の生活の場が仮設住宅や自宅に移る中で、
 PTSD の症状が長期化したり、
 うつ病や不安障害の方が増加したりすることが考えられることから、
 平成23年度第3次補正予算により、
 岩手、宮城、福島各県に「心のケアセンター」を設置し、
 長期継続的に心のケアを行う看護師、精神保健福祉士、臨床心理士等の専門職が、
 心のケアの必要な方の仮設住宅や自宅への訪問支援等を実施。

 ◦一方、就労支援としては、
 平成23年3月末にハローワークに「震災特別相談窓口」を設置し、
 被災者全般に対する職業相談等を実施。
 また、これに加え、同年4月から地域障害者職業センターに
 「特別相談窓口」を設置するなど、
 被災後の障害者の雇用継続に関する相談業務を実施。

【引用終わり】

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 被災地に対する支援は2年近くたった今も継続的に実施されている。
 千年に一度の大地震だったのだから、そう簡単に復興できない。
 特に、精神的痛手は簡単に癒えるものでない。
 2万人近くの死者が出た。家族親類縁者といった人たちを一挙に亡くした。
 さらに、今までの資産を失った。仕事もない。ふるさとの風景は津波ですべてなくなった。
 福島第一原子力発電所の大事故によって、ふるさとそのものに戻れなくなった。
 この喪失感は2年程度の時間によって戻ってくるものでない。
 イヤ、時間の経過さえあれば取り戻せるはずもない。
 被災県には、「心のケアセンター」が設置された。ハローワークには「震災特別相談窓口」が設置された。
 被災した障がい者も少しずつ心をいやし、仕事に精出している人も多いだろう。
 まだ、立ち直れない人も時間をかけて徐々に前向きになれるよう支援する体制を継続して欲しい。
 (ケー)


◆庄内手をつなぐ育成会役員研修会のご案内

2013年02月26日 | 研修会
庄内ブロック育成会からのお知らせです。

庄内手をつなぐ育成会役員研修会の開催について
(庄内手をつなぐ育成会三役会議も開催するようです)

日 時:平成25年3月9日(土)14:30~
    平成25年3月10日(日)朝食後解散
    (三役会議は13:30より開催します)

場 所:酒田市飯森山3丁目17-26 かんぽの宿酒田
    TEL:0124-31-4126

内 容:講演 「しょうがい施設の現状について」
        しょうがい者支援施設「松風園」
         園長 佐藤 清美 氏

    役員会 本年度の活動等について

会 費:宿泊者 7,000円(当日徴収)

申 込:添付ハガキで3月6日まで
参加予定者:各地区育成会会長・監事・事務局等

各地区育成会より協議事項がありましたら
  事務局までご連絡ください。
ご不明な点がありましたら、
   庄内地区事務局長 横山嘉彦までお願いします。


庄内ブロックでの役員研修会が行われるようです。
今回の講師には、社会福祉法人米沢栄光の里 松風園の園長で
今年度で定年退職をされる佐藤清美氏です。
佐藤園長は、県育成会の事務局長も経験されておりますので
施設経営の部分の他、育成会活動の事などについても
お話を聴くことができるのではないでしょうか。
庄内地区の各育成会の役員の方々は是非ご参加をお願いします(F)

被災障がい者支援のための介護職員不足解消措置

2013年02月26日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)2月26日(火)もその続き。
 その第72回目となる。

 被災地では介護職員の不足解消を図ったり、福祉サービス再開を支援する施策が、以下のようになされた。

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【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第5章 住みよい環境の基盤づくり

1 障害のある人の住みよいまちづくりのための施策

(東日本大震災への障害のある人たちへの主な支援)

