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てらまち・ねっと



 鹿児島県阿久根市のこと。
 ここところ、ときどき、ブログで整理している。
 市長のやっていることは、権力のおごり、傲慢としかいいようがない。
 市長・首長によるこれほどの意図的混乱の例は極めて少ないだろう。
 そもそも、予算や議案を提案した「市長側」が議会に出席しないというのは聞いたことが無い。
 
 日々の出来事、順に、インターネットのニュースは拾っていた。

 先日は、
     「市の広報紙には『市民アンケート』も掲載し、
      『議員報酬は現状か、日当制か無報酬か』など3項目を質問、
      郵送での回答を求めた」

 という。

 さらに、市総合運動公園の整備の入札の疑惑。

 以前、市長が社長をしていた会社が、市発注公共工事の指名競争入札で、最低制限価格とわずか1円差で落札していたという。
 副市長が不在の阿久根市では最低制限価格は市長が決めるため、反市長派市議らは「不自然な入札だ」と批判しているという。

 これについては、市長が自らのブログで反論しているので、
 後半でリンク・紹介しておく。

 ともかく、3月末までには議会は済むから、
 そう思って様子を見ていたら、 
     「26日は、2010年度一般会計当初予算案の委員長報告や採決の後、一般質問となる。
      26日も市長が欠席した場合、一般質問は4月19日の最終本会議に持ち越される見通し。」
 だという。
 
 なお議会側は、「市民への報告会」を各地で展開するらしい。

 「まだ、決着せず」、その雰囲気。

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●阿久根市議会予算委 答弁拒否8部署に 南日本 2010-03-13

●阿久根市長、市議会特別委にも出席拒否
     朝日 2010年3月15日12時16分
・・・・ 特別委が出席を求めたのに対し、竹原市長は総務課長を通じて(1)マスコミの廊下や階段での撮影禁止
(2)マスコミの議場内での撮影禁止
(3)市民に議会や委員会での録音や撮影を開放する
――の3条件を改めて求めてきた。
 特別委としてはこれまで通り要求を受け入れず、午前11時前、この日の審議を終えた。

●阿久根市口座差し押さえ命令、元係長賃金未払いで
       2010年3月16日 読売新聞
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)が、懲戒免職処分にした元係長の男性(45)への未払い賃金の支給を命じた鹿児島地裁の判決に従っていない問題で、地裁川内支部は強制執行の手続きに入り、市の口座がある金融機関に約222万円の差し押さえ命令を出した。命令は12日付。

●阿久根市長、議会ボイコットは「報道機関へのお仕置き」
     朝日 2010年3月14日21時31分
・・会場からの意見は市側が指名する形で進行し、市長への批判が出たのは開会から1時間以上後。若者らの市民団体「阿久根の将来を考える会」の川原慎一会長は、報道機関の傍聴を理由とした竹原市長の市議会ボイコットについて、「市民への説明責任を怠っている」と発言した。これに対し、竹原市長は「議会には『環境をつくって下さい。待ってます』と言った」と答えた。

●阿久根市長持論展開 市民懇談会
       朝日 2010年03月16日
 阿久根市の竹原信一市長が報道陣を避けるようになって約3カ月。阿久根市民会館で14日にあった市民懇談会で竹原市長は、久々に多数の報道陣がいる前で持論を展開した。公開された市民懇談会で竹原市長は何を語ったのか。(三輪千尋、周防原孝司)

 竹原市長は冒頭、約20分間にわたって持論を展開。「(最初の市長就任から)8カ月くらいで不信任され、再選。でも今の市議会での状況はやっぱり不信任のまま。私が出す政策にはことごとく反対の意図を持って質問が出される」「市長だから人事はできるはず。ところが本人の意思に沿わない降格(人事)をすると公平委員会に訴えられます。人事異動ができないようじゃ経営者としての資格はない」と、自身の対応の正当性を訴えた。

    ■
 この日の市民懇談会には、法令を無視する政治姿勢や障害者に関するブログ記述、市議会のボイコットについて、竹原市長の話を聴こうと多くの市民が詰めかけた。会場からの質問を受け付けたが、竹原市長の支持者を指名する場面が目立ち、会場から不満の声が相次いだ。

