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てらまち・ねっと



 うちの花モモが満開になりました。今年は天候が穏やかだからか、咲き具合も色合いもバッチリ。
 とはいえ、今日の天気予報は、夕方から夜は雷雨・突風とも。風で飛ばされるのが心配。

 紅白、つまり源平に咲き分けるメカニズムについての学者の推論を紹介します。

 また、花桃は、寿命が短いそうです。それからすると、大きな樹になったうちの株も・・・・

 先日花桃が「町の花木」のまちの花桃公園を見てきましたが、うちの方がきれい。

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大

  



  


(追記 2018年4月8日 ⇒ ◆うちの庭/多様な「源平花桃」の色の混ざり方/赤とピンクの2色混合/白と赤の2色混合/赤と白とピンクの3色混合/薄い紫系の菊モモ/ピンク、白、赤と3種類のほうき桃

 赤い色を作る遺伝子の発見者や咲き分けのこと から 引用  
 梅や花桃では、一本の木に白、ピンク、赤など複数の色の花が咲くことがあります。一本の木は遺伝子が一種類なので、花の色はすべて同じであるはずなのに、なぜ花の色が様々になるのか?

 花モモの花の赤い色を作る遺伝子を発見された、研究者からお話を伺いました。
 その遺伝子をpeace gene と言います。「平和」の遺伝子!

 Peach(モモ) anthocyanin(赤い色素の名前)  coloration(発色) enhance(増やす) gene(遺伝子) の頭文字をとったとのこと。彼女はこの名前を誇りにしていました。花モモや紅梅は本来この「平和」遺伝子を持っていますが、一方では、この遺伝子が働くのを邪魔する風来坊の遺伝子(transposon)が別にあり、その遺伝子が「平和」遺伝子に取り付くと赤い色素を作ることが出来ず、白っぽい花になると推測されています。

 満開の一本の梅。少し斑がはいった白い花が圧倒的ですが、濃いピンクの花ばかりの一枝と、白とピンクが交互に咲いている別の一枝があり、大変美しい、珍しい樹木でした。一般には、源氏と平家の旗の色にちなんで「源平咲き」と言われます。

 純粋に科学として興味深い話ですが、大変ドラマチックな「遺伝子物語」でもあります。私は、思わず日本社会の現在の状況を連想しました。すなわち、平和を希求し憲法9条を守ろうとする庶民と、邪魔する勢力とのせめぎあいです。Pesce遺伝子が邪魔されて起こる「源平咲き」は美しいものですが、「戦争」遺伝子は絶対に増やしてはならない!と心から思います。(大阪 中村)

   古河総合公園だより から 引用 
 花桃は、中国北部原産。園芸品種は江戸時代より発達。唐桃(カラモモ)は、寿星桃(ジュセイトウ)の異名。庭木,盆栽用。樹高1~2mと矮性で、節間が短く、花が節々につく。

 花桃の植替え・補植のお知らせ
 鬼退治や魔除けに登場する桃の木。けれども花桃の寿命は、約15~20 年(ソメイヨシノは約30 年)。そこで毎年、樹勢の衰えた花桃を植替えています。
 今年は、植替えと補植ように矢口49 本と菊桃30 本。
病気になりやすいために、植替え時には、土は全て入れ替えて、強い剪定は控えます。伐採した木は、ウッドチップにして、園路の舗装材として再登場する予定です。
 

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