東邦高校ハンドボール部監督のへや

東邦高校ハンドボール部の活動状況や日々監督が思うことなどを書き綴ります。

夏の終わり

2011年08月31日 | 雑感



今日は朝から会議、午前午後ともびっちりと会議があったため、だらけきった身体にはえらいこたえました。明日からリハビリなしでいきなり全開モード、大丈夫かな・・・・・?



職員室の机の上にスポーツイベントハンドボールの今月号が届いていました。パラパラと流し読みをしながら、当然インターハイ特集で目が留まりました。この夏ベスト8入りした兵庫明石高校のことが少し書かれていましたが、そこにあった恩師工藤先生の言葉に久しぶりにグッと来てしまいました。

「選手には厳しいことを言ってきたが、選手たちはよくやった」

遠く昔19年前、私の母校を率いて宮崎インターハイに出場、当時3年生だった私もコートに立たせていただきました。1回戦は長野県の小諸高校に大差で快勝、続く2回戦では大分電波高校(現大分国際情報)にダブルスコアの敗退。2回戦ではほとんど出番のなかった私でしたが、ゲームが決まった(敗戦)感があった後半残り10分ほどコートに立たせていただきました。同じコート内には現トヨタ車体監督のN選手、素人の私の目にも別格ということがすぐにわかりました。試合を終えて、工藤先生がおっしゃいました。「お前らはよくやった。」。私の記憶では一度も褒められたことはありませんでしたが、「よくやった」の言葉に人目もはばからず仲間たちと泣き崩れたことを覚えています。素人ばかりで県内の強豪チームを撃破しインターハイ出場、そこにはそれなりの苦労や葛藤がありましたが「よくやった」の一言にそれまでの苦しみなどすべて吹き飛んでしまいました。
大会を終えて兵庫にもどり、夏の終わりに発売されたイベント誌を読みました。そこには驚いたことに工藤先生のまるまる1ページの特集があり、それを読んでまたまたウルッと来た記憶があります。「素人でもやればできる」今でも時折読み返して頑張らないとなぁと気合を入れています。

話が少しそれましたが・・・


競技スポーツですので、最後に勝って終われるチームは僅か男女それぞれ1チーム。当たり前のことですが、それ以外のチームはすべて負けて終わります。負けた時にどう思うか?全力を出し切った明石高校、悔しさはもちろんあるでしょうがきっと爽やかな気持ちだったことでしょう。最後をどのように負けるか・・・・勝ちを追及していきながら負けることを考えるのもおかしな話ですが、明石高校のようにやり切って終わることがやはりベターなことでしょう。
この夏、全くやり切れず力を出し切れずに大会を終えた東邦高校・・・・、二度とあんな思いを選手にさせないよう、「よくやった」と言って終えられるようまた明日から気持ちを込めて頑張りたいと思います。




最後の休みを満喫

2011年08月30日 | 雑感


今日は一日オフ、この夏はこれでもかと家族サービスをしましたが、まだ遊び足りない気がして家族で知多へ行ってきました。名環二の高速が自宅付近からのれるので、知多も随分近く感じられるようになりました。今日は南知多グリーンバレーへ行ったのですが、プールやアスレチックなどで一日中遊びまわりました。もっとしょーもないところかと思っていましたが、意外とのんびりできて子供たちも大満足。一日遊びまわったおかげで夏休みも終わりだというのに、また日焼け・・・・・。遊んだあとは、エビフライの有名なまるは食堂まで足を延ばして食事を楽しんできました。夏休みの最後の休みを満喫、これでしばらく家族サービスはできませんが、子供たちもきっと許してくれることでしょう。



明日は一日会議、頭の切り替えをしなければ。



宿題はお早めに・・・・

2011年08月29日 | 練習日誌



夏休みも残りわずかだというのに、まだ宿題が終わっていないという部員がほとんど・・・・。確かにこの夏はハンドボール漬けで鉛筆を持つ時間すらなかったからなぁ・・・・ってコラ!何も言わなければきっとやらないやつもいるのだろうと、仕方がないので宿題をする時間をとるはめに。当たり前のことを当たり前にやってくれるようになるとこちらもありがたいのですがねぇ。これでもし提出期限を守れないようなら怒りますよ。
私は夏に片付けなければならない仕事と2学期からの準備・・・。まだ選手権の会計処理も終わっていないのにもう一年生大会の会計の時期です。2学期は体育祭あり、文化祭ありと9月は忙殺されることでしょう。早め早めの仕事を心がけたいと思います。