 懲戒免職処分にした職員の問題では、職員に未払い給与を払うよう命じる裁判所判決が出たにもかかわらず「なぜ払わないのか」という質問があった。これに対し、竹原市長は「命令に従わない職員を置いておくわけにはいかない。市民の税金でございますよ。市民に説明ができない」と話した。

 さらに参加者から「裁判所の命令になぜ従えないのか」と問われると、「裁判所は神様ではない」とし、「あなたは市民の代表ではない。市民の財産を市民に選ばれた私が命令に従わない人間に渡せない。この判断は間違っていない」と言い切った。

 また、「高度医療のおかげで機能障害を持ったのを生き残らせている」というブログ記載について話が及ぶと、会場の市民から「謝れ」「説明しろ」と声が飛んだ。竹原市長は「謝れ謝れって、謝る対象がない。あなた誰?」といら立った様子で怒鳴る場面も見られた。

 竹原市長は「マスコミは歪曲(わい・きょく)報道ばかりする」とマスコミを批判。批判的な発言をする参加者に「黙っとけ」と大声で一喝する場面もあった。

    ■
 8人の職員にも参加者から質問が飛んだ。「民間との給料格差をどう思うか」「竹原市長の改革に協力する気はあるのか」と問われた8人は「業務をしっかり行うだけです」などと答えた。

 すると、竹原市長は「竹原の改革に協力するつもりはあるのかないのかについての答えがない」と発言。8人は「市民の福利厚生の向上のため、1人の職員として頑張りたい」「改革の内容については色々ある。市長の命令は地方公務員法に違反しない限りは従います」などと答えた。

 それを受けて竹原市長は「分かります? この感覚。私は自衛隊時代に、上司の意図をくんで成果を上げる努力をしろと教わった。今の返答からそれが感じられますか? 厳しいですね。この現状を変えます」と話した。

●阿久根市予算案、減額し議会委可決 新規事業一部認めず
     朝日 2010年3月17日16時2分
 市長の議会ボイコットなどで混乱している鹿児島県阿久根市議会の予算特別委員会(議長を除く全15人)は17日、新年度予算案について審議し、竹原信一市長や執行部側が説明や答弁を拒否した8部署の予算案のうち、2部署の新規事業約1億3200万円を減額する修正案を賛成多数で可決した。26日の本会議で採決する。

 減額したのは生きがい対策課と教育委員会学校給食センターの関連予算。竹原市長が公約に掲げた学校給食費の半額化や保育園新設の予算案が対象で、「説明がないとわからない」として認めなかった。減額分の約3700万円は道路整備などの土木費に付け替えており、実質的な減額分は約9500万円。
・・ 

●阿久根市長:司法との対決姿勢、広報紙で鮮明に
      毎日新聞 2010年3月17日
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は16日配布した広報紙「広報あくね」3月号で、懲戒免職処分とした元係長との法廷闘争を巡り、「相手が裁判官であっても妥協しません」と司法への対決姿勢を鮮明にした。市長は未払い賃金支払いを命じた鹿児島地裁判決に従わず、地裁川内支部が市の預金差し押さえ手続きを始めるなど異常な事態となっている。

 市長がコラムで批判したのは、裁判所のほか、3職員の降格の取り消しを判定した市公平委員会。「おなじ公務員の裁判官や元(市)職員などによってなる公平委員会が、自分の為の仕事をしたと感じている。公務を自分のためにやってはばからないというのでは、訴えた職員たちと同じ」などと独自の視点で非難。また、「職員組合がよりどころにしてきたのが、裁判と公平委員会、そして道理無用の多数決議会」とも言及した。

 また、広報紙では市民アンケートも掲載し「議員報酬は現状か、日当制か無報酬か」など3項目を質問、郵送での回答を求めた。反市長派市議は「相次ぐ裁判敗訴や最近の議会出席拒否で高まった自分への批判をかわすのが狙いでは」と冷ややかに批判している。【馬場茂】

●法律・議会・組合…打つ手なし? 空転の阿久根市議会(1/2ページ)
朝日 2010年3月18日5時45分
 マスコミが傍聴席にいることを理由に「市議会ボイコット」を続ける鹿児島県阿久根市の竹原信一市長。議会出席拒否だけでなく、特定の課長に答弁拒否を強いて、新年度予算案を審議する議会を事実上空転させている。常識外の命令を職員は拒めないものなのか。

