寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

JR福山駅前から入江跡を辿る(その9)

2011年10月07日 | 郷土史
きたはま通りと本通が交わる地点の近くに木綿橋は架かっていた。戦前の地図を見ると橋の北詰に交番があり巡査が遊里へ出入りする者達を監視していたことがわかる。橋の南詰から東が新町遊廓であるが、これも空襲で丸焼けとなり現在ポツポツと残っているのは赤線時代の遺構である。

臓物煮込み屋で精をつけた男たちは地獄の一丁目と呼ばれた新町遊廓入口の最上丸(屋号)でタバコを買い求めて(今も自販機がある)登楼したという。ちなみに関東風の鰻を食わせる店の近くに遊廓・順風楼があった。

かつて地獄の一丁目と呼ばれた新町遊廓入口付近

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