<3> 介護職員等の派遣、避難者の受入等

 •各事業所等において、介護職員等が不足している場合には、
 国や県などの調整を受けて、別の事業所等より
 介護職員等の派遣を受けることができること。

 •被災等により利用者を避難させたい場合には、
 国や県などの調整を受けて、受入施設を確保することができること。

<4> 被災地における障害福祉サービス等の再開支援について

 •震災を受け被災した障害者支援施設等の復旧事業や事業再開に
 要する経費に関する国庫補助事業を実施し、復旧支援を行った。

 •甚大な被害を受けた被災地の障害福祉サービス事業所が
 復興期においても安定したサービス提供を行うことができるよう、
 被災県ごとに支援拠点を設置し、

 ア 障害者就労支援事業所による流通経路の再建や販路確保・拡大等の支援

 イ 障害者自立支援法、児童福祉法による新体系サービスへの移行支援

 ウ 発達障害児・者のニーズに応じたサービス提供等のための助言・指導

 エ 居宅介護事業所等の事業再開に向けた整備の補助

 などに取り組むための予算措置を行った。

【引用終わり】

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 被災事業所等では、介護職員の不足があった場合、他の事業所より派遣を受け入れることできるなどの措置が行われた。
 また、被災地の障害福祉サービスの再開を行うため、被災県ごと支援拠点を設置した。 各事業所では事業再開の予算措置等便宜を図ってもらうことが出来た。
 (ケー)


◆プリンとチーズケーキとスペシャルオリンピックス

2013年02月25日 | 日記
山形市内は、昨日までの大雪はいったん落ち着いたようです。
今は、青空も見えています。
ただ、気温は上がらないのかもしれません

昨日は雪かきをいくらやっても、すぐ積ってしまう降り方でした。
雪かきを頑張ってやったせいか今日は腕の付け根が筋肉痛です 

事務局で仕事をしていたら、「ぶどうの家」で働いている
高橋亮雄さんが、「下の階でケーキを販売しているので良かったらどうぞ」ときてくれました。

高橋亮雄さんは、韓国で行われた
スペシャルオリンピックス冬季世界大会クリックしてください。
のフィギュアスケートで金メダルを獲得してます
リンク先の写真で、荒川静香さんの右側に写っているのが高橋亮雄さんです
スクロールして下の方には、荒川静香さんへのメッセージもあります。

次の世界大会はオーストリアで行われるのだそうですが
今度は、1つ上のランクの競技内容でまた金メダルを狙うとの事です。
是非、頑張って欲しいものです

高橋さんに「頑張ってね」と言ったら
「はい。ありがとうございます。」
と、丁寧にお辞儀までしてくれました。律義な方です。

で、ケーキです
買いましたとも雪かきを頑張った自分へのご褒美です。


カスタードとゴマのプリンとチーズケーキです。
これを全部食べてしまったら
せっかく雪かきで消費したカロリーを
軽く超えてしまいますね・・・


家に持って帰ってみんなで分けて食べる事にします
また販売に来たら購入させていただきますね。
今日は、ケーキやプリンの他に、クッキー、シフォンケーキ
スイートポテト、あと、昆布巻きニシンがありましたよ
ぶどうの家さんでは、お惣菜も作っています。

みなさまも是非、いかがですか?(F)

東日本大震災の被災障がい者支援

2013年02月25日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)2月25日(月)もその続き。
 その第71回目となる。

 東日本大震災の被災した障がい者に対する国の支援が、以下のとおり種々実施されている。

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【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第5章 住みよい環境の基盤づくり

1 障害のある人の住みよいまちづくりのための施策

(東日本大震災への障害のある人たちへの主な支援)

 平成23年3月11日に発生した東日本大震災に伴い、
 被災地、被災者に対して講じられている施策のうち、
 障害のある人への支援の一環として実施されているものとして、
 主に次のような施策がある。

 ◦厚生労働省は、障害のある人や障害福祉サービスの提供を行う事業者に対し、
 以下のような利用者負担の減免や障害福祉サービスに係る措置を
 弾力的に行うよう通知等を行ったところ。

<1> 利用者への対応について

 ◦震災後に利用者の受けている支給決定の有効期間が切れていたとしても、
 障害福祉サービスを提供できること。
 また、特定非常災害の被害者の権利利益の保全等を図るための
 特別措置に関する法律により、
 支給決定の有効期間が
 平成23年3月11日から同年8月30日までに切れる場合は、
 これを延長すること。

 ◦利用者が受給者証を持っていなくても、
 障害福祉サービスを提供できること。

 ◦震災等により利用者負担の支払が困難な方については、
 利用者負担の徴収の猶予や減免を行うことができること。
 また、補装具費の取扱いについても同様の取扱いとすること。

