アメリカの次期大統領のトランプ氏、選挙前と変わって、発言に穏やかさを装う。
しかし人事をみると強硬、極右的な人物を配置するらしい。 本人の印象をソフトにしつつ、政権の全体としては強硬路線を突っ走る雰囲気。
軍事や外交のどこで「ホンネ」が出るか、ハラハラし通しが続く様相。
アメリカ経済の重鎮からさえ警告があるほど。
ということで、今日は次を記録。
なお、今朝は昨日より2度高い3.2度。前半は霧の中の堤防をノルディックウォークした。
★AFP★≪米次期国防長官に「狂犬」マティス氏有力、元中央軍司令官/米軍のイラク撤退やアフガニスタンへの増派を指揮した。個性の強い司令官で「・・・ただし出会った相手は、全員殺すつもりで」と発言したこともある。≫
★朝日★≪イラク戦争などでの戦闘指揮経験が豊富で、「狂犬」の異名を持つ。イランとの核問題の合意に強く反対している≫
★毎日★≪トランプ氏は会談したマティス氏について「非常に印象的だった。大将の中の大将だ」と称賛した。プリーバス氏は米ABCテレビで「我々には指導力が必要だ。トランプ氏はマティス大将のような指導者が好きだ」などと語った。≫
★ロイター★≪黒人やヒスパニック層の支持は、少なくとも過去40年間の大統領のなかで最も低くなっており、すでに人種や政治対立による事件の増加を引き起こしている米国での深刻な分断を露呈している。≫
★日経★≪エアコン大手の計画はフォード・モーターのメキシコ生産移管とあわせ「大企業の国外流出」の象徴としてトランプ氏が非難してきた。だが、個別の民間投資への政治介入は自由主義を原則とする米国では異例といえる。キヤリアを誘致したメキシコ政府にとっても想定外の事態だ。≫
★日経★≪トランプ相場、漂う陶酔感 /株価が上昇し、ドル高が進行・・世界屈指の資産運用会社、米ブラックロックのラリー・フィンク会長に聞くと、「市場は浮かれている」と慎重な見方を示した。≫
★CNN★≪トランプ氏と傘下企業との利害対立、米国民の6割が懸念/「不動産王」としても知られるドナルド・トランプ米国次期大統領が在任中に傘下企業の経営権を子女に委ねたとしても、大統領職と事業権益などに絡む利害対立を防ぐ十分な対抗策に成り得ないと米国民の約6割が懸念していることが最新世論調査でわかった。≫
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●米次期国防長官に「狂犬」マティス氏有力、元中央軍司令官
AFP 2016年11月21日
【11月21日 AFP】米次期大統領として新政権の閣僚人事を進めるドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は20日、次期国防長官候補として前日に会談したジェームズ・マティス(James Mattis)元海兵隊大将(66)を「大将の中の大将だ」と褒め称えた。
トランプ氏は短文投稿サイト、ツイッター(Twitter)で「昨日会った次期国防長官候補のジェームズ・"マッド・ドッグ(狂犬)"・マティス大将には大変感銘を受けた。大将の中の真の大将だ!」と述べた。一方のマティス氏も19日の会談後、トランプ氏は「本物だ」と述べた。
マティス元海兵隊大将は、2010~2013年まで米中央軍(US Central Command)の司令官を務め、米軍のイラク撤退やアフガニスタンへの増派を指揮した。個性の強い司令官で、読書家としても知られ、かつて「礼儀正しく、プロフェッショナルたれ。ただし出会った相手は、全員殺すつもりで」と発言したこともある。
●国防長官に「狂犬」マティス元司令官検討 トランプ氏
朝日 2016年11月21日
米国のトランプ次期大統領(70)は20日、新政権の国防長官にジェームズ・マティス元中央軍司令官(66)の起用を検討していると明らかにした。一方、19日には国務長官候補の一人として名前があがっているミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(69)と会談し、外交問題で意見交換。近く両ポストを発表するとみられる。
