たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

ホンモノの雪を解かすBogoliubov変換

2010-02-02 03:21:58 | Weblog
 雪が降ってるみたいですね。積れ積れぃ!

 雪は、「冷たい雲」で氷晶核によって凝結され、普段は「冷たい雨」として落ちてくる雨が、気温などの環境要因によって、そのまま落ちてくる現象であり、この説は、ベルシェロン・フィンデセンの氷晶説と呼ばれる。
 基となる氷晶核は、普通の「暖かい雨」で必要な凝結核(エアロゾルの1つ)よりも少ないらしく、その点でも雪って降りにくいのかもしれませんね。

 ある程度、年齢を重ねてしまうと、雪ほど、めんどくさい代物はない。
 歩きにくいし、交通はマヒするし。関東圏では、傘ささないといけないしね。ちなみに、ボストンでは傘ささなくても良いらしいです。-20℃にもなってしまうと、俺らでいう雪っと感覚が違うのでしょうか。

 っさ、でも、こっからですよ、皆さん、こういう風な賢さがあるところまでは、最低限。こっから、いかに、感情を失わせないか、いかに、感情を注入するかです。もう、そろそろ、理解していただけたでしょうか??この展開。

 俺は、雪に対しては、めちゃめちゃ、そのままの感情が残ってしまって、誰よりも、触りたがる。
 一番に触って、触った瞬間に後悔する。『(うわぁ、つめてー。触るんじゃなかったー。)』って。んで、悔しいから、となりにいる人に、そいつを投げる。「なにすんだ、このやろー!!」とか言われ、雪玉を投げつけられる。
 小学生とカワラナイな。

 んでも、それを、さらに超えて、今年は、冷静です。もー、ぜったい触んないですもん。
 っとか思いながらの帰り道。なーんだ、まだ、雨しか降らないのかって、思い、傘を下げると、俺の傘に氷のカケラが。。あーあ。思わず触っちゃった(笑)。
 その氷のカケラは、雪とは呼べなかったかもしれない。すぐ溶けちゃったし。そう考えると、悲しい。
 だけど、俺を楽しませてくれたから、それでイイ。たとえ、偽善でも虚偽でもキレイゴトでも、そのおかげで、誰かが楽しかったり、実質的に誰かが助かるなら、嘘という不真面目さは安いもんだ。

 そんなとき、感情が思考を貫いていくのを感じる。思考という抵抗を、絶対零度近くじゃなくても、常温で貫いていく。
 出発点が偽善でも貫き切れたなら、本当のそれと同等にホンモノだと、思いきってみたい。
コメント
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