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てらまち・ねっと



 4年ほど前に親戚の山(湿地)からいただいてきた数十株のミョウガが、広がった。
 もちろん、1メートル幅程度の畝として囲ってあるので、収穫は楽。
 8月中旬前から採れ始め、今は、ずんぐりと膨らんだ実がたくさん。
 このあたりの自生種のミョウガの時期は「中晩生」種との印象。

 昨年植えた「陣田早生」は、6月末から出ている。
    (6月28日ブログ⇒ ◆早生ミョウガの出始め/昨年春に植えた「陣田早生」から
 時期が過ぎたけれど、今、プックリしたいい実が出て来る。

 それらをパートナーが料理してくれたので、今日のブログにその写真をもらった。
 ところで先日18日、中日新聞の文化欄に上野千鶴子さんの写真入りの大きな記事があった。併せて、ブログに。

 なお、今朝パソコンを立ち上げたら、不調の気配を感じたのでセーフモードで立ち上げ直した。
 今年の春のパソコンのトラブルで、(私の)デスクトップPCのタッチディスプレイはセーフモードを表示しないことが分かっていたので、倉庫の作業で使っている前機のWin-7のディスプレイを外してきてセットする手間がいった。
 ともかく、復調。でブログを作った。

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●ミョウガが、たくさんとれはじめた。
プックリしているのはつぼみの部分、花ミョウガとも


形の良いものは、甘酢漬け


長く伸びたし具の部分と、大きすぎるもの、
ふくらんでいなくて堅そうなのは、
薄切りにして、炒め煮に。


最後に花かつおを入れて、火を止めれば、
香りのよい常備菜に。


甘酢漬けは、一日たてば、おいしい。

●先日、中日新聞の文化欄に上野千鶴子さんの写真入りの大きな記事。

7月17日、名古屋のウイルあいちでのわいわいWANの
イベントの前の「全国一斉アクション」での記事。



2015年8月18日 中日新聞
写真をクリックすると拡大。

<曖昧語が映す社会>(3) 
社会学者・上野千鶴子さん 

2015年8月18日 中日新聞

 歩みの遅い台風11号が過ぎた七月十八日。名古屋市内の歩道に立つ八十人を超す市民らに向かい、上野千鶴子さん(67)がメガホンを握った。「このまま安保法案を通したら、国会丸ごと違憲です。今踏みとどまらなかったら、後の子どもたちに顔向けできない」。強い存在感。理事長を務める認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)のイベント前、作家の澤地久枝さんが呼び掛けた全国一斉アクションで“ほえた”。

 政治の中で意味をなさなくなっている言葉として「信頼」を挙げる。

◆裏切りに怒りを表す時
 「私を信じてくださいというのは白紙委任と同じ。ぐだぐだ言うな、注文付けるな、多数決で選ばれたんだから後は私に任せなさいと。それを普通は独裁というの。全権委任なんてした覚えないよ」

 安全保障関連法案の衆院特別委員会強行採決、衆院可決、参院審議へと、強引に進める安倍晋三首相がさまざまな場面でいう「私を信じてください」「確信しています」に怒っている。

 「信頼して」と言い続けた政治家たちが、いかに信頼を裏切ってきたか、上野さんは指摘する。消えた年金、年金情報流出と続く年金不祥事。さらに福島第一原発事故も。「当時の野田首相の収束宣言も、東京五輪招致での安倍首相の『アンダーコントロール』(管理されている)もうそっぱちだった」。東京電力や科学者に対する信頼も揺らいだ。さかのぼれば、戦時中の「必勝の信念」。神風は、吹かなかった。

 「そうなると、信頼してくださいという言葉自体が『それウソだろう』と皆が感じる言葉になっている。どこまでしらを切るかという、役者度が政治家のバロメーターみたいになっている」

 民主主義で必要なのは、主権者の「信頼」を獲得することではなく、「納得」を獲得することだと強調する。「主権者は納得すれば同意する」。そして「根拠を示せば納得できる」。原発事故では、根拠を示すどころか、あらゆる面で秘密体質だったと憤る。

 信頼は何度も揺らいでいるのに、誰も責任を取っていないことにも怒っている。「安倍首相は責任を負うようなことを発言するけど、でも人質事件の際にもそう言ったのに二人の命が奪われた。責任取った? 原発再稼働も同じ。命が失われたらどうやって責任取るの? 取れないよ」。責任という言葉も誰も信じなくなった。

 そして-。「信頼を何度も裏切られた人たちが感じる感情は怒り」だと。だから今、国民は皆怒っている。「もともと怒っていたと思う。やっと、怒りを表現している」

 一九六〇年安保闘争で国会を二、三十万人ともいわれるデモ隊が囲み、岸内閣が退陣に追い込まれた。原発事故の際は、脱原発を叫び、最大二十万人(主催者発表)が国会前に。上野さんは「再稼働ができない日々が続いたのは、国民の声の力」と見る。

 今、若者たちが「あのときが分かれ目だったって後で言われたくない」と活動を続け、政治的な発言を普通はしない学者たちも、速いスピードで「学者の会」を組織した。各地で市民らが怒りの声を上げている。「信頼を裏切ることへの怒りがこれほど怖いことだというのを思い知れよということ」

 新国立競技場計画の白紙撤回を、安保法案が衆院を通過した翌日に発表したことも、前向きに考える。「納得できないと言い続けてついに押し戻した。おかしいと声を上げれば、変わるのだという『勝ち癖』の実感がすごく大事」。どれだけ怒りが続くか、忘れずにいられるか。「怒りやあらゆる要求は、表現しない限り存在しないのと同じだからね」。WANのイベントでも繰り返し、参加者にハッパを掛けた。

 政治家は、本来、信頼という言葉をどう使うべきなのか。上野さんは苦笑して、臨床心理学者の故霜山徳爾さんの言葉を教えてくれた。「信頼とは獲得するものではなく、贈られるものである」

 「信頼は自分がほしいと求めるものではなく、信頼を受ける相手から贈られるもの。素晴らしい言葉でしょ。求めて得られるものじゃないんです」
(野村由美子)

 <うえの・ちづこ>1948年富山県生まれ。東京大名誉教授、立命館大特別招聘教授。京都大大学院博士課程修了。専門は女性学、ジェンダー研究。94年『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞。「安全保障関連法案に反対する学者の会」の発起人も務め、自身も国会前や各地のデモなどに参加している。 



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