<2> 障害福祉サービスの提供について

 •被災者等を受け入れたときなどに、
 一時的に、定員を超える場合を含め人員配置基準や施設設備基準を
 満たさない場合も報酬の減額等を行わないこととすること。

 •やむを得ない理由により、利用者の避難先等において、
 安否確認や相談支援等のできる限りの支援の提供を行った場合は、
 これまでの障害福祉サービスとして報酬の対象とすること。

 •避難所においてホームヘルプサービスを提供した場合も報酬の対象とすること。

 •利用者とともに仮設の施設や他の施設等に避難し、
 そこにおいて障害福祉サービスを提供した場合も報酬の対象とすること。

【引用終わり】

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 被災した障がい者に対する臨機応変な福祉サービスが実施できるよう、様々な制約を取り払う措置がなされた。
 こうした措置により、多くの障がい者が今までどおりの福祉サービスを提供してもらっていたに違いない。
 被災者は今もいろんな制約の中にあるだろう。
 3.11の東日本大震災が発災してから2年目を迎えようとしている。
 手厚いサービスがあったとしても、以前のような生活は戻ってきてない人々が多い。
 障がいのある人は、障がいのない人と比べたら、過酷な日々を送らざるを得なかった。
 一日も早い平穏な日々を取り戻す支援を継続する必要がある。
 (ケー)


◆ワークショップ in 南陽 (研修会報告)

2013年02月24日 | 研修会
昨日も雪は降っていましたが、今日は吹雪いています。
昨日の23日(土)雪に怯えながらも南陽市に向かいましたが
ホント、今日じゃなくて良かったです
先ほどまで吹雪がすごくて、世の中が真っ白でした。

さて、気を取りなおして昨日のワークショップの報告です。

2月23日(土)南陽市沖郷公民館・防災センターで
「家族支援ワークショップ2」から
「ライフプランづくりのススメ」
を選んで行いました。

参加者さんは17名、全員が育成会の会員さんで
大部分のお子さんは”いちょうの家”のサービスを利用していらっしゃいます。




南陽市にはどんな社会資源があるのかをグループで話し合いながら書いていきます。
なかなか思いつかずに、書き込めない所もありました。

「書けなかった所が、南陽市で不足している社会資源だという事かもしれませんね」
と言ったら、「あそういうことか」とすかさず声があがりました。


ライフビジョンシート
(現在のご自分の家庭の状況と2~3年後にはどんな暮らしをしていたいか)
を書き込んでからグループで話し合ってもらっています。


ライフプランシート
子どもが生まれた時の自分の年齢から始まり
子どもがターミナル期を迎える時期の自分の年齢(生きてないよ)を書き込んでいき
これまでどんなステップを踏んできたのか、これからはどんなステップを踏んでいくのか
自分が利用するであろう社会資源も書き込んでいきます。

これは、なかなか難しい作業になっていました。


そして、どこでも盛り上がる「回転木馬のワーク」




みなさんのプチ自慢に、「すご~い!!」

最後に、参加してみての感想を発表していただきましたが
「将来の事を考えているつもりだったが、改めて書いてみる事で
もっと真剣に考えなくてはならない事が分かった」とか
「一方的に講演を聴く研修会しか経験がなかったが、
身近なことをみんなで話し合う事がとても有意義な事がわかった」

というような感想を言っていただきました。

アンケートも、参加して良かったと書いてくださった方が多く
本当によかったです。

このワークは結構難しいという話しが聞こえていただけに
私も、どうなる事かと心配していたのですが、
みなさんに有意義だと感じていただけて本当に良かったです。


私も、ほとんどが先輩保護者さんだけのワークショップは初めてだったのですが
やはり、いまの保護者さんとの違いというものも感じてきました。

今回、ワークの説明をしていたら、
「レスパイトサービスってなんですか?」
という質問を受けたことや
「ショートステイは障害程度区分などで利用制限はないんですか?」
という質問を受けました。

この質問をするということは、利用したことがないという事ですし
障がいのある子の生活を、親がまる抱えしていることの証明です。

よく吉川先生がおっしゃる「親ガメこけたら子ガメもこけるということが無いようにしないといけない」
ということがこれなのだな・・・と思いました。

私が以前に聞いたある話を紹介しましたら、
みなさんショートステイの必要性、重要性を理解して下さったようでした。

このような研修は継続して行いたいと南陽市の会長がおっしゃってくださいましたので
大変ありがたいことだと思って帰ってきました(F)