 11日から始まった阿久根市議会予算特別委員会。総務課長ら8人が「市長から質疑などに応じないよう言われた」として予算案の説明や質疑を拒み、退席した。

 公務員の義務として地方公務員法第32条は、職員は法令、条例、地方公共団体の規則などに従い「上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない」と定めている。

 今回の課長らへの竹原市長の指示について、総務省の担当者は「首長の命令であっても、例えば殺人など明らかな法律違反行為の場合は従う必要はない」と話す。ただし、「答弁拒否」の指示を制する法令はないとし、「条文がないので何とも言いようがない」とも。

 鹿児島県議会事務局の担当者は「議会は市長が提案した議案を議決してもらうために開かれたもの。そのための説明は当然あってしかるべきだ」と指摘する。

 議会は対抗できないのか。地方自治法第121条では「首長などは、議会の審議に必要な説明のため議長から出席を求められた時は議場に出席しなければならない」と定めている。だが、「課長はあくまでも市長の補助員という立場」と市の議会事務局。議会関係者は「課長を答弁させるかさせないかは市長の判断だが、課長に答弁させないのなら、市長は自ら説明する義務がある」という。だが、市長が出席や説明を拒否しても罰則規定はない。

●阿久根市工事 市長在籍の会社落札 市長が決定の最低制限価格 1円だけ上回る
         =2010/03/20付 西日本新聞朝刊=
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の妹が経営し、市長自らも社員を務める同市の建設会社が、2月の同市発注工事の入札で、最低制限価格より1円高いだけで落札していたことが19日、分かった。

 副市長が不在の阿久根市では、入札に参加する指名業者も最低制限価格も市長が決める。市長は入札への不正な関与を否定しているが、同業者からは「今の仕組みでは市長が情報を流したと疑われても仕方がなく、改善が必要」と指摘する声が上がっている。

 竹原市長は同日、西日本新聞の取材に「これまでの入札で最低制限価格の予想はつく。数円の中に数社おり、誤差の範囲」と説明した。

 同社が落札したのは2月26日入札の「総合運動公園施設整備工事」で地場の9社が参加した。事前公表の予定価格は約551万円で、同社は入札1回目で、最低制限価格(税別)より1円高いだけの446万477円で落札した。

 最低制限価格への10円以内の近接は別に2社あり、1社は4円高くて次点、もう1社は3円下回って失格になった。

 竹原市長の親族会社が同市発注工事を落札したのは2008年9月の市長就任後2件目。落札できなかったり、失格になったりしたことも約30回あるという。

 阿久根市では、議員には市議倫理条例があり「請負契約などについて市民に疑惑を抱かせることのないよう努める」と規定しているが、市長の政治倫理条例はない。

 竹原市長は「条例があってもインチキする人はするし、しない人はしない」と話している。

●鹿児島・阿久根市:最低制限価格の1円差で市長関係会社が落札
毎日新聞 2010年3月20日 
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)の親族が経営する建設会社が、市発注公共工事の指名競争入札で、最低制限価格とわずか1円差で落札していたことが19日分かった。最低制限価格は市長が決めるため、反市長派市議らは「不自然な入札だ」と批判している。

 竹原市長は05年12月の市議就任までこの会社の社長で、現在も社員。毎日新聞は市総務課を通じて市長に取材を申し込んだが、同課は「市長は何も答えなかった」と答えた。

 工事は市総合運動公園の整備で、2月26日に9社が入札。同社が最低価格446万476円を1円上回る価格で落札。予定価格は公表されるが、最低制限価格の比率は市長が決める。この工事は85%で1社は最低制限価格を下回り失格した。

 この問題を巡っては、反市長派市議が一般質問で追及する予定で、通告していたという。しかし、市長の出席拒否で質疑は行われていない。市長が指名業者の社員であることについては、これまでの議会で反市長派が「不正の恐れがあり辞めるべきだ」と追及。市長は「私は不正をしない」と答弁している。【福岡静哉】