トランプ氏は19日、トランプ氏が経営するゴルフ場にマティス氏を招き、約1時間会談した。20日朝、自らのツイッターで「マティス大将は非常に印象的だった。大将のなかの大将だ」と語り、国防長官の最有力候補であると明かした。
マティス氏は軍歴44年の元海兵隊大将。イラク戦争などでの戦闘指揮経験が豊富で、「狂犬」の異名を持つ。イランとの核問題の合意に強く反対している。
●米国防長官にマティス氏有力 激しい物言い、「狂犬」の異名
共同 2016/11/21
【ワシントン共同】トランプ次期米大統領が首席補佐官に指名したプリーバス共和党全国委員長は20日、国防長官候補とされるジェームズ・マティス元中央軍司令官(中東管轄)の起用について「非常に可能性が高い」との見方を示した。ABCテレビの番組で語った。マティス氏は激しい物言いで知られ「狂犬」の異名を持つ。
マティス氏は海兵隊出身で軍歴44年。19日に面会したトランプ氏は20日、自身のツイッターで「将軍の中の将軍」と太鼓判を押しており、米メディアは最有力候補として報じた。
●国防長官にマティス氏有力「大将の中の大将」
毎日 聞2016年11月21日
【ワシントン西田進一郎】米国のドナルド・トランプ次期大統領は週末の19、20日、東部ニュージャージー州にある自身所有のゴルフ場で「閣僚候補」らとの集中面談を行った。20日には面談の結果を踏まえ、国防長官にジェームズ・マティス元米中央軍司令官(66)、商務長官には知日派の著名投資家ウィルバー・ロス氏(78)の起用を検討していることを認めた。マティス氏の起用については、首席補佐官に就任予定のラインス・プリーバス共和党全国委員長(44)がテレビ番組で「現実となる可能性が非常にある」とし、有力であるとの見方を示した。
トランプ氏は20日朝、自身のツイッターで、19日に会談したマティス氏について「国防長官への起用が検討されているマティス氏は昨日(の会談で)、非常に印象的だった。大将の中の大将だ」と称賛した。プリーバス氏は米ABCテレビで「我々には指導力が必要だ。トランプ氏はマティス大将のような指導者が好きだ」などと語った。
マティス氏は元海兵隊大将。アフガニスタンやイラクでの指揮経験も豊富で、中東地域から中央アジアの一部までを管轄する米中央軍司令官を務めた。実戦経験の豊富さと歯に衣(きぬ)着せぬ発言から「狂犬」の異名を持つ。対イラン強硬派で、イラン核合意にも反対している。
●焦点:マイノリティに不人気のトランプ氏、米国の分断深めるか
ロイター 2016年 11月 25日
[23日 ロイター] - 米大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏に対する黒人やヒスパニック層の支持は、少なくとも過去40年間の大統領のなかで最も低くなっており、すでに人種や政治対立による事件の増加を引き起こしている米国での深刻な分断を露呈している。
ロイター/イプソスによる投票日調査によれば、トランプ氏が獲得したのは黒人票の8%、ヒスパニック票の28%、アジア系米国人では27%だった。黒人票の獲得率は2000年のジョージ・W・ブッシュ大統領、1984年のレーガン大統領が獲得した9%といい勝負だ。
ただ、無党派のローパー世論調査センターによる出口調査のデータでは、ブッシュ、レーガン両氏とも、ヒスパニック系有権者による支持率がはるかに高く、それぞれ35%、34%だった。
またアジア系米国人のトランプ氏への投票率は、当該グループの調査を開始した1992年以降に当選したどの米大統領よりも悪い数値となっている。
トランプ勝利の一因となった人種的な両極化によって、大統領選以降、白人至上主義者による祝勝イベントや、反トランプ抗議行動、公民権擁護の集会などにおいて対立が幾度となく表面化している。
過激主義による運動を調査している南部貧困法律センターの記録によれば、人種差別、排外主義、反ユダヤ主義によるヘイトクライム(憎悪犯罪)が数百件も発生。同センターは、投票日の翌日9日から16日までのあいだに「憎悪・差別による嫌がらせや脅迫」が701件発生し、選挙直後にこうした事件が急増していると報告している。