障がい者のいのちを守る対策

2013年02月24日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)2月24日(日)もその続き。
 その第70回目となる。

 聴覚障がい者にかかる交通安全教育、盲導犬使用者の負担軽減、災害時要援護者対策の推進、障がい者の火災に対する安全対策の検討といったことに力を入れている。
 以下に、その説明が記されている。

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【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第5章 住みよい環境の基盤づくり

1 障害のある人の住みよいまちづくりのための施策

【主な施策等】

 ◦警察では、聴覚障害者標識に関する広報啓発を行うとともに、
 聴覚障害のある人が安全に運転できるよう、関係団体と連携し、
 免許取得時の教習等の充実や周囲の運転者が配慮すべき事項についての
 安全教育に努めているところ。

 ◦平成22年12月、盲導犬使用者にかかる負担の軽減
 及び利便性の向上を図るため、「道路交通法施行規則」の一部を改正し、
 現行のハーネス(胴輪)の取手部に、盲導犬使用者の身体機能や使用状況に応じて、
 長さの調整等ができる機能も含めた
 「把持する部分」を取り付けることができることとした。

 ◦平成21年度には、全国13箇所における市町村担当者との意見交換会等を通じて
 避難支援プランの全体計画の策定など災害時要援護者対策についての
 市町村の取組を促進するとともに、
 「災害時要援護者の避難対策に関する検討会」を開催し、
 全国における先進的な取組を集めた事例集の作成を通じて、
 市町村の更なる取組を推進。

 ◦平成22年度は、障害者の火災に対する安全性が効果的に確保されるよう、
 ユニバーサルデザインの観点を取り入れた
 消防用設備・機器等の開発・普及等を推進するため、
 「聴覚障がい者に対応した火災警報設備等に関する検討会」を開催し、
 音に加えて、光や振動等の多様な手段による
 火災警報を導入・普及するための方策等について検討、取りまとめを行ったところ。

【引用終わり】

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障害者にとっては、さまざまな危険に遭遇することがある。
 その回避についても、障がいゆえに困難な場合も多い。
 そうした危険が生じないようにする施設設備等の改善が大切である。
 さらに、そうした危険が生じた場合にも、危険をうまく回避する手立てを準備しておくことが必要だ。
 自然災害、防犯、火災等についても常日ごろからの対策を立てておく。
 そして、関係者がいざとなったら対応できる体制を創り上げておくことが求められる。
 (ケー)


「心のバリアフリー」社会の実現をめざして

2013年02月23日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)2月23日(土)もその続き。
 その第69回目となる。

 国では、関係する各官庁において障がい者にとって、住みよい街になるよう諸施策に取り組んでいる。
 それが、以下のとおりである。

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【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第5章 住みよい環境の基盤づくり

1 障害のある人の住みよいまちづくりのための施策

【主な施策等】

 ◦国民一人ひとりが、高齢者や障害のある人の困難を自らの問題として認識し、
 その社会参加に積極的に協力する
 「心のバリアフリー」社会を実現するため、
 国土交通省ではバリアフリー教室を開催。

 ◦警察庁及び国土交通省では、
 バスの有する社会的意義が最大限に発揮されたまちづくりを
 目指す市町村及び関係者の取組を支援する「オムニバスタウン構想」を推進。
 障害のある人等移動制約者に配慮したノンステップバス、
 リフト付きバス等の導入の促進やバス停の整備等バスの利便性向上を推進。
 平成22年度末現在14都市をオムニバスタウンに指定。

 ◦観光庁では、ユニバーサルデザインの考え方に基づく観光について、
 全国における取組内容の調査を行うとともに、
 今後の普及・促進を考えるうえで
 必要な情報発信のあり方や相互連携について検討を行った。

【引用終わり】

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 バリアフリー教室を平成22年度は全国で251件開催した。約10,900人の参加者を得ることができた。小中学生、公共交通関係の現場職員等が参加した。
 バスの有する社会的意義とは、「マイカーに比べて人・まち・環境にやさしい」と考えている。
 障がい者に配慮したバス導入によって、移動が便利なような街づくりモデル都市、オムニバスタウンを14都市指定している。
 今後、どんな成果が生まれるか興味深い。
 障がい者の観光もより一層の利便性を図るための調査検討を行っている。
 旅行すると、車いすでの移動にはまだまだ難渋する場面がある。
 (ケー)


