寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福山市神辺町川南の夜泣き地蔵と常夜灯

2012年10月31日 | 郷土史
神辺宿の惣門は現・中国銀行神辺支店の辺りにあったと言われる。国道313号は福山城下町に暮らす者が神辺方面に向かう時にまず利用する道路である。

神辺町丁谷陸橋

離合の難しい広島県道390号よりも道路の幅はかなり広い。この国道を福山方面へ向かうと神辺町丁谷陸橋の先に夜泣き地蔵が祀られている。

神辺町丁谷陸橋から夜泣き地蔵を望む

夜泣き地蔵

水路の上に置かれた夜泣き地蔵を過ぎた辺りから国道は緩やかに右にカーブする。そして道路が直線になる手前に天保六年の銘が入った常夜灯が建っている。

神辺町川南の常夜灯(天保六年の銘あり)

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郷土史研究のプロとカス

2012年10月31日 | 日記
今まで出会った郷土史研究家で手本にしたいと思った人は2名いた。90手前と70代後半の男性でどちらも莫大な数の文献を読みこなし、現地調査と検証を丹念に行っていた。話を聞いたのは数回に過ぎないが、知識をひけらかさない(かつ出し惜しみしない)点は尊敬に値すると思った。私は「歴史のタブーを恐れず独自の視点を持ち粘り強く調べるように」とアドバイスをもらった。

せっかくなので全く手本にならぬ者達についても触れておこう。「これは、ワシ(ウチ)しかしらんじゃろーな」ともったいをつける輩ほど実は大したことはなく他人の猿真似で終わりがちである。また彼らの書く文章は豚脂のプカプカ浮かんだ■◆ラーメンのようにくどくて後味が悪い。そして大写真を無駄に使う稚拙さが共通している。マズイモノには最初から近寄らぬのがベストだ(笑)

※冒頭の画像は最終運行中の井笠バス(平成24年10月31日でバス事業廃止) 

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備後国神辺宿の惣門跡に向かう

2012年10月30日 | 郷土史
浄土真宗本願寺派・薬上山光蓮寺(こうれんじ)の敷地南側辺りはかつて餌差町と呼ばれていた。町の名は餌差が居住していたことに因む。

餌サシ町
光蓮寺ノ南ノ小路ナリムカシ鷹師鳥サシコヽニスム水野家ノ時マテモ田獵ノ役ツトムル人ハコヽニ置レシヨシナリ

『福山志料』

参考までに説明すると餌差(えさし)とはお殿様の鷹の餌となる小鳥を獲ったり育てたりする者のことである。広島県道390号三谷神辺線を南へ進む。時々テレビの取材を受ける鯛焼き屋を通過した辺りから国道313号線が視界に入っていくる。

広島県道390号(ポッポ屋付近)

神辺宿に残る古い水路

小さな古い水路の少し先、つまり広島県道390号と国道313号との合流点の手前辺りに神辺宿の惣門はあった。

広島県道390号(惣門近く)

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牛肉と糸こんにゃくのしぐれ煮

2012年10月30日 | 家飯
糸こんにゃくは食べやすい長さに切り分けて下ゆでして臭みを取っておく。小鍋に油を入れて加熱し牛肉と糸こんにゃくを炒める。

酒・みりん・醤油を合わせた調味液と実山椒の醤油煮を足して汁気がほぼ無くなるまで似る。適度な辛味のついたしぐれ煮は酒の肴にもなるが、熱々ご飯の上にのせてかきこむのが一番だ。

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福山市神辺町川南の光蓮寺(浄土真宗本願寺派)

2012年10月29日 | 郷土史
神辺宿のメインストリート(広島県道390号三谷神辺線)に出て十日市の浄土真宗本願寺派・薬上山光蓮寺(こうれんじ)に寄る。もともとは現在地から少し離れた南の山裾にあり天台宗の寺院(寺名は浄玄寺)であった。その後浄土真宗、真言宗に改宗、そしてまた浄土真宗に戻ったという複雑な歴史がある。

