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てらまち・ねっと



 最近で、もっとも国民の心情を言い当てたと思った表現は、★≪「さる10月10日、かつてこれほどまでに総選挙の公示日が“失望”に包まれたことがあっただろうか≫(「“排除”宣言で幻に」NEWSポストセブン10月12日)。

 次は、★≪かっこいいヒロインを演じ損ねた小池さんに代わって、有権者の目には枝野さんが健気なヒーローのように映っている≫(「枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立」dot.asahi 10.10 )。

 それと、古賀茂明氏の★≪小池氏、前原氏のどっちが“自分ファースト”? 年末に野党再編第2弾も」≫(dot.asahi 10.9)は、一部に考え方の違うところもすぐに感じたが、基本的には同調的に読めた面白い意見だった。

 ということで、まだ、選挙は序盤、今後自民党がこけることだってあるかも。今日は次を留めておく。

●比例東京で自民が首位奪還、立憲民主は希望に並ぶ=JX通信社 衆院選第3回情勢調査/ヤフー 10/9
●大村愛知県知事 衆院選で希望の党応援方針を事実上撤回 3知事での街頭演説も行わず/東海テレビ 10/11
●共謀罪賛否、希望の党は答えず 市民団体が政党アンケート/西日本 10月09日

●枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立/dot.asahi 10.10
●参院会長「民進党は解党しない」 希望からの出戻りも想定/日刊ゲンダイ 10月12日
●立憲・枝野代表 民進と連携へ 復帰は否定/毎日 10月12日

●古賀茂明「小池氏、前原氏のどっちが“自分ファースト”? 年末に野党再編第2弾も」/dot.asahi 古賀茂明 2017.10.9
●“排除”宣言で幻に 「小池総理&野田聖子都知事」構想/NEWSポストセブン 10月12日 

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●比例東京で自民が首位奪還、立憲民主は希望に並ぶ=JX通信社 衆院選第3回情勢調査
    ヤフー 10/9(月) 15:29
米重克洋 JX通信社
希望の党の息切れが鮮明になってきている。筆者が代表を務める報道ベンチャーのJX通信社が先週・先々週に続き10月7日(土)・10月8日(日)の両日に実施した東京都内での衆院選情勢調査(第3回)では、前回比例東京ブロックで首位だった希望の党への投票意向が11ポイント下落し18%にとどまった。一方、自民党は1ポイント増で首位を奪還。更に、初登場の立憲民主党が18%で希望の党に並んだ。

先週の前回調査時点では、希望の党を「支持政党」として答える人が16%、「投票意向先」として答える人が29%だった。つまり「支持政党」とまではいかずとも投票先として考える人が約13ポイント分はいたことになる。しかし、今週はうって変わって、同党を支持政党として挙げる人は13%(前回比3ポイント減)なのに対して「投票意向先」として答える人は18%(11ポイント減)と大きく下落した。党支持層の離反よりも、無党派を中心とした「期待」や、反政権の意思表示としての「消極的な選択」としての投票意向が大きく減った格好だ。

希望の党を巡っては、候補擁立や公認プロセスでの混乱に加え、都民ファーストの会からの2都議離党などの混乱が毎日テレビの情報番組を通じて大きく報道されるなか、小池百合子代表(東京都知事)のお膝元である東京での減速が鮮明になったといえる。同時に、小池百合子知事を「強く支持する」「どちらかと言えば支持する」と答えた有権者は前回から更に12ポイント減って36%となった。この2週間では計22ポイント下落したことになる。希望の党の減速傾向は朝日新聞や読売新聞などの全国世論調査でも明らかになっているが、地盤とする東京都内でも小選挙区・比例ともに当初の相場観よりかなり苦戦が予想される数値だ。

立憲民主、東京では「反政権票最大の受け皿」に
一方で、新たに立ち上がった立憲民主党は早くも反政権票最大の受け皿になりつつある。立ち上げ間もないにも関わらず、比例東京での投票意向先として希望の党とほぼ並んだ。安倍政権を支持しないと答えた有権者の投票意向先では、立憲民主党がトップとなっている。

JX通信社が6ヶ月間情勢調査を実施・公表してきた今夏の東京都議選では、政権不支持層が主として都民ファーストに投票し「安倍政権も小池知事も不支持」とする層が共産党に集中するという有権者の選択パターンが見られた(このことが板橋区や北区などの複数人区で自民候補が共産候補に競り負ける現象を生んだ)のだが、今回は立憲民主党が「反政権票最大の受け皿」になることで、相対的に共産党への投票意向が減少して

こうしたことから、選挙戦全体では安倍政権不支持層を希望と立憲民主が大きく分け合う状態になっている。本稿のデータは東京都内のもののみだが、小選挙区制の性質上、反政権票が大きく分かれることで自民・公明候補により有利になる構図が出来つつあるとも言えそうだ。

まだ公示前で投票日まで2週間近くあるため情勢は流動的だが、やや気がかりなのは選挙に「大いに関心がある」と答えた人が前週比で4ポイント減少したことだ。一旦高まったかに見える関心が今後より減退すれば、投票率の低下も懸念される。