明日、明後日と練習はオフ。夏の疲れをしっかり抜いて、また新たな気持ちで練習に臨めるようにしたいと思います。




クラブ活動見学会

2011年08月27日 | 練習日誌


今日はクラブ活動見学会でした。学校全体で200名を超える中学生が東邦高校のクラブ活動を見学に来てくれたようです。参加者が久しぶりに200名を超えたそうで、部活動を教育の一つの柱と考えている東邦高校にとっては嬉しい限りです。


ハンドボール部は、大学体育館の半面で女子バレーボール部の隣で練習をしていました。日頃は全面を使っての練習ですが、今日は半面と限られた場所でしたが特にメニューも変わることなく、いつも通りの練習を行いました。練習中ちょこちょこと立ち寄ってくれる中学生がおり、選手も見られているという緊張感があったのでしょうか、イージーミスが今日も目立ちました(これもいつも通りですが・・・・)。
終盤から一人の中学生が、真剣なまなざしでトレーニングの最後まで練習を見学をしてくれました。どこかで見たなぁ・・・という感じでしたが、実は先月に中学校の大会を見に行ったときにプレーをみて気になった選手の一人でした。別に見学に来たから=入学!というわけではないのですが、こうやって見に来てくれるというだけで、なんかそれだけで嬉しくなってしまいますね。特に声をかけたいなぁと思っていた選手が見学に来てくれるわけですから・・・。だからと言って特別優しかったりしたわけでもなく、いたっていつも通りの練習を心がけていました。ありのままの現状、ありのままの日常を見てもらいましたが彼女の眼には東邦高校ハンドボール部がどのようにうつったでしょうかねぇ。ぜひ一度練習に参加しに来てみてください。今日は見学に来てくれてありがとうございました。





クラブ活動見学会のお知らせ

2011年08月26日 | 雑感


明日8月27日(土)に、東邦高校の部活動見学会が行われます。午前10時から12時まで、残念ながら練習には参加していただけませんが、ハンドボール部を始めたくさんの部活動を見学することができ、東邦の活気ある一面をみてもらうことができます。
事前申し込みが必要でしたが、「ハンドボールです」と受付で申し出てもらえれば当日参加も可能な形にしましたので、申し込みをしていなくても気楽にどしどし参加ください。ちなみに今日までの段階で複数のハンドボール部見学希望者がおり嬉しい限りです。見学に来てなんじゃこのレベルの低さは・・・と言われないよう明日もしっかり頑張りたいと思います。

明日の流れ
9時~ 受付
10時~ 簡単な学校紹介・各クラブの活動場所の紹介
10時30分~ 各クラブの活動場所へ移動
グループでクラブの活動を見学後、自由見学とします。




さて、中村スポーツセンターではジュニア交流会の最終日が行われていました。午後から見に行く予定でしたが、所用が入り結局断念・・・・、今日も会場でお仕事をされている先生に結果だけを教えていただきましたのでアップしておきます。


第一試合 女子 愛知51-20中国
第二試合 男子 愛知31-28中国
第三試合 女子 日本26-38韓国
第四試合 男子 日本35-33韓国


という結果だったそうです。関係したみなさんお疲れ様でした。




日・韓・中ジュニア交流競技会2日目

2011年08月25日 | ハンドボール



今日も朝一番から中村スポーツセンターへ。今日は第一、第四試合のTD。選手の出入りや退場者の管理、タイムアウトやスコアの確認やら時にはベンチとやり取りしたりと結構緊張しました。中国語や韓国語で何か言われても??となってしまい、カタコトの英語や得意の身振り手振りでコミュニケーションをとろうとするのですが、そんなにうまくいくわけがありません。
第三試合の途中を除いて4試合、しっかりと試合を観戦してきました。第一試合の女子愛知対韓国は、出だしから昨日と打って変わっての愛知の元気良さが印象的でした。しかし韓国の速攻が速いこと・・・仕事をしながらそれを忘れて時折見とれてしまう自分がました。スコアは開きましたが愛知らしいプレーも多く、見ごたえのある試合でした。第二試合の男子愛知対韓国戦もスコアこそ9点と最後は開きましたが、一時はもしかしてと思わしてくれた後半の粘り強い愛知は素晴らしいものでした。韓国は要所でのGKの再三のファインセーブが光っていました。第三試合は・・・・どうなってんねん。第四試合、男子日本対中国戦は、イエローカード、退場、そして失格と次々と中国のラフプレーが続き、お互い嫌な意味でエキサイトした試合でした。国によって多少の接触等の基準の差こそあれ、なんぼなんでもあれはやりすぎでしょ。

