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てらまち・ねっと



誰もがエエッ!!!
山県市議会の自主解散を求める請願が議会運営委員会で「採択すべき」と決定。

今日11月26日(月)10時から山県市議会の議会運営委員会。
会議出席者は、議会運営委員会の委員5人に議長と副市長ら。傍聴は議員6人。
最後の議題は、「付託案件 山県市議会議員選挙におけるポスター代水増し詐欺事件を受けて 議会の自主解散を求める請願書について」

 議長室には副議長も来ていた。
 (行政)幹部は、急いで会議中のもよう。

 関連情報は

   ◆7月19日 議会は自主解散を、の請願。請願本文を掲載
   ◆7月21日 本会議では議運とは一転、臨時議会での扱いを拒否。新聞記事など
   ◆7月22日 議会自主解散の請願のこと。市民に伝えるニュース
   ◆9月28日 9月議会で継続審査になったこと

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ここのところ6位、7位、8位あたり

 議会運営委員会での発言・議論の要点を私のメモから速報。

委員長「継続審査になっているこの請願について、ご意見をどうぞ」

A委員「個人的には本来なら9月10月頃に自主解散すべきだったと思う。が、議会として何もできなかったことを反省すべきだと思う。市民からは、議会は容疑者を擁護しているといわれる。若干遅いとは思うが、けじめとして自主解散すべき。それが、信頼を得ることになる。自主解散を求める。」

B委員「私も同じように思う。行政は大変だと思うが、市民からは厳しい批判がある。11月1日のボーナス期を過ぎて辞めたのではないか、議員をかばったのではないか、といわれる。自分としては解散すべきと思う。」

C委員「6月に発覚して、今回にいたった。いろんな批判をいただいた。本人たちの耳には届いていないだろうが、私たちが批判されている。厳粛に受け止めて、自主解散した方がいいと思う。」

D委員「議会の権威が問われる。あと2人だけ。何で自主解散をしなければいけないのか。予算もある。しっかりやるべき。リコール制もある(から、そうならともかく)。現在解散するのは付和雷同にみえる。自主解散に反対だ。」

B委員「(議員の職を)延ばしてやったという話も出る。市民の声は厳しい。」

D委員「市民の声といっても、1人でも2人でも『声』だ。自主解散は法的には認められても、すべきではないと思う。本議会で決定すべきだ。」

委員長「議会運営委員会としての採決をする。・・・起立3名、着席1名。議会運営委員会としては、請願を採択することに決まった。」


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(以下、私の解説)

● 議会の日程は
12月議会定例会は、12月3日開会。最終日12月19日(水)午前10時からの本会議最終日、請願は議案の順番としては最後になるが、この請願についての委員長報告として議会にこの結論が示される。

● 請願は
 山県市議会の議員定数は22人。5人が辞職(8月に2人、11月に3人)しているから現在17人。請願は単なる議案として、通常どおりの「出席議員の過半数」で採択される。採択の見込みは極めて高い。

● 解散手続きは
 もし、自主解散の請願を採択すれば、おのずから議会は「解散」を議題とすることになるから、休憩してから議会の解散の議案が上程される。
 解散という特別な議案については、定数の3/4以上の議員の出席で会議が成立、4/5の同意があれば可決される。17人(この場合は、議長も採決に加わることができる)の4/5とは「14人」。17人中の14人の賛成があれば解散となる。逆に言うと、反対が4人あれば、解散は成立しない。

● 解散が成立したら
 解散が決まれば「40日」以内に選挙。選挙日は選挙管理委員会が決定するが、常識的にはできるだけ遅い日、つまり1月後半の日曜日となるのだろう。

  なんとまぁ・・・ハプニング続きの山県市議会


コメント ( 2 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
山県議会も大変だ! (藤田ノラ)
2007-11-26 13:09:03
 市民派議員がんばれー!
請願採択とは、あることなんですね。こっちは各会派へ紹介議員のお願いをしてきたところです。会おうともしない多数会派のマンネリ議員に対し、次の一手が必要になりました。

「富山市議会これでいいの?会」は、署名を盛り上げます。市民の政治は先ず知らせることから始まります。無関心は自分自身が気付いていなくも、時に大変な事態や罪をもつくります。早く知らせる、考えてもらう、ともに声をあげる!が、誰でもやれる市民運動ですね。
 
 
 
富山でも、ご苦労様 (●てらまち)
2007-11-26 22:01:17
★藤田さん、こんにちは。

>市民派議員がんばれー!

⇒ありがとうございます。

>請願採択とは、あることなんですね。こっちは各会派へ紹介議員のお願いをしてきたところです。会おうともしない多数会派のマンネリ議員に対し、次の一手が必要になりました。

⇒何かと大変ですね。

>「富山市議会これでいいの?会」は、署名を盛り上げます。市民の政治は先ず知らせることから始まります。無関心は自分自身が気付いていなくも、時に大変な事態や罪をもつくります。早く知らせる、考えてもらう、ともに声をあげる!が、誰でもやれる市民運動ですね。

⇒がんばってください。
 一人ひとりが主権者です。運動を進めていく中で、そういうことに目覚めていくもの。
 市民としての運動が「主権」ということに関しての自覚を育てますよね。
 
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