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の日記2月8日「野々村的「Dragostea Din Tei」和訳」

2006年02月09日 | 音楽
おばんでした、野々村です。

今日は大雪という予報だったのですがあまり降りませんでした。

そう言えばどうでしょうの今年の新作の内容が決まったそうですが、別の機会にそれは
書きたいと思います。

CUE関連でもう一つ、昨夜の夢に森崎博之さんと佐藤重幸さんが出て来ました。
森崎さんが作詞作曲してミスターと歌った名曲「つぼみ」を歌っていたら森崎さんが
ウルウル泣き出して、僕の横で寝っ転がっていたシゲさんが「モリ涙もろいからそんな
いい歌はここじゃ歌わない方がいいぞ?」って注意されちゃういました(^^:

その後の夢ではなぜかジャンプ観戦、トリノに向けて不安がる原田選手の不安を取り払い、
その後ノイズチームと合流するという内容でした(ぁ

さて、ここで今日の本題へ。
昨日の予告通りO-ZONEの話題です。
O-ZONEの大ヒット曲「Dragostea Din Tei」の和訳が一時期いくつかのファンの
ブログにて展開されたのですが、遅ればせながら僕も自分なりの表現でやってみました。
途中意訳もありますが気にしないで下さい。
ちなみに単語の意味はファン仲間のさえもんさんの所の単語帳を活用してみました。
では行ってみましょう。

Dragostea Din Tei(菩提樹の下の恋)

Lyric by Dan Balan
作詞:ダン・バラン

☆MA-IA-HI, MA-IA-HU, MA-IA-HO, MA-IA-HA, Ha
 あぁ5月*1よ 君に恋した5月よ
 
 MA-IA-HI, MA-IA-HU, MA-IA-HO, MA-IA-HA, Ha
 僕の所に帰ってきておくれ(意訳)

(☆繰り返し)

Alo,Salut...Sunt Eu un...Haiduc
もしもし、やあ、僕だよ、義賊ハイドゥク*2さ。

Si Te Rog, Iubirea Mea
そしてお願いだ、愛した君よ。

Primeste Fericirea
きっと幸せになっておくれ。

Alo...Alo... Sunt Eu, Picasso
もしもし、もしもし、僕だよ。ピカソ*3だよ。

Ti-Am Dat Beep
君に電話したんだ。

Si Sunt Voinic
確かに一方的にだった。

Dar Sa Stii, Nu-Ti Cer Nimic
だけど君に何かを求めてるわけじゃない、わかってくれるね?


★Vrei Sa Pleci Dar, Nu Ma, Nu Ma Iei
 君は行ってしまいたいんだね

 Nu Ma, Nu Ma Iei Nu Ma, Nu Ma, Nu Ma Iei
 でも僕を連れて行ってはくれないんだ

 Chipul Tau Si Dragostea Din Tei
 君の面影よ、菩提樹の下の恋よ、

 Imi Amintesc De Ochii Tai
 君の瞳を思い出すんだ。

 Vrei Sa Pleci Dar, Nu Ma, Nu Ma Iei
 行ってしまいたいんだね。

 Nu Ma, Nu Ma Iei Nu Ma, Nu Ma, Nu Ma Iei
 僕をおいて、彼の所へ(意訳)

 Chipul Tau Si Dragostea Din Tei
 面影と、そして菩提樹の花のようだったひと夏の恋*4

 Imi Amintesc De Ochii Tai
 君のことが忘れられないんだ(意訳)


Te Sun...Sa-Ti Spun... Ce Simt Acum
君に電話で伝えたいんだ。この気持ちを。

Alo, Iubirea Mea
もしもし、愛する君よ

Sunt Eu, Fericirea
僕だよ。幸せになってね。

Alo... Alo... Sunt Iarasi Eu...Picasso
もしもし、もしもし、また僕だよ。ピカソだよ。

Ti-Am Dat Beep
君に電話したんだ。

Si Sunt Voinic
たしかに何度もしつこいかもしれない(意訳)

Dar Sa Stii, Nu-Ti Cer Nimic
だけど君に何かを求めてたんじゃないんだからね?

(★繰り返し)
(☆2回繰り返し)
(★繰り返し)

*1:ルーマニア語では5月のことを「Mai(マイ)」と言います。5月は夏、すなわち恋の
  季節の始まりで、この歌詞からは「君」と恋に落ちたときのことを思い出している
  ことが伺えました。「A-HI」には特に意味はないようですが、歌詞の雰囲気から
  「嗚呼(あぁ)○○よ」とやってみました。

*2:Haiduc(ハイドゥク)はその昔、ルーマニアなどバルカン地方の森を根城にしていた
  義賊です。元々はオスマン・トルコ軍の支配を嫌って森に逃げ込んだアウトローの
  農民たちで、オスマン軍などを襲って物品を奪うことを生業にしていたそうです。
  この歌詞では、「君の心を盗んで彼にあげてしまった」から義賊なのでしょう。

*3:ラドゥ・アレクセイ・サルブのニックネームがピカソなのはファンの間では有名
  ですが(絵が得意だからだそうな)、この歌詞の「ピカソ」がラドゥのこととは考え
  られません。
  しかし、アルセニエ→ラドゥ→ダンの順で歌っていくこの歌で、ちょうどラドゥの
  パートにこの「ピカソ」の名前が出てくるので、ダンはこの場所にラドゥの愛称
  である「ピカソ」を使ったのでしょう。

*4:シューベルトの歌曲集「冬の旅」にも曲名で登場する菩提樹(リンデンバウム)は、
  彼等の故郷モルドバでは、夏を代表する花だそうです。
  この菩提樹の花は初夏に小さな花を咲かせ甘い香りを出すもののすぐに散ってしまう
  ことから「菩提樹の下の恋」は「ひと夏の束の間の恋」「偽りの愛」の隠喩として
  使われるらしいです。

と言った感じに訳してみました。
この歌は失恋の歌なんですね。ただしそれだけでなく、ヨーロッパ最貧国である
モルドバにいて、国を捨てて出て行く(そして外国で幸せになる)親しい人を見送るという
意味も含んでいるのかも知れません。
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3 コメント

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菩提樹 (さえもん)
2006-02-09 20:59:55
やはり歌の歌詞って訳す人によってニュアンスというか、

感じがかわって面白いですね。



>国を捨てて出て行く(そして外国で幸せになる)親しい人を見送るという

 意味も含んでいるのかも知れません。

なるほど…。

恋愛でいうなら遠距離、国を出て行ってしまう彼女の思いは

とめられないけど、彼女を止めることもできない…

という感じでしょうか。

それに「幸せになってくれ」って所はエールともとれますものね。



うーん、DDTは奥が深いです。
Unknown (サブマリン)
2006-02-09 22:32:33
さえもんさんの言われる通り、人によって訳し方が変わって来て面白いです。

普通なら「アウトロー」のところが「義賊」って訳されてる所と「菩提樹の下の恋」が「菩提樹の花のようだったひと夏の恋」って訳されてる所がいいですね。僕には野々村さんの訳の方がしっくり来ます。

レス~ (野々村@管理人)
2006-02-10 02:12:00
>さえもんさん

早速のコメントありがとうございます!

映画の字幕にも言えることですが確かに訳す人によってニュアンスが

違って面白いですよね。



 >エール

 捨てられたのは辛いけど愛した人には幸せであって欲しい、

 これもまた愛なんでしょうね。



>サブマリンさん

確かに「アウトロー」という訳は多いですよね。

ロックをやっていたダンのイメージからでしょうか?

他にも「ナイト」という訳もありますよ。

僕のがしっくりと言っていただけて嬉しいです(^^

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