光蓮寺
藥上山淨土眞宗西本願寺末寺了波寛永ノ頃今ノ處ニウツシ建ツ古ヘ祐佳山淨玄寺トテ傳ノ弟子應開山天台宗ナリ十世行圓ト云ニ至リ眞言宗ニ改ム又九代了明ノ時存覺上人來寓シヲ弘ムヨツテ存覺ヲ開基トス了明ヨリ今ノ宗トナリ了波ト云時今ノ名ニアラタムト云

『福山志料』

光蓮寺の山号は薬上山

寛永年間に十日市に移り光蓮寺と改名した。神辺の大火の際には懸命の消火作業が行われて寺の焼失は免れた。おかげで我々は江戸時代の貴重な建造物を間近で見ることができる。

庫裏(くり)

寺の関係者の話では本堂よりも庫裏(くり=住まい)の方が古いそうだ。境内には菅茶山の詩碑が設置されている。

菅茶山の詩碑

鐘楼と山門

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井笠バス路線廃止に伴う暫定バス運行のお知らせ

2012年10月28日 | 日記
とりあえず11月から来年の3月末日までは井笠バスの路線の運行は中国バスが代行することになったが、新年度からは廃止や減便となる路線も出るようだ。福山駅から神辺方面に向かうバスにはほとんど人が乗っていないと聞くから、これも危ないのかもしれない。

新橋バス停(イトーヨーカドー福山店前)で不安げに時刻表を眺める年寄りの姿があった。どこまで不便な地で暮らす市民の足を確保できるのか、役所の対応に視線が集まっている。市の無駄な支出として真っ先に槍玉にあげられるのはあの娯楽施設だろう。

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東京駅丸の内駅舎保存復原記念スタンプラリー

2012年10月28日 | 日記
昔世話になった男から不意に届いた葉書。その裏には丸の内駅舎(工部大学校卒の辰野金吾が設計)の記念スタンプが押してあった。彼は暇を作ってエキュート東京のフリースペース「Fubutsushi」で何枚も(4色別々の)スタンプを重ね押しした(10月末日までの限定サービス)ようである。スタンプの下に「最も出来栄えがよかった物を送る」と独特の文字で綴ってあった。

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備後国神辺宿の十日市胡神社

2012年10月28日 | 郷土史
蛭田踏切から妙立寺(みょうりゅうじ)の門前へ移動する。山門をくぐると日蓮宗特有のひげ文字が刻まれた供養塔がいくつかあった。菅茶山編纂の『福山志料』には妙立寺に関して次のような記述がある。

妙立寺
法晶山法華宗本法寺由緒書ニ應永ノ頃日親上人開基ナリ事上人行記ト云書ニ分明ナリト云モトハ寺領ヨホトアリシヨシナリ

約200年前に発生した神辺の大火(文化4年・1807)では宿場・川北のほとんどと川南の大部分が焼けている。火はこの紺屋町まで襲ってきたという(『川南庄屋日記抄』を参照)

福山市神辺町川南の妙立寺

十日市胡神社

山門前から東へ歩いていくと道路脇に小さな十日市胡神社が鎮座しているが、神社より南が焼失を免れたエリアということになる。火事と地震が恐ろしいのは今も同じことで防災意識を高める上でも悲惨な歴史を振り返ることは意味がある。

十日市胡神社(その2)

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旬の茶豆を塩茹でにする

2012年10月27日 | 家飯
今年も知人が茶豆(枝豆の一種)を持ってきてくれた。私は鞘を手に取って「これはいい」と呟いた。豆の両端を切り落とし水洗いして汚れを落とし塩で揉む。

大鍋で湯を沸かして塩を大さじ2杯ほど加えて茶豆を入れ4~5分茹でる。これを急冷してザルに取り全体に塩を振って半日から1日寝かせる。

茹でた豆を急いで冷却し水切りして塩を全体になじませる

塩がなじんだ茶豆は食べる者を無言にさせる。本当に美味しいものをいただくのは1年に1回で十分だ。生産者が手塩にかけて育てた秋の恵みに感謝である。

塩がなじんだ状態の茶豆

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秋サバを煮付ける

2012年10月26日 | 家飯
秋のサバにはたっぷり脂がのっている。ゆえに料理を選ばない。私は青森県産のサバを醤油煮にした。こちらでは味噌煮よりも断然醤油煮の方が人気がある。煮付けは飯が本当に進む。それだけが難だ(笑)

