鶴君の機関車観?(館?)

鉄道大好き!機関車大好き!鶴君のブログです。機関車ネタを中心に旅行あり、B級グルメありの雑記帳です。ご覧ください。

北緯43度の電気機関車(その4)・・・ED76504

2012年10月13日 13時13分41秒 | 電気機関車
さてこのシリーズも第4回目です。
もちろん、第4回はED76の504号機です。

北海道の電気機関車は、ED75501を導入し試験を実施したことから始まります。その後制御機器等を変更しED76500番台を実戦配備しました。
はっきりいって、九州のED76と形式を合わせる必要があったのかどうか?確かにB-2-Bの軸配置は同じですが、車長、貫通扉など外観からしても全く違います。

直流電気オンリーだった当時の私ですが、この500番台という名に引かれたところもあります。私にとって500番台というのは、東京発の特急ブルトレ牽引機EF65の500番台に与えられた番号という思いがありました。スターの称号だったのです(笑)

そんな500番台の電気機関車が(もちろんED76の500番台です!)が毎日見られる環境にいられたことが、今となっては幸せでした。

さてさて前置きはこれくらいとして・・・

504号機ですが、1968年に岩見沢機関区に新製配置されたカマです。廃車時期は不明ですが、JR化後も活躍していた写真が残っています。

今回アップするのは国鉄(久しぶりにこの言葉を使ったような気がします!)時代のものですが・・・


ED76504 岩見沢駅 1985.12  CANON nF-1 50mm

雪明かりだけの手持ち撮影です・・・この頃ED75の500番台に興味を持ち始めたときで、滝川からの戻りの貨物列車を撮影するために、当時発売された高感度フィルム(ASA800)を購入しチャレンジしたものです。ED75の岩見沢戻りは、確か20時前頃かと・・・なかなか上手くは撮影できませんでしたが、そんなことが楽しい時代でした。結果としては、当時の技術のこのフィルムでの結果は、この粒子状態です。確かに、当時標準のASA400のフィルムに比べて数段階早いシャッターが切れるメリットはありましたが、常用には出来ませんでした。しょうが無いですね・・・でも結構気に入ったりはしてるんですこの写真!雪明かりに、車体がライトアップされ・・・車内の明かりが暖かさを感じさせます。

この頃は、北海道で過ごす冬も2回目を迎えて、だいぶ過ごし方が分かってきた頃です。
余談ですが当時私のアパートには、風呂が無く銭湯を利用していました。たかだか数分の距離ですが、鼻の中の水分は凍るし、半乾きの髪の毛もバリバリになってしまいます。暖かい家に入ると、それが一気に溶けてビショビショになりました。

あ~あの頃に戻りたいですね!


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