◆ワークショップに行ってきます(南陽市育成会)

2013年02月22日 | 研修会
明日、2月23日(土)南陽市沖郷公民館・防災センターにおきまして
南陽市手をつなぐ育成会の会員研修として「家族支援ワークショップ」が開かれます。
私はファシリテーターとして参加してきます。

今回はこれまでやってきた内容と違うものをやることにしました。
参加者の方が全員育成会の会員さんで、
お子さんはみなさん成人していらっしゃるようだからです。

もちろん、今回のワークショップに参加して下さる方は
おそらく私よりも全員が先輩の親御さんです(ドキドキ

今と違い、福祉制度なんて何にもない時代に
障がいある子を背中におんぶしながら、子どもの人権を求めたり
いろいろな制度を求める活動をしてきた方もいるかもしれません。

また、私とほぼ同年代で、先輩方が作ってくれた制度を利用しながらも
制度と制度の隙間を埋めるサービスはないものかと悩んだりしている方も
いらっしゃるのかもしれません。

今回のプログラムは「ライフプランづくりのススメ」

今回は、老いていく我が身の事も考えなければならないワークになっています。
親も子もそれぞれに自分らしい人生を送るには
どんな社会資源が必要なのか、不足しているものがあれば
どうやってそれを作っていくか。
自分自身もどんな社会資源を利用するようになるのか・・・
今後、地元の育成会がどんな活動をしていけばよいのかが見えてくるかもしれません。

実際、今までよりもだいぶ考える事が多く
難しく感じてしまうワークになるのかもしれません。

私自身は南陽市の状況がどうなっているのかもわかりませんので
参加者のみなさん同士の話し合いが本当に重要になる
ワークショップになるのではないかと思います。

今回、私は本当に簡単にワークの説明をするだけで、
ほとんどは皆さんの話し合いによって進められ
私にとっても、大変勉強になるワークショップになるのではないかと思います。

それにしても心配なのはお天気です
今晩からまた雪が降るとの予報です
子どもが養護学校を卒業してからは、豪雪の中の運転はご無沙汰しています
雪道の運転は時間を読むのが難しいので、早めに家を出発しなくちゃ

南陽市手をつなぐ育成会のみなさん、明日はどうぞよろしくお願い致します(F)

バリアフリー性が優れた住宅の普及

2013年02月22日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)2月22日(金)もその続き。
 その第68回目となる。

 障がいのある人にとって、住みよい住宅普及の促進が様々な施策により実施してきている。
 以下に、その内容が記されている。

****************************************************

【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第5章 住みよい環境の基盤づくり

1 障害のある人の住みよいまちづくりのための施策

【主な施策等】

 ◦障害のある人等の利用に配慮した住宅ストックを形成するため、
 「高齢者が居住する住宅の設計に係る指針」により、
 身体機能が低下した場合にも住み続けられるような住宅について
 設計上の配慮事項を示し、障害のある人にも配慮した住宅の普及を促進。

 ◦独立行政法人住宅金融支援機構においては、
 証券化支援事業の優良住宅取得支援制度により、
 バリアフリー性等が優れた住宅について、融資金利の引下げを行っている。

 ◦平成21年度税制改正において、
 障害のある人等が居住する住宅について、
 一定のバリアフリー改修工事を行った場合に、
 所得税額を軽減する特例措置(住宅借入金がある場合)を延長するとともに、
 借入金がなくとも一定のバリアフリー改修工事を行った場合に
 一定額を所得税額から控除する新たな減税措置を創設。
 これに加え、22年度税制改正においては、
 障害のある人等が居住する住宅について
 一定のバリアフリー改修工事を行った場合の
 固定資産税額の軽減制度の延長が行われたところ。

 ◦「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる
 特定建築物の建築の促進に関する法律(ハートビル法)」と
 「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した
 移動の円滑化の促進に関する法律(交通バリアフリー法)」を統合・拡充した
 「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)」や、
 バリアフリー化の目標、施設設置管理者が講ずべき措置、
 基本構想の指針等を示した「移動等円滑化の促進に関する基本方針」に基づき、
 公共施設等のバリアフリー環境の整備を推進。

【引用終わり】

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 以上、障がい者にとって居住性の優れた住宅を普及拡大するための優遇税制が制定されている。
 また、公共施設についてもバリアフリー法を制定して、バリアフリー環境の整備を推進している。
 (ケー)


◆天童市育成会の茶話会に行ってきました!