●大村愛知県知事 衆院選で希望の党応援方針を事実上撤回 3知事での街頭演説も行わず
       東海テレビ 10/11(水) 12:50
 愛知県の大村秀章知事は、今回の衆議院選挙について「特定の政党の応援は控える」と話し、希望の党を応援するとしていた方針を事実上撤回しました。

 大村知事はこれまで、今回の衆院選で希望の党の候補者を応援すると明言していましたが、事実上撤回し、選挙戦から距離を置く姿勢を示しました。

 方針を変更した理由については「これが今の判断で、途中経過は申し上げない」と明らかにしませんでした。

 大村知事は先月、東京の小池知事や大阪の松井知事と会談し、3人で街頭演説する計画も示していましたが、「認識に違いがあった」として選挙中には行わないとしました。

●共謀罪賛否、希望の党は答えず 市民団体が政党アンケート
    西日本 2017年10月09日
 市民団体「共謀罪廃止のための連絡会」は9日、衆院選を前に各政党などに対し、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法への考え方を問うアンケートの結果を発表した。希望の党は回答しておらず、連絡会は、これまでに党のスタンスを示していないと指摘した上で「有権者に見解を知ってもらいたかったのに政党としていかがなものか」と批判した。

 アンケートは郵送で実施。「廃止に賛成か否か」を聞いた。
 自民は「廃止・修正する必要はない」と回答。「廃止に賛成」としたのは立憲民主、共産、社民、沖縄の風。回答がなかったのは希望と公明、日本維新の会、自由。

●枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立 
       dot.asahi 2017.10.10 07:00 ※週刊朝日 2017年10月20日号
 SNSの世界では“支持率”が断然トップに──。枝野幸男元官房長官が代表を務める「立憲民主党」のツイッターのフォロワー数が結党から2日で10万を突破し、自民党の11万5千を抜いて、14万8千に上っている。一方、希望の党はわずか5千で最下位に沈み、民進党が事実上解体して結成された二つの新党は明暗を分けた(10月6日現在)。

 だが、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の世話人で法政大学教授の山口二郎氏は、慎重な見方を示す。

「投票行動に直接結びつくとは限らない。まったく楽観できないし、引き締めていかないといけない。目標値として30議席くらい取れれば、野党再編の中核を担えるようにしたい」

 とはいえ枝野氏の街頭演説には多くの聴衆が詰めかけ、枝野コールが起きるなど反応は上々。衆院選の「台風の目」となる可能性もある。慶応大学名誉教授の小林節氏もこう指摘する。

「森友・加計問題など安倍首相の権力私物化にキレかかった国民の支持を得るのではないか。選挙はだいたい4割以上の有権者が棄権しており、自民党にも共産党にも入れたくない中間層の受け皿になる。中道リベラル勢力は決して侮れない。かっこいいヒロインを演じ損ねた小池さんに代わって、有権者の目には枝野さんが健気なヒーローのように映っているのではないか」

 小池氏の「選別」発言や政策協定書などにブチ切れた民進党の前職・元職や新人の候補予定者が続々と立憲民主に流れている。立憲民主から出馬する前民進党の辻元清美氏は、本誌の取材にこう語った。

「私たちの政治姿勢は排除や分断ではなく、包括と対話です。私は最初から(希望の党には)なじまないと思っていました。両院議員総会ではみんな一致して希望の党に行こうという意見が多く、私は執行部にもおりましたので……。でも、同じようなモヤモヤを抱えている議員もたくさんいたようで、『私は行かない』と表明したら、続く人がどんどん出てきた感じです」

民進党には参院議員48人が在籍しているが(福山哲郎氏は立憲民主への合流を表明)、前原誠司代表は衆院選後に希望の党に合流する方針を打ち出している。しかし、民進党参院議員会長の小川敏夫氏が釘を刺す。

「それは前原さんの希望であって、何も機関決定していません。いま、連れていかれた先がボッタクリバーだったみたいな話になっている。希望の党との関係をどうするかは、残った参院議員全員と議論することになります。前原さんの一存では決められない」

 その一方、党籍を残したまま無所属で立候補した岡田克也元代表や野田佳彦元首相の身分保障はどうなるのだろうか。

「党籍は残っているので、当選すれば民進党の衆院議員です」(岡田氏の事務所)

「規約はどうなっているのかなあ。こんなの初めてで教えてもらいたいくらいです」(野田氏の事務所)

 混乱は当面続きそうだ。(本誌・小泉耕平、村上新太郎、亀井洋志)

●参院会長「民進党は解党しない」 希望からの出戻りも想定
   日刊ゲンダイ 2017年10月12日
 やっぱり、という展開になってきた。

 総選挙後に希望の党へ合流するとされてきた民進党の参院議員だが、一部で希望に移らず民進党に残り、民進党を存続させようという動きが出てきた。

 11日、都内で街頭演説した小川敏夫参院議員会長は、「民進党は解党しない。民進党を守り、再びリベラル勢力を結集する」と発言。「やむを得ず希望の党に行った人もいる。戻ってもらい、大きな器となりたい」とも言い、民進党の存続だけでなく、希望へ移った人たちの“出戻り”も想定しているようだ。立憲民主党や無所属で出馬している人との連携も描いているもよう。