今日の結果
第一試合 女子 愛知28(13-20:15-25)45韓国
第二試合 男子 愛知29(13-20:16-18)38韓国
第三試合 女子 日本55-1? 中国(あまりにも内容の薄い試合でしたのでスコア見ていません。すいません)
第四試合 男子 日本32(15-10:17-14)24中国



2日間、何とかお手伝いをそつなくこなすことができました。レベルの高い試合をたくさん見ることができましたし、いつも談笑させていただく先生方はもちろん、日頃機会がない他府県の先生方や、多くの大先生方といろいろお話させていただき大変勉強になりました。試合を観戦しながらそれぞれのプレーやジャッジの仕方などは特に大変勉強になります。疲れはしましたが大変みのりある2日間でした。今日は選手も観戦にきており、いろんなことを吸収してくれたはずです。もちろんあのレベルまで!とは言い難いですか、少しでも近づけるようにまた明日から練習に励みたいと思います。




明日、最終日の予定
第一試合 10:00~女子 中国対愛知 愛知選抜の最終戦、全員得点の大暴れを期待します。
第二試合 11:40~男子 中国対愛知 高さの中国対速さとテクニック、組織力の愛知男子。怪我には注意!
第三試合 13:20~女子 日本対韓国 全勝対決、日本がしっかり攻め切り、どこまで韓国の速攻を抑えられるか。
第四試合 15:00~男子 日本対韓国 今日の勢いを韓国に全力でぶつけてもらいたい。



日・韓・中ジュニア交流競技会

2011年08月24日 | ハンドボール


朝一番から日・韓・中ジュニア交流競技会のお手伝いに、中村スポーツセンターへ。


オープニングゲームは女子愛知選抜対日本。日本チームは京都の洛北や山口・華陵など強豪校の顔ぶれ、体も大きく見ているだけで強そう。対する愛知選抜は、先日の東海ミニ国体で敗れてしまったとはいえポテンシャルの高い愛知の精鋭揃い、一体どんな試合になるのかとドキドキの観戦です。
ゲーム序盤、イージーミスが続く愛知選抜に対して堅い守りから速攻などで日本が連続得点、落ち着きを取り戻したい愛知選抜だったがボールが手に着かず、気が付けば前半10分で0-9と一方的な出だし。愛知もメンバーチェンジなどをきっかけに、リズムの立て直し得点をするものの、前半6-19と大差をつけられて折り返し。後半メンバーを変えた日本に対し、レフトバック岩田の強力なロングなどで反撃を開始、しかし日本も慌てず得点を重ね終始余裕を持った試合運びで試合終了。どことなく元気のなかった愛知選抜、明日以降また頑張ってもらいたいと思います。


愛知20-39日本


第二試合は男子の愛知選抜対日本。
ゲーム序盤、お互い探りあいの中から愛知選抜が好発進。しかし前半10分ごろの愛知選抜のミスを日本が見逃さずにすかさず同点にするなど一進一退の好ゲーム。愛知選抜は組織的なDFとGKのファインセーブがひかり、攻めてもスピードを武器に得点を重ねる。日本は5番を中心とした1対1からミドルが攻めの中心であり、一人一人の突破力やシュート力などは目を見張るものがあった。後半も序盤は愛知ペース、終始リードする展開の愛知選抜だが、終盤残り5分ほどで日本が愛知選抜センターにマンツーマンマークを着けたあたりから流れは日本へ。じわじわと点差を詰める日本に、愛知選抜もメンバーチェンジなどで必死に逃げ切りをはかるものの、タイムアウト直後の日本に残り50秒で同点にされる。最後の攻撃にタイムアウトをとった愛知選抜だが、攻撃のきっかけを作り出す前にジャッジからパッシブの予告・・・、結局愛知は得点をできず、日本最後の攻撃はゴールならず同点のまま試合終了。お互いの持ち味を生かした好ゲーム。いやぁ~しかし、プレーはもちろん愛知選抜の組織力、チームの雰囲気は素晴らしいですね。