2013年02月21日 | 日記
2月21日(木)昨日から真冬日となっています。

この時は雪は止んでいましたがまた降り始めました。
自宅が最上地区にあるYさんから連絡があり
前が見えないくらいの降り方で大変危険な状態なので
今日はお休みしますとの事でした。
新庄最上地区の方はじめみなさん気をつけて下さい。


昨晩、天童市手をつなぐ育成会の茶話会があり行ってきました。
外は大変寒かったのですが、福祉センターの中は温かく
また、いつものように大盛り上がりの話になりました。

そこで、今年から育成会に入会してくださった方がこのブログを
よく見て下さっていて、ここでご紹介した「アートツリーやまがた」に
行ってきたことや、私(F)が自主上映会の実行委員にもなっている
ドキュメンタリー映画「普通に生きる」が上映されることになったら
育成会の他に所属している別の会の皆さんと観に行きたいと思っている
という事などを話してくださいまして、大変うれしく感じてきました。
また、この記事も読んでくださると思いますが、
今後ともよろしくお願い致します。

昨日の話題としては、昨年私が全日本育成会のステップアップセミナーに
参加して感じてきたことや、毎月実施している茶話会を
単なるおしゃべりの会としてだけではなく
年に数回程度は、誰か講師(ちょっと大げさですが)にきていただき
解らない事にこたえていただいたり、情報を提供いただいたりするような
回があっても良いのではないか・・・等など、活発な話題がでていました。

その他にも・・・ちょっとここではまだ発表できませんが、
障害のある方々のために、以前から「やりたい、やってみたい
とおっしゃっていた夢にむかって第一歩、本当にこれはちいさな一歩ではなく
(ご本人は小さな一歩とおっしゃっていましたが)
大きな一歩を踏み出した会員さんの話もありました。
みなさん口々に「すごい!」「素晴らしい!」と大絶賛でした。
この先、いろいろな困難はあるのかもしれませんが、
本当に夢に向かって突き進んで欲しいと思いました。

来月は今年度最後の茶話会です。
昨年のように最後は食事会を兼ねてやりましょうという事になりました。
会場の手配などはこれからですが、食事会なら参加したいという方も大歓迎です
参加のご連絡は天童市育成会の事務局へ、または私でも良いです。
連絡をお待ちしております。(F)

障害のある人にとって住みよいまちづくり

2013年02月21日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)2月21日(木)もその続き。
 その第67回目となる。

 障がいのある人も、障がいのない人も、住みよいまちづくりのため、国ではユニバーサルデザインの推進に努めている。
 以下に、その概要が述べられている。

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【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第5章 住みよい環境の基盤づくり

1 障害のある人の住みよいまちづくりのための施策

 誰もが、快適で生活しやすい「ユニバーサルデザイン」に
 配慮した生活環境の整備を図るため、
 住宅、建築物、公共交通機関、歩行空間等の
 生活空間のバリアフリー化を推進し、
 一定の地域内におけるこれら施設等及び
 その間の経路の一体的・連続的なバリアフリー化を促進している。

 防災知識の普及、災害時の情報提供、避難誘導等防災の
 様々な場面において災害時要援護者に配慮したきめ細かな防災対策を推進している。

 障害のある人の気持ちに配慮した防犯対策を推進するとともに、
 警察へアクセスする際の困難を取り除くための施策、
 障害のある人の犯罪や事故被害の防止のための施策を推進している。

【引用終わり】

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 以上、
 誰もが、地域で快適に生活できるよう、ユニバーサルデザインに配慮した生活環境整備が行われている。
 災害時要援護者に配慮した防災対策の推進にも努めている。
 さらに、障がい者の犯罪や事故被害防止施策にも力を入れている。
 障がい者が地域において暮らしよい生活を送れるよう様々な施策が講じられている。
 (ケー)