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アカアシエビの塩焼き

2012年10月26日 | 食材
アカアシエビはクルマエビの代替品として用いられる。旨煮やフライに加工されて仕出しの折りに入ることが多いのはプロが指摘するように大味だからだろう。

塩焼きにして食べたが、味・食感・見栄え(赤の発色具合)の優れたクルマエビとの差は歴然としている。味のみを優先するならば地元のシラサエビになる。エビは大きければよいというものでもないのである。

アカアシエビの塩焼き

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神辺宿の路地裏で見つけた蜘蛛の巣 

2012年10月25日 | 日記
神辺宿の裏通りで大きな蜘蛛を見つけた。青空の下で幾何学模様の網を張り獲物がかかるのをじっと待っている。自然の営みとは実に残酷なものだ。福山の中心部にいる時には空の美しさなど気にもかけていないのだが、静かな空間に身を置くと色んな物が魅力的に思えてくるから不思議だ。

落下した毬栗

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井原鉄道・井原線の蛭田踏切前で佇む

2012年10月25日 | 郷土史
紺屋町(※)に入ると右手に海鼠壁の家が建っている。独特の文様が印象的な菅波歯科医院(福山市神辺町川南)横の狭い路地を西へ進む。

末広湯

末広湯、ひげ文字が刻まれた石碑の前を通過して蛭田踏切に到る。2つある線路の手前が井原鉄道の井原線、向こう側がJR福塩線だ。

ひげ文字が刻まれた石碑

井原鉄道及び福塩線の蛭田踏切

思えば生まれてから福塩線に乗ったのはたったの2回(=1日)である。中学のワル共と福山からはるばる駅家まで遠征したのだ。確か小太りの八(うっかり八兵衛に面も行動もそっくりの同級生)の発案で服部大池へ遊びに行った。その帰りに馬鹿でかい家を見つけて仲間とえらい盛り上がったことだけは覚えている。

余程興奮していたのか、晩飯の際にも城のような御殿を見物した話をして家族一同を苦笑させたのであった。踏切前から寺の広い敷地を見つめていた私は無鉄砲な計画を咎められた日のことをはっきりと思い出した。

井原鉄道の車両(総社行き)

蛭田踏切から東方を望む


※牢屋小路 紺屋町ニアリ(菅茶山編纂『福山志料』より)

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神辺宿・歴史まつりの町家見学

2012年10月24日 | 郷土史
祭りを楽しむ人で溢れる「三日市通り」まで戻り特別公開中の町家を見学させてもらった。初めて目にするものに私の胸は躍った。

旧神辺宿の三日市通り

千々木邸のこじんまりとした庭を眺め、当主から貴重な菅茶山の書の説明を受けた。筆跡にははっきりと人柄が表れるというが、素直な字であった。

千々木邸

旧神辺宿の三日市通り2

最も印象に残ったのは三木邸だ。内部は落ち着いた造りとなっている。神棚の配置や手の込んだ竹細工など、建築工学が趣味の人間にとっては非常に魅力的だ。

三木邸内部

三木邸内部2

旧福山市街のチャラチャラした祭りとは違って歴史の重みと品が感じられるのがよい。私は「来年も来たいな」と思った。

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福山市神辺町川北の酒蔵・株式会社天寶一

2012年10月23日 | 郷土史
広島県の地酒の質は総じて高い。私は普段、醉心(三原市)や賀茂泉(東広島市)を飲んでいるが、地元の日本酒ではキリッとした飲み口の天寶一(てんぽういち)が好みだ。

天寶一のホームページには創業明治43年(1910)、社名(及び銘柄)は「天地の唯一の宝」という意味だと書いてある。天寶一と合う小鍋立てを来月辺りに作ってみようと思う。

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