愛知32-32日本


第三試合は女子中国対韓国。この試合はスコアラーのお仕事をさせていただきました。
中国は試合開始の1時間前ぐらいに会場入り、アップも行わない様子でフロアーへ。試合直前に軽いアップを済ました中国、選手の体格は大きくどのようなハンドボールをするのか全く未知数。対する韓国は小柄ながらシャープな動きがみられ、スピードがありそう。試合開始、序盤から韓国が圧倒的な力の差を見せつける。次々とDFから速攻、セットでは鋭いフェイント、フェイントからポストへのパスと1分に1得点のペース。対する中国は大型選手を中心に前を責めるものの全くシュートまで結びつかず、DFも全く守れない。途中から完全にバテバテ、心の折れた中国に対し、韓国は後半メンバーをすべて入れ替えながらも最後まで手をゆるめず、中国13-51韓国と大差をつけての勝利。こういう大会ならナショナルレベルの選手が参加するもんだと勝手に思っていたのですが、どうやら違ったらしい・・・・。


中国13-51韓国


第四試合は男子中国対韓国。
女子の試合から男子の中国は・・・?と疑問を持ちながらの観戦でしたが、2mを超えるであろうGKを筆頭に190クラスの選手が複数ベンチ入りしている中国、アップを見ていてもかなりできそうな感じ。対する韓国は高さという分では大きく中国に劣るものの、一人一人の体格はまるで冷蔵庫のようにごつく筋骨隆々。中国は高さをいかした0-6、対する韓国は機動力をいかした3-3DFで試合開始。序盤戦、中国はパワフルなロング、韓国は素早いパス回しと切れ味鋭いフェイントで取って取られての一進一退の展開。しかし前半15分ごろから中国の得点が止まり始め、じわじわと韓国が点差を広げはじめる。動きが全く衰えない韓国は、それ以降も堅いDFから速攻を次々と繰り出し、試合終了時には韓国45対24中国と大差がついた。韓国の一人一人のスピードには目を見張るものがあり、これが本当に高校生かと思わされました。敗れはしたものの中国も個々の能力は高く、明日以降も楽しみな存在です。


韓国45-24中国



一日たくさんのプレーをみて久しぶりに疲れました。明日ももう一日お手伝い、しっかり勉強してきます。







秋の気配

2011年08月23日 | 練習日誌


今日も大学体育館でのトレーニング、まだまだ暑いものの時折吹きこむ風が秋の気配を感じさせます。
当たり前のことですが、毎日毎日時間が過ぎていきます。あとで焦ったり、後悔しないよう毎日がんばらなければなりません。
明日、明後日は、中村スポーツセンターに日・韓・中ジュニア交流競技会のお手伝いに行ってきます。試合内容などまた明日レポートできればと思います。



*クラブ活動見学会のお知らせ
8月27日(土)に、東邦高校の部活動見学会が行われます。ハンドボール部ももちろん当日練習を行っておりますので、中学生の皆さんぜひぜひ見学に来てください。見学参加には今年から申し込みが必要となりました。詳しくは東邦高校のホームページから。


出来るまで…

2011年08月22日 | 練習日誌
どんな練習にしても、出来るまでトコトンやろう!そう思いながら毎日練習に臨むのですが、出来る選手とそうでない選手にあまりにも差があり過ぎて、途中で挫折してしまいます。出来る選手と言ってもたいしたことないレベルですので、出来ない選手のレベルはそれはもうえらいことになっています。これだけできないレベルの中での格差は初めての経験です。


どれくらいできないのか…、お恥ずかしい話キャッチボールができない選手が複数います。天然記念物級の顔面キャッチも、ここ名東区の東邦大学体育館ではしばしばみることができます。


控えがいないチームですので、長い目でみれば全体の底上げが課題なのはわかってはいますが、出来る選手に合わせるのか、出来ない選手に合わせるのか…、どちらにしても思うような練習ができず苦悩の日々です。…。

接触・・・

2011年08月21日 | 練習日誌


毎年のことではあるのですが・・・・。


どういう練習をすれば1対1の身体接触に強くなれるのかなぁ・・・・。


ほんま、さわりもせずにスカスカ抜かれていく1対1を見ているのが苦痛な今日この頃です。


明日も懲りずに頑張ります。