 選挙では、小池都知事率いる希望は、公示前勢力の57議席を若干上回る程度で伸び悩むのではないかという予想。希望は小池頼みの“選挙互助会”が実態だけに、期待外れの結果なら、選挙後、党分裂が現実味を帯びる。民進党“復活”か、それとも野党再編か。混乱しそうだ。

●立憲・枝野代表 民進と連携へ 復帰は否定
  毎日 2017年10月12日 23時18分
 立憲民主党の枝野幸男代表は12日のBSフジの番組で、民進党の小川敏夫参院議員会長が同党の存続を主張していることについて「残った民進党の皆さんとどう連携ができるか考える」と述べ、選挙後に連携する考えを示した。

 枝野氏は「立憲と考え方がほぼ一緒の人がたくさんいる。いろいろな連携ができる」と述べた。

 小川氏は「リベラルを再結集する」として、民進党を残し、立憲民主党や無所属で出馬した民進党の前衆院議員らとの連携を目指すと表明している。枝野氏が応じる姿勢を見せたことで、両党は選挙後に連携する見通しになった。統一会派などを検討するとみられる。

 立憲は衆院解散に伴って結成された経緯があるため、参院議員が少ない。参院議員が残る民進党と連携することで、国会活動などでも利点があると判断したとみられる。

 枝野氏は「(民進党の)参院には立憲を応援してもらい感謝している」と述べた。一方で「選挙が終わったら『元さや』に戻るという話ではない」と述べ、民進党への復帰には慎重な姿勢を示した。【影山哲也】

●古賀茂明「小池氏、前原氏のどっちが“自分ファースト”? 年末に野党再編第2弾も」
     dot.asahi 古賀茂明 2017.10.9 連載「政官財の罪と罰」
政策の対立軸を「改革派vs.守旧派」と「タカ派vs.ハト派」という二つの軸で見ると…

 民進党が事実上解党して、9月25日に希望の党ができたと思ったら、今度は、10月3日に立憲民主党ができた。10日にも満たない期間で大規模な野党再編が起きたのだが、政治に明るい多くの無党派層の有権者は、なぜか今も投票すべき候補者や政党が見つけられず、漂流状態を続けている。

 その理由は、二つだ。一つは、政治家・政党に対する全般的な不信。もう一つは、憲法と安保を唯一の対立軸として動く新党の動きである。

まず、政治家や政党を信じられなければ、彼らが掲げる政策を議論しても意味がない。信じて投票しても後で裏切られてバカを見る可能性が高いからだ。
・・・(中略)・・

◆微かな希望は年末の野党再編第2弾
 こう分析すると絶望的な気分になるが、希望がないわけではない。それは、選挙後に希望の党の中で、小池氏の強権的な政治姿勢に対する反発が高まるとともに、憲法改正や北朝鮮対応などでタカ派的な路線がより明確化されれば、面従腹背していたハト派色の強い改革派が離党して新たな政治勢力を作る可能性がある。すでにそういう話をしている前議員もいるほどだ。

 新党設立のタイミングは、新党が来年の政党助成金をもらうための条件となる今年末だ。このシナリオが動けば、野党再編第2弾の幕開けは、意外と近いのかもしれない。

●“排除”宣言で幻に 「小池総理&野田聖子都知事」構想
      NEWSポストセブン 2017年10月12日 16:00 女性セブン2017年10月26日号
【小池都知事はどこでしくじった?】 
 総選挙の幕は上がったばかりなのに、「小池劇場」のクライマックスはすでに終了した様子。「女性総理誕生」のラストシーンが見たくて切符を買った人たちからは「カネ返せ!」と野次が飛びそうだが、まずは冷静にダメ出ししてみよう。快進撃を続けた小池百合子東京都知事は、どこでしくじったのか。

 立候補者が出そろう「公示日」は、選挙戦の火ぶたが切って落とされる初日。ニュースでは、党首や注目候補の街頭演説の第一声がこれでもかというほど流され、列島はこの日を境に選挙モードへと突入していく。さる10月10日、かつてこれほどまでに総選挙の公示日が“失望”に包まれたことがあっただろうか。

 振り返ると、この選挙が最も注目を集めたのは、公示の2週間前、小池百合子東京都知事(65才)が「希望の党」の結党を宣言した日だった。
・・・(略)・・・
しかし、結局、小池氏は出馬を断念せざるを得なかった。なぜ女性ツートップ計画は幻に終わってしまったのか。

◆総選挙後に起死回生の一手もある
・・・(略)・・・
いつの間にか四面楚歌になっていた小池氏は、かくして出馬を見送らざるを得なくなった。だが、もちろんこのまま黙っているわけではないだろう。

「選挙の結果を見て、“次の次”を虎視眈々と狙うはずです。場合によっては、希望の党の誰かを議員辞職させ、小池氏が補選に打って出て国政へ、なんていう仰天のシナリオも絶対にないとはいえません」(前出・政界関係者)

「ガラスの天井」は高く、厚かった、と言うのは簡単。まだチャンスはある。


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