対立が続く兆候は現れている。・・・(以下、略)・・・
●トランプ氏、空調大手の国外移転阻止へツイート
日経 2016/11/25
【ニューヨーク=中西豊紀】米国の祝日にあたる感謝祭の24日、トランプ次期米大統領は「米キヤリア社が米国(インディアナ州)に残留するよう私はがんばって働いている。進展はある」との発言を朝からツイートした。キヤリアは2019年にメキシコに空調機器の生産を移す計画だが、トランプ氏はこの阻止を米国民に改めて公約した。
エアコン大手のキヤリアは今年2月、インディアナ州の工場を閉鎖して労賃の安いメキシコに生産を移す方針を発表している。約1400人の雇用が犠牲になるため地元自治体や労組が反発。国内雇用の重視を掲げるトランプ氏も選挙中から「私が大統領になったらキヤリアは計画撤回を電話で伝えてくる。100%保証する」と同社をやり玉にあげてきた。
具体的な結論についてはトランプ氏は同日「じきに分かる」とツイート。キヤリアはその直後に「次期政権とは議論を続けている。現時点で発表できることはない」との声明をツイートした。これまでのところキヤリアは17年から移転手続きを始めるとしている。
エアコン大手のキヤリア
キヤリアの計画はフォード・モーターのメキシコ生産移管とあわせ「大企業の国外流出」の象徴としてトランプ氏が非難してきた。だが、個別の民間投資への政治介入は自由主義を原則とする米国では異例といえる。キヤリアを誘致したメキシコ政府にとっても想定外の事態だ。
インディアナ州はトヨタ自動車など製造業の集積で知られ、トランプ氏を支えるペンス次期副大統領は同州の知事をつとめている。ペンス氏は24日、「この休日はインディアナ中の家族にとって特別なものだ。皆さん、よき感謝祭を」とする定例のツイートを流した。
●トランプ相場、漂う陶酔感 米ブラックロック会長に聞く
日経 2016/11/26
トランプ氏の米大統領選勝利を機に、株価が上昇し、ドル高が進行している。米経済は競争力を強化できるのか。世界屈指の資産運用会社、米ブラックロックのラリー・フィンク会長に聞くと、「市場は浮かれている」と慎重な見方を示した。
――米国や日本の株式市場は新政権を歓迎しているようにみえます。
「法人税の大幅な引き下げ、数兆ドルにのぼるインフラ投資、金融やエネルギー分野でのこれまでの規制の撤廃。新大統領が掲…
●トランプ氏と傘下企業との利害対立、米国民の6割が懸念
CNN 2016.11.24
トランプ氏の展開する事業について、大統領職との利害対立を懸念する声が浮上している
「不動産王」としても知られるドナルド・トランプ米国次期大統領が在任中に傘下企業の経営権を子女に委ねたとしても、大統領職と事業権益などに絡む利害対立を防ぐ十分な対抗策に成り得ないと米国民の約6割が懸念していることが最新世論調査で24日までにわかった。
CNNの調査によると、利害対立を阻止するため事業展開の主導権は子どもに委ねると主張するトランプ氏が経営もしくは利害を持つ企業は500社以上。トルコ、カタールやサウジアラビアなど少なくとも25カ国での約150事業も絡む。
企業倫理などの専門家は、トランプ次期大統領ほど利害対立や事業権益に絡む政治的汚職の問題との関わりが注目される大統領は歴代にいなかったと指摘。トランプ氏が傘下企業の経営から離れたとしてもその懸念は続くとも述べた。
CNNと世論調査機関ORCが共同実施した今回調査によると、米国民の59%がトランプ氏による利害対立の回避策は不十分と回答。満足出来るとしたのは39%だった。
この中でトランプ氏は最近、ツイッター上で自らの事業展開は大統領選前から周知の事実と主張。利害対立などの問題を騒ぎ立てるのは不正なメディアだけと述べた。
トランプ氏の政権移行チームには、長女イバンカ氏、長男ドナルド・ジュニア氏、次男エリック氏にイバンカ氏の夫ジャレッド・クシュナー氏が加わっている。イバンカ氏夫妻は、日本の安倍晋三首相とトランプ氏との先週の会談にも同席していた。
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