寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

天国への階段に盗作疑惑浮上(ニュースチェック11)

2016年04月14日 | 洋楽
昨日のニュースチェック11(国際)ではレッド・ゼッペリンの「天国への階段」に浮上したパクリ疑惑を取り上げていたのが白眉だった。あまりにも有名なイントロ部分(数秒間)を元ネタとされるスピリットの「トーラス」と聴き比べるという手法がいい。

名曲

バンドのメンバー

単にコード進行がよく似ているだけでなくスピリットのメンバーとジミー・ペイジには接点があったことが既に知られている。落ち目のギタリスト(今や本業での活躍はゼロで西新宿でのブート漁りが趣味w)の前科を考慮に入れると分が悪い。なんぼか握らせて収拾を図るのではないかと私は予想する。

判定はいかに

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George Martin / In My Life

2016年03月10日 | 洋楽
ビートルズの成功を陰で支えたジョージ・マーティン(名プロデューサー)が3月8日に亡くなった(享年90)。彼が引退を決め最後に手掛けたアルバム(1998年3月発表)を追悼の意味で聴いた(以下、赤字はインナーからの引用 訳:内田久美子)。 

2ショット


 今までどれほどのレコードをプロデュースしたか、もう数えきれなくなってしまったが、その数はどうであれ、最後の一枚になる作品が必ずあるはずだ。もしそうなら、なぜそれを偶然にまかせるのか? それをどんなものにするか、自分で決めればよいではないか。好ましく思い出すことのできる、楽しく作って楽しく聴けるものにしよう。
 私はあるアイデアを思いついた。友人やヒーローたち、つまり私が常に好感をもち称賛してきた人たちに、私の人生の重要な部分を占める音楽にともにかかわってもらおうと考えたのだ。それは同時に彼らに対する敬意のしるしでもあった。ビートルズは、言うまでもなく私の友人でありヒーローだが、彼らに参加してもらうことはまず不可能だ。そこで、せめて彼らの曲を選び、意外な人たちに歌ってもらうことにした。

A Day In The Life Jeff Beck
 もう何年も前、ジェフと私は、時代の雰囲気をよく捉えた2枚のアルバムをともに作り、世界中のリスナーを興奮させた。中でも名作となった『ブロウ・バイ・ブロウ』は、私が偉大なプレイヤーと組んで制作した最高傑作のひとつだ。“ア・デイ・イン・ザ・ライフ”はジェフ自身の選曲だった。彼はギターを人間の声のように歌わせることのできるギタリストである。クライマックスにオーケストラはほどんど必要なかった。ギターがすべてを語っている。

私は3曲目のジェフ・ベックによるカバーが聴きたくてCDを購入したのだが、今や愛聴盤の一つである(ジョン・レノンの曲が多いのがよい)。変わり者の天才ギタリストは『ブロウ・バイ・ブロウ』録音中にローリング・ストーンズからミック・テイラーの後釜として加入を打診されてダラダラリハーサルにも参加したが、迷った末においしい話を断った。インストロメンタルアルバムの商業的成功はジョージの協力なくしてはありえなかった(=危険な賭けに勝った)ことをジェフは後に回想して感謝の気持ちを表している。この曲はお気に入りのようで以後のツアーでずっと演奏されている。あの世のジョージも嬉しく思っていることだろう。

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PAUL McCARTNEY & WINGS / OVER BOSTON

2013年10月06日 | 洋楽
元ビートルズのベーシスト・ポール・マッカートニーはメロディー・メーカーとして知られる。彼の最も有名な楽曲(実質的にはソロ作品)がイエスタデイだ。ジョン・レノンが射殺されたニュースが全世界に流れた時、私は小学6年生だった。学校から帰ってテレビをつけると余りにも有名なイントロが聴こえてきた。私がビートルズに夢中になるのはそれから数年後のことである。

今年11月来日するポールはプロ意識の非常に強い人だ。ビートルズのメンバーが過密コンサート・スケジュールに嫌気がさしていた頃でも彼だけはファン・サービスに努めていた。昭和41年(1966)の武道館公演の映像を見るとそれがよく分かる。結局ビートルズとしての興行コンサートはこの年が最後になった。武道館に足を運んだ黒柳徹子さんが自身のトーク番組で興奮のあまり失禁する女性ファンを何人も見たという話は非常に生々しかった。

ポールの全盛期はウィングスとして活動していた昭和51年(1976)頃だと私は思う。この年ウィングスは全米ツアーを行いその模様はオフィシャルアルバムに(一応継ぎ接ぎの完全版として)収録された。オフィシャルは音質最高だが、観客の口笛や手拍子は聴こえないので臨場感には欠ける。会場の熱気や演奏レベルの高さを知るにはやはりブートレッグを聴く必要がある。5月22日のボストン公演は当時の隠密録音(オープンリールテープを使用したと思われる)としては最高峰だ(アンコールに演奏されていたソイリーだけがイングルウッド公演。※演奏されなかった可能性もあるが、詳細は不明)

改めて聴きなおしてみたが、ポールの演奏は完璧と言ってよいほど凄い。アコースティック・セットの夢の人~ブラックバード~イエスタデイの流れがいい。後半マイ・ラブ、あの娘におせっかい、シリー・ラブ・ソングズ、バンド・オン・ザ・ランと全米№1になった曲が続き最高のフィナーレを迎える。生を観た人が本当に羨ましい。

内ジャケット

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違法DL罰則化・回復しない音楽売り上げが示すもの(産経新聞)

2013年10月05日 | 洋楽
私は昨日産経新聞の「ネットろんだん」を読んで苦笑した。音楽業界はコピーコントロールCD発売での総スカンから結局何も学ばなかった。売り上げ不振の最大の要因は買いたい曲があまりないということに尽きる。そして世界的にCD(かさ張る記録媒体)を保有する意味合いが薄れてきているのである。40代の私でさえもCDの枚数を減らす努力をしているのだから。

もはや気に入った楽曲をダウンロードして聴くことには何の抵抗感もない。ブートレッグ(海賊盤)の市場も同様に振るわず大きく様変わりした。ローリング・ストーンズの古典的名盤「ナスティー・ミュージック(元ネタはキング・ビスケット・フラワー・アワー提供のライブ録音)」は1973年のヨーロピアンツアーからブリュッセル公演をメインに収録したものだった。レコード全盛期には西新宿某店で○万円という目が飛び出るような値で取り引きされていたとか。

私はこのブートCDを結構愛聴したものだったが、今や価値無しである。2011年にオフシャル・ブートレッグとしてダウンロード販売が始まり、何と放送禁止用語連発でカットされていた「スター・オメカー」まで入っている。絶頂期のライブ盤を音楽ファイルとして誰もが安く入手できる時代になったことは誠に喜ばしい。裏モノの価値をアーティストもレコード会社も認めざるを得なくなった一例だ。

ナスティー・ミュージックの収録曲

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THE BEATLES 1962-1970

2010年12月07日 | 洋楽
ビートルズの赤盤・青盤(デジタルリマスター海外製)を通販で購入した。紙製の収納ケースは無用の長物なのでCD4枚をプラケースに移した。ブックレットやジャケットは私にとってはどうでもいいのである。欲しいのは音だけだ。

「ラバー・ソウル」からピックアップされたジョンの曲が特によい。寿司ネタでいえば極上の白身にあたる。ジョージの曲は光り物、リンゴのそれは昆布〆といったところか。ポールの脂っぽさ(及びくどさ)を中和するのが彼らの大きな役目である。

紙製の収納ケース(CDが取り出し難いのが難)

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雨上がりにくつろぎながら聴くブートレッグ(ALL MEAT MUSIC)

2010年06月16日 | 洋楽

雨が上がった後は蒸し暑い。日本酒の水割りを空にした私は棚の肥やしとなっていたブートレッグ「ALL MEAT MUSIC」を取り出してCDプレイヤーのトレイに乗せて再生ボタンを押した。

ローリング・ストーンズの古典的裏名盤として有名だが、若い人に「豚マーク(※)」と言っても分からないだろう。リアルタイムでブートを購入していた連中は既に60歳前後になっているのだから(笑)

ユニークなジャケット、レア曲収録、数々の伝説を生み出したコンサート会場での隠密録音(決してオフィシャル・リリースされない)などがブートの魅力である。バンドは絶頂期を迎えたと言っても過言ではなく、特にミック・ジャガーとミック・テイラーの活躍が光る。火を噴くようなテイラー節が最期まで堪能できるのがミソなのだ。残念なのはSTREET FIGHTING MANが盛り上がる所でフェイドアウトしてしまうこと。「アホか!」と叫びたくなるが、昔のブートレッグにこの手の欠点はつきものだったのである。

※ビートルズ海賊盤辞典 / 松本常男(講談社文庫 昭和60年 絶版)
TMOQ-Ⅱ(TRADE MARK OF QUALITY-Ⅱ)
 トレード・マークのイラストは、葉巻きをくわえた豚である。そのためアメリカでは「シガー・スモーキング・ピッグ」、日本では「スモーキン」あるいは「スモーキンTMQ」(日本のファンは“O”を発音しないことが多い)と呼ばれている。
 イラストはTMOQ系の一連のジャケットを手がけたウィリアム・スタウトによるもの。
 カラー・ビニール中心だったTMOQ-Ⅰに較べ、Ⅱのレコードのほとんどはレギュラー・ブラック。カラー・ビニールものは73年初頭にプレスされた数種類のみである。ジャケットもⅠとⅡでは異なっている。TMOQ-Ⅱにはスタンプやステッカー・タイプはない。全てスリック・ジャケットである。両者のジャケットの地色はよく似ているが、紙質や色が微妙に違う。
 TMOQ-Ⅱのオリジナル盤のマトリックス・ナンバーは1700番台と1800番台。73000番台は基本的にはリイシュー・ナンバーだが、73年に発売されたオリジナル盤のスリックにもこの73000番台は使用されている。また71000番台はTMOQ-Ⅰのリイシュー・ナンバーだが、TMOQ-Ⅱでも同一内容のレコードを同一番号で発売している。
 ソースはTMOQ-Ⅰ同様、テレビやラジオのエア・チェックものが多いが、コンサート会場における隠し録りライブも数多い。隠し録りの常として、音質は悪くなる。しかし貴重性という付加価値によりある程度は売れたので、これ以降、他のブートレガーが真似をし、音の悪いライブ盤が出回るようになった。一時期「海賊盤のライブ盤は音が悪い」という定説があったが、このきっかけを作ったのはTMOQ-Ⅱなのである。
 この会社は、海賊盤業界に長期間存在しているように思われているが、実際の活動は73年から75にかけての約2年半程度。その後はずっと沈黙していたが、83年にTMOQ-Ⅱ RE-ISSUEとして再登場した。

ブートCDの表ジャケット

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JOHN LENNON / IMAJINE

2010年01月09日 | 洋楽

ジョン・レノンのアルバムでは最も有名かも知れない。表題曲は彼の代表作でその他にも美しいメロディーや明るい曲調の歌が多いことから「ジョンの魂」よりも人気があるようだ。

盟友ジョージ・ハリソンが参加したCRIPPLED INSIDE、GIMME SOME TRUTH、OH! MY LOVEがいい味を出している。

ねちっこくて小うるさいポール・マッカートニーの脳天に五寸釘を打ち込んだHOW DO YOU SLEEP?はきつい内容だ。こういう曲をB面にさりげなく盛り込む彼のセンスには脱帽である。「IMAGINE」をプロデュースしたかったと語ったジョージ・マーティンならば収録は見送ったかも(笑)

扱き下ろされたポール(写真はレット・イット・ビー・セッションより

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暮に聴くLET IT BE

2009年12月29日 | 洋楽

LET IT BEは中学時代の愛聴アルバムだった。霧のかかったようなサウンドは不思議な魅力を持つ。この中にジョージ・ハリソンの曲が2つ入っているが、「I ME MINE」が特に好きだった。

ジョージ曰く「エゴイズム」をテーマにした曲で、メンバーに「こうしろ、あーしろ」と細かく執拗な指示を出すポール・マッカートニーを強烈に皮肉ったという説はあまりにも有名だ。

映画の中でポールがあえてジョージのプライドを傷つけるような発言をするシーンを見ている人は歌詞の意味するところに苦笑したことだろう。我の強さは時に他人を不快にさせる、そんな身近なテーマをとり上げ扱き下ろす英国人のセンスはすばらしい。

下らない自己主張ばかり続ける人間は私も昔から大嫌いである。「餌をくれ」と四六時中鳴く「狂犬」と知的レベルは同等だと思う。個人的感情をぶつける「匙加減」を間違え続ける輩を北関東の方言で「でれすけ」と言う(笑)

ビートルズ解散前

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JOHN LENNON / PLASTIC ONO BAND

2009年07月26日 | 洋楽

ビートルズ解散後に発表されたジョン・レノンのソロ第1作。彼のアルバムの中では最もよく聴いた。「イマジン」と比べると地味な曲が多いが、どれも味わい深いものばかりだ。

発売から40年近く時が経過した現在も作品が輝き続けているのは何故だろうか。それは身の回りの現実を冷静に見つめた上で言葉を吟味し淡々と歌っていることにあると思う。シンプルの極みとも言える音作りは逆に新鮮な感じがする。ジメジメした梅雨時に耳を傾けても疲れることがない。

皮肉屋ジョンはまさに閃きの人であった。

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自動車整備工員のような姿で登場したジェフ・ベック(後編)

2009年02月20日 | 洋楽

Angelの終盤で音を外した御大は少し照れくさそうだった。ヴィニーのドラムソロが始まった辺りからメンバーのテンションは上がってきてGoodbye Pork Pie Hat~Brush With The Bluesは大いに盛り上がった。デイビットの見せ場とも言えるBlue Windをセットリストに入れたのは正解だろう。

コンサートは20時25分に一旦終了。ここから総立ちとなる。2分ほどして御大とデイビットが出て来た。初っ端で職人技を見せつけられ館内は静まり返る。以後は楽しい演奏が続いた。アンコールは計4曲。

タルが貰った花束を客席に投げ返す一面があった。それを掴み取ったのは2列目のご婦人だった。あれほど喋った御大を初めて観た。機嫌がよかったということだ。お開きは20時44分。会場を出る人達の顔はにこやかに見えた。

コンサート終了後、公園そばのグッズ売り場に群がる人達

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自動車整備工員のような姿で登場したジェフ・ベック(前編)

2009年02月20日 | 洋楽

本町駅から地上に出ると大阪の街は既に暗くなっていた。「大阪厚生年金会館」前の公園は薄毛のおっさん達で溢れていた。チケットを取り出し受付に向かう。持ち物検査はほとんどしていないのに等しい。当日券1万円の張り紙がしてあるのを見た。

首が痛くなりそうな座席に腰掛けて最前列の有名人を探した。ちょうどその時、「欧陽菲菲」が入ってきた。「すげえ」と言いそうになったが、よく似たおばさまだったのである(笑)

大阪初日は、19時12分に幕を開けた。白い衣装で登場したジェフ・ベックを目にして自動車整備工員を連想した。御大の調子はまずまずといった感じである。「Who Else!」お披露目ツアーのような激しいプレーはない。ギター版歌謡コンサート風で座って観るにはいいのかも。

タル姉さんの長いベースソロをフューチャーしたCause We've Ended As Lovers、残念ながら消化不良のギターソロになった(いつものことかもしれん)。People Get Readyのイントロに手を叩いて喜ぶ観客が多かったのはうれしい。この辺りから彼のアルバムを聴き始めた私も同じ気持ちだった。

開場直後の「大阪厚生年金会館」前の様子

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CD販売枚数は下降線の一途を辿る(アメリカ合衆国)

2009年01月02日 | 洋楽
インターネットのニュースを見て「我が国以上に事態は深刻なのかもしれん」と思った。

2008年のアメリカ合衆国におけるCDアルバム販売枚数は前年比14%減で1991年の統計開始から最低の数字を記録したとニールマンの発表があった。これは2000年のピーク時の45%減になるとのこと。

不景気の影響とダウンロード販売が主流になりつつあることが大きな要因だろうが、魅力ある作品が出てこない(日本も同様の状態)のもあると思う。

昨年私が購入したCD枚数は5以上10未満だった。全盛期の10分の1である。優先順位をつけて無駄を徹底的に省いたおかげで棚もすっきりした(笑)

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LED ZEPPELIN / ONE NIGHT STAND IN PARIS

2008年12月30日 | 洋楽

年末に突如リリースされたレッド・ゼッペリンのブートレッグ。昨年一大ブームとなった「OLYMPIA 1969」と同内容であるが、鬱陶しくてたまらなかったフランス人DJのコメントが1枚目には入っていないのがミソ。

「ジミー・ペイジは最初からギターが下手だった」と勘違いしている人達にぜひとも聴いてほしい。エディ・ヴァン・ヘイレン級の凄腕だったとは決して言わないが、並以上の実力が昔は確かにあった。

1969年秋というとバンドの人気は鰻上りの時期で非常に熱い演奏をしている。ペイジの身勝手なリズム感を堪能するには最適のCDだ。久しぶりにパリ公演を通して聴き、器用なジョンジーがいたからこそレッド・ゼッペリンは大きな成功を収めることができたのだと感じた。

ペイジと顔が瓜二つの「高見のっぽ」さんは晩年に一花咲かせた。「本家」にももう少し頑張ってもらいたいところだが、才能と情熱が失われた現在では到底叶わぬ夢である(笑)

1969年のパリ公演を収録した新旧ブートレッグ

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Jeff Beck / live at Ronnie Scott's

2008年11月30日 | 洋楽

昨年、ジェフ・ベックは母国ロンドンのジャズクラブでコンサートを開いた。すぐにブート(非合法のブツ)が出たが、私は無視した。1年後、正式に発売されたCDを聴き、己の判断が正しかったことを確信した。

餌のついていない釣り針を急いで飲み込みような愚かな行為を繰り返しているのは「精神年齢の低いおっさん」だけである。じっくり待つことができるのが「真の大人」だ(笑)

テクニシャンがバックを固め、ベックは伸び伸びとギターを弾いている。まさに職人の仕事である。ヤードバーズ出身(同門)のエリック・クラプトンはバタヤンみたいになってしまってもはや輝きを感じないし、ジミー・ペイジのギタリストとしての生命はとっくの昔に終わっている。現役バリバリなのはベック一人だ。

2006年7月の来日公演とセットリストはほぼ同じなのだが、アレンジが大幅に変わった曲が目立つ。ベースソロを組み込んだ「哀しみの恋人達」はフュージョン色が濃くなって新たな味わいが生まれている。

この曲でベックのギターは見事にむせび泣いているが、他ではアグレッシブなプレイが多い。荒削りともいえるフレーズの数々が随所に飛び出して聴く者の心を大きく揺さぶる。

来年2月、再び日本の地を踏む孤高のギタリストはどんな名演を残してくれるだろうか。今から非常に楽しみだ。

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ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(紀尾井シンフォニエッタ東京)

2008年09月15日 | 洋楽

私がクラシック音楽なるものに興味を持ち始めたのは中学に上がった頃だった。音楽の授業で採り上げられた「魔王」がきっかけとなって、所謂古典をエアチェックするようになった。

それからまもなくベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を知り、壮大なスケールを持った美しい曲をテープで繰り返し聴いたものだった。時は流れ、四半世紀が過ぎたが、いまだに「英雄」は好きである。

苦いコーヒーを啜りながら「紀尾井シンフォニエッタ東京」の演奏に耳を傾けた。私は「温故知新」という言葉を思い起こして静かな休日のひと時を楽しんだ。

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