 ↓ 阿久根市長のブログ  さるさる日記 から転載 ↓

■2010/03/20 (土) 反対派議員と共に腹いせをする読売新聞

BBSから転載

阿久根市長、連日の出席拒否…入札問題追及予定 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100319-OYT1T01131.htm

 鬼の首でもとったかのように反市長派が騒いでおりますが、

阿久根市工事 市長在籍の会社落札 市長が決定の最低制限価格 1円だけ上回る / 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/159735
 竹原市長は同日、西日本新聞の取材に「これまでの入札で最低制限価格の予想はつく。数円の中に数社おり、誤差の範囲」と説明した。

 同社が落札したのは2月26日入札の「総合運動公園施設整備工事」で地場の9社が参加した。事前公表の予定価格は約551万円で、同社は入札1回目で、最低制限価格(税別)より1円高いだけの446万477円で落札した。

 最低制限価格への10円以内の近接は別に2社あり、1社は4円高くて次点、もう1社は3円下回って失格になった。

 竹原市長の親族会社が同市発注工事を落札したのは2008年9月の市長就任後2件目。落札できなかったり、失格になったりしたことも約30回あるという。
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実はぎりぎり失格の一社は反対派 岩崎議員の親族が経営。

と言うことで、三笠興産への落札が異常に多くなったなどと騒いでいた反市長派連中のデマは西日本新聞の記事によって、今回は否定されることになった。


●阿久根市長「ブログ、メディアに出す」 運動部生徒の大会出場禁止、県立高に撤回求める
      南日本 2010-03-20
 阿久根市の竹原信一市長が18日、同市の県立鶴翔高校(○松和成校長)に対し、同校が生徒指導を理由に決めた運動部の男子生徒の試合出場禁止を取り消すよう求める際、「変更しないならブログ(日記風サイト)やメディアに出す」などと伝えていたことが19日分かった。竹原市長は同日、取材に応じなかった。
・・・・・・・・・・・
 
●阿久根市長、19日も本会議欠席 一般質問は26日に延期
         南日本 2010-03-19
 阿久根市の竹原信一市長は19日も市議会への出席を拒み、本会議は18日に続き、開会20分で散会となった。議員11人が予定していた一般質問と、職員給与を平均約6%カットする条例改正案の追加提案は、26日の本会議に延期された。

 19日は午前10時に開会したが、竹原市長ら執行部側は議場に現れなかった。

 26日は、2010年度一般会計当初予算案の委員長報告や採決の後、一般質問となる。議会事務局によると、26日も市長が欠席した場合、一般質問は4月19日の最終本会議に持ち越される見通し。

 竹原市長の議会欠席は4、5、10日の総括質疑、15日の予算特別委員会、18日の一般質問に続き6回目。

●阿久根市議会:市長辞職求める声も 議会報告会開催へ--5回目流会 /鹿児島
        毎日新聞 2010年3月20日
 竹原信一市長の出席拒否や課長答弁禁止などで空転が続く阿久根市議会。5回目の流会となった19日の本会議後、浜之上大成議長と一般質問を予定していた議員11人が記者会見。市長批判を一層強め、辞職を求める声も。市長の出席拒否など現状を市民に説明する議会報告会を、29日から市内5カ所で開く。

 鳥飼光明議員は市長から不信任案提出を電話で求められたことを公表し「市長自ら辞職したらいい」と批判。木下孝行議員は「市長が不信任決議案を出せと言うのは議員を陥れる策略」と応じる考えはないとした。「市民からリコールが出るのがいい」(児玉賢一郎議員)と市長解職請求運動に期待の声も。

 浜之上議長は「自治体の意思決定の場に市長が出ないのは、民主主義の否定で常軌を逸している」と市長の出席拒否を改めて批判。牛之浜由美議員も「子育て支援事業などについて聞いて欲しいと、住民の方々からたくさん要望されていたのに」と唇をかんだ。

 報告会日程は次の通り(時間はいずれも午後7時~9時)。
 3月29日=脇本地区公民館▽同31日=鶴川内地区集会施設▽4月1日=市民会館大ホール▽同2日=西目地区集会施設▽同6日=大川中体育館【馬場茂、